【会見全文】RIZINバンタム級トーナメント2回戦のカードが発表!浜崎朱加vs藤野恵美の対戦も決定!天心vs武尊は大晦日?
20日、都内某所にて9月19日(日)にさいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.30』に関する記者会見が行われた。
第1部では石渡伸太郎の引退セレモニーに関する会見があり、第2部には榊原信行CEO、浜崎朱加、朝倉海、扇久保博正、元谷友貴、大塚隆史、井上直樹、金太郎、瀧澤謙太、アラン“ヒロ”ヤマニハ、藤野恵美が登場しRIZIN.30のカード発表となった。
榊原CEO「改めまして9月19日のRIZIN.30のカード発表をさせていただきます。バンタム級ジャパングランプリのセカンドラウンド。ここの対戦カードがどうなるかというのが、ファンの皆さんも注目されてここまで来たところだと思いますが、色々抽選会にしたらどうだろうか?ファン投票にしたらどうだろうか?色々主催者サイドの中でも考えがあったんですが、今日集まっていただいている8名のですね、顔ぶれ含めてここまで対戦をしたことがある選手同士もいくつか考えられる中で、フレッシュなカード4つを主催者の方でマッチメイクさせてもらうと選手関係者の皆さんの同意も経て、今日4試合、我々の方でマッチメイクしたカードを発表させてもらおうと思います。そしてRIZINとして初となった東京ドーム大会に本来であれば浜崎朱加に出場してもらうことも調整しておったんですけど、このコロナ禍の中で外国人選手の入国にも制限がある中でですね、ふさわしい対戦相手がなかなか調整できなかった。そんな中で今回9月に、国内ではRIZINに今まで出場してない中では満を持してと言うか、最後の大物が出て来てくれることになったのでそのカード含めて発表できればと思います。
先に大会概要のことをお伝えすると、緊急事態宣言が8月22日まで発令されております。もう多分、ファンの皆さんも、主催者で僕ら大会を開催する側もルールが良くわからなくなってきてですね、何が何なのか、今オリンピックは無観客でやります。だけど野球とかサッカーとかのイベント事は5000人まで観客入れていいということで、現状8月22日まではさいたまスーパーアリーナ、9月19日の大会もどういう状況がわからないので5000人仕様で準備を進めます。ただ、希望的観測は8月22日まで緊急事態宣言で、感染者数、まあ感染者数の時代じゃなくて重傷者数の数にしたほうがいいのではという議論もあるんですけど、相変わらず今日の検査人数が何人の何分の何っていう発表もないんで、単純に1000人超えたとか、まあこんなこと僕が言ってもしょうがないんですけどよくわからないです。まずはルールを守るってことで考えると、8月22日までは5000人仕様でチケットの発売。最悪は昨年の天心と皇治がやった時と同じ状態になる。ここを現時点のワ―ストケースとしてチケット発売を進めます。7月26日の月曜日からファンクラブ先行。だから5000枚しかチケットの用意ができないです。ですので、ファンクラブ先行でお買い求めいただく方はファンクラブに入っていただいてチケットを抑えていただく。一斉発売までどこまで残せるかわから無いです。ただ8月22日のタイミングで緊急事態宣言があけると、多分キャパの半分ですので、1万人までは増やせるんじゃないかなという希望的観測はあります。ただ6月13日の東京ドームもそんな状況の中でチケットをもう1万枚準備してたんですけど発売することができないまま終わってますので、主催者としては最低のボトムラインで考えると500人ということで想定しまして、7月26日の月曜日からファンクラブ先行でチケット発売をスタートさせていただく事としました。
さいたまスーパーアリーナで5000人ていうと、上のA席で1万円で発売する席を全部カットして、中心部分に寄せた形で席を設定して出させていただきますので、チケットとしてはVIP席10万円、SRS席3万円、SS席2万円、S席1万5千円という券種の発売になります。ですので、4階以上、さいたまスーパーアリーナ来ていただいた方おわかりかもしれませんが、4階400レベル500レベルは売り止めにした形で会場の設定をしたいとそう思っています。逆に今後ですね、また緊急事態の状況に準じて、宣言が解除されるされないを含めて8月22日以降いろんな形で少しでも席が増席できるようなチャレンジはしていけたらなとそう思ってます。
