ガンプロ7.4王子大会の全カードが決定!大家とシバター、GENとベッシンが一触即発!今成はかつての藤田にガンプロ精神を感じる
7月1日、東京・北沢タウンホールで『DNA7』の大会開始前、ガンバレ☆プロレスの大家健代表と今成夢人が記者会見を行った。まず大家が6.28DDT後楽園大会でいつでもどこでも挑戦権を行使してKO-D無差別級の第52代王者になったものの、わずか5分足らずでKUDOに敗れて王座陥落したことについて「DDT両国大会のメインの王者として立つことは、プロレスをメジャースポーツにするために必要なことだった。でも一度はチャンピオンになることが出来ました。わずか数分で獲られてしまい、今年のDDT両国のメインに出る夢は叶いませんでした。ただやっぱり僕はチャンピオンになってベルトを肩にかけたとき、すごい重みを感じました。KO-Dのベルトが出来たときから僕はDDTにいます。あのベルト、ずっと見てきました。獲るのに14、15年かかりました。実力で獲ったんじゃないとか思う人もいるかもしれないけど、俺は考えて考えて必死にやって獲ることが出来ました。まだまだ実力不足だと思いますけど、まだ挑戦する機会があると思うんですよ。選挙だってあるし。いろんな手段を使ってもう一度KO-Dのチャンピオンとしてガンバレ☆プロレスの興行をやりたいという気持ちでいます! 7月4日の王子大会を盛り上げて、9月23日の初のビッグマッチである新宿FACE大会を超満員にして、そのあとガンバレ☆プロレスで後楽園ホール…いや、ガンバレ☆プロレスを両国大会を、いや東京ドームだって(いい)。大きな会場でやることがプロレスをメジャースポーツにすることなんですよ! だからKO-Dのベルト確かに獲りたい。それ以外にガンバレ☆プロレスの興行を盛り上げたい!」と力説。
続いて今成がガンバレ☆プロレス7.4東京・王子Basement MON☆STAR大会『HIGH PRESSURE2015』の全対戦カードを発表。
HIGH PRESSURE2015
日時:2015年7月4日(土)
開場:17:30 開始:18:00
会場:東京・王子Basement MON☆STAR
▼炎上軍presentsスペシャルハンディキャップマッチ
大家健
vs.
シバター/三富政行
▼虹の学生vs掃き溜めのブラックジャック
今成夢人
vs.
藤田ミノル
▼SURVIVAL IS BACK!
ミスター・ノー
vs.
サバイバル飛田
▼スペシャルタッグマッチ
冨永真一郎/タイガーベッドシーン
vs.
GENTARO/波口修
▼スペシャルタッグマッチ
安部政行/力
vs.
間下隼人/那須晃太郎
ミスター・ノーとの対戦が決まった飛田が登場し、「ミスター・ノーとかワケの分からない奴に構っていると、プロレスをメジャーにするっていうお前の概念が吹っ飛んでしまうわけだ。そういうバキュームカー的な役割は、こういう人生を踏み外した人間に任せてもらおう。お前は本当にプロレスをメジャーにやってみろと! お前がやる限りはミスター・ノーだかイエスだかの類は俺が引き受けるから文字通りガンバレよ」と大家にエールを贈った。
続いて冨永と組むベッシンと浪口と組むGENTAROが登場。ベッシンが「前回カードが変わりまして、浪口修、ハゲたおっさんとシングルマッチだったんですけど、よく分からないガイジンが来てよく分からないまま終わるっていう展開だったんですけど、今回は僕の好きな先輩、冨永さんと組んでガンプロの年長者と(対戦)。僕は浪口とは常に対角に立っていたいんで。GENTAROさん、ここに来てますけど僕は波口修にブチかましていきたいと思います」と意気込みを語ると、GENTAROは特保のコーラを飲みながら「マッチメークの意味合いがよく分からなかったけどようやく分かりました。(※ベッシンに向かって)別に俺はいらなかったんだろ? 浪とやりたいんだろ?」と挑発。
ベッシンはあくまで標的な浪口だが、GENTAROとやりたくないわけじゃないし、この試合で一番成長すると語った上で、体重を絞り過ぎたというGENTAROに向かって「先にそうやって言い訳するところがトシをとった人の言うことですよね」と挑発。思わずGENTAROが立ち上がり、ベッシンも殴りかからんばかりの勢いだが、飛田が背後から止めに入る。
さらに大家とハンディキャップマッチで対戦する炎上軍のシバターが、カメラマンの河村知哉と共に登場。テーブルに足を投げ出して座ったシバターは「あ〜あ、つまんないニャー。KO-D王者(から)5分(で陥落)? 今、いつどこ持ってないんでしょ? やっても旨味がないんだけど。せっかく次の王子でいつどこ獲って、KO-D獲って、赤井沙希ちゃんと結婚しようと思ったのに! やる気あんのかよ?」と大家をボロクソにコキ降ろす。
さらう「ベルトは獲ることより防衛することのほうが大事なんだよ。そもそもDDT、DDTって。DDTにプロレスをメジャーにしてもらえよ! テメーに何が出来るんだよ。俺らが炎上の力でプロレスをメジャーにしてやるから。次、7月市ヶ谷でガンバレ☆プロレス炎上祭りだ! 俺らだけの力でプロレスをメジャーにしてやるから!」と言い放った。
最後に藤田ミノルとシングルマッチを行う今成が、VHSテープに残っていた藤田が単身新日本プロレスに乗り込んでいって、ジュニアヘビー級の体格ながら「131.5kg」と言い張って向かっていく姿に、ガンバレ☆プロレスと同じ精神を感じたという。VHSテープが擦りきれるほどスロー再生するほど見たという今成は対戦することで、藤田にその頃のような精神を取り戻してもらって更正させたいという。