【試合詳細】10・31 全日本プロレス後楽園ホール大会 【GAORA TV】石川修司vs入江茂弘 【アジアタッグ】T-Hawk&エル・リンダマンvs青柳優馬&青柳亮生 ジェイク・リー&TAJIRI&大森北斗vsゼウス&イザナギ&UTAMARO
『2021 旗揚げ記念シリーズ』
日程:2021年10月31日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:510人
▼シングルマッチ 20分1本勝負
●塚本竜馬
6分41秒 足4の字固め
[NEXTREME]○ライジングHAYATO(愛媛)
▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
ヨシタツ/立花誠吾(フリー)/●斉藤レイ/バリヤンアッキ(フリー)
9分2秒 アックスボンバー→片エビ固め
○大森隆男/ブラックめんそーれ/木髙イサミ(BASARA)/TAMURA(HEAT-UP)
▼本田竜輝 試練の七番勝負~高校からレスリングを始めた僕が、老舗プロレス団体に飛び込みで参戦を直訴し、正式入団を果たしたのちに、トップ選手への階段を登るための試練の七番勝負 第六戦~ 30分1本勝負
[NEXTREME]○宮原健斗
9分18秒 スネークリミット
●本田竜輝
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
○諏訪魔/芦野祥太郎(フリー)/田村男児
11分35秒 バックドロップ→体固め
岩本煌史/●斉藤ジュン/カズ・ハヤシ(GLEAT)
▼6人タッグマッチ 45分1本勝負
[TOTAL ECLIPSE]○ジェイク・リー/TAJIRI/大森北斗
12分33秒 D4C→片エビ固め
[PURPLE HAZE]ゼウス/イザナギ/●UTAMARO(フリー)
▼アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/#STRONGHEARTS】○T-Hawk(GLEAT)/エル・リンダマン(GLEAT)
16分16秒 AKACHOCHIN→体固め
【挑戦者組/NEXTREME】青柳優馬/●青柳亮生
※第111代王者組が2度目の防衛に成功
▼GAORA TVチャンピオンシップ 60分1本勝負
【第19代王者】●石川修司
19分39秒 ビーストボンバー→片エビ固め
【挑戦者/PURPLE HAZE】○入江茂弘(フリー)
※第19代王者が4度目の防衛に失敗。入江が第20代王者へ
入江茂弘が石川修司を倒しGAORA王者へ!T-Hawk&リンダマンが青柳兄弟を倒しアジアタッグ防衛!カズと諏訪魔が8年ぶりの握手!
第1試合
ロックアップから塚本がロープに押し込みが、HAYATOが体勢を切り返しクリーンブレイク。
すぐに塚本が突撃しロックアップからロープに押し込むと、エルボー連打からヘッドロック。HAYATOはボディブローからロープに振るが、塚本はショルダータックルで倒し、すぐに立ち上がったHAYATOにガットショットからロープに振るもHAYATOは低空ドロップキックで迎撃。
HAYATOは足へのストンピング連打から膝を攻めていき、膝へのエルボードロップからヒールホールド。塚本はヘッドシザースから腕十字を狙うが、HAYATOは回転して逃れると改めてヒールホールド。塚本はロープを掴みブレイク。
塚本はエルボー連打でコーナーに押しこむが、HAYATOは足をキャッチしロープにかけると足への低空ドロップキック。リング中央に投げ捨てフォールも2。
HAYATOはブーメランボディプレスを足に投下しフォールも2。
塚本はエルボー連打もHAYATOは膝を蹴りつける。再度エルボー連打もHAYATOはローキックを打ち込みロープに振るが、塚本はドロップキックからボディスラムで叩きつけてフォールも2。
塚本はミサイルキックからフォールも2。
塚本は串刺し攻撃を狙うが、避けたHAYATOが低空串刺しドロップキックから投げようとするが、バックを取り返した塚本にバックキックからアトミックドロップ。フォールも2。
HAYATOはトラースキックからフォールも2。
HAYATOは足4の字で捕らえてギブアップを奪った。
第2試合
先発は大森とレイ。ロックアップから大森がヘッドロックで捕らえショルダータックル。受けきったレイが逆にショルダータックルで倒し、串刺し攻撃を狙うが大森も走り込みショルダータックルの相打ち。チョップの打ち合いから大森がエルボースマッシュ。さらにロープに飛んでショルダータックルも、受けきったレイがショルダータックルで倒す。両者タッチ。
めんそーれが地獄突きも、避けたアッキが「ナマステと挨拶してからロープに振ってドロップキック。アッキは立花にタッチ。