まずは秋から、オリンピックの混沌とした、狂喜乱舞してますが、色んな情報とか色んな問題が噴出しながら、それでも僕らはRIZINとしては五輪は平和の祭典かもしれませんけど、平和の祭典をする気は全くないです。ほんとにプロの果し合い。完全決着つけるためにですね、競技の部分はもちろんベースでありながらも、それ以上、自分の人生と生き様をかけてそれぞれの国の誇りと競技の誇りを賭けて、バイオレンスの祭典とでも言いましょうか、ぬるいことする気はないんで。ほんとにこれがプロスポーツだっていうところをお見せしたいと思うし、しっかりファンのみんながアスリート、選手たちに感情移入できるよう、まわりに雑音が多すぎて環境整備が整わないと、なんとなくオリンピックにも自分たちの気持ちがのっていかないですよね?ほんとに今回オリンピックに出るオリンピアの人たちは不遇、可愛そうだなと思うんですけど、やるんだから、やること決めたんだからオリンピックに出る日本人選手にスポットライト当てて純粋に応援してあげる。もう今更辞める辞めないとか言っても政府がやるって決めてるんだからそれはそれだと思うんですけど、それにしてももっと皆の気持ち、国民の税金を使ってやることですから、もっと気持ちをオリンピックに向けてもらえるような政策があるといいなと思いつつも、RIZINに関しては、皆さんの志というか思いを、チケット代やRIZINのライブとか、色んな形で逆に頂いて、それで選手たちとともに最高のものを最高の空間を作りたいとそう思っています。是非注目いただけたらと思います。セカンドラウンド4試合のカードこのまま発表していいでしょうか?」
『Yogibo presents RIZIN.30』
日程:2021年9月19日(日)
開始:15:30(予定)
会場:さいたまスーパーアリーナ
▼RIZIN JAPAN GP2021バンタム級トーナメント2nd ROUND RIZIN MMAトーナメントルール(61.0kg)5分3R
元谷友貴(フリー)
vs
瀧澤謙太(フリー)
滝澤「瀧澤謙太です。前回今成選手と対戦して、賛否両論あった試合になったと思うんですけど、今回はすべてを出し切れる相手だと思うので、5分3R滝澤ダンスで翻弄したいと思います。いけたらKOいきます。押忍」
元谷「DEEPの元谷です。まあ当たり前に勝って、KO一本でしっかり決着していい試合見せたいと思います」
▼RIZIN JAPAN GP2021バンタム級トーナメント2nd ROUND RIZIN MMAトーナメントルール(61.0kg)5分3R
扇久保博正(パラエストラ松戸)
vs
大塚隆史(T GRIP TOKYO)
大塚「まあ相手が扇久保選手に決まって、試合の映像この前見てみたんですけど、マジでクソつまんねーなと思いました。俺のこないだの試合もクソつまんなかったけど、次は確実にぶっ倒すんで覚悟しといて」
扇久保「えーと、なんか煽ろうとして強がってますけど、全然レベル違うんで。ボコボコにして勝ちたいと思います。東京組と大阪組も全然レベル違うんで、大晦日は東京組の4人で潰し合いたいと思います」
▼RIZIN JAPAN GP2021バンタム級トーナメント2nd ROUND RIZIN MMAトーナメントルール(61.0kg)5分3R
井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)
vs
金太郎(PANCRASE大阪稲垣組)
金太郎「まいど、大阪から来ました稲垣組の金太郎です。井上選手と対戦が決まった事でめちゃくちゃテンション上がりました。なんか前の人もごちゃごちゃつぶやいてますけどそんなん関係ないんで、しっかり井上のタマ取ったろと思ってます」
井上「井上直樹です。今回もしっかり一本KO狙ってしっかり盛り上げていきたいんで、よろしくお願いします」
▼RIZIN JAPAN GP2021バンタム級トーナメント2nd ROUND RIZIN MMAトーナメントルール(61.0kg)5分3R
朝倉海(トライフォース赤坂)
vs
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブルテリア・ボンサイ)
ヒロ「ヒロ・ヤマニハです。RIZINはありがたいです。海は名前強いけど、もう私は思いますね、弱いですね。もう先に話したね、友だちに話したけど、ボンサイ人気になったけど、倒したいですね。もう私が思うね、ボンサイは、僕の家族。家族とケンカしないでね。もし私が思いますね。僕の家族守るね。私が決めたい。よろしくお願いします」
