KO-D無差別級王者・竹下幸之介が岡林裕二との前哨戦を制し、12・26代々木での防衛戦に弾み!秋山準直伝のジャンピング・ニーで吹っ飛ばした
DDTプロレスが12月18日、名古屋国際会議場イベントホールで「DRAMATIC EXPLOSION 2021」を開催。同26日の東京・国立代々木競技場第2体育館で岡林裕二(大日本プロレス)との防衛戦を控える、KO-D無差別級王者・竹下幸之介が最初で最後の前哨戦を制し、王座戦に弾みをつけた。
この日のメインイベントで竹下は上野勇希、MAOとのサウナカミーナで出陣。大日本の岡林、青木優也、佐藤孝亮組との全面対抗戦で激突した。
竹下と岡林は先発して当たると、いきなり竹下がノータッチのトペコンヒーロを決めた。その後、岡林も負けじとブレーンバスター、アルゼンチン・バックブリーカーで攻め立てた。2人は強烈なエルボー合戦を繰り広げ、ラリアットの相打ちを見せるなど一歩も引かず。竹下は秋山準直伝のジャンピング・ニーパットを見舞うと、岡林が吹っ飛び、新兵器の威力を見せつけた。
試合は6人が入り乱れた一進一退のめまぐるしい攻防となったが、竹下が岡林を強引にジャーマンでぶっこ抜くと、上野がブリザード・スープレックスホールドからBME(ベスト・ムーンサルト・エバー)を放って佐藤から3カウントを奪取。竹下は前哨戦で勝利し、DDT軍は対抗戦をモノにした。
竹下は「僕と岡林選手との試合は、(お客さんに)イヤなことを全部忘れてもらおうと思ってやってるんで、それが伝わればいいと思ってます。それでより白熱したものになっていく。今日もらったラリアットは、(11・3)大田区で何発ももらったのより効いた。あそこから僕もパワーついてるし、岡林選手もパワーアップしてる。あのとき(引き分けで)お互い悔しかったのは一緒なんで相思相愛。すごい試合になるんじゃないですか」とコメント。
岡林は「26日はガンガンいくんですけど、今日の対抗戦で負けたのは悔しい。大日本はこんなもんじゃないから。竹下、覚悟しとけ!」と気炎を上げ、青木と佐藤はDDTへのリベンジを期していた。