立花はハブを掴んで挑発するが、めんそーれはチョップを打ち込んでいくが立花は「痛くねーぞ!」と受けきり、ガットショットから走り込むがめんそーれはカニばさみでロープにもたれさせ、場外でイサミと田村が走り込み顔面へのサンドイッチドロップキック。めんそーれは大森にタッチ。
大森はエルボー連発からコーナーで顔面を踏みつけ、さらにボディスラムからエルボードロップ。フォールも2。
大森は田村にタッチ。
田村は大森が掴んだ立花の腕にダイビングフットスタンプから、背中にハンマーブローを叩き込んでいく。
立花のエルボーと田村のチョップの打ち合いとなり、田村が振りかぶってのボディブローを打ち込むとレフェリーが注意。
田村はイサミにタッチ。
イサミは立花の腕を捻ってグラウンドに持ち込むが、立花はロープに足を伸ばしブレイク。
「全然効かねーぞ」と挑発する立花に、イサミはエルボーを連発しロープに振ろうとするが、逆に立花がエルボーからロープに飛んでランニングエルボーで倒す。
立花はヨシタツにタッチ。
ヨシタツはミドルキック連打からフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
ヨシタツはコーナーに振ると、アッキがエプロンを走り込んで顔面にドロップキック。さらにヨシタツが串刺しビッグブーツからアッキも串刺しダブルニー。フォールも2。
イサミがチョップ連発もヨシタツがミドルキック。これをキャッチしたイサミがドラゴンスクリューから田村にタッチ。
田村は低空ドロップキック連発。ヨシタツがロープに振るが、田村は再度低空ドロップキックからフォールも2。
田村はコンビネーションキックからソバット。ロープに飛ぶが、ヨシタツはキチンシンクで迎撃しレイにタッチ。田村も大森にタッチ。
レイがぶちかましからチョップ連打。大森はビッグブーツからニールキックで迎撃し、コーナーに振ってトレイン攻撃。
大森がレイを羽交い絞めにしてめんそーれが目潰し。さらにロープに振るが、レイは二人まとめてショルダータックルで倒す。
レイはボディスラムからフォールも2。
立花が次々ビッグブーツやエルボーで迎撃し、アッキが場外のイサミにプランチャ。
レイが大森をコーナに突き飛ばし、串刺し攻撃を狙うが避けた大森がバックドロップ。フォールも2。
大森はアックスボンバーを叩き込み3カウント。
<試合後コメント>
ヨシタツ&斉藤レイ&立花誠吾&バリヤン・アッキ
ヨシタツ「レイ、おまえよく頑張ったな。実はな、お前が取ったらヨシタツ・キングダムに入れてやろうと思ったけど、まぁちょっと早いな。フォールを取られているようじゃな」
レイ「すいません」
ヨシタツ「でも途中の爆発力、あれはすごかった。大森さんとめんそ~れをぶっ飛ばした。あれはすごいよ。あれがもっと要所要所で出たらすごいよ。化けるよ、こいつ。ヨシタツ・キングダムは斎藤レイ、狙ってるから。わかった?We Can Do it!レイ、あいついいよ。俺ね、負けたヤツ。特に新人ね。コメントなんか出すべきじゃないと思ってる。あいつ出さなかった。見どころあるよ」
アッキ「なかなかいい感じのこの組み合わせ。まだまだ増えていけばどんどんキングダムは広がっていきますよ」
ヨシタツ「言っておくけどお前らはライバルだからな。来年おれと世界最強タッグに出られるように」
アッキ「負けないから!」
立花「もしかしたら俺とアッキで出るかも知れないからな!」
大森隆男&木高イサミ&TAMURA&ブラックめんそーれ
大森「見たか、俺たちアックスボンバーズの底力を!イサミ、TAMURA,俺たちアックスボンバーズ」
イサミ「あの6人タッグのベルト、ありますよね?行きますか?」
めんそ~れ「俺もいるのに!」
大森「めんそ~れもチームなんだからうまくやってもらわないと困るよ」
めんそ~れ「そもそも俺、アックスボンバーズじゃないですからね」
大森「アックスボンバーズがどうとかそういう問題じゃない・・・。」
イサミ「小さい、発想が」
大森「だけどアックスボンバーズに関わったらどいつもこいつもぶっ潰すからな!アックスボンバーズがどうとかそういう小さいくくりでマット界を渡っていないんだよ」
イサミ「アックスボンバーズだけでとかじゃないから。ただ俺たちには10何年の歴史があるから。なんでも狙っていくから」
大森「だからめんそ~れもちゃんとやってもらわないと・・・」
めんそ~れ「ちゃんとやってますよ」
イサミ「大森さん、キャリアは何年目ですか?」
大森「来年30だよ」
イサミ「来年30だよ!来年30の大森さんが復活するぞ」
大森「復活(苦笑)。くたばってたみたいな言い方するなよ(笑)」
イサミ「今日の行き方見てましたか?今日のアックスボンバー。これからまだまだ大森隆男、ビンビンで行くぞ。今日の夜、行っちゃうからな」
大森「行ければいいってもんじゃねぇよ(笑)!」
第3試合
本田が入場するなりエルボー連打で急襲し、場外戦からリングに先に戻ると、エプロンに登った宮原をランニングエルボーで叩き落とし、さらにエプロンを走り込んでのダイビングエルボーアタック。