海「えーそうですね、今ボンサイの選手がすごい勢いがあって、クレベル選手、サトシ選手が強くて尊敬してたんですけど、なんか一番弱いボンサイの選手が勘違いしちゃってるみたいなんで、ちょっとわからしてやろうかなというか、ちょっとボコボコにしてやろうかなと思ってます。楽しみにしていてください」
▼RIZIN 女子MMAルール(49.0kg) 5分3R
浜崎朱加(AACC)
vs
藤野恵美(トライフォース赤坂/FIGHT FARM)
藤野「RIZINファンの皆さんはじめましてFIGHT FARM、トライフォース赤坂所属の藤野恵実です。PANCRASEのストロー級チャンピオンです。浜崎選手とは2012年に対戦させていただいて、そこから対戦してから一緒に練習するようになったりもあるんですけど、いつも私が試合するなら強い選手とやりたいとずっと言ってて、相手として申し分もないので、今回しっかり自分の勝つビジョンもできてますし、ずっと下の階級でやってきた浜崎選手と上の階級でやってきた私だと色んな差があると思うので、そこしっかり見せて完封したいと思います」
浜崎「浜崎朱加です。藤野選手とは一回対戦してその時は判定勝ちだったんですけど、今回9年の月日を経てまた対戦することになったこと嬉しく思ってます。今回階級下で対戦受けていただいてありがとうございます。榊原さんが言ったとおりぬるいことするつもりはないんで、しっかり1本KOで完全決着させていただきたいと思います。よろしくお願いします」
榊原CEO「セカンドラウンド4試合、我々主催者として過去に対戦をしてないということを考えつつ、今一番熱を作り出せるであろうカード、選手たちは心よくこのカードを受け入れてくれて応じてくれたと。この4試合、セカンドラウンド勝負したいと思っています。そして先程冒頭でもお話したとおりRIZINスーパーアトム級王者、浜崎朱加vs藤野恵実、女子のカード久しぶりですね。6月組めなかったですけど、RIZINスタート当初よりジョシカクというものがしっかりとした新しい息吹を吹き込んでRIZINの熱を作ってくれたんで、RIZINが誇る、日本が誇る世界のトップアスリート、浜崎朱加に、ここまでRIZINに出てこなかったのが、僕からするとずっと前から藤野選手には出て欲しいなと思いながらも実現できなかったですけど、残された最後のビッグネームとそう言っても過言でもないと思いますので注目していただけたらと思います。とりあえずこの5試合を発表させていただきます」
――浜崎選手と藤野選手は再戦にあたって、一緒に練習もされて仲がいいと思いますがやりづらさというのは
藤野「やりづらさは全く無いですね。むしろ試合できることが嬉しいと思ってますし、浜崎選手も私もかなり昔から選手として格闘技やってきたので、一番面白い戦いできるんじゃないのかなと逆に思ってます」
浜崎「正直仲いい悪いは関係なくて、しっかり、練習も今までやってきましたけど練習で見せてないこともたくさんありますし、藤野さんとなら試合の中で、私達にしかできない試合があるんじゃないかと思ってます。楽しみにしていてください」
――藤野選手は減量が3kgぐらい必要だがアドバンテージは
藤野「正直落としたこと無い階級なので、今回だいぶ早めにオファーいただいたのでもう今からしっかり体作ってます。そうですね、だいぶ戻せるとも思ってるので、パワーや体のアドバンテージはあると思ってます」
――前回の試合の印象と今回の試合はどんな試合になりますか?
浜崎「当時52kgで試合したんですけど、その時もかなり力を感じました。今回階級は下なんですけど、しっかり今から減量して当日すごい戻してくると思うので、当時ぐらいの力を感じるんじゃないかなと思うんですけど、私もフィジカル弱いほうじゃないのでしっかり、パワー勝負だけじゃなく技術でもしっかり勝負していきたいと思います」
――扇久保選手は右手の骨折、金太郎選手左足骨折があったと思いますが回復具合は
扇久保「もう骨もくっついていつでも戦える状態です」
金太郎「余裕で治ってます」
――ヒロ選手と海選手は今回の試合はどんな形で決着がつくと思いますか?
ヒロ「難しくないね。相手は寝技。これだけよ。寝技で勝つ。絶対勝つ」
海「多分一方的な展開になると思ってて、スピードが違いすぎてスローモーションに見えるんで攻撃は当たらないと思いますし、寝技でも多分僕の方がうまいと思っています」
――前回未来選手がクレベル選手に破れて、同じボンサイ勢ですがそこの因縁みたいなものは気にせず?それも踏まえてリベンジ?
