【会見全文】4月のRIZIN二連戦開催が決定!サトシvsケース、牛久vs斎藤、浜崎vs伊澤の三大タイトルマッチはすべてリベンジマッチ!矢地がグスタボに3年半ぶりの雪辱を誓う!

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 10日、都内某所にて『SPASHAN HPS presents RIZIN TRIGGER 3rd』および『湘南美容クリニック presents RIZIN.35』についてのカード発表記者会見が行われた。

RIZIN TRIGGER 3rd


 会見は二部構成で行われ、まずは4月16日に行われる『SPASHAN HPS presents RIZIN TRIGGER 3rd』についての会見を実施。

榊原信行CEO
「こんちは。シーズンも度のスポーツもこの春いよいよ開幕に向かって動き出すところですが、RIZINも10日後に迫ったRIZIN34、大阪大会。ここから一気に加速度的にシーズン本番に向けて進めていければと、そう思っております。20日の大阪大会10日前のタイミングですが、その先の2大会同時にこの場で発表させていただきます。開催日は4月16日土曜日、TRIGGER。そして17日日曜日ナンバーシリーズ、2大会連続で大会を開催させていただきます。正式タイトルは前回静岡大会でも協賛いただいたSPASHANさん、HPSさんに冠協賛に迎えて開催させていただきます。4月17日、翌日はナンバーシリーズと、会場は格闘技界では初となる武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ、調布市にある会場になります。バドミントンのオリンピックの大会会場にもなって、場所とするとみんなのイメージが付きやすいのが、味スタのすぐ近くにあるアリーナです。2017年に出来たばかりのアリーナで1万人入るすごくきれいなアリーナ。格闘技が進出するのは初となると思いますが、この会場を使って4月16日にTRIGGER、3rd。そして4月17日の日曜日、RIZIN35。両日開催をさせていただきます」

 続いて、出場選手が会見に登場しカード発表。選手たちがコメントを発表した。


▼RIZIN MMAルール 66kg 5分3R
金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)
vs
摩嶋一整(毛利道場)

摩嶋一整(代読)
「この度はRIZIN TRIGGER3rdへの出場オファーを頂きましてありがとうございます。山口県の毛利道場から参戦します摩嶋一整です。まず対戦相手の金原選手についてですが、過去にUFCにも出場しているベテランの強豪選手で、一番印象深いのは山本“KID”徳郁選手に勝った試合ですね。そんな選手が対戦候補として自分の名前を出してくれたみたいで光栄に思っていますし、きっちり倒してフェザー級の上位争いに絡んでいけたらと思っています。特に今回はケージでの試合に鳴るので、自分の持ち味を出して応援してくれる皆さんの前で最高の試合を魅せたいと思います」

金原正徳
「こんちは!金原です。2020年に引退して、2021年に復帰して、2022年に再起戦というのを継続的に参戦することになりました。家族から大反対されて、4月リングに上がるんですけど反対されたからには勝たないとまた次立たせてくれないと思うんで、大好きなケージで、僕のケージディフェンス、ケージレスリングをうまく使いながら最後フィニッシュ出来たらいいなと思います。もうちょっと格闘技楽しみますんで、皆さん見ていてください」


▼RIZIN MMAルール 61kg 5分3R
金太郎(PANCRASE大阪稲垣組)
vs
倉本一真(リバーサルジム新宿MwWe)

倉本一真
「こんにちは!倉本一真です。前回RIZINTRIGGER2ndに引き続き呼んでいただきありがとうございます。前回のような試合をして自分が勝ちたいと思うので楽しみにしていてください」

金太郎
「まいど!金太郎です!前回の倉本選手の試合を見てめちゃくちゃ強いなって思ったけど、前みたいには出来ひんから覚悟しとけよって思ってます。俺も前回、前々回結果残せてないけど、正直そんな僅差で負けてるくらいやから、別に俺次第だから、まあやるかやられるかの試合したろうと思ってます。バチバチにします」


▼RIZIN MMAルール 71kg 5分3R
ルイス・グスタボ(EVOLUCAO THAI)
vs
矢地祐介(フリー)