宮原が鉄柵に叩きつけるも、本田はすぐに宮原に走り込みショルダータックルで倒していく。
本田はストンピング連打から背中にエルボー。さらにエルボー連打も宮原はヘッドバッドで返し、ここでやっとガウンを脱ぎリングへ戻る。
すぐに場外に降りた宮原はビッグブーツからヘッドバッド連発。リングに戻るとフォールするが、レフェリーのカウントが遅れるとレフェリーに抗議。
宮原はストンピング。本田がロープに振ってラリアットも、避けた宮原が低空ドロップキックから側頭部にドロップキック。避けた本田が逆エビ固めで捕らえるが、宮原はロープを掴みブレイク。
本田は串刺しスピアーも、宮原が避けると鉄柱に自爆。
場外に落下した本田を宮原はレフェリーにあげるように指示。
リングに戻り、エルボーの打ち合いから本田がブレーンバスター。さらにコーナーに振って串刺しエルボーからノーザンライトスープレックスホールドも2。
バックの取り合いから宮原がスネークリミット。これは本田がロープに足を伸ばしブレイク。
宮原は後頭部に串刺しブラックアウトからブラックアウト。フォールも2。
宮原はシャットダウンを狙うが、耐えた本田にブラックアウト。キャッチした本田が左右のエルボー連打から走り込んで宮原にエルボー。だが宮原もビッグブーツで返すが、本田はラリアットでなぎ倒しフォールも2。
本田はすぐさまジャーマンスープレックスホールドも2。
本田は走り込むが、宮原がジャンピング式のブラックアウトからスネークリミットで捕らえ、これで本田はギブアップした。
<試合後コメント>
宮原健斗
「最強タッグ、目前だ。今日の対戦相手も最強タッグに出るんだろう?なぁ楽しみにしてるよ。次は13日、最強タッグだ。ここで何かを残せば必ず次につながる。二連覇がかかってるんだ。二連覇を成し遂げられるのは俺らしかいない。当たり前すぎるがそれをきっちりこなす。二連覇だ。最強タッグ開幕だ!」
本田竜輝
「今日、宮原健斗とのシングルマッチ。自分にあって、自分になくて、何が足りないのかすごくわかりました。でもまだまだこれで終わりじゃないんで。次、最強タッグもあるし7番勝負の最後の相手とは絶対に年内に組んでください。よろしくお願いします」
第4試合
先発は男児と岩本。ロックアップからバックの取り合い。グラウンドの攻防から両者距離を取る。
ロックアップから岩本が自軍コーナーに押し込みカズにタッチ。
カズがリストをとって倒し、男児が切り返して腕を取ると自軍コーナーに下がり諏訪魔にタッチ。
ロックアップから諏訪魔がロープに押し込むが、体勢を切り返したカズがクリーンブレイク。
ロックアップからカズがバックを取るが、バックエルボーで逃れた諏訪魔がカズのチョップと諏訪魔のエルボーの打ち合い。諏訪魔がダブルチョップでなぎ倒し、ロプに振ってラリアット。避けたカズがスライディングでビッグブーツも避け、ロープに飛んでショルダータックル。受けきった諏訪魔がロープに飛んでショルダータックルでなぎ倒す。諏訪魔は男児にタッチ。
男児はガットショットから背中にハンマーブロー連発。カズのダブルチョップと男児のエルボーの打ち合いから、男児がロープに振ってアームドラッグ。さらに背中へのエルボードロップからフォールも2。
男児は芦野にタッチ。
芦野はコーナーに押し込みエルボー連打。エルボーの打ち合いから芦野がエルボースマッシュを打ち込み、首投げからスリーパー。
これを離すとストンピングからヒールホールドで捕らえ、リングに膝を叩きつけてアンクルホールド。抜けたカズを前蹴りでコーナーにふっとばし串刺し攻撃も、避けたカズが串刺しオーバーヘッドキック。
芦野はフロントスープレックスで投げ捨て諏訪魔にタッチ。
諏訪魔は逆エビ固めで捕らえるが、カズはロープを掴みブレイク。
諏訪魔は男児にタッチ。
男児はストンピングから担ごうとするが、着地したカズがエルボー連発からロープに飛んで走り込むも、男児はカウンターのバックブリーカーからロープに振る。カズはハンドスプリングオーバーヘッドキックで迎撃し岩本にタッチ。
岩本は串刺しバックエルボー。男児がコーナーに振るが、岩本はショルダータックルで迎撃しブレーンバスター。フォールも2。
岩本はロープに振ってニーアッパーを狙うが、キャッチした男児がバックフリップで叩きつけ芦野にタッチ。
芦野は俵投げからフォールも2。
芦野はコーナーに振って串刺しエルボースマッシュ。再度コーナに振って走りこむが、足を伸ばしてカットした岩本が走りこむも、芦野はエルボースマッシュで迎撃し、スライディングエルボースマッシュからフォールも2。
エルボーの打ち合いから芦野がエルボースマッシュ。ロープに飛ぶが、岩本はニーアッパーで迎撃しジュンにタッチ。
ジュンはぶちかましからロープに飛んでぶちかまし2連発。フォールも2。
ジュンはコーナーに振ってトレイン攻撃。ジュンはチョークスムで叩きつけフォールも2。
