那須川天心のRIZINラストマッチは未だ決まらず!“ノーコメントおじさん”榊原信行CEOは「候補はいるけど大概逃げる」

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 21日、RIZINが12月31日に開催するさいたまスーパーアリーナ大会『Yogibo presents RIZIN.33』に関する記者会見を実施し、那須川天心のRIZINラストマッチについて言及した。

 那須川天心vs武尊のドリームマッチの実現は難しいのではないかと囁かれるようになった今、この試合がRIZINラストマッチとなる見込みの天心のカードに注目が集まっていたが未だ正式な発表は無し。

 “ノーコメントおじさん”こと榊原信行CEOは、この日の会見では天心戦に言及。
 「正式に発表できるときにまた言いますけどね、いろんな理由ですよ。武尊戦うんぬんってことではないですね」としつつ、「1年前くらいには天心から『堀口選手とやれませんか?』みたいな話もあったんですよ」と堀口恭司との再戦でRIZINを卒業したいという意向もあったことを明かした。

 対戦相手の候補は決まっているのかを問われると、「うん。いますいます。候補はいっぱいいますけど、大概逃げるんですよ。またそれはそのときに発表します。伝えますよ。でも最終はいい形で収まるんじゃないかなあと。もうちょっとだと思います。最終調整して、今週中には発表できるところまでこぎつけられるんじゃないかなあと思ってます」と語り、「今週中って……来週ですよ大会は!」と記者やファンの言葉を代弁する自虐ネタで笑いを誘った。

 またRIZINキックボクシングの将来について、「天心いなくなる中で、『RIZINでキックやっていく意味あるの?』って。皇治が1人で気を吐いてるくらいで、大雅にしてもそうだし、『物足りんな』って中で積極的に新しい選手をピックアップしたいと思いながら……いないっすよね。出したい、出てほしいなって思う選手が。(キックボクシングマッチを)別に無理してなくす気もないし、ファンが求めるもの、そして僕らが託していける選手が現れてくれば当然続けていくっていうか、必要とされていくんだと思いますけど。RIZINの中でキックの試合を、ってことを考えたときに誰を軸にどう組み立てるのかって言うと役者が足らないですよね。そこは僕らも努力しないといけないところなんだろうなと思いますけども」とぼやいた。

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