ルイス・グスタボ(代読)
「やあ、みんな。また日本で試合をすることになって本当に嬉しい。このときのために2年も待った。早くみんなが待ち望んでいたような試合を魅せたい。対戦相手の矢地はフィトスタイルが変わったと聞いたが、見た限り何も変わっていないし、俺は自分のスタイルを貫くだけさ。4月は素晴らしいものを見せることを約束するよ。Heyyy」

矢地祐介
「どーも矢地くんです!僕の連敗はグスタボから始まって、泥沼はグスタボにやられてから始まったんで、彼との再戦はずーとずっと熱望してて、色々コロナとかあって中々実現しなかったですけど、やっと実現したんで、全局面で圧倒して、KO・一本とって、しっかり過去を精算して次に進みたいと思います。今年は海外勢が来られるのであれば海外勢としっかり闘っていきたいと思ってます。そんで、来春くらいにまたベルトとか挑戦できたらなって野望をいだいています。まずは次戦、しっかりグスタボに勝っていい年の始まりにしたいと思ってます」

――金原選手、ご家族の反対があったということですが、それは前回の試合を見てもなお?
金原「そういうことですね。まだ信頼がないので頑張らないとって感じですね(笑)

――それはやはり怪我が心配ということ?
金原「どうなんですかね。色々なことはあると思いますが、とりあえず試合があることは言ってないです」

――ご家族を安心させるにはどういう試合をしたい?
金原「勝つことしか無いですよ(笑)それまでに練習もあるしコロナもあるだろうし、リングに立つまでの準備も気をつけないといけないだろうし、当日も頑張らないといけない。頑張ることが多いんで、頑張ります(笑)」

――現役ファイターとしてここまでは全うしたいという目標は
金原「今目標はないですね。ホント格闘技生活の終活に入っているので。最後になるかもしれないし、全然まだやっちゃうかもしれないし、分からないので、ホント今は1日1日一生懸命生きてるんで、楽しいですよね」

――矢地選手、前回の対戦からここが変わったと思う部分は
矢地「色んな所で言ってるんですけど、ホント試合の組み立て方だとか、試合に対する考え方だとかが一新されて。で、パートパートでそのカード出すのかという選択もできるようになったし、あとは部分部分、パートパート、全部スキルアップしてるんで、根本は変わってないんでしょうけど、試合での自分の立ち振舞が180度変わったと思っているんで。もう、彼は勢いはある打撃ですけど、荒いし、組みに対するディフェンスはザルだと思ってるんで、どっちの局面でもしっかり完膚なきまでに圧倒して、二度とやりたくないって思わせたいなと思ってます」

――矢地選手、今回TRIGGERでケージで闘うことについて
矢地「ケージ、リング、それぞれメリット・デメリットあると思うんですけど、ケージでもたくさん試合してきましたしそんなに不安要素ないというか、練習自体も壁で練習してるのでケージとほぼ遜色ない練習を普段からしているので、どちらかと言うとリングより気持ち馴染みがあるという印象なので、特に何も、いつもどおりって感じですね。リングももちろん大好きなんですけど、ケージも入ったときの高揚感とかリングとは別のものがあるんで、すごく楽しみですね、久しぶりのケージ」

――金太郎選手、現時点で倉本選手を上回っていると思う部分は
金太郎「上回っているというか、お互い全然違うタイプだと思ってるんで、持ち味が出たほうが勝つんじゃないですかね。でも持ち味を出させずに勝てると思ってるんで、楽しみにしててください」

――倉本選手、前回の闘いでは鮮烈な掌底を魅せましたが、今回も狙っていく?
倉本「掌底ももちろんそうですし、前回みたいな試合で一方的に倒したいと思ってますね」

――金原選手、実力者同士の潰し合いという印象を受けるが、今回の試合を聞いたときの率直な感想は
金原「いや、俺のが強いっしょ。なんで実力者同士っていうか……俺のほうが全然強いっしょ。やってるもんが違うですよ」

――摩嶋選手のケージの組みについてはどう思うか
金原「まあ強いとはもちろん思いますし、しっかり組み立ての出来る選手だとは思いますけど、まあそんなに気にしてないですね。全然大丈夫だと思いますね。」

――フェザー級戦線でいろいろな試合があるが、それを踏まえた上でどんな目標があるか
金原「だからそんな目標無いですよ。みんなジャンケンポンですから。グー出すのかチョキ出すのかパー出すのかっていう感じだと思うんで、まあそれだけじゃないですかね」