ジュンはロープに飛んでラリアットも、避けた芦野が投げ捨てジャーマン。芦野は諏訪魔にタッチ。
芦野が羽交い絞めにして諏訪魔がローリングラリアット。フォールも2。
諏訪魔はバックドロップを狙うが、耐えたジュンがつっぱり連発でロープに押し込む。諏訪魔もつっぱり連発でロープに押し返し、つっぱりの攻防から諏訪魔がラリアットでなぎ倒す。フォールも2。
諏訪魔はバックドロップで叩きつけ3カウントを奪った。
カズ「グレートのカズ・ハヤシ、約8年ぶりに全日本プロレスのリングに上がらさせていただきました。いやこのメンバーを見ていると、8年前から、彼らが、全日本プロレスを、ずっと、支えていた、そのメンバーの中で、今日、僕が、試合ができたんだなとすごい実感します。全日本プロレス、来年、50周年。私もね、長い歴史の中で、カズ・ハヤシという、歴史に刻んだ、人間でもありますから、是非、50周年、一緒に盛り上げたいなと!(諏訪魔を見つめる)え~~~諏訪魔選手、そう考えています」
諏訪魔とカズが握手。カズは芦野とも握手し、ベルトの挑戦を示唆した。
<試合後コメント>
諏訪魔&芦野祥太郎
諏訪魔「ハヤシさんと・・・ハヤシさんが全日本のリングに上がるのは8年ぶりだよね。でもいい動きしてるしさ。圧力すごいなって思いますよ。俺も逆エビやってる時にさ、俺が新弟子の頃に逆エビやって、ハヤシさんに『お前、この野郎!』って怒られたのを久しぶりに思い出した(笑)。こういうかたちで全日本プロレスに戻ってきてくれたっていうかね、GLEAT(所属)だけど上がってくれた。お互いに止まっていた時計の針が動き始めたのかなって思いますね。ハヤシさんはいつまで経っても偉大な先輩ですね、俺にとっては。すごいなと思ったけど。元気だなって」
芦野「WRESTLE-1の最後の頃より動きはいいですよ。あのボヨヨン・キックの高さでわかるんです。今日は高かったですね。練習してるんだなって刺激されますね」
諏訪魔「全日本の世界ジュニアの防衛記録を持ってるだけはあるなってなりますよね。脱帽です。来年は50周年イヤーだからさ、ハヤシさんもGLEATもあるからアレだけど、一杯ひっかけてぇなというのはありますよ。話しちゃおうかな」
芦野「その時はぜひLINEください。すぐ行きますんで」
諏訪魔「その時は連絡するよ。三茶でも行くか(笑)」
カズ・ハヤシ
カズ「8年ぶり。ツイッターでお客さんに教えてもらって。マジで8年もって(笑)。リングの中はガラっと変わってもやっぱり全日本プロレスだなっていうのはすごい感じて。控室もリングのロープも変わって。それでも変わらず、ファンの人も変わらず、全日本プロレスはこういうものだっていうのを求められているような気がしましたね。そんな感じがしました。ただ選手はガラっと変わっているんで、現在進行形の全日本プロレスっていうものを。今日戦った中で一番古いのは諏訪魔。諏訪魔選手、あとの若い選手たちで新しい全日本プロレスを作り上げようとしているのかなっていうのを感じました。僕はやっぱり、あの時の全日本プロレスが僕が求めている全日本プロレスなんで、時計の針を巻き戻したいなっていう気持ちで戦いましたね。さきほども言いましたけど。とは言え時代は流れているんで一緒に今の全日本プロレスを盛り上げていけたらなって思います。諏訪魔選手に握手と返事をもらえたので大丈夫でしょう」
――来年の50周年では諏訪魔選手と組むなり戦うなりと夢が広がりますね
カズ「誰が司令塔になるのかはわからないけれど、諏訪魔はもう握手した張本人ですからね。諏訪魔は間違いなく。意思表示というものは二人の間ではできたと思います。それがどう動くかはわからないですけれど(笑)」
第5試合
トータルイクリプスが急襲し試合開始。
ゼウスが孤軍奮闘するが、3人がかりでゼウスを跪かせると、TAJIRIと北斗がロープに振るが、ゼウスはダブルラリアットでなぎ倒す。
ジェイクが出てきてビッグブーツも、ゼウスが場外に投げ捨てるとリングには北斗とイザナギに。
イザナギが北斗の顔面を踏みつけていくがこれはTAJIRIがカット。
TAJIRIはストンピングからコブラツイストで捕らえようとするが、北斗がロープに振ってTAJIRIがエプロンからカッター。北斗はコーナーでイザナギのマスクをはごうとするが、これはレフェリーが注意。
TAJIRIが執拗にマスクを剥ぎにかかり、北斗はTAJIRIにタッチ。
TAJIRIは首投げから頭頂部にエルボー。さらにスリーパー。イザナギはロープに飛ぶが、TAJIRIはチョップで迎撃し、首投げからスリーパー。そのまま自軍コーナーに下がりマスクを剥ごうとする。
イザナギはなんとか巻き込んでコブラツイストもジェイクがカット。
TAJIRIはジェイクにタッチ。
ゼウスがイザナギを救出しようとするが、ジェイクが迎撃。
ジェイクはイザナギを首投げからマスクを剥ごうとするが、ゼウスがチョップでなぎ倒しカット。
ジェイクはゼウスにボディブローから場外に投げ捨て、イザナギをコーナーに振って北斗にタッチ。
