【試合詳細】8・1 新日本プロレス後楽園ホール大会 【NEVER6人タッグ】後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIvs鈴木みのる&タイチ&ザック・セイバーJr. 内藤哲也vs辻陽太 オカダ・カズチカvs上村優也

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『映画『ゴジラvsコング』Presents SUMMER STRUGGLE 2021』
日程:2021年8月1日(日)
開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:690人

▼上村優也 壮行試合 20分1本勝負
[CHAOS]○オカダ・カズチカ
12分19秒 マネークリップ
●上村優也

▼辻陽太壮行試合 20分1本勝負
[L.I.J]○内藤哲也
11分24秒 高角度逆エビ固め
●辻陽太

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]矢野通/SHO/●YOH
10分32秒 パッケージドライバー→体固め
[BULLET CLUB]石森太二/○チェーズ・オーエンズ/エル・ファンタズモ

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[L.I.J]○鷹木信悟/SANADA/BUSHI
14分18秒 パンピングボンバー→体固め
[BULLET CLUB]“キング・オブ・ダークネス”EVIL/高橋裕二郎/●ディック東郷(みちのく)

▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/CHAOS】○後藤洋央紀/石井智宏/YOSHI-HASHI
35分47秒 GYW→片エビ固め
【挑戦者組/鈴木軍】●鈴木みのる(パンクラスMISSION)タイチ/ザック・セイバーJr.
※第21代王者組が8度目の防衛に成功

後藤&YOSHI-HASHI&石井が鈴木みのるからフォールを奪いNEVER6人タッグ王座防衛!上村優也&辻陽太が壮行試合を終えて海外遠征へ!

第1試合

 上村がタックルを仕掛けるがかわしたオカダとバックの取り合い。上村がフォールも1で返したオカダを上村が巴投げから腕固め。オカダは足をとって倒すとヒザへのエルボードロップからヒールホールド。上村はヘッドシザースで返して腕を取りに行くが、オカダはクラッチを切らずに回転してフォールも2。

 オカダがヘッドロックで捕らえ絞り上げ、上村はなかなか抜けられず。なんとか抜けてドロップキックで倒すと、ストンピングからマウントエルボー連打。さらにチョップを叩き込み、髪を掴んで引き起こすとボディスラム。フォールも1。

 上村はエルボードロップからフォールも1。再度フォールも1。再々度フォールも2。

 上村は背中にエルボー連打からストンピング。さらにアームロックで捕らえるが、オカダはロープに足を伸ばしブレイク。

 上村はエルボーを打ち込んでコーナーに押し込み、逆コーナーに振って串刺しドロップキックからバックドロップ。フォールも2で返されると逆エビ固め。オカダはロープを掴みブレイク。

 上村はストンピング連打からエルボーを打ち込んでいく。ロープに飛ぶが、オカダはビッグブーツで迎撃。
 上村はエルボー連打から再度ロープに飛ぶが、オカダはビッグブーツで倒し、引き起こすと「来い上村!」と激。
 上村はエルボー連打からロープに飛ぶが、オカダはショルダースルーで迎撃。
 オカダは首投げ連発からボディスラム2連発。さらにロープに振ってバックエルボーで倒すと、「まだまだまだ!」と首を掴んで引き起こしてボディスラム。
 オカダはコーナーで立ち上がるのを待ち、上村は立ち上がるとエルボーを打ち込んでいく。
 「来い来い来い来い」と受けきったオカダが強烈なエルボーで返していき、上村はエルボーを必死に打ち込んでいく。オカダは容赦なくエルボースマッシュからロープに飛ぶが、上村はドロップキックで迎撃。
 上村はかんぬきスープレックスからフォールも2。