『SPASHAN HPS presents RIZIN TRIGGER 3rd』
日程:2022年4月16日(土)
開始:14:00(予定)
会場:東京都・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ

▼RIZIN MMAルール 66kg 5分3R
金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)
vs
摩嶋一整(毛利道場)

▼RIZIN MMAルール 61kg 5分3R
金太郎(PANCRASE大阪稲垣組)
vs
倉本一真(リバーサルジム新宿MwWe)

▼RIZIN MMAルール 71kg 5分3R
ルイス・グスタボ(EVOLUCAO THAI)
vs
矢地祐介(フリー)

RIZIN.34


 続いて会見は第二部に移行し、4月17日に開催される『湘南美容クリニック presents RIZIN.35』についての会見を実施。

 出場選手が会見に登場しカード発表。選手たちがコメントを発表した。


▼RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ RIZIN MMAルール 49.0kg 5分3R
【王者】浜崎朱加(AACC)
vs
【挑戦者】伊澤星花(フリー)

伊澤星花
「こんにちは、DEEP JEWELSストロー級チャンピオン、女子格闘技界の超新星、伊澤星花です。今回はこのような試合を組んでいただきありがとうございます。前回は勝つことが出来たんですけど、今回が本当の闘いだと思うので一生懸命頑張ります。応援よろしくお願いします」

浜崎朱加
「浜崎朱加です。こちらこそ、リベンジマッチを組んで頂きありがとうございます。ベルトは持ってるんですけど、直近負けているので、しっかり挑戦者の気持ちで勝ちにいきたいと思います」


▼RIZINフェザー級タイトルマッチ RIZIN MMAルール 66.0kg 5分3R
【王者】牛久絢太郎(K-Clann)
vs
【挑戦者】斎藤裕(パラエストラ小岩)

斎藤裕
「そうですね、とにかく自分のベルトを返してもらうという気持ちが強いのと、試合が続いて負傷箇所とかたくさんあったんですけど、だいぶコンディションが良くなってきて、別人のような気持ちと体を取り戻して戦いに挑みたいと思います。応援よろしくお願いします」

牛久絢太郎
「牛久絢太郎です。まず、ナンバーシリーズに呼んでいただきとても光栄に思います。試合当日は思い切り楽しんで会場を盛り上げますので皆さん応援よろしくお願いします。そして、前回はたまたまって声がすごく多かったんですけど、ちゃんと実力を次の試合で見せます。皆さんよろしくお願いします!」


▼RIZINライト級タイトルマッチ RIZIN MMAルール 71.0kg 5分3R
【王者】ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)
vs
【挑戦者】ジョニー・ケース(MMA LAB)

ジョニー・ケース(代読)
「世界一のファンたちの前でRIZINのベルトをかけて戦える機会を与えてくれたことに心から感謝したい。俺は世界中で闘ってきたが、日本みたいに格闘技と選手たちを思ってくれる国はない。ソウザには俺のベルトを預けているだけだ。4月はあのベルトは本来あるべき場所に戻る。それまでにしっかりと磨いておいてくれよな。ソウザと再び闘うこと、日本のファンのみんなに会えることを心待ちにしている」

ホベルト・サトシ・ソウザ
「みなさんこんにちは、ホベルト・サトシ・ソウザです。ホントにこの試合は、去年からもうホントにやりたい。私の、この試合だけ負けた。面白い試合も魅せたい。ホントにこの試合は違うサトシ、みんなに見せたい。みんなの応援、よろしくお願いします」

――浜崎選手、前回の試合を踏まえて、前回との違いをどう考えているか
浜崎「攻防とかはまだ言えないですけど、気持ちの面で一番違うなっていうのと、今回ベルトかかってるし、しっかり防衛するために最善を尽くして全力で倒しに行きたいと思ってます」

――気持ちの変化はどういうものがあったか
浜崎「もちろん、負けているので、前回。リベンジマッチってことで、ベルトは関係ないって言ったらアレですけど、しっかり勝つことに専念して全力で向かっていきたいと思います」

――伊澤選手、「今回が本当の闘いだと思う」と言っていたが、その意図は
伊澤「いま浜崎さんが言ってたんですけど、気持ちの面ですごい、前回よりも勝つぞっていう気持ちが強いと思うので、それに負けずに頑張りたいなと思います」