北斗は首投げからキャメルクラッチ。イザナギはロープに足を伸ばしブレイク。
イザナギはエルボーからコブラツイストを狙うが、北斗は逃れる。再度コブラツイストを狙ったイザナギの背中にエルボー連打で逃れ、イザナギがエルボー連打も北斗が左右のエルボー連打。さらにローリングエルボーも、ガードしたイザナギがソバットからトラースキック。さらにラリアットも、避けた北斗がレフェリーに突き飛ばしRKO。北斗はジェイクにタッチ。イザナギもゼウスにタッチ。
ジェイクがロープに振るが、ゼウスはジャンピングララリアットでなぎ倒す。
ゼウスは串刺しラリアットからベアハッグスープレックス。フォールも2。
ゼウスはチョークスラムを狙うが、ジェイクもチョークで捕らえる。突き飛ばしたゼウスにジェイクは膝蹴りから、ロープへの追走ニー。さらにランニングニーからロープに振っていくが、ゼウスはショルダータックルで迎撃し走り込む。だがジェイクは前蹴りで迎撃し、チョップの打ち合いからエルボーの打ち合い。
ゼウスのチョップとジェイクのミドルキックの打ち合い。ゼウスがチョップ連打でなぎ倒しUTAMAROにタッチ。
UTAMAROとゼウスはジェイクをコーナに振りトレイン攻撃。
UTAMAROはドロップキックからフォールも2。
UTAMAROはバックドロップを狙うが、耐えたジェイクがビッグブーツ。キャッチしたUTAMAROが背中にラリアットから延髄斬り。さらにバックドロップで叩きつけフォールもTAJIRIがカット。
UTAMAROはムーンサルトを投下も避けたジェイクがジャイアントキリング。
串刺し攻撃を狙うがゼウスがカットに入り、チョップを打ち込むがジェイクはボディに膝蹴りから場外に投げ捨てる。
TAJIRIと北斗がUTAMAROを両側からおさえ、ジェイクが後頭部へのジャイアントキリング。さらにD4Cで叩きつけ3カウントを奪った。
<試合後コメント>
ジェイク・リー
「おいゼウス!かしこまってんじゃねぇぞ!おい、やればできるんじゃねぇかよ。お前の中ではあれやってこれやってって、ただ単に決まり事をやってるだけか。誰もそんなの望んじゃいねぇぞ。お前、残り二か月だろう?何を残したいんだよ、二か月で。『最強タッグがあるから最強タッグを制覇します』。おい、それだけか?それやって次に何がある?あぁ?お前よぉ、もうちょっとはよ、テメェの事だけ考えてできないのか?まぁお前は周りの人に支えられてその人たちのためにやってるんだもんな。その人たちだけのためにやってるんだもんな。つまんねぇな、本当にお前はよ!ゼウスって言うんだろう?神さまなんだろう?お前に決定権があるんじゃないか?もっとはっちゃけろよ!だって俺らプロレスラーだぜ?」
第6試合
なぜか青柳兄弟の新Tシャツを着て入場したリンダマン。優馬が褒めると、リンダマンはこれを引き裂き優馬に投げつける。これに怒った優馬と亮生が走り込んで場外に投げ捨て試合開始。
優馬とT-Hawkがリングに戻り、優馬がフロントネックで捕らえ自軍コーナーに下がり亮生にタッチ。
青柳兄弟でロープに振るが、T-Hawkはロープを掴んでスカすと、亮生にビッグブーツから優馬を場外に投げ捨て、走り込んできた亮生をネックハンギングボムからシーソーのように起き上がらせるとリンダマンが丸め込み、リンダマンが再度シーソーのように起こすとT-Hawkがドロップキック。リングに戻ろうとした優馬がロープをまたぐと、リンダマンが執拗にロープを蹴りつけ急所攻撃連打。
T-Hawkは強烈なチョップ。
T-Hawkはリンダマンにタッチ。
リンダマンはチョップを打ち込んでいくが、あまり音が響かないためガットショット連発からコーナーで踏み潰す。
リンダマンはT-Hawkにタッチ。
T-Hawkはストンピングからリンダマンとともにロープに振りダブルのバックエルボー。
亮生は立ち上がりエルボー連打。T-Hawkは強烈なチョップでなぎ倒し、コーナーに叩きつけリンダマンにタッチ。
亮生はエルボー連打も、リンダマンはサミング。
リンダマンは髪を掴んで引き起こし、亮生のエルボーを受けきりボディへ膝蹴り。さらに投げようとするが、着地した亮生が延髄斬りも、避けたリンダマンがバックを取る。バックを取り返した亮生をリンダマンはバックエルボーからロープに振るが、亮生はハンドスプリングレッグラリアートで迎撃し優馬にタッチ。
優馬はコーナーに振って串刺しジャンピングエルボー。リンダマンは背中にエルボーからロープに振るが、遊馬はリンダマンをスカしてT-Hawkにエルボー。リンダマンはコーナーに振るが、優馬はブーメランアタックからエンドゲームを狙う。リンダマンはロープを掴みブレイク。
優馬は投げようとするが、耐えたリンダマンの背中にエルボー。ロープに飛ぶが、バックエルボーで迎撃したリンダマンがエルボーから膝裏を蹴って跪かせると後頭部にドロップキック。
リンダマンはT-Hawkにタッチ。
