“RIZINファイター”堀田祐美子が青木真也の持つベルトに挑戦表明!「ギャビ・ガルシアとやったときの気持ちで行く」
26日、東京都・後楽園ホールにてDDT『Who's Gonna TOP? 2021』が開催され、青木真也の持つDDT EXTREME王座に堀田祐美子が挑戦することが決まった。
この日はアンダーマッチからYouTubeでも生配信していたこともあり、高木三四郎&堀田祐美子vs青木真也&渡瀬瑞基という前座とは思えない超豪華カードが実現。中でもRIZINファイターである青木と堀田の対戦には戦前より注目が集まっていた。
試合が始まると、高木は2016年の大晦日に堀田がギャビ・ガルシア戦で見せたロープワークを再現し、堀田が「なに真似してんだよ!」と激怒して高木をぶん殴る。堀田がチェーンを用いた攻撃まで使って渡瀬を圧倒すると、青木が出てきて夢の対決が実現。
互いに前羽の構えで距離を詰めながらローキックを打ち合うMMAのような試合展開から青木が一瞬の隙を突いてチキンウイングフェイスロック。さらに青木が堀田をフルネルソンで捕らえ、渡瀬がランニングエルボーを発射もこれが青木に誤爆。高木が渡瀬をスタナーで排除し、堀田が青木を鎖で殴りつけてからピラミッド・ドライバーで突き刺してカウント3を奪った。
堀田は、EXTREME王座を持つ青木に「お前、結構強んだってな?でもこのリングでは大したことねーじゃねーかよこの野郎!ここのリングはな、あたしの持ち場だ。お前には絶対に負けない。そのベルト、挑戦させろ」と挑戦表明。
しかし、青木は「んなことより!アンタRIZINのギャラもらったのか?俺は満額もらったぞ。お前はどうなってんだ?!」と堀田をイジり、王座戦の日程・会場について聞かれても「10月2日、RIZIN LANDMARK」と希望するなど終始RIZINネタで堀田を攻める。最終的に10月12日の後楽園ホール大会で両者の王座戦が行われることになると、青木は「We are RIZIN!」と叫んで試合を締めた。
試合後、青木はリング上での軽口とは裏腹に「いや、朝11時前に嵐のようにやられて、嵐のようにチャンピオンシップが決まったっすね。不安でしか無い。やっぱ勢いというか華はありますよ。華はあるけど、必死さを感じたっすね。強いと思いました」と真剣な表情で堀田を警戒。
対する堀田は、色々あってか“RIZIN”という名を出さず「R(アール)……えっと」と言いよどんでいたが、高木が「RIZIN。あっ!言っちゃった!」と発言して助け船を出すと「その言っちゃったやつにも出てて、もう闘ってるんで。その気持ちで。ギャビとやった気持ちで闘っていきたいなと思っております」と闘志をみなぎらせた。