――前回勝っていることはプラスに働くか、あまり意味を持たないと思うか
伊澤「あまり前回の勝ちは気にしてないです」

――牛久選手、先程のコメントにもあったが、前回の勝ちは偶然ではないと考えている?
牛久「はい。そうです」

――その上で今回どういう闘いにしたいか
牛久「ホントにコメントでも言ったとおり、自分の実力をしっかり皆さんに見せます」

――斎藤選手、このタイミングでのリマッチについて思うことは
斎藤「今がタイミングだなと思ったので。あまり試合する、いつやるとかって選べる立場じゃないのも重々承知しているので、このタイミングでやるっていうことで、自分では納得してます」

――勝ちを重ねて勢いに乗りたいということもあまり意識しない
斎藤「まあそうですね。選手を長くやってると、タイトル戦っていうのは中々やりたくても出来ないものであることもよく分かっていて、それこそいろんな選手がいろんないい試合をして勝ちが続いたりすると流れが変わってしまったりとか色々あると思うんですけど、先送りするより出来るときにやる、組まれたときにやるって気持ちですね」

――現状での対戦相手の印象は
牛久「寝技も打撃も、全部できるオールラウンダーで、総合が完成されているすごく強い選手です。前戦ではコンディションのこともあると思うんですけど、すごく強い印象がありましたね」
斎藤「前回の試合は接戦だったと思いますけど、要所要所でしっかり自分が勝つための作戦を遂行している印象がありますね。でもまだ隠している技があるんじゃないかという風に見ているので、なにかを持っているような気がしますね」

――サトシ選手、今ジョニー・ケース選手「ベルトは自分のものだ」という発言がありました
サトシ「あまりもう、変わらないね。それが彼の気持ちだから。私のプラン、同じ、変わらない、まだRIZINのベルトの守りたい。見せたい、その次の試合頑張らないとベルトが獲れないです」

――斎藤裕選手、「タイトルマッチのチャンスを先送りしたくない」という発言もありましたが、今は連敗中で今回の試合がリスクというか正念場になるという思いは
斎藤「うーん、まあそうですね。どの試合もリスクはあると思います。対戦相手にもよりますけど。特に今回王座戦ってことなんで、これで負けるとまた選手としての潮目が変わるかなっていう思いはありますけど、当日まで自分が勝つことを信じて強い気持ちで臨みたいと思いますね」

――サトシ選手、前回のジョニー・ケース戦では自身でどのようなミスをしたと振り返っているか
サトシ「前は私ちょっと言ったことあるね。前闘ったときは私ちょっとまだRIZINで準備、気持ちがまだちょっと良くない。まだ自信がちょっとない。でもホントにこの試合の後から全部変わった。私の頭とか、私の自信とか、私のモチベーションも、だから魅せたいものがぜんぜん違う。絶対この試合は違うサトシをみんなに見せたいです」

――違うサトシというのは、どこが違う?
サトシ「私いつも言うのは打撃が使いたいて言うけど、すぐグラウンド行くから(笑)絶対この試合が、ちゃんと打撃やってないと絶対に勝てない。だからそのためにもっと打撃使いたい、もっともっとステアリングとか私もっと見せたい。私、MMAの人。全部が出来る。柔術だけじゃないです」

<会見後囲み取材>


――2大会連続開催ということについて
「多いとするか少ないとするかだけど、2日間開催して、それぞれTRIGGERとLANDMARKと2つシリーズがある中で、それぞれの違いをそれぞれわかりやすく見てもらうことも出来るし、カードのラインナップをずっと春先から進めてる中でカードも揃うし、新しいチャレンジとしてはいいかなと。だから1万人という2日間、延べ2万人、今のRIZINのファンの人達と熱を考えると2DAYS、満席に出来るんじゃないかなと言う期待もありつつ、試験的にやってみようと、そう思っています。非常に良い会場なんで、楽しみにしていただけたらと思いますけれど」

――2日で、ケージとリングを変えていくことになります
「演出とパターンもちょっと変えようかなと。TRIGGERとナンバーシリーズでスケール感と世界観が、これまで2大会見てもらって分かると思うんですけど、ナンバーシリーズに比べるとやっぱりプロダクションとかわりとシンプルな形のものを採用している。だからそこはあまり変えるつもりがなくて、TRIGGERの世界観、そこから少しド派手な方向のナンバーシリーズ。そういうところの違いも、1日目が終わったTRIGGERのあと、音響とか証明とか色んなものもLEDも含めてバージョンアップするなりして、お届けしようと思ってますね。2日間、ある意味季節も一番いいときなんで楽しんでもらえたらなと思います」