T-Hawkとリンダマンはロープに振るが、優馬はまとめてドロップキックで蹴散らすと、T-Hawkへ串刺し攻撃。避けたT-Hawkが走り込むが、優馬は足を伸ばすもキャッチしたT-Hawkがナックル。
T-Hawkは投げようとするが、耐えた優馬へT-Hawkはチョップ。優馬もエルボーで返しジャーマンスープレックスホールドも2。
優馬はエンドゲームを狙うが、これはリンダマンがカット。
優馬は亮生にタッチ。
亮生はエルボー連打。T-Hawkはチョップからロープに飛ぶが、優馬が場外から足を掴んで倒し、亮生が低空ドロップキックから優馬がエルボードロップ。さらに亮生がセカンドロープからのムーンサルトプレスから再度ムーンサルト。避けたT-Hawkに旋風脚からブレーンバスター。再度ムーンサルトプレスを2連発で投下しフォールも2。
亮生はファイヤーバードスプラッシュからフォールも2。
亮生は再度コーナーに登るが、リンダマンが足を掴んで動きを止め、T-Hawkが雪崩式ブレーンバスター。ダブルダウン。
T-HawkがDHもキャッチした亮生がロープに飛ぶが、T-Hawkがニーアッパーで迎撃しビンタ。さらにチョップも、避けた亮生がフランケンを狙うが、T-Hawkは強引にパワーボムからウラジゴク。さらにリンダマンがジャーマンで叩きつけ、助けにきた優馬のバックをリンダマンが取る。だがバックを取り返した優馬が投げ捨てジャーマンからT-Hawkのラリアットも巻き込んで飛びつき胴締めフロントネックロック。T-Hawkは強引にブレーンバスターからリンダマンが優馬にダイビングボディプレス。
T-Hawkは亮生を担ぐが、亮生はそのまま腕を取り動きを止めると、優馬が亮生ごとドロップキックで吹っ飛ばす。亮生はそのまま逆打ちのようにフォールも2。
リンダマンと優馬がエルボーの打ち合いから優馬がエルボースマッシュ連発。リンダマンが投げ捨てジャーマンから亮生のラリアットも避けてバックを取ると、亮生を突き飛ばしT-Hawkがリフトアップ。これをキャッチしたリンダマンが投げ捨てジャーマンから、場外の優馬にノータッチトペコンヒーロ。
T-Hawkが亮生にウラジゴクからフォールも2。
T-Hawkは亮生を肩車し、リンダマンがコーナーから飛び合体ダイビングコードブレイカー。これでT-Hawkがフォールし3カウント。
リンダマン「見ての通り!勝ったのは俺たちエル・リンダマン、T-Hawkのグレート・ストロングハーツだ!まあよ、最後青柳兄弟がイキってたけど、結果だけ見れば、アイツらまだまだ三下、Tシャツなんて出してる場合じゃねーんだよ!この俺様でさえ、Tシャツ出したこと無いんだからな!もし、俺がTシャツ出したら、もちろんみんな買ってくれるよなオイ?(拍手が起きる)まあ、今日はなんかどっかの会見でも言ったけど、次に控える世界最強タッグ決定リーグ戦の前哨戦みたいなもんだから勝って当たり前。いいか?俺たちはアジアタッグ王者だけど、世界タッグより権威が低いなんて誰が決めたんだ。おい、世界最強タッグ、今選手権者、諏訪魔、芦野祥太郎、いるけども、あいつらも確かにリーグ戦優勝候補かもしれない、だけどな、オイ、今日の試合見てわかっただろ?この俺たち、アジアタッグチャンピオンチームも、優勝候補として世界最強タッグ参戦させてもらうからよ、楽しみにしとけ」
<試合後コメント>
T-Hawk&エル・リンダマン
T-Hawk「ウエ~イ!こんなもんでしょう。青柳兄弟も持ってる力をすべて出したかも知れないけれど、まだまだ余力あったんじゃない、俺ら。野球で言ったら4回くらいですよ」
リンダマン「出た!」
ホーク「野球で言ったらね。柔道で言ったら?」
リンダマン「開始30秒で一本勝ちだよ。まぁね、リング上でも言った通りこれは宮原健斗と青柳優馬が最強タッグでは同じBブロックになってるってことで、いわばタイトルマッチというよりも前哨戦という気持ちで。もちろん勝って当たり前だからその次の宮原健斗、青柳優馬組を俺たちは見据えているし、俺たちはアジアタッグチャンピオン。例えば前王者のゼウス、イザナギが言っていた三冠、世界ジュニアのステップ。いやいや俺らはそんなの知らねぇから。体重制限も設けられてないし、年齢制限もキャリア制限も設けられていないんだから。俺たちだって最強の価値があるんだから。優勝候補の筆頭として世界最強タッグリーグ戦、しっかり勤め、まっとうさせていただきます」
ホーク「よっしゃ!そういうことだ。俺は特にないんだよ。さっきリンダマンが言ったけど1も100もねぇんだよ!俺たちが100だ、バカヤロー!」
リンダマン「全日本プロレスも俺たち#STRONG HEARTS色、そしてGLEAT色に染めていくからな。楽しみにしておけ!OK,ベイベー!」
青柳兄弟