 上村はかんぬきスープレックスを再度狙うが、耐えたオカダへヘッドバッドも、オカダはショートレンジラリアット連発からマネークリップ。これで上村はギブアップした。

 試合後、オカダは上村を引き起こしてロープに振ると、ドロップキックを叩き込んで足早にリングを去った。

<試合後コメント>
オカダ・カズチカ
「ジェフは来ないね。まあでも、ジェフが来ないおかげでいい壮行試合になったんじゃないですか? まあ、前の辻との試合もそうだし、今回の上村との試合もそう。どんだけやっても、これが現時点での差。どんだけ技を出してもオレは余裕だ。どんだけ食らっても余裕だよ。まあでも、こっからまた強くなってくれればいいんじゃない。一緒に新日本プロレスを盛り上げていくことができればいいんじゃないかと思います。まあね、オレから海外遠征の秘訣というものを言わせてもらえば、楽しんでよ。別に強くなるだけだったら海外に行く必要はないんだよ。でもさ、海外で何が生きるって、その国の対戦相手と戦うことであったり……まあそれも別にこっちで外国人選手と戦えば、外国人選手に学べば日本でも十分強くなることはできる。ただ、海外に行くことによって、いろんな人と触れ合って、いろんなものと触れ合って、それで新しく自分の感性を磨いて、そういうものがプロレスに出てくるから。レスラーってさ、人生が投影されるもんだと思っているから。これは海外で凄い大事なことなんじゃないかな。もちろん海外に行けば差別だってあるよ。ここ日本にいれば感じられないようなことだってあるよ。新日本プロレスだから守られるものもあるだろうし、新日本プロレスというものがなければ誰にも守ってもらえないような状況なんで、そこはハングリーでいてもらって。この新日本プロレスのこの状況で海外に行って、ハングリーさまではないと思うよ。でも、そこを持てるかどうかが凄い大事なことだと思うし、君たちはこうして壮行試合を終えてしまうと、『ヤングライオンだから』という言い訳は通用しなくなるから。『ヤングライオンだから負けてしまった』、『ヤングライオンだから……』っていうのはもうないからね。もう人間で言えば大人になったのと一緒だよ。誰ももう面倒は見てくれない。自分の足でしっかり立って、しっかりと踏みしめながら、まあ海外遠征頑張ってよ。成功する人もいれば成功しない人もいるし、それはしょうがない。プロレスの世界だから。甘くないから。特にこの新日本プロレスではね。まあ、頑張ってよ、新日本プロレスを盛り上げられるように。まあ、オレほどにはならないと思うけど、期待して待ってます」

上村優也
「(がっくりとひざまずいて)最後の最後まで、さんざん今まで生意気言っておきながら、先輩に勝つことができなかったっす。(立ち上がって)でも、プロレス人生はまだまだこれからです。今日戦ったオカダさん。正直、カッコいいし、尊敬もしてます。でも、リングに立ったらそんなの関係ないんで。時間はかかるかもしれないですけど、必ずシングルマッチでリベンジします。あと最後にもう一つ大きいことを言わせてもらいますけど、チャンピオンになるとかそんなのはレスラーやってたら当たり前で、オレの夢というか目標は、今世の中ちょっと元気がないかもしれないですけど、その分、オレたちが元気出して、プロレスで世界中を明るく元気にしてやります。これをやりきる自信は……自信しかないんで! これはボクのプロレスキャリア全部懸けてでも、絶対に成し遂げます。ありがとうございました。またお願いします」

第2試合

 辻が走り込んでショルダータックルで倒し、引き起こしてエルボー連打からロープに振るも、内藤はロープを掴んで足を伸ばしてカットし、ロープワークでの攻防から辻がティヘラで投げ捨てると内藤は場外へ。
 辻は内藤をリングに投げ入れ、ストンピングから後頭部にエルボー。内藤はチョップで返し、チョップの打ち合いを辻が制してストンピング。
 辻は内藤をロープに振ろうとするが、ロープを掴んで耐えた内藤へ辻がエルボー連打。内藤はエルボーを打ち込み、エルボーの打ち合いから辻が内藤をロープに振ろうとするも、逆に振った内藤がマンハッタンドロップからネックブリーカードロップ。辻はたまらず場外へ。
 内藤はこれを追って辻を鉄柵に叩きつけていき、場外ボディスラムからリングに戻る。
 
 内藤はストンピング連打からサーフボードストレッチ。辻がロープを掴みブレイク。

 内藤はロープに振ってショルダースルーからフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。

 内藤は顔面を蹴りつけ、立ち上がった辻がエルボーを打ち込んでいくが、内藤がエルボー連打から背中にエルボー。さらにボディスラムから逆エビ固めを狙うも、下から蹴り上げた辻へ内藤がケンカキックからロープに飛ぶが、辻がドロップキックで迎撃。
 辻は串刺しジャンピングエルボーからボディスラム。さらにロープに飛んでサンセットフリップを投下し、さらにロープに飛んでボディプレス。フォールも2。

 辻は投げようとするが、耐えた内藤がリストを掴んだままエルボー連打。さらにエルボーからビンタ。ビンタの応酬から内藤がエルボー連打。辻がショートレンジラリアットでコーナーにふっ飛ばし、ロープに振ろうとするが内藤が逆に振ってバックエルボーで倒すと後頭部にドロップキック。すぐに立ち上がった辻がスピアーを突き刺す。

 エルボーの打ち合いから辻がエルボー連打。内藤はロープに飛ぶが、辻はエルボーで迎撃しブレーンバスター。
 辻は串刺し攻撃も、避けた内藤が延髄斬り。辻がロープに振るも、内藤がジャンピングエルボーで迎撃し逆エビ固め。辻はロープを掴みブレイク。

 内藤は顔面を蹴りつけていき、立ち上がった辻はビンタ連発。内藤はエルボー連打も辻はビンタからロープに飛ぶと、内藤を丸め込むが切り返しあうと2。
 辻が走り込むが、内藤がエルボーで迎撃し、辻がラリアットを狙うが内藤は腕への浴びせ蹴りから逆エビ固め。これで辻はギブアップした。

