天龍源一郎の団体が前売り完売!全日本プロレスの兄弟タッグが世界で一番面倒くさいプロレスラーたちを撃破しタッグ王座初防衛!

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 14日、東京都・新木場1stRINGにて天龍プロジェクト『STILL REVOLUTION』が開催。青柳優馬&青柳亮生がUNタッグ王座の初防衛に成功した。

 天龍プロジェクトが管理するUNタッグ王座は、全日本プロレスに所属する実の兄弟レスラー・青柳優馬&青柳亮生が初代王者として君臨。
 兄の優馬は三冠ヘビー級王座&世界タッグ王座も合わせた6冠王。弟の亮生は先日世界ジュニア王座こそ落としたもののNOAHに乗り込んでGHCジュニア王座挑戦に名乗りを上げるなど、団体の枠に囚われない活躍を見せている。

 その初防衛戦の相手として真っ先に名乗りを上げたのは、天プロの至宝たるシングル王座・IJ王座を戴冠している佐藤光留。そして光留が相棒として選んだのは、光留いわく“世界で一番面倒くさいパートナー”であるという鈴木秀樹。
 このカードへの期待の表れか、今大会は前売りの時点でチケットが完売。大盛り上がりの中でメインの王座戦を迎えた。


 試合は序盤から濃密なグラウンド戦が展開されていくが、体格に劣る亮生が秀樹のフェイスロックに捕まってしまい、そのままベテラン2人の攻撃を受け続ける窮地に。
 光留が鋭いミドルキック、秀樹が的確な関節へのストンピングで攻め立て、光留が逆エビ固めで絞り上げるも亮生は折れずにミサイルキックで反撃して優馬にタッチ。
 優馬は光留に激しいフォアアームの連打からダイビング・クロスボディ。しかし、光留がジャンピングハイキックを見舞って生還すると、秀樹が巧みなサブミッションで優馬を支配し卍固め。青柳兄弟が中々主導権を握れないまま試合は進んでいく。
 しかし、ピンチになったときが兄弟タッグの本領発揮。光留が亮生を捕獲式腕十字で捕らえるも、優馬がダイビング・エルボードロップで豪快なカット。優馬がアームロックに捕らえられれば亮生がスワンダイブ式ミサイルキックで豪快なカットと互いに補い合うコンビプレーを発揮。最後は、優馬が光留にロックスター・バスターからエンドゲームに捕らえてギブアップを奪った。

 初防衛に成功してベルトを掲げる青柳兄弟のもとには、拳剛、仁木琢郎、矢野啓太と天プロを支える強豪たちが詰め寄っていく。
 しかし、優馬は「お祝いしてくれるんじゃねーのかよ。初代UNタッグチャンピオンが初防衛に成功したんだよ?お祝いしてくれてもいいじゃないか。まあ、流石にプロレスラーですから、なんなく『こうやって来たらこういうことなんだろうな』ってのは分かりますよ。ただなあ、次の7月16日、全日本プロレスの新木場大会でこのベルトの2度目の防衛戦が決まってんだ。用があるんだったらそれが終わってからにしろ」と軽くあしらって去っていった。


 バックステージに戻った優馬は、「青柳兄弟が持つことによって、UNタッグのベルトの周りが騒がしくなってきたんじゃねえか、これはまさに青柳兄弟効果だ。どうだ天龍プロジェクト共、どうだ、どうだ羨ましいだろう!」と高笑いし、「そして16日、全日本プロレスの新木場大会で諏訪魔&田村男児、アイツら防衛して倒してみせる。そして、諏訪魔……地獄へ落ちろーッ!」と抹殺宣言をして去っていった。

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