新生・天龍プロジェクト初のトーナメント『龍魂杯』に参戦の12選手が集結!天龍源一郎は「龍魂を自分のものにして各々が各団体で新しいカラーを打ち出していって欲しい」と熱い期待!
11月14~15日、東京・新木場1st RINGで開催される16選手参加による2Daysトーナメント『龍魂杯』の全参加選手、そして初日の1回戦全対戦カードが決定。11月1日午後、東京・神保町の書泉グランデにて、天龍源一郎のもと参加の12選手(※4選手が所要のため欠席)が参加して記者会見が行われた。
1、2回戦は全試合が15分1本勝負、準決勝が30分1本勝負、決勝戦が60分1本勝負で争われ、通常の天龍プロ大会と同じくPWF公式ルールが採用されるが、時間切れ、両者リングアウトの引き分けに終わった場合は、両選手がトーナメントから失格するという特別ルールが採用されることになった。優勝選手には賞金50万円と特製トロフィーが授与される。
天龍源一郎
「4月に再始動し、これまでの11大会全試合を私自身が解説席から見た感じから、ふと「シングルでみんなが戦っているのを見てみたいな」という気持ちとなり、(嶋田紋奈)代表に開催を進言しました。今回、龍魂杯って名前をつけさせてもらったのは、天龍プロジェクトでもありますし、龍という想像上の動物ですけど、中国では縁起がいいとされています。選手各々が「龍魂」を自分の物、自分の糧とし、己のプロレスのカラーへと込め、各々が各団体にて新しいカラーを打ち出していってくれれば幸いです。そのための龍魂杯だと思っています」
『天龍プロジェクト SURVIVE THE REVOLUTION VOL.12』
日程:2021年11月14日(日)
開始:12:00
会場:東京・新木場1st RING
『第1回 龍魂杯トーナメント 1回戦』
▼第1試合 15分1本勝負
新井健一郎(DRAGON GATE)
vs
翔太(ガンバレ☆プロレス)
翔太
「奇しくもタッグパートナーである新井健一郎とIJタッグを巻いていたわけですけれども、天龍プロジェクトのリングでシングルプレイヤーのプロレスラー・翔太として、結果を残す場所が欲しかった。このトーナメント、ヘビー級もジュニアも揃っているわけですけれども、ボクはジュニアに分類されるわけです。となると、やはり天龍プロジェクトに上がる以上、ジュニアの象徴のようなモノが一つ、あると思うんですよ。このトーナメントで結果を出して、ボクはその天龍プロジェクトのジュニアの象徴に近づきたい。そして、パートナーの新井健一郎というレスラーと1回戦を戦う。先日の天龍プロジェクト興行(10月26日)で天龍さんが解説席でおっしゃいました。「この二人のからみは、まるで幕の内弁当の紅しょうがのようだな」と。たしかにボクらは主菜…主役のような食材にはなれないかも知れない。ただ、このトーナメント1回戦でボクらがぶつかり、紅しょうがのようなクッと、味が引き締まるような試合をして、2日間に渡って、話題をかっさらい続けて、ハッとしてgood!にボクが優勝したいと思っています」
新井健一郎
「本当に天龍プロジェクトさんは粋なマッチメイクをしてくれたもんだな……と。翔太選手とは今年5月、シングルマッチを久しぶりにやらしてもらって、そん時に「また数年後に、いろいろと経験を積んで、やれればいいな」なんてコメントしていたと思うんですけど、まさかこんなに早いとは…。何にせよ14日、15日と自分が勝って、特に11月15日は天龍さんの引退記念日でもありますしね。業界内の人が実は意外と気づいていないかも知れないんですけど、11月15日はランディ・サベージの誕生日なんですよ。天龍源一郎vsランディ・サベージに今もって魅せられ続けているこの私は、天国にいるランディ・サベージと、今目の前にいる天龍さんに、この2日間、プロレス人生を捧げたいと思います」
<天龍の眼>
新井健一郎に翔太っていうのは、俺の中でも煮込み込んだ紅しょうがとでも言うような味わい深い試合を見せてくれると思っているけど、今、アラケンから思わず色んな知識を吹き込まれて、そこにちょっと何て言うのかな? 2人だったら、試合で満足させてくれると思い、自信を持って提供できます。
▼第2試合 15分1本勝負
LEONA(DRADITION)
vs
塚本竜馬(全日本プロレス)
塚本竜馬
「デビューしたばっかりのボクを、この記念すべき第1回大会に呼んでいただいたことに感謝し、全身全霊で戦わせていただきます。ありがとうございます。以上です」
LEONA(嶋田代表が代読)
「今回、龍魂杯に参戦することになり、心も体も凄く充実しています。今年から天龍プロジェクトに参戦して、とにかく結果、勲章を狙いたい。勝ちたい。その真っ直ぐな気持ちでこの闘いに臨みます!そして、これまでの悔しい気持ちも全部この闘いで吐き出します」
<天龍の眼>