 試合後に内藤は辻に立つよう要求し「辻!アスタレーゴ、アディオス」とメッセージを送った。

<試合後コメント>
内藤哲也
「辻の気迫は凄かったね。辻のエルボーで記憶がちょっと飛びかけたかな? それぐらい強烈なエルボーだったよ。辻がどっかのインタビューで、内藤に負けるなら“ディスティーノ”で負けたいって言ってたの、オレは知ってるよ。でもさ、オレにとって“デスティーノ”っていうのは特別な技なんだよ。オレの運命を変えてくれた技だから。残念ながら簡単には出せないかな。まあいつか、デスティーノを出すのに相応しい相手となることを願ってるよ。だって彼はこれから海外遠征にでるんでしょ? まあこの先、彼が海外で何をして、そしてどういう姿で帰ってくるのか、もうオレの知ったこっちゃないけどさ。なあ、辻。オレから一言あるとすれば“Hasta luego!”また会おうぜ! カブロン!」

辻陽太
「この壮行試合、最後に、憧れである内藤さんと試合ができて良かった。いや違う! オレはそんなこと思ってない!! せっかく自分の憧れる相手と戦えるチャンスが来たのに、結果を残せなかった自分が悔しいぜ! 内藤さん、あんたが言うように、壮行試合の相手がオレで良かったと思える試合だったかどうかは知らないが、近い将来、気付いた時にあんたは必ず、内藤哲也が辻陽太の壮行試合の相手で良かったと思ってるはずだ! そして、今日でオレは新日本プロレス、ヤングライオンという船を降りる。この船は頑丈だった。どんな事があろうとも耐えてくれる立派な船だ。ただ、進みが遅いんだ。これからオレは、辻陽太、オレ自身の船で旅に出ようと思う。どんな困難があろうと、必ず自分一人の力で、乗り越えてみせる。ここまで来れたのは、新日本プロレスを始め、先輩方、そして応援して下さったファンの皆さん。そのおかげだ。本当にありがとうございました。そして、どんな荒波も乗り越えて、世界を、世界をも手にするレスラーになって帰ってくる」

第3試合

 先発は石森とSHO。なかなか組み合わず、石森がタックルからバックを取るが、リストの取り合いからSHOがショルダータックルで倒す。SHOはYOHにタッチ。

 3Kで石森をロープに振ると、石森がロープを掴んでスカし、ファンタズモがSHOの足を掴んで場外に引きずり落とすと各々場外乱闘へ。
 リングに戻り、石森がYOHにチョーク攻撃。石森はYOHの顔面をファンタズモの足に叩き込みファンタズモにタッチ。

 YOHがエルボーもファンタズモがエルボーで返し、ロープ際で後頭部にのりロープを使ったチョーク攻撃。ファンタズモはチェーズにタッチ。

 チェーズはYOHの背中にひっかき攻撃から串刺しエルボー。さらにショートレンジラリアットでなぎ倒しフォールも2。チェーズは石森にタッチ。

 石森はYOHの背中にダイビングひっかき攻撃。石森はファンタズモにタッチ。

 ファンタズモは鉄柱からロープに飛び乗ってYOHの背中にダイビングひっかき攻撃。
 ファンタズモはYOHをコーナーに振り串刺し攻撃。避けたYOHが石森にドロップキックからファンタズモにショルダースルー。YOHはSHOにタッチ。

 SHOはファンタズモにバックエルボーも、石森がSHOをロープに振るが、SHOは走り込んできた石森をショルダースルーでエプロンに落とすとドロップキックで場外に落とす。
 SHOがチェーズをロープに振ると、矢野が場外から足を掴んで引きずり落とす。
 SHOはファンタズモの腕を掴んで前後からミドルキックを叩き込み、腕を離すとサッカーボールキック。
 SHOはバックを取るが、ファンタズモはコーナーに下がって潰すとこれを逃れ、チョップからコーナーに振ろうとするが、SHOが逆に振るもファンタズモはSHOをスカすとブーメランアタックからライオンサルト。フォールも2。
 ファンタズモは担ぐが、着地したSHOがバックを取って投げ捨てジャーマン。SHOは矢野にタッチ。ファンタズモもチェーズにタッチ。

 矢野のラリアットを避けたチェーズが膝蹴りから、お互いコーナーマットを外そうとするが、矢野が先に外してマットで殴りつける。矢野は金具がむき出しのコーナーにチェーズを振るが、チェーズは避けると走り込んできた矢野をコーナーに自爆させてスクールボーイも2。
 チェーズは二段式の膝蹴りも、キャッチした矢野にサミングからロープに飛ぶが、矢野はアトミックドロップで迎撃。チャーズはラリアットも避けた矢野が再度アトミックドロップ。矢野はYOHにタッチ。

 YOHはドロップキックもチェーズがロープに振るが、YOHはジャンピングエルボー。
 チェーズはガットショットからチョップを叩き込むが、YOHは金具がむき出しのコーナーへチェーズを叩き込み、SHOが串刺しラリアットからYOHがSHOを踏み台にしての串刺しジャンピングバックエルボー。
 YOHはファルコンアローからフォールもファンタズモがカット。

 ファンタズモはSHOとYOHに交互にエルボーからロープに飛ぶが、3KはダブルのジャンピングニーからチェーズにSHOがバッククラッカー。さらにYOHがドロップキックを叩き込み、3Kを狙うがチェーズは耐えるとSHOにチョップからYOHをフロントネックで捕らえ、SHOをYOHに叩き込み、YOHをパッケージドライバーで突き刺し流れるように3カウント。