海「実際僕がクレベル選手と戦うわけじゃないんでそこは関係ないんですけど、チームとして負けたくないなという気持ちは強くあります」
――扇久保選手、先程の感じですともう決勝で戦う相手まで決めているという感じでしょうか?
扇久保「そうですね、次勝って大晦日は井上直樹と戦って、決勝は朝倉海選手とやれればいいなと思ってます」
――先程石渡選手の引退発表がありましたが、同世代同時代の扇久保選手と大塚選手はどう思ったか、9月の決意があれば
大塚「そうですね、石渡選手は二度対決して僕も負けてるんで、まあ、このトーナメントでまためぐり合わせでやれたらいいなと思ってたりもしたんですけど、仲間ではないですけど同世代を生き抜いたっていうのはあるんで、少し寂しいというか残念な気持ちはありました」
扇久保「そうですね、兄弟と言ってもらったりしてすごい自分的には親近感のある選手だったので、お疲れ様と言いたいと思います。もう対戦することはないのでまあ機会があれば、Youtubeで一緒にかめはめ波撃ちたいなと思ってます」
――井上選手、朝倉海選手との対戦を望んでいましたが今回の対戦カードを聞いてその思いは?
井上「もちろん戦いたいというのはありますけど誰でも良かったんで。まあトーナメントなんでいずれやる事もあると思うんでいずれできたらいいかなと思います」
――結果的に石渡選手の最後の相手を務める事になったが
井上「ほんとに最後に戦わせていただいてありがとうございました。・・・はい、ありがとうございます(苦笑)」
榊原CEO囲み会見
――海選手にボンサイ柔術の選手をあてたのはテーマ性を加味してですか?
「そうですね。ほんとに今旬と言うか、新しい東京ドームのタイミングでここまでボンサイ柔術というのはサトシやクレベルが出てきたことで柔術が注目を浴びたけど、世界的な潮流で総合の中で柔術で絞め落とすということがほぼおきにくいと言うか、打撃戦のパウンドアウトなりKOなりそういうものが多かった中で、あれだけキレイに柔術の技を披露して一本とってくるというのは、ある部分PRIDEの時代に見た光景がこのRIZINの時代に蘇るみたいなこともあって、柔術界がまたそうとう活気づいているという事もあるんで、海とも話をする中で一番テーマ性があるし、まあ、海としてもこのままボンサイ柔術のさばらせたくないと。まあしっかり、幻想を打ち砕きたいという本人の中にもあったので、なら迷わずヤマニハでいいんじゃないと。サトシ、クレベル側からすると、海とヤマニハをやらせてくれるなんてこんな美味しい話無いよと。ありがとうという。ほんと待ってましたという感じで。さっきもRIZINありがとうと言ってたけど、本人たち的にはクレベルと未来がやったののもう一回おかわりができると盛り上がっているので、ファンも含めて、セコンドには当然サトシ、クレベルがついて、こっちには未来がついてっていう代理戦争的なイメージになるだろうし、面白いんじゃないかなと思いますね」
――先日の大阪大会の皇治選手のバッティング問題が魔娑斗さん含めて広がってますが、再戦みたいなものは
「どうなんだろうね。梅野選手との再戦がほんとに見たいのかというと、梅野には必ずRIZINで彼の本来の良さが光るような選手とマッチアップしてあげるようなことがいいのかなという気はしてるけどね。皇治と梅野選手の再戦が、ファンも含めて見たいのかというと、そういう事でもないのかなと思っているんで、それをいろいろ考えてファンの人たちの思いというか意見に耳を傾けながら考えた上でカードを考えると、一足飛びにすぐに再戦という感じではないです」
――引退に関しては
「皇治?引退しないでしょ。多分引っ張ってるだけだよ。もったいつけてるだけでやる気満々だろ?(笑)まったくないと思います」
――RENAはしばらく出てないですけど