これ、やっぱりあの、俺の気持ちの中ではね。藤波(辰爾)選手のご子息のLEONAと、全日本プロレスの塚本、なんか、どっちも俺にとっては気にかかる試合だから。2人とも弾けた試合をやってくれて、お客さんたちが彼らの存在を印象に残して帰路に着いてくれればいいと思ってる。頑張って欲しいと思います。
▼第3試合 15分1本勝負
河野真幸(フリー)
vs
SUSHI(フリー)
SUSHI
「てやんでいっ、SUSHIです。今回、この龍魂杯に出場できるということで、大変光栄に思っております。普段、SUSHIというのは皆さんに美味しく食べていただくのが役目なんですが、今回は河野選手を自分が喰って、優勝への第一歩としたいと思います。以上です」
河野真幸
「先ほどの代表の話ですと、この大会は(この先も)続いていくと言われていたんで、(新日本プロレス主催の)G1クライマックスもそうですが、ゆくゆく語られる時に第1回優勝者とか、伝説の回だとか、ボクが一発目の優勝者として美味しい位置に行きたいと思います。宜しくお願いします」
<天龍の眼>
河野選手にとっては意外とSUSHI選手はやりづらいかも知れない。そこをSUSHI選手が突いて大金星を挙げてくれることを期待しています。
▼第4試合 15分1本勝負
HUB(フリー)
vs
吉田和正(大日本プロレス)
吉田和正(嶋田代表が代読)
「大日本プロレスの吉田和正です。この度龍魂杯という名誉あるトーナメントに出場させていただき、本当にありがとうございます。出場する以上は、トーナメント優勝を目指して、鍛錬を積んでいきます。11月14日天龍プロジェクト新木場大会では進化した吉田和正に是非ご期待ください」
HUB(嶋田代表が代読)
「相手が誰であれ自分のプロレスをするのみ。大阪代表の気持ちでいく。借りを返さなきゃならん相手と戦うまでは負けられん!」
<天龍の眼>
あの、HUB選手はああいうキャラクターに隠されているけれども、肉体も凄く鍛えているようだしね。ぜひ、吉田選手のファイティングでHUB選手にぶつかってくれればと思います。俺の気持ちの中では、HUB選手の尻尾でも喰らって覚醒して欲しいと思っていますよ。
▼第5試合 15分1本勝負
矢野啓太(プロフェッショナルレスリング・ワラビー)
vs
北村彰基(ZERO1)
北村彰基
「プロレスリングZERO1の北村彰基です。今、ボクはすごいワクワクしています。なんでワクワクしているかというと、優勝できる、優勝する、そんな気持ちが強いからです。ボクのトーナメントのブロック、面々を見てみると、負ける気がしない。生意気なこと言わせてもらいます。負ける気がしない。そして、今回の第1回戦の相手はベルトを持っています。ここでボクが勝って、チャンス掴んでしまおうかなと思います。そして、この天龍プロジェクトさん見に来たファンの皆様に、ZERO1の北村彰基を刻みたいと思います。宜しくお願いします」
矢野啓太
「第20代IJタッグ王者でもありますし、自分自身で今、勢いがあるなということを感じています。で、この勢いのまま、まずは1回戦、しっかりと勝てば、どんな相手が来ても、柔軟に対応して、それこそオールマイティにレスリングすれば、間違いなく結果がついてくると思っています。以上、ノーコメント!」
<天龍の眼>
これはもう、インタビュー聞いていると、北村選手の元気さを考えると、この元気とパワーをもって、矢野啓太の技術を凌駕するのか?、逆に屈服させられてしまうのか? とても興味深い試合になりますね。
▼第6試合 15分1本勝負
拳剛(フリー)
vs
渡瀬瑞基(DDT)
渡瀬瑞基
「前回(10月26日)、天龍プロジェクトさんに初参戦して、結果は残せなかったかも知れないですけど、このトーナメントに呼んでもらえたということは、印象は残せたのかな?と。前回の大会で一番バチバチしていて、戦ってみたいなと思っていた拳剛選手と(試合を)組んでいただけたこと有難く思います。そして順調に行けば、2回戦にLEONAがきます。この間「勝った」とか言ってましたけど、自分は負けた気はしていないので、その借りを返したい。で、ガンバレ☆プロレスのほうでも今、シングルトーナメント(ガンバレ☆クライマックス2021)を開催していまして、いいチャンスが2つも訪れているので、ここで2冠を狙っていきたいと思います。拳剛選手、バチバチお願いします」
拳剛