チェーズ「ヤノ、カモン、カミングヒア。このトロフィーを壊されたくなかったら降参と言え」

 チェーズは矢野に急所蹴りからSTFで捕らえ絞り上げた。

<試合後コメント>
CHAOS
SHO「(YOHに肩を貸しながら現れ)YOHさんが復帰して、そのタイミングでベルトは取り戻せた。でも、そこからベルトは獲られ、俺たちのこの不甲斐ない戦いが続いている。でも、開幕もあいつらだろ? 俺たちはROPPOING 3Kだ。ここ最近の屈辱も負けた回数もやられた回数もジュニアタッグリーグで全て取り戻してやる。そしてジュニアタッグリーグ含め、全て俺たちのもんにしてやる」
YOH「(床に倒れたまま)ごめん。なんかさ、ごめん。不甲斐ないよね。不甲斐ないよ。大事なリーグ戦の前でいつもいつもさ、パートナーにSHOくんに支えてもらって助けてもらって、俺ここまで来れたからさ。さんざんだけど、今の俺にこんなこと言う資格ないかもしんないけど……信じて。第1希望しか、第1希望しか見てないから」
矢野「クソッ! チェーズ・オーエンズふざけんな! 淋しい! 淋しい! 淋しい! 淋しい! あの野郎、ドームの時からずっとずっとアイ・クイット、アイ・クイット、アイ・クイット、アイ・クイット、アイ・クイット、アイ・クイット、アイ・クイット、うるせえんだ、バカ野郎、オイ! 俺はな、お前に向かってな、アイ・クイットなんてな、一度も言ってねえんだ! ギブアップもしてなきゃアイ・クイット、降参、『もうやめてください』なんてな、1回も言ってねえんだ、バカ野郎! ふざけんな、てめえ、オイ! だったら、俺から提案だ! アイ・クイット・マッチでやってやる! 反則裁定なし、ノーDQ、アイ・クイット・マッチだ! てめえをな、トコトンまで追い込んでやる、バカ野郎、オイ!」

BULLET CLUB
チェーズ「オーケー、分かったぞ、ヤノ。俺はお前より強い。お前は(リングで)繰り返し『チェーズ、やめてくれ! 参った! お前には敵わない! 俺はもう一生KOPWのトロフィーをお前から取り返すことはできない。チェーズはキング・オブ・プロレスだ!』と叫んでいるんだよな。TOO SWEETだな」
ファンタズモ「昨日のマイクでデスピー(デスペラードのニックネーム)が俺の言いたいこと全て言ってくれた。俺のROPPONGI 3Kに対する気持ちは昨日のデスピーのマイクに全て込められてる。みんなが思っていることを代弁してくれた。でも俺だったらあいつほど上手くは言えなかっただろう」
石森「3Kさんよ、昨日デスペにもガツッと言われてたけど、お前ら毎回『どっちか片方がマイナスでも、二人で補って支え合っているんで大丈夫です』って言っているけど、それってつまりプラマイゼロじゃねえ?(笑)。何も大丈夫じゃねえじゃねえかよ。プラマイゼロに戻してくれる相手に感謝してんじゃねえよ。プラスの息で引き上げ合うことをパートナーに求めろよ。開幕戦で俺たちとやるんだよ? チャンピオンに敬意を示して、かなりプラスに上げてこい。まぐれでも3連覇した意地見せてくれ」

第4試合

 鷹木がコールをされている最中にEVILに走り込みエルボー連打からストンピング。場外に投げ捨て場外乱闘へ。
 リングに戻り、鷹木はストンピングからロープに振って追走ニーからショルダータックルで倒す。さらにセントーンからフォールも2。
 鷹木はSANADAの足にEVILを叩き込んでSANADAにタッチ。

 SANADAはストンピングからヘッドロックで捕らえナックル。さらにバックを取るが、バックの取り合いからSANADAが足を刈って倒し、ドロップキック3連発で場外に叩き出すとプランチャを投下するが、避けたEVILがSANADAを鉄柵に叩き込む。
 リングに戻ろうとエプロンに登ったSANADAを突き飛ばして鉄柵に叩き込み、なんとか戻ってきたSANADAを東郷がマットを外して金具がむき出しになったコーナーに叩き込む。EVILは東郷にタッチ。

 東郷はヘッドロックからナックル連発。さらにリストの取り合いからカニバサミで倒した東郷がフィストドロップ。フォールも2。
 東郷は裕二郎にタッチ。

 裕二郎はナックルから低空ドロップキック。フォールも2。
 裕二郎は挑発していくが、SANADAはエルボー連打からローリングエルボーも、裕二郎はフロントネックで捕らえ投げようとするが、耐えたSANADAが投げようとするも、お互い指に噛み付いていく。これがブレイクするとお互い走り込むが、SANADAが低空ドロップキックで倒しBUSHIにタッチ。