――タイトルマッチを行う6選手について、発表はこのタイミングでしたが、お互い前からこれくらいにあるなという気持ちはあった?
「そうですね。年明けの早いタイミングから3カードに関してはこの春先でってことで。大阪での開催も視野に入れつつ調整を進めたってことではあるんですけど。タイトルマッチなんで、タイトルマッチだからってことではないかもしれんけど、ホントに1つくらい大阪に上手くスライドできたらって正直なとこはあったんですが、いずれの選手たちの調整も4月に揃ったって感じですよ。まず一旦ここでタイトルマッチをそれぞれ3階級やっておいて、それぞれその先、外国勢も今回2大会は、今日発表したカード以外も外国勢、すでに招聘、ビザの申請とかも終わって進めていますので、このあとも追加カードを随時発表していきますけど、相当ボリューム感のあるというか外国勢を加えることによって一気に見える風景も変わってくるんで、本格的に今シーズン、2022年のそれぞれの階級が動き出すという。防衛できるのか、取り返されるのか、リベンジを果たせるのか。いろんなテーマがあるタイトルマッチになると思いますが見ごたえはあるんじゃないかと思います。その結果を受けてこのシーズン、そこからうまく展開を続けていけたらいいなと思います」

――外国勢の扱いについて
「ワクチンの接種、2回接種してる、3回接種してるっていう、選手の状況・コンディションによっても変わりますよね。僕らも海外に行って帰ってくると、3回接種してると自宅待機すらない状態になってきてるんで。実際ここまでは入国規制も含めてスポーツ庁がすごくいろいろな形で関与して外国勢の受け入れっていうもののレギュレーションを決めたり、コントロールしていたんですけど、それが外れて通常の入国管理局の枠組みの中でやりますんで、バブルにしてどうのこうのってことはもうないと思いますね。3日間、いずれかのところで待機したりPCR検査を受けたりってところで、すごくこの3月1日を以て、これは海外の留学生とかの受け入れも含めて世界標準に日本もようやく近づいていっている方向になってきたのかなと。他のスポーツ関係もそうだったんですけどね。外国勢の受け入れはすごく簡素化されることになると思います」

――外国勢はあと何選手増える予定?
「今日発表したのは2人ですが、あと5人位は呼びたいなあと。呼ぶ予定はしています。だから、今月中に随時発表していきますけど、当然去年の大晦日に呼ぼうと思っていた選手たちを中心に、その選手たちにプラスアルファでニューカマーでずっと僕らも海外から呼びたいと思っていた選手たちが何人かいるので、新しい顔ぶれもTRIGGERにもそうだしナンバーシリーズにもラインナップしていきたいというふうに思ってます」

――外国人選手について、今ロシア上空が国際線が飛べなくなっているが、その弊害はあるか
「現状、ウクライナの選手とかロシアの選手をとかってのを考えなくはなかったんですけど、ロシア・ウクライナからってのはちょっと呼べそうにないですね。ただ、当初から僕らが予定している選手たちは割とアメリカ、ブラジル勢が多かったので、ヨーロッパは1人くらいか?そういう意味での弊害はないですね。現状は。今後出てくるのかもしれないですけど

――ロシアは格闘大国というイメージも強い
「ロシアの選手たちもたくさん我々もコミュニケーション取って、今年も。シュメトフ兄弟もそうですけど、ロシア勢も色々見たいと思っていたし、これは僕ら側は分からないけど、ヒョードルだとか、今年色々BELLATORの中でも予定してたロシア勢。結構BELLATORもロシア勢多いからね。だからどういうことになるのか、スコットとも話をしてみたいなと思いますけど。現状だとRIZINにはそんなに大きな影響はないです」

