ぽっちゃり女子の女王が解散を前にした後輩たちへ「私と一緒に未来を変えていけばいい」
11日、年末でプロレス活動休止が発表されているアクトレスガールズのラスト新木場1stRing大会が行われ、旗揚げメンバーであるまなせゆうなが最後の参戦を果たした。
まなせは17歳からGカップを武器にグラビアアイドル活動を行い、2014年に26歳でプロレスデビュー。
当初はスターダムで活躍していたが、当時のスターダム芸能部門が開始した『アクトレスガールズBeginning~プロローグ~』へと移り、2015年に新木場1stRINGで行われた『Actwres girl'Z旗揚げ大会』に一期生として参戦。
2017年からは東京女子プロレスやDDTプロレスに参戦するようになり、2019年にDDTグループ内で『ぽっちゃり女子プロレス』を旗揚げ。翌年にはサイバーエージェントグループとなった『ガンバレ☆プロレス』への入団を発表し、現在はガンバレ☆女子プロレス(ガン女)を率いて心に響く熱い戦いを繰り広げている。
この日まなせは2018年でデビューの声優レスラー櫻井裕子とシングルで対戦。
バチバチとしたショルダータックルやエルボーの打ち合いとなり、これをカウンターで制した櫻井がコブラツイスト。だが逃れたまなせが奮闘する櫻井を豪快なラリアットでなぎ倒し3カウントを奪った。
試合を終えたまなせは、櫻井を優しく抱きしめリングを後にすると「私ガン☆プロ所属でガン女っていうのをやってるんですけど、櫻井選手は上がってくれたら嬉しいなって思う試合を今日してくれた」と評価。
そして自分がいたプロレス団体が解散することに関して「いい選手がこのアクトレスガールズにはたくさんいるので、プロレス自体が廃業?もったいなさすぎるでしょ!私は今日いるメンバーで試合したい子がまだまだいっぱいいるので、是非ガン女として一緒にリングに上ってくれる子がいたら嬉しいなって思いますね。私がいたときから坂口さん(アクトレスガールズ代表)がやりたいって思ってたこと、その準備が6年?7年?経って出来たのかなって思うと、それは新しいことが始まるってことで何かが終わるってことなんで。でも私はまだまだ終わるつもり無いんで、一緒に闘いたいと、未来を変えたいと思ってくれて、プロレスをやりたい子がいるんだったら是非私と一緒に未来を変えていけばいいと思う」と、後輩たちへ新たな道を示した。