優馬「いやよくやったと思うよ、#STORONG HEARTS相手に。そんなことよりもエル・リンダマン、テメェTシャツ代払ったのか?あいつTシャツ代、払ったんだろうな。人のTシャツ、今日発売した新グッズ、ビリビリに破きやがって。必ずTシャツの恨みを晴らしてアジアタッグ、奪い返してやる。・・・まぁ冗談はさておき俺と亮生ならいけると思った。正直、手の届かないところじゃないと思いましたよ。お前となら大丈夫だよ」
亮生「次は必ず・・・」
第7試合
ロックアップから石川がロープに押し込みクリーンブレイク。
再度ロックアップからリストの取り合い。石川は髪を掴んでロープに押し込み、これを石川が離すと入江が走り込んでエルボーからヘッドロック。
石川は突き飛ばすとショルダータックルのぶつかり合いへ。
手を繋いでのショルダータックルのぶつかり合いから、石川がロープに飛んでショルダータックルで倒す。
石川はストンピングから背中に乗って踏み潰し、これをレフェリーが注意すると入江はたまらず場外へ。
石川が追ってくると、入江はリングに戻り、エプロンに登った石川へエルボー。石川もエルボーで返し投げようとするが、入江はカッターからエプロンを走り込んでのキャノンボール。石川がこれを避けると入江は場外に自爆。
石川はエプロンの角へのボディスラム。
リングに戻り、石川はストンピング連打から背中を蹴りつけていき、場外に投げ捨てると鉄柵に叩きつける。
リングに戻り、石川が背中にチョップを打ち込むと、入江も膝立ちでチョップ。石川はエルボーで倒し、キャメルクラッチも入江はロープを掴みブレイク。
石川は背中にストンピング。エルボーの打ち合いから入江がエルボー連打。再度エルボーの打ち合いを石川が制するが、入江が勝ち上げエルボーからロープに飛ぶも、石川がエルボーからロープに振ってラリアット。避けた入江がランニングエルボーで倒す。両者ダウン。
入江が投げようとするが、石川がブレーンバスター。
石川は走り込むが、入江がロープをたるませエプロンに落とし、エルボーからコーナーに叩きつけ、エプロンに座り込んだ石川の背中にスライディングクロスボディアタック。そのままもつれて二人とも場外へ落下。
リングに戻り、入江はコーナーに登るとダイビングボディプレス。フォールも2。
入江は担ごうとするが、耐えた石川が背中にエルボー連打。ロープに振ろうとするが、入江がヘッドバッドも石川もヘッドバッドで返し、かんぬき状態でヘッドバッド連発も、入江もヘッドバッド連打。ヘッドバッドの打ち合いを石川が制し、かんぬきスープレックスから前蹴り。キャッチした入江が振りかぶってのヘッドバッドからロープに飛んでラリアットも、巻き込んだ石川が投げ捨てドラゴンスープレックス。すぐに立ち上がった入江が後頭部にスライディングラリアットを叩き込む。両者ダウン。
ラリアットの相打ちから石川がバックドロップ。フォールも2。
石川はインディアンデスロックで捕らえるが、入江は下からビンタ。さらにヘッドバッドも、石川はかんぬき状態で捕らえヘッドバッド連打。ぐったりとした入江をフォールも2。
石川はランニングニーからフォールも2。
石川は投げようとするが、入江はリバースし後頭部へのキャノンボール。フォールも2。
入江は投げようとするが石川が担ぎ返してファイヤーサンダー。フォールも2。
石川はスプラッシュマウンテンで叩きつけフォールも2。
石川はジャイアントスラムを狙うが、耐えた入江がコーナーへのブレーンバスター。
入江はキャノンボールからコーナー上に座らせ、正面に登り担ぐも、足を滑らせ崩れ落ちながらのバックフリップ。
入江は再度担ぐと自分が垂直落下式バックフリップからフォールも2。
入江はロープに飛んでラリアットも、ラリアットの相打ち2連発から入江がロープに飛ぶも、石川がニーリフトで迎撃しカミゴェ。石川がロープに飛ぶが、入江がビーストボンバーで迎撃しフォールも2。
入江が再度ビーストボンバーで一回転させフォールし3カウント。
勝利した入江は感極まり京平レフェリーに抱きつく。
入江「自分が、思い描いてた、チャンピオンは、この、リングに、足をついて立ってることだと思ってたけど、そんなに、この、プロレス界、全日本プロレス、そんなにぬるいもんじゃない。この身を持って体感しました。入江茂弘は、8年前、初めて全日本プロレスに参戦して、シングルの結果を、何も残すことなく、シングルでメインをすることもなく、8年間過ごしてきました。今、そして、こうして!自分が、まだまだ強いと思わないし、納得する勝ち方でもないけど、全日本プロレスの、メインイベント、シングルのベルト、この、入江茂弘が取れて、本当に、嬉しいです。ありがとうございました。今、こうして、お客さんは声を出したり、することは、できないけど、最初から最後まで、イザナギさんが、ずっと、僕に、お前なら取れるって、ずっと言い聞かせてくれました。それで自分は、何回も立ち上がりました。立ち向かい続けました!それは、それは、イザナギさんだけじゃなくて、ここにいるUTAMAROさん、そして、ゼウスさん、本当にいつもありがとうござます。(イザナギとゼウスが入江の腰にベルトを巻く)ありがとうございます。ゼウスさん!僕の腰には、こんな、立派なベルトがあります。でも、僕は、こうして入江茂弘として結果を残せて、何よりも僕がパープルヘイズとして結果を残せたことが嬉しいです。今、ここにシングルのベルトがあるんですけど、僕は、ゼウスさんと、あのベルトを巻きたいです」