「そうだね。東京ドームも諸条件含めて、諸条件というのは経済的なことではなくて体重とかカードとかお互い最終調整が整わずに、6・13の出撃も叶わなかったんですけど、当然秋から、9月19日の後、今日は発表できないですけど年内あと、大晦日までに、RIZINのナンバーシリーズとしては3大会を予定してます。大晦日入れてね。いずれにしてもワクチンの摂取が進んでいって、観客がきちっとまた入っていくことを政府や行政機関が認めてくれるまでは8月9月はどうにもならないと思うんで、あえてその間に予定していた大会をスライドさせて最終調整して、10月11月で2大会。そして大晦日で1大会。これをナンバーシリーズでやろうと思います。それ以外にも、今年ずっと年初から言ってるようなスタジオRIZIN、仮称ですよ?スタジオRIZINという名前ではいかないけど秋にはスタートしようと思ってます。いずれにしてもワクチンがこれだけ普及したり、お年寄りの方たちにかなりの接種率が進んでも政府としては相変わらず迷走するし、変異型も出てきてるし、しばらくイギリスの昨日みたいに諸手を挙げてすべてストレスなく経済活動していいですって振れないだろうから、そういうものに影響されない形で観客をたくさん入っていただくという環境じゃない企画を、これも秋に、第一弾スタートすると思うんで、日程が決まり次第、月内月初に8月はじめに発表できると思いますが、そういうものと、これも年内タイミング合えばと思っているのがRIZINチャレンジ大会みたいな。地方の大会で、まだ見ぬ強豪の発掘含めて大会数増やしていく。セカンドライン、サード・ラインを9月の19日以降でもう少しコロナの環境落ち着いたところでスタートできるといいなと。その中には必ずRENAや(山本)美憂とか(浅倉)カンナとか、女子選手のトップアスリートたちにも必ず出てきてもらうと。そういう形で各選手と話してます」
――KNOCK OUTのチャンピオンでRIIZNアマチュアにも出たことがある鈴木千裕選手がPANCRASEでMMA挑戦しますが
「むちゃくちゃ興味あります。先週末の試合も、あれ多分宮田くんのマッチメイクミスだと思うんだよね。あんな一方的な試合で。でも、ファイトスタイルとしてはもってこいですよ。総合格闘技で是非チャンレンジしてほしいし。早ければ年内でも条件とタイミング合えば宮田くんと話して出てもらう機会作れればいいなと思います。ペルーと日本のハーフだよね?面構えもいいし興味あります。いずれにしても大会数増える中で日本人選手の戦う機会も増えるし、スポーツ庁や入国管理局ともオリンピック前からもしてきたんですけど、6月13日のムサエフとケラモフはオリンピックっていう大義をトリガーにして入国をさせて貰う機会を作れたんですけど、9月は当初からオリンピックで忙しいしとてもじゃないけど入管としても無理だと言われてるんで、9月の大会はいずれにしても日本人だけの大会になってしまうので、10月以降はワンチャンあると思うんですよね。10月からの大会には外国勢を呼ぶトライをしたいと思うし、そこに外国勢が入ってくることでさらにスケールアップされると思いますし、鈴木選手もそうですけどまだ見ぬニューカマーをどんどんデビューさせる機会を作っていければなと思います」
――朝倉未来の再起戦は
「それも9・19から秋の中で一試合して、やっぱり大晦日。年内2試合、未来にもテーマを持って準備をしっかりして向きあって準備をしてその戦いに挑んでもらうような。月内にはタイミングと相手を未来にもきちっと提示をして、出撃するタイミングをすり合わせられたらいいなと思ってます」
――ナンバーシリーズは首都圏?
「さいたま以外は全部地方になると思います」
――10月11月は地方?
「地方ですね」
――石渡はリザーバーにならずに残りの7人がリザーバー?