 BUSHIはミサイルキックからウインドミルで立ち上がるが、EVILと東郷がBUSHIをコーナに振って串刺し攻撃。だがBUSHIは避けると東郷をブルドッキングヘッドロックで捕らえ、そのままEVILにドロップキック。さらに場外の裕二郎へトペ・スイシーダ。
 リングに戻るとBUSHIはストンピング連打から、裕二郎のエルボーを巻き込んでDDT。フォールも2。
 BUSHIはライトニングスパイラルを狙うが、耐えた裕二郎のラリアットを避けてガットショットも、裕二郎はキャッチしコケさせると側頭部へのドロップキック。裕二郎はEVILにタッチ。

 EVILはBUSHIを金具がむき出しのコーナーへ振り、ガットショットから投げようとするが、BUSHIはライトニングスパイラルで切り返し鷹木にタッチ。

 鷹木は串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしたEVILの足を無視してショートレンジ串刺しラリアットから、逆コーナーに振って串刺しエルボーからブレーンバスター。
 鷹木は引き起こすが、EVILはサミングから鷹木の前蹴りをキャッチしレフェリーに持たせると急所攻撃も、鷹木はキャッチしエルボーから走り込むが、EVILはロープを下げて場外に落下させると東郷が鉄柵に叩きつけてリングに投げ入れ、EVILがフォールも2。
 EVILはフィッシャーマンバスターからフォールも2。
 EVILは鷹木の顔面を蹴りつけていき、コーナーに振って串刺しバックエルボー。鷹木が避けるとLIJでトレイン攻撃からSANADAが前蹴りを叩き込み鷹木が後頭部にラリアット。さらにSANADAがパントキックからBUSHIがバッククラッカーを発射し、鷹木がスライディングラリアットからフォールも東郷がカット。
 鷹木は担ごうとするが、耐えたEVILへヘッドバッドからロープに飛ぶとパンピングボンバーも、EVILが避けると場外から東郷が足を掴んで倒し、EVILは東郷にタッチ。

 鷹木をコーナに振ってBULLET CLUBでトレイン攻撃からEVILがフィッシャーマンバスター。さらにEVILがセントーンを投下しフォールもSANADAとBUSHIがカット。
 東郷はナックルを打ち込んでいくが、ガードした鷹木がエルボーからロープに飛ぶも、裕二郎がエプロンから蹴りつけて、ステッキを持ち込リングに入るがレフェリーがこれを止める。そのすきに東郷が鷹木にスポイラーチョーク攻撃も、強引に鷹木は担いで東郷の足でEVILを迎撃すると、東郷を離してまとめてダブルラリアットでなぎ倒す。
 鷹木は東郷に串刺しラリアットからパンピングボンバーを叩き込み3カウントを奪った。

<試合後コメント>
鷹木信悟
「おい、EVIL! EVIL! EVILのクソ野郎が! オイ、おまえよ! 昨年は、なあおい、腐っても“覇者で王者の三冠王”とかほざいてたなあ、オイ! おまえ如きが、一瞬でも、オイ! 天下獲ったんだろ? だったらよ、ベルト壊すなんてよ、小せえ事やってんじゃねーよ。オイ、ベルト壊すんじゃなくて、オイ! オレを壊しに来てみろよEVIL! もちろん! オイ、オレを壊すつもりで来るということは、オレもおまえを壊すつもりで行くからな。それぐらいの覚悟を持って! オイ、オレの目の前に立て。中途半端な気持ちで来たらな、オイ。一瞬で終わらせてやるからなこのヤロー!」
※SANADA&BUSHIはノーコメント

EVIL
「(※バックステージに来るなり座り込むと)オイ、いいか鷹木よ! ベルトが壊れようが、どうせオレのもんになるんだからよ、オメーには関係ねーんだよ。わかったか! よく覚えとけ」
※裕二郎&東郷はノーコメント

第5試合


 鈴木が試合前に「後藤、帰れ!YOSHI-HASHI帰れ!出てこい石井」と挑発。
 先発は石井と鈴木になり、エルボーの打ち合いから石井がエルボー連打。鈴木もエルボー連打。お互い挑発からエルボーの受け合いとなり、鈴木が打ち勝ちタイチにタッチ。

 石井はタイチをタックルでコーナーに押し込み後藤にタッチ。
 タイチは後頭にチョーク攻撃も、YOSHI-HASHIがタイチにチョーク攻撃からロープに振り、ざんまいからカットに来たザックに石井も出てきて太鼓の乱れ打ち。さらにタイチにも太鼓の乱れ打ち。
 後藤はストンピングから引き起こし、ガットショットからストンピング連打。後藤は顔面を踏みつけYOSHI-HASHIにタッチ。

 YOSHI-HASHIはストンピングから後頭部にエルボー。だがタイチは後藤に走り込みチョーク攻撃も、YOSHI-HASHIが背後から丸め込みフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
 YOSHI-HASHIは石井にタッチ。

 石井はストンピングから引き起こしてチョップ。だが鈴木が石井に走り込み蹴りつけるとエルボーも、石井はエルボーで迎撃し場外に落としてタイチにエルボー。
 石井は後藤にタッチ。

