エステに150万円かけたママさんレスラーが実の娘とともにタッグ王座防衛!
26日、東京都・後楽園ホールにてアイスリボン『RE:BORN2022』が開催され、星ハム子&星いぶきがリボンタッグ王座の初防衛に成功した。
この日王者として試合に臨んだのは、アイスリボンの重鎮・星ハム子と、ハム子の実の娘である18歳の“LJKレスラー”星いぶきの親子タッグ。
いぶきは「高校生の内にベルトを巻いて卒業式に持って行きたい」という夢を持っており、昨年大晦日に自身が初めて獲得したリボンタッグ王座を3月11日の卒業式まで守り抜くことを決意していた。そして、母・ハム子は試合前日まで150万円もの費用をかけたエステ通いで痩身と美の追究に励み、この日の大一番に臨んだ。
今回星親子に挑戦したのは、初期からのアイスリボンを熟知した藤本つかさ&真琴のベテランタッグ。
試合は、藤本&真琴を知り尽くしたハム子が2人のコンビネーションをかき乱し、場外へのプランチャを見せるなど今までには見せなかった身軽なファイトを見せる。中盤からはいぶきが捕まる展開となるも、ハム子は過度に助けには入らずいぶきの逆転を見守り、親子でのハムロール競演など合体攻撃で盛り返していく。
終盤にはハム子と藤本の一騎打ちとなり、シャイニング腹ザードやダイビング・ボディプレスを決め、藤本のジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールドも回避して新技のコルバタ式スクールボーイでカウント3を奪った。
試合後、藤本は「暴露しますと、エステで150万円使ってるんですよ!150万円であんだけ身軽になってるから最後くるくる丸め込まれた~!なにあの技。技名、“150万円”とか?」とハム子が大金をはたいてエステで痩身化に成功したことを暴露。
これについて聞かれたハム子は「体重軽くなった分、ボディプレスを1で返されてしまって。なにか違う技ができないかなと思って、カサドーラと最後の技は練習してました。今日は出せてよかったなって思います。でも私エステが昨日で終わったので、もしかしたらリバウンドするかもしれない(笑)なんか痩せなかったらどうしようと思って言えなかったんですけど、言っとけばよかったと思いました。150万円かけて痩せました!1kg●万円です!(笑)」と笑顔。
そして、いぶきが3月11日に迫る高校の卒業式にベルトを持って出席できることに喜びのコメントを発すると、ハム子も「母親もベルト持って卒業式行きます!」と同調。しかし、娘・いぶきに「それは来ないでください。それはちょっと恥ずかしいので」と真顔で返されると、寂しそうな表情で笑った。