「リザーバー7人にはならずに、今回4人が勝ち上がって負けた敗者4人の中から次の年末のところでリザーブマッチを1試合組む」
――一回戦で負けた選手はないと
「一回戦の人たちはその中には入らずに、今回負けることになる4人からリザーバーを2人選んで、大晦日にリザーブマッチとして一試合組むのがそれが公平かなと思ってます
――格闘技を応援していたTDTが関係してる会社が仮想通貨関係で逮捕されましたが
「驚愕してると言うか、嘘でしょみたいな感じではあるんですけど、TDTさんとは2016年の無差別級GPのときに代理店を通してご紹介いただいて、ただ仮想通貨にも関わってる、その時にはダイスウォレットというアプリを日本に広めたいという、直接的なRIZINとしてのオフィシャルスポンサーは無理ですと、それは仮想通貨なんでフジテレビさんとのレギュレーションの中で難しいので、選手のサポートという中で選手はそれぞれ広告のスペースというのは選手それぞれだから、そういうのをご紹介して、ミルコのトランクスなりメインスポンサーとしてサポートに入っていくという形になり、そもそも格闘技が大好きというお付き合いからで、僕も間接的なことが多いんだけど、すごくこう、格闘技に対しては支援してくれていたんだよね。ただ逮捕されて、逮捕されたことによって、犯罪をしていたかというのは今後捜査が進んで決まる事なので。我々としては正式に逮捕されたという事をもってTDTさんとのお付き合いはできませんということで一応通達は出させていただいて、残念ではあるけどどうしてもコンプライアンス上。もちろんお付き合いする時にもコンプライアンス委員会で審査はしてもらったんで、その時は当然パスしてるわけですよ。結局ダイスウォレットという仮想通貨は無理だよという中で、TDTというブランドを立ち上げてダイスチームという。そこで選手のあしながおじさん的な活動をすごくこう始めていく形になるんだよね。それが、メイウェザーの時にTMTをぱくってTDTにしようとブランドを立ち上げて、ただブランドとして何かしてるわけでも会社組織にもなってなかったし、選手の支援にまわるから選手が積極的に格闘技界だけじゃない選手、TDTのロゴを付けるって形になって一気に広がったんだけど、我々とするとこれから選手たちがつけるユニフォームスポンサーとかも、今までもリングマットやコーナーポストは厳しいレギュレーションなんだけど、選手たち、特に外国人選手なんかはそこのスポンサーチェックは細かなところもあるんで、ほぼしてない。だけど、今後の中でいうとレギュレーション変えたり僕らのコンプライアンス委員会の指導を厳しく取り扱ってもらって、少しでもそういう危険性がない人たちとお付き合いするというか努力をすると。ただまあ調査しても出てこないものはなんともしがたいところではあるから、色んな事を見直すいい機会にできればいいなと思ってます」
――選手の個々のスポンサーも管理すると
「でももうそういう時代になるんだと思う。UFCが全部買い上げてることも含めていうと、選手が独自にセールスしてRIZINに出ることで露出があるからトランクスにつけたり、選手の入場で背中につけたり帽子についたりしてるけど、そういうところも今後僕らが管理していく。全部召し上げると言うと選手たちとハレーションが起きると思うんで、事前にチェックしたり管理したりしていく徹底していく必要があるんだろうなという気はしてますね。お付き合いしていく中でコンプライアンス委員会にもどういう形でお付き合いのレギュレーションをレベルアップしていくというか厳しくしてくかは考えていく機会にしたい」
――堀口選手の出番は
「堀口選手サイドとも色々話はしてるんですけど、堀口も日本人でありながらアメリカでトレーニングしてるんで、結局戻ってきても現状だと2週間待機なんですね。だから、去年の年末そういう形で朝倉海とやりましたけど、そうとう今のオリンピックみたいに、2週間待機してないですよね?オリンピックのアスリートは。入ってきてすぐ試合ができたり、どうしてそういうのが認められてるのかわからないですけど、そうならないですかね?他の競技も。オリンピック競技以外も。14日間、この前のムサエフとケラモフ見ててても、やっぱり厳しいんですよ。14日間部屋の中で隔離だから。チーム同士も交わっちゃだめ。そこのストレスを無くしてあげられるタイミングで話をしたいなと。できるといいですよねと恭司とは話してます。あって大晦日かなと。そこまでには観客もフルで入れられることになるといいと思ってるし、外国人選手もストレスなく招聘できるといいなと思ってるんですけどね。これもタラレバではあるので様子を見ながら」
――9月の大会は何試合ぐらい?
「それでも10試合ぐらい。東京ドームが11試合?10試合?それぐらいで十分ファンの方、見に来ていただいた方とか、ライブで見ていただいている方にも満足いただけたので、主力の10試合をラインナップするべく調整したいと思います」
――那須川天心の次のRIZINは9月のRIZEの結果を見て?
「年末でしょう。天心サイドと話しているのは大晦日、年末でということですけど。武尊天心戦、あるとしたらワンチャン年内なんじゃないですかね?それは、僕らだけで決められないので、K-1さんサイド、武尊サイドそれとRIZEさんと、この後協議を重ねて、やるんだったら早めに決める必要あると思うけどね。それが決まればだし、きまらなければ、天心の強い思いとしてはRIZINの31日は自分はRIZIN、RIZEももちろんだけどRIZINとともにここまで来たので、最後の31日はRIZINさいたまスーパーアリーナにいたい、そこで試合したいというのは強い思いではあります」