 後藤は首投げからサッカーボールキック。フォールも2。
 後藤はチンロックからストンピング。後藤はロープに振っていくがタイチはロープを掴んで足を伸ばしてカットすると走り込むが、後藤はショルダータックルで迎撃。カットに来たザックにガットショットも、ザックは足を掴んで倒し、鈴木とザックで左右の足にアキレス腱固め。さらにタイチがチョーク攻撃もこれはレフェリーが注意しブレイク。そのまま場外乱闘へ。
 カウント18でリングに後藤を戻すと、タイチが顔面を踏みつけながら鈴木にタッチ。

 鈴木は顔面を踏みつけ、立ち上がった後藤がチョップ連打も鈴木はボディブローからエルボーで倒し。ボディへの膝蹴り連発から顔面を踏みつける。鈴木はザックにタッチ。

 鈴木とザックが交互に腕を捻っていき、ザックが後頭の腕へバイシクルキック。ザックは腕を捻ったままタイチにタッチ。

 タイチは後頭部にエルボーから顔面を蹴りつけ、立ち上がった後藤がチョップからエルボー連打でコーナーに押し込み、串刺し攻撃も避けたタイチが延髄斬り。フォールも2。
 タイチは鈴木にタッチ。

 鈴木はアームロックから脇固め。さらに羽折り固めも石井がカット。
 鈴木が石井に強烈なエルボーからYOSHI-HASHIにビッグブーツ。後藤の髪を掴んで引き起こすとビンタを叩き込みザックにタッチ。

 ザックは後藤をフロントネックロックで絞り上げるが、後藤は投げようとするとザックがヘッドロックへ。後藤が突き飛ばして逃れるとショルダータックルで倒し石井にタッチ。

 石井はロープに飛んでエルボーも、避けたザックとバックの取り合い。石井が担ごうとするがザックがスリーパーも、逃れた石井がラリアットも、避けたザックへショルダータックル。YOSHI-HASHIがカットに来たタイチをエルボーで迎撃し、石井はザックをコーナーに押し込みチョップを打ち込んでいく。
 ザックはエルボースマッシュも、石井は強烈な逆水平チョップでなぎ倒し、逆コーナーに振るがザックはエルボースマッシュで迎撃。さらに石井のラリアットを避けてコブラツイストも、石井は力任せに投げ捨てるとザックは首投げを狙うが、耐えた石井を引き倒したザックが腕へのニードロップ。
 ザックは指を捻って腕へのストンピング。
 ザックは苦しむ石井のリストを捻って起こすが、石井は痛む腕でエルボーを打ち込んでいく。ザックは腕へのビッグブーツ連発からショルダーアームブリーカー。さらに投げようとするが、耐えた石井が投げようとするもザックは巻き込んで腕ひしぎ。これはYOSHI-HASHIがカット。
 ザックがエルボースマッシュからタイチがソバット。ザックがオクトパスホールドで捕らえるが、力づくで逃れた石井へザックがサッカーボールキック。避けた石井がザックのハイキックをエルボーで迎撃するが、ザックは腕へのオーバーヘッドキックから、石井のスライディングラリアットを避けてハイキックも、石井はキャッチし投げ捨てジャーマン。石井はYOSHI-HASHIに、ザックはタイチにタッチ。

 タイチのビッグブーツとYOSHI-HASHIのエルボーの打ち合い。
 YOSHI-HASHIのエルボーとタイチのローキックの打ち合いからYOSHI-HASHIがエルボー連打。タイチが受けきりミドルキックも、YOSHI-HASHIが逆水平チョップからアックスボンバーも避けてヘッドハンター。
 YOSHI-HASHIはコーナーに振って串刺しチョップからソバット。さらにネックブリーカードロップで倒しフォールも2。
 YOSHI-HASHIは投げようとするが、バックの取り合いからタイチがYOSHI-HASHIの背中にジャンピングキック。
 タイチは串刺しラリアットからサッカーボールキック。すぐに立ち上がったYOSHI-HASHIがエルボーもタイチはジャンピングハイキックで倒す。
 タイチはパワーボムを狙うがYOSHI-HASHIはフランケンで返す。さらにタイチのバズソーキックをキャッチしたYOSHI-HASHIがバッククラッカーからバタフライロックで捕らえるがザックがスリーパーでカット。
 YOSHI-HASHIがタイチにラリアットも、タイチは巻き込んで聖帝十字陵。ザックが石井に三角絞め。鈴木が後藤をコブラツイストで捕らえていくが、YOSHI-HASHIはなんとかロープを掴みブレイク。
 タイチはアックスボンバーも、避けたYOSHI-HASHIがラリアット。だがタイチは喉輪落としで迎撃しフォールも2。
 タイチはパンタロンを脱ぎ捨て天翔十字鳳を狙うも、YOSHI-HASHIはトラースキックで迎撃。
 YOSHI-HASHIは串刺し攻撃も、タイチが避けるとザックが串刺しエルボーからタイチがエルボーで倒し、ザックがフロントネックで捕らえ、タイチが天翔十字鳳を狙うが、後藤が走り込みタイチに串刺しラリアットからザックを担いでいく。暴れて逃れたザックに隠し狭間からタイチにGYWを狙うが、タイチはYOSHI-HASHIを蹴りつけて逃れると後藤にトラースキック。だが石井がタイチにバックドロップも、鈴木が石井にビッグブーツ。YOSHI-HASHIが鈴木にラリアットを叩き込み全員ダウン。
 YOSHI-HASHIは串刺し攻撃を狙うが、タイチは足を伸ばしてカットし走り込むと、YOSHI-HASHIのラリアットとタイチのアックスボンバーの相打ち。最度相打つとタイチが打ち勝ちロープに飛ぶが、YOSHI-HASHIはラリアットで迎撃しフォールも2。
 YOSHI-HASHIはKUMAGOROSHIで叩きつけフォールも2。
 YOSHI-HASHIはカルマを狙うが、耐えたタイチが担ぐが着地したYOSHI-HASHIがチョップから走り込むも、タイチがバックドロップで叩きつけフォールも2。
 タイチは鈴木にタッチ。

