極悪人・矢野通が復活!ハサミを目玉に振り下ろし「痛い目見るぞコノヤロー!」

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 4日、埼玉・メットライフドームにて新日本プロレス『カードファイト!! ヴァンガード overDress Presents WRESTLE GRAND SLAM in MetLife Dome』が開催。第3試合ではチェーズ・オーエンズの持つKOPW2021に矢野通が挑戦した。

 KOPWとは、オカダ・カズチカが提唱した新日本プロレスのタイトル。特殊ルールでの闘いを経て勝利した者にタイトルが移り、その年の最後の段階で保持していた選手が覇者となる特殊性を持つため、通常のプロレスの強さとはまた違うプロレス脳が求められるこの試合には毎大会注目が集まっている。
 昨年の覇者である矢野通が今年も初代保持者となり、『YTR式テキサス・ストラップマッチ』・『暗闇創造黒頭巾マッチ』と勝利して防衛。7月25日の東京ドーム大会で行われた『ニュージャパンランボーWith手錠』にて、チェーズが矢野にパウダー攻撃からのパッケージドライバーで勝利。チェーズはその後も矢野に襲いかかり「I QUIT」と言えと要求を続け、この日に『反則裁定なし。決着はマイクを使用して相手に「ギブアップ」と言わせた場合のみとする、NO-DQ I QUIT MATCH』でのKOPW2021戦が決定した。


 矢野は金髪に番傘とG・B・H時代の極悪人スタイルで登場。一切の宣伝を行わずにチェーズを急襲すると、ゴミ箱やイスをチェーズに叩き込んでいく。チェーズも急所にゴミ箱を叩き込み、テキサスストラップで滅多打ちにして手錠で矢野を捕らえる。
 だが矢野は手首のテーピングの中に仕込んでいた手錠の鍵で逃れると、チェーズの急所を蹴り上げテキサスストラップを使ったムチ攻撃連打。さらに机へ鬼殺しで叩き込むと、ロープへチェーズを手錠で固定。ハサミを取り出し髪を切ろうとするが、チェーズはツバを矢野の顔面に吐いていく。これにキレた矢野がハサミをチェーズの目に突き刺そうとすると、チェーズは悲鳴の代わりにギブアップを叫びレフェリーが割って入り救出した。

 バックステージに逃げ帰ったチェーズは「ヤノ…オマエ、頭おかしいのか! 目玉を取られるところだった! これで終わったと思ったら大間違いだ!ヤノ…このクレイジー野郎が!」と絶叫。
 矢野は「オイ、オマエらよく聞け!チェーズ・オーエンズ、オイ!テメェなぁ、そのぐらいの肝っ玉でなぁ、俺様にケンカ売ろうなんてなぁ、100万年早いんだ、いや、100億年早いんだバカヤロー、オイ!テメェ、オイふざけんな!KOPW、ナメてたらなオイ、テメェ痛い目見るぞコノヤロー!」とハサミを振り回し大暴れで会場をあとにした。

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