――BELLATORで堀口選手の試合がハワイで
「やっぱり、ちょっと、とはいえ、入国が現状、今は前向きに受け入れ体制が整っているけども、いつまた一気にブレーキ踏まれるのかもわからないんで。春先から夏前にかけてどこか日本でと思ってスコットとも話をしたんですけど、ちょっと時間切れなんで、いずれにしてもコロナの状況ももう少し見つつ、このままある程度コロナと共生する距離感が決まって、入国とかの規制に関してとか、昨日かなんかもイベントの収容人数撤廃しますみたいなことは発表されましたけど、そういうことが定着してくればBELLATORの日本大会を、現状で言うと夏以降ですね。堀口が4月にハワイで勝って、2回戦に進出して、グランプリの2回戦なのか決勝戦なのかってタイミングで上手くBELLATORの日本大会+、堀口のグランプリ参戦みたいな形になってくると十分日本のファンの皆さんにも興味を持ってもらえる内容にはなると思いますので、そういうチャンスを狙っていきたいとは思ってます」

――LANDMARKの2回目の反響は
「9つのプラットフォームに分けたことでサーバーダウンするとかって障害は起こさずに済んだってことと、PPVの売上自体も1回目に迫るくらいの売上にはなっているので、僕らからすると事業的にもこのスタイルの、LANDMARKってのは、もちろんカードによるところはあると思いますけど、十分成立はしてコンスタントに定期的にやっていけるなって手応えは掴んでますね。朝倉未来見たさに1回目見て、朝倉未来が『俺を見たくてサーバーダウンした』って言ってたんでドキドキしてたんですけど、そういうわけじゃなかったんだなって(笑)安心しました(笑)未来見たさの人たちが1、2割乗るけど、そうじゃなくても平本蓮と鈴木千裕の試合も十分見たかったんだって。そういう感じでホッとしてますけども(笑)」

――BELLATORのハワイ大会で2DAYSですが、堀口選手以外の日本人選手が出る可能性は
「日本人選手を出していく可能性ってのはありますね。そこもスコットと近々で話をしていきたいと思ってます。いずれにしても堀口が凱旋試合をして、それがバンタム級のタイトル戦線。以上。って形で開催するってわけじゃなくて、RIZINvsBELLATORの対抗戦のような色合いをしっかり見せていければいいなあと思うんで、こっちに来て日本でやる大会だけじゃなくて、こちらから選手を派遣してBELLATORに出ていってもらうってことも当然視野には入れて、そこが4月のハワイ大会になるのか、渡辺華奈選手以外にも起きていくんだろうなと思います」

――大会前夜イベントに三浦孝太選手が出ると発表がありましたが、試合には出ない?
「試合は4月の可能性ももちろんありますし。コンスタントに今年は試合をしていくことに鳴ると思いますね。早ければこの4月、TRIGGERあたりでも無いことは無いかなと思ってますけど、いずれにしても、みんなで1回目の試合がすごくインパクトあったけどあれがホントにデビュー戦なんですね。勘違いせずに、みんなで上手く育てていく、次のテーマ、選手としてレベルアップしていく中で宮田コーチとも話をして、次の課題に向けてクリアしていけるようなタイミングと、相手を用意したいと思いますが、いずれにしてもこの4月、5月あたりの春先の大会で1試合させたいと思ってます」

――平本選手も4月に可能性がある?
「あります。それも今マネジメントサイドと話をしています。本人的にもそうだと思し、僕も個人的にっていうか、RIZINサイドとしては、実戦経験が圧倒的に足りないんだろうし、人気先行型っていうかですね、K-1時代の実績がすごくあるし持ってるものは持ってる選手なので、実戦を積んでいくっていう過程の中で、4月の大会もあるだろうし、まだ発表してない5月の大会でもあってもいいじゃないかなと思って。そのあたり、本人の状況も含めていま最終調整をしているところです」

『湘南美容クリニック presents RIZIN.35』
日程:2022年4月17日(日)
開始:14:00(予定)
会場:東京都・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ

▼RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ RIZIN MMAルール 49.0kg 5分3R
【王者】浜崎朱加(AACC)
vs
【挑戦者】伊澤星花(フリー)

▼RIZINフェザー級タイトルマッチ RIZIN MMAルール 66.0kg 5分3R
【王者】牛久絢太郎(K-Clann)
vs
【挑戦者】斎藤裕(パラエストラ小岩)

▼RIZINライト級タイトルマッチ RIZIN MMAルール 71.0kg 5分3R
【王者】ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)
vs
【挑戦者】ジョニー・ケース(MMA LAB)

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