 鈴木は串刺しビッグブーツから首投げで倒しPKからフォールも2。
 YOSHI-HASHIはエルボー連打も、鈴木は強烈なエルボーでふっ飛ばしロープに振ろうとするが、耐えたYOSHI-HASHIに強烈なチョップ。だがYOSHI-HASHIがロープに振ってラリアットでなぎ倒す。YOSHI-HASHIは後藤にタッチ。

 後藤はエルボー連打からコーナーに振って村正からブルドッキングヘッドロック。フォールも1。
 後藤は担ぐが着地した鈴木がガットショットから左右の掌底連打。ロープに飛ぶが、後藤が追走してラリアットも、避けた鈴木がスリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙うがYOSHI-HASHIがトラースキックでカット。
 タイチとYOSHI-HASHIがラリアットの相打ちから、鈴木と後藤がエルボーの打ち合い。鈴木がナックルも後藤はヘッドバッドで返しロープに飛ぶが、鈴木は追走ドロップキックで倒す。
 鈴木はスリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙うが、耐えた後藤がGTRを狙うも鈴木が首固めを狙うが切り返した後藤が裏GTR。
 ザックが出てきて後藤にフロントネックロック。カットに来た石井にビッグブーツからスリーパーも、石井は強引にブレーンバスター。
 鈴木は後藤に一本足頭突きから、後藤のヘッドバッドをエルボーで迎撃。さらにスリーパーも、後藤が担ぐが鈴木は暴れてフロントネックロックの体勢も、後藤は強引に牛殺し。すぐに立ち上がった鈴木へ石井がラリアット。石井はザックにも右ストレートから、YOSHI-HASHIが鈴木に蒼魔刀。後藤とYOSHI-HASHIが鈴木にGYWからフォールし3カウント。
 
後藤「鈴木軍、討ち取ったりー!そして、8度目の防衛、ありがとうございます」
(リングへ内藤哲也、SANADA、BUSHIが登場)
BUSHI「チャンピオンチーム、防衛おめでとう。俺はな、このままじゃ終われないんだよ。なんでも、防衛するのは永遠なんだよね?だったら、また、この3人で、リベンジさせてくれよ」
後藤「OK、その挑戦、受けてやるよ。俺たちはチャンピオン、、誰の挑戦でも受けるぞ!今日は、興奮して、あまり寝られないでしょうけど、次はこのYOSHI-HASHIと、IWGPヘビーのタッグに、挑戦して、それも奪還したいと思います。応援よろしくおねがいします。最後は、いつもの、前回、できなかったんですけど、YOSHI-HASHIの、いつものやつで最後しめてもらいたいと思います」
YOSHI-HASHI「今、ロスインゴの3人がリングに上って、挑戦させろって言ったけど、俺がリング上で言ってることあいつら、まだ理解してないみたいだから、もう一回念の為に言わしてもらいます。この、NEVER6人タッグベルト、俺たち3人が、防衛し続けるのは(背後を確認してから)・・・永遠だ」

<試合後コメント>
後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&石井智宏
後藤「俺らはそこらのヘボチャンピオンと違うからな。ああやって挑戦に名乗り出てくる奴は挑戦受けるよ。しっかりお前の見せたいものを見せてみろよ。叩き潰してやるから。なあ、YOSHI-HASHI?」
YOSHI-HASHI「鈴木軍のあいつらが挑戦する前、最強の3人って言ってたよな、オイ! 最後、リングで勝ち名乗り受けたのは誰? お前らもう分かるだろう。後藤さんと石井さんとそして俺だ、オイ! 3人だ、オイ! さらにさらに俺たちのほうが上だ。見て分かっただろう。そして鈴木みのる、オイ! そんな余裕あんのか、オイ! 最後の局面でもっとガムシャラに行かなくていいのか? オイ、お前、今そんな立場かよ。このベルトが欲しいんだろ? オイ、遮二無二来いよ。こんなんだったら前に挑戦したDOUKIのほうがもしかしたら今日獲ってた可能性あるな。そうっすよね?」
後藤「ああ」
YOSHI-HASHI「第三世代の3人、輝かしい栄光があるけど、それでも泥臭くこのベルトを獲りに来たよ。だからこそ、石井さんは最後に握手求めたんじゃないですかね? 次、内藤、SANADA、BUSHI。もし立場が逆で俺たちが挑戦させろって言ったら、内藤、お前は俺たちのことをボロカスに言っただろ? オイ、どうだ? いつもみたいにネチネチネチネチ嫌らしいこと言ってただろ。でもな、俺たちはお前らと……」
後藤「(急に割って入って)違うんだっつうことを!」
YOSHI-HASHI「器がデカいんだ、バカ野郎! オイ、やりたいならやってやるよ。オイ、次に緒戦したいって言ってる奴がいるんだよ。オイ、いいかてめらえら倒して、次そいつら倒す。そして西武ドーム、ベルトは俺たちがいただく」

