残虐非道な殺戮マシーンが練馬の森の奥でスカウトされヒールユニットを結成

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 12日、東京都・後楽園ホールにてDDTプロレスリング『Get Alive 2021』が開催され、佐々木大輔が木高イサミからDDT UNIVERSAL王座を防衛し、新ユニット“DAMNATION T.A”を始動させた。

 佐々木大輔はDDTでヒールユニット“DAMNATION”の首魁として約5年間君臨してきたが、先月26日の解散マッチに敗れたことを機に一匹狼となりヘビーターンを宣言。佐々木は自らの持つDDT UNIVERSAL王座をかけて藤田ミノルと闘う予定であったが、藤田が急遽欠場となったため相手を公募。かつて同王座をかけて佐々木と闘ったこともある木高イサミがこれに立候補したことで佐々木vsイサミの王座戦が決定した。

 身も心も生まれ変わった佐々木は「正々堂々闘って、熱い試合をして防衛して。翌朝、早く目覚めて太陽の光を浴びる。これが私の目標です」と爽やかに語り、反則・凶器攻撃の封印も宣言。イサミもDDTファンも困惑する中で決戦の日を迎えた。


 佐々木はクリーンファイトに徹するあまりイサミのラフファイトに遅れを取り、ドラゴンスクリューを軸とした足への一点集中攻撃に大苦戦。しかし佐々木も堅実な首攻めでじわじわと反撃していき、「木高イサミ!サヨナラ!」と叫んで藤田の得意技であるSAYONARAを狙う場面も。
 イサミは終盤に勇脚、絶槍、ダイビングダブルニードロップといった怒涛の足技で畳み掛け、垂直落下式ブレーンバスターから勇脚・斬を狙うが、佐々木がカウンターのドロップキックを顔面に打ち込んでからミスティカ式クロスオーバー・フェースロックで試合を決めた。

 試合後、佐々木は「勝ちましたぁ~!イサミさん、あなたはやっぱり強い。何度諦めようかと思ったことか。イサミさん、今日はこのベルトに挑戦してきてくれて本当にありがとうございます!いつでも私をBASARAに呼んでください。ありがとうございました!」と笑顔で語りかけて握手。そして「ここにいる皆さんの応援のおかげです。ありがとうございます」と観衆へ笑いかける。

 しかし佐々木のメンタルに限界が来たのか、「ああ、やめた!これ以上無理だ!ベビーフェイスとか頭おかしいやつがやることだろ?俺には無理だ」とついに本性を表し普段の口調へ戻る。
 佐々木は「今日は勝って言おうと思ってたことが色々あるんだよ。俺はこのDAMNATIONを破壊したやつ、DAMNATIONファンの心を破壊したやつ、絶対に許さねえ。そのために、新しい軍団を作る!名前はもう決まってんだ。その名もDAMNATION TOTAL ADDICTION。略してDAMNATION T.Aだ!」と新ユニット結成を宣言。
 そして、盟友であった遠藤哲哉&高尾蒼馬をリング上に呼び出すものの、佐々木は高尾にトラースキックを見舞い、「テメーらに用はねえんだよ。ただ呼んだだけだ。テメーらがいるとクソポップになっちまう。だからDAMNATIONは消滅したんだよ」と決別宣言。佐々木が練馬の森の奥で何かの腕を喰っているところをスカウトしてきた残虐非道な殺戮マシーン “MJポー”(※MJ=マーダージャンキー)が加わり、2人体制でT.Aが始動した。

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