「渡瀬選手と初めて会ったのがですね。数年前に自分がDNAという団体に参戦した時だったと思います。正直、そん時は正直、「お笑い芸人もやられながら、プロレスもやられている方なんだ」っていう印象ぐらいしかなかったんですけど、この間の天プロでの試合を拝見しまして、偉そうに言わせていただくと渡瀬選手の成長ぶりに無茶苦茶びっくりしました。こんなにプロレスができる選手なんだと。本当に驚きましたね。そういった意味で、1回戦から楽しみなカードではあるんですけど。まあオレ、IJチャンピオンなんで、率直に言いますと、格が違い過ぎるんですよね。で、1回戦のことは正直、心配していない。トーナメント表を見るとですね、本当は決勝でまた光留選手と当たって、「本物の天龍プロジェクト」を見せるトーナメントにしたいなと思っていたんですけど、組み合わせ的に、同じブロックに(佐藤)光留選手がいるんで。準決勝で光留選手と「本物の天龍プロジェクト」を見せて、反対ブロックですと、矢野選手、河野選手ですかね?そのどちらかに上がってきていただいて。この2日間を締めたいと思っています。優勝賞金も出るみたいなんですけど、50万(円)ですよね。50万じゃちょっと足りないですね。でも、ちょうど今、コロナ禍なんで、すぐに飲みに行くということもできないんで、そういった意味でもちょうどいいか…という感じでしょうか? まあ、当たり前に優勝して、当たり前に、また話題を独り占めしたいと思います。宜しくお願いします」
<天龍の眼>
俺の中では、興味があるって言えば興味のある試合だから。どういう展開になってくるのか?っていうね。俺の好奇心も含めて、見てみたい試合の何番目かに入りますね。
▼第7試合 15分1本勝負
佐藤光留(パンクラスMISSION)
vs
レイパロマ(ダブプロレス)
佐藤光留
「ミスター天龍プロジェクト」の佐藤光留です。トーナメントの何がいいって、2日間で4試合出場すれば優勝できると。痛みの伝わり過ぎるプロレスを、2日で4試合もできるんだと思うと、ミスター天龍プロジェクト・佐藤光留、興奮が止まりません。先ほど、拳剛選手が「50万じゃ少ない」って言ってたんで、もし、ボクに勝って、拳剛選手が優勝したら、ボクが個人的に、もう……15(※通貨単位は不明)ぐらいはパーティー資金としてプレゼントしたいと思います。しかし、ただあげてばっかりじゃ嫌なんで、もし拳剛に勝って、ボクが優勝したら、拳剛からは30(※やっぱり通貨単位は不明)ぐらいですかね? 結構本気で思っています。宜しくお願いします」
レイパロマ(嶋田代表代読)
「『龍魂杯』の出場メンバーに私の名前がはいっている事に違和感を覚える方もいるでしょう。しかし、私にとっては当然の事実であり、やっと来たか という感じです。なぜなら私の中には『天龍イズム』が流れているからです。このトーナメントを通じて、なぜこの私がエントリーされたのかを、リングの上で説明させていただきましょう」
<天龍の眼>
一番面白い試合ってのは、佐藤光留選手とレイパロマが、どういう風にからんで、どういう試合をファンに提供するのかな?って思っていた(笑)。ただ心配なのは試合が終わった後、レイパロマが佐藤光留にキッチリと折り畳まれて、スマホぐらいの大きさになっちゃうんじゃないかな?ってことだね。ちょっと、それを心配していますよ。
▼第8試合 15本勝負
佐藤耕平(フリー)
vs
TORU(TTTプロレスリング)
TORU
「IJシングル、IJタッグ、鈴木みのるとの戦い、そして佐藤耕平との戦い。思えばこの半年、悔しい思いばかりしてきました。ただ、この、天龍プロジェクトという「誤魔化しの効かないリング」の中で、悔しい思いをしながらも、毎大会、自分の立ち位置を、自分で作ってきたという自負はあります。この龍魂杯、何の因果か? また佐藤耕平と1回戦で対戦することになりました。以前のように馬鹿の一つ覚えみたいに喧嘩売って…と、そんなことはもう考えてないです。真正面から正々堂々、佐藤耕平にぶつかって、必ず勝ちます。そして、この龍魂杯、オレが優勝したら、胸を張って、こう言いたいと思います。「オレにも龍魂は宿っている」と。必ず優勝します」
佐藤耕平
「まずは1回戦、しっかりと勝って、優勝して、賞金(50万円)でいい酒を飲みたいと思っています。以上です」
<天龍の眼>
今、佐藤耕平が(ガラガラ声で)何を言ってるか?分からないでしょ?(笑)。ここで佐藤耕平選手とTORU選手が当たるとは思わなかった。この2人が初日のメインイベントでぶつかるっていうのも興味深い。この間(10月26日の一騎打ち)の最後の技、三角絞めだっけ?あれは、さすがに佐藤耕平だなっていう。渋いモノを見せてもらった。あの三角絞めで失神させられてTORU選手にも相当悔しいアレがあると思う。その悔しさを佐藤耕平選手にいかにぶつけて、若さを発揮できるか?ってのが楽しみですね。それと今、TORU選手がこんなに活舌よく喋っているのを初めて聞いたもんで、ビックリしました(笑)。
『天龍プロジェクト SURVIVE THE REVOLUTION VOL.13』
日程:2021年11月15日(月)
開始:19:00
会場:東京・新木場1st RING 試合開始午後7時
▼トーナメント2回戦(15分1本勝負)×4試合
▼トーナメント敗退者による試合×2試合(予定)
▼準決勝戦(30分1本勝負)×2試合
▼決勝戦(60分1本勝負)