鈴木軍
ザック「マジかよ。信じられないけど、今日はあいつらは強かった。鈴木軍に賭けてたファンはボロ負けだな。なんでだ? 今俺の頭の中はまるでYOSHI-HASHIの脳みそみたいに空っぽで何も言葉が出てこない。あいつらに負けたなんて信じられない。まともに考えられない」
タイチ「YOSHI-HASHI、後藤、石井、楽しめたよ。てめえらみたいなもんでも、あのベルトを大事に持って、どんな相手とやったか知らねえけど、一応最多記録? まあ、分かったような気がするよ。今日のところは結果がこうなった以上な、後藤、YOSHI-HASHI、お前らのほうが長く起きていたということだ。俺らのほうが先に消灯しちまったということだ。それだけの差だ。いいじゃない。面白い。YOSHI-HASHI、気持ち良かった。変わったな、お前。認めてやるよ。だけど、お前らはせいぜい6人タッグのベルトだ。さてついてこれるかな? 6人タッグはお前らのほうが勝ってた。それは分かった。それだけは認めてやる。ただ6人タッグとIWGPタッグ、どれだけの差があると思う? お前らついてこれるか? どうかな、その答えは。YOSHI-HASHI、まだ時間はあんだよ、西武ドームまで。もしくだらねえ試合しやがったら、後藤&石井組に変更しろ。YOSHI-HASHI、覚悟持ってこいよ。俺らIWGPタッグチャンピオンが、6人タッグチャンピオンを潰してやるから」
ザック「びっくりしてる。YOSHI-HASHIとゴトーは俺たちが思ってたより強かった。特にYOSHI-HASHIは想像を遥かに超えてきた。これでもうあいつの実力を認めざるを得ないってことか…デモ…デモ…タイチが言うように、NEVER6人タッグとIWPGタッグのベルトには明らかな差がある。マエダ、タカダ、ハシモト、チョーノといった錚々たるレスラーが巻いてきた。歴代IWGPタッグの闘いをNEVER6人タッグなんかが超えられるはずがない。お前らは正直良くやったよ。でもセイブドームではハゲのトモちゃんは一緒じゃない。トモちゃんなしじゃキツいだろ。助けてくれるトモちゃんは一緒にリングに上がってくれないぞ。お前らバカ2人の実力がどれほどのものなのか見せてもらおう。ナイトー&SANADAに勝ってる俺らだぞ。そうだ、確かお前ら2人は去年とっくに倒したはずだけど。去年と何が変わったんだ? 今日のところは勝利に浸ってろ」
タイチ「クソッ、6人タッグ獲ったら、川田&田上&渕組とやろうと思ったのにな、チクショウ。ダメだったか。まあ、いいや。今日の借り? 貸し? まあ西武ドームできっちり返してやるよ。いいじゃない。もう一組の挑戦者はどこ行ったんだ? 休んでんの、ハポンは?」
ザック「YOSHI-HASHIの話す言葉はYOSHI-HASHI弁だろ」
タイチ「まあいいや挑戦者同士頑張って。挑戦者決定戦でいいから。俺らチャンピオンだ。かかってこい。どっちでもいいぞ。どっちが脱落してもいいから。俺ら待っててやるから決めてこい」
ザック「大事なのはこのIWGPのベルトだ」
タイチ「6人タッグと一緒にすんな、この野郎!」

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン
BUSHI「いやあ、感謝するよ、チャンピオンチーム。俺たちの挑戦を受けてくれるってさ。やってくれるんだったらどこでもいいよ。嬉しいよ。内藤、SANADAはIWGPヘビーのタッグに挑戦が決まっている中、俺だけ何もない。ここで結果として残せなかったら、この先の西武ドームも見えてこなくなるからね」
内藤「俺とSANADAは9月5日のメットライフドームでのIWGPタッグ王座に挑戦が決まっているけど、6月2日、ここ後楽園ホール大会にて行なわれたNEVER無差別級6人タッグ王座戦の悔しさ、忘れてないんだよね。それにしてもギラギラしているBUSHIはやっぱ魅力的だね。後藤、YOSHI-HASHI、そして石井、6月2日、後楽園ホール大会の借りを返させていただくぜ、カブロン!」

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