ゼウス「やろう!ありがとう!こっちこそ、いつも、入江くん、ありがとう。そして今日は、GAORA TVチャンピオン、まことにおめでとうございます。自分は!三冠王者になり、世界タッグは5度戴冠、チャンピオンカーニバルは全勝優勝しました。この!全日本プロレスで、残すタイトルは、あと一つ!世界最強タッグのみ!次で、8回目、9回目ですけど、挑戦になる。去年は出ることができなかったけれども、ボディガーとも成し得ることができず、崔領二とも成し得ることができなかったこのタイトル。あと二ヶ月の!全日本プロレスの所属、この二ヶ月!この二ヶ月!自分のプロレス人生をかけて、ここにいる、入江茂弘という最強の、最高のタッグパートナーと組み、必ず!世界最強タッグ、とりにいきます。そして!それができれば、来年正月、また!ここに、大阪プロレスのレスラーとして、次は世界タッグを挑戦しに、この入江茂弘とタッグを組み、来ることでしょう。みなさんどうですか!?あと二ヶ月、この二ヶ月、続きがある二ヶ月、始まる二ヶ月、俺と!入江選手の!全日本プロレスの祭が見たいですか!?じゃあ、久々に、皆さんは、手しかでけへんですけど、人生は、立っていただきありがとうございます。誰も立ってないですかありがとうございます。政治家みたいになりましたねありがとうございます。みなさんご起立お願いします!じゃあ、今日は、入江選手が勝ったんですけど、自分がしめちゃっていいですか?じゃあ二人で、人生は祭やでと言ったら、入江選手がわっしょいと3回言うんで、手を一緒にいきましょう。この人生!全日本プロレス所属生活あと2ヶ月、祭にすんぞオラ。人生は、祭りやで!」
入江「わっしょい!わっしょい!わっしょーい!」
<試合後コメント>
入江茂弘
「2013年全日本プロレスに参戦して、タッグベルトに挑戦することはあっても、シングルのベルトに挑戦することは今まで一回もなくて。今日、こうしてシングルのベルトに挑戦して、シングルのベルトをあの石川修司から、石川修司を倒してこのベルトを巻くことができたのは、本当に嬉しいです。自分はひとりで生きていくと決めてフリーランスでずっと、対戦相手だけじゃなくて色んなものから戦ってきて。そして今こうして結果を残すことができました。でも!ひとりで戦っていこうと思ってフリーを選んだけれど、フリーになってからの方がみんなに生かされてるんだなってことを強く感じました。このベルトをフリーになって一人で獲ったなんて1ミリも思いませんよ。みんながいたからこうしてベルトを獲ることができました。フリーになって今まで以上にみんなへの感謝、みんなのあたたかみを感じて今こうして獲ることができました。もちろんこのシングルで結果を残したこと。それと同時にパープルヘイズで結果を残せたことが何よりうれしいです。パープルヘイズ、入江茂弘、全日本プロレスで胸を張って戦い続けます。ありがとうございました」
――石川選手はそのベルトを三冠に並ぶベルトにしたいと言っていましたが?
入江「僕も同じ気持ちですよ。このベルトを『入江茂弘が持ってるからGAORA TVのベルトって凄いんだな』って思わせてやりますよ。僕はGAORAでプロレスを見て、プロレスを好きになってプロレスラーになったんですよ。だからこのベルトを僕が巻く資格はありますよね。ボクがGAORAで見たみちのくプロレスとWCW。小学生の頃に見て、『なんてプロレスっておもしろいんだ』と思ってプロレスラーにあこがれてプロレスラーになって!GAORA TVのベルトをいま!入江茂弘が巻いていますよ。小学生の僕に教えてやりたいです」
(ここでゼウスたちパープルヘイズ勢が祝福に登場)
ゼウス「おめでとう!」
入江「ありがとうございました!自分が全日本でずっとやってこれたのも、こうして結果を残せたのもパープリヘイズのみんながいてくれたからです」
ゼウス「よし!次は最強タッグ。必ず勝とう」
入江「やります」
石川修司
石川「あ~。・・・くやしい。昔から知ってた入江と全日本のタイトルマッチを戦えて感慨深いというのはあくまで上から目線の話で。負けちゃったら悔しさしかないよ。10月のタイタイトルマッチ戦線、負けました。全盛期っていう言葉、使いづらいかも知れないけど、俺はやっぱり負けたら悔しいし、もっと強くなりたいっていま思ってるんで、もう一回、もう一回。GAORAベルトを三冠のベルトと同じ並びにするっていうのは道半ばで終わっちゃったんで、それがGAORAかはわからないけれど、もう一回ベルトを狙えるレスラーになりたいなと思います」