宇宙一かわいいグラレスラーたちが王座防衛新記録を更新!「プロレス界のトリオと言ったらCOSMIC ANGELSにします!」

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 6日、東京都・後楽園ホールにてスターダム『CINDERELLA SUMMER TOUR 2021 in TOKYO』が開催され、中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカがアーティスト・オブ・スターダム王座の7度目の防衛に成功した。

 COSMIC ANGELS(以下、コズエン)とは、“宇宙一かわいいアイドルレスラー”中野たむが“Hカップグラドルレスラー”白川未奈と、“Gカップグラドルレスラー”ウナギ・サヤカとともに結成したユニット。
たむは日本武道館でジュリアとの賛否両論を集めた髪切りマッチを制して悲願の白いベルト(ワンダー・オブ・スターダム王座)を戴冠して二冠王となり、白川は先日の横浜武道館大会で悲願のフューチャー・オブ・スターダム王座(※若手王座)を戴冠。そしてウナギは“試練の七番勝負”を課されるなど団体内外から期待を集めるだけでなく、フューチャー王座決定トーナメント決勝、シンデレラ・トーナメントでベスト4に残るなど実績を残してきた。
 それぞれの分野で結果を出してきたコズエンだが、チームとしても昨年12月にアーティスト・オブ・スターダム王座(※6人タッグ王座)を戴冠してから無敵の防衛ロードを歩んでおり、過去最高でV4であった防衛記録を大きく更新中。この日は“Queens Quest”林下詩美&上谷沙弥&AZMを相手にV7をかけた戦いに臨んだ。


 試合は、先日の横浜武道館大会で白いベルトをかけて死闘を演じたたむと上谷に始まり、あの大熱戦の続きかと思わせるほど感情むき出しの打撃戦を展開。
 中盤にはウナギが捕まる展開となるも、仲間たちに救出されること無く自力で窮地を脱して反撃の狼煙を上げ、3人での合体プランチャやトリプル踵落としといったコンビネーションに繋げる成長を見せる。そして白川も赤いベルトの王者である詩美を相手に一切引かずアルゼンチン・バックブリーカーやラリアットをかわしながらの空中胴絞め落としを叩き込み互角に渡り合う。
 最終盤にはたむとAZMの対面となり、コズエンとQQのトリプル攻撃が乱れ飛ぶ展開に。AZMがたむのタイガースープレックスをあずみ寿司(※丸め込み)で切り返して決着かと思われたが、白川がダイビングフォアアーム、ウナギが我はこれより修羅に入る!(※フロッグスプラッシュ)を見舞ってアシスト。最後はたむがバイオレット・シューティング(※変形ランニングニー)からのタイガースープレックス・ホールドを決めて3カウントを奪った。

 試合後には“Donna Del Mondo”の舞華がリングに上がりコズエンへ挑戦表明。5月の名古屋大会でひめか&なつぽいとのチーム“舞ひめぽい”で30分時間切れの不透明決着に終わったことを持ち出し、欠場中のひめか&なつぽいが復帰し次第で真の決着戦を求めた。

 試合後、白川は横浜武道館でウナギとの死闘を経てフューチャー王座を戴冠したことを振り返り、「今までお互いが前に行きたいという気持ちを内に秘めていたけど、それをぶつけ合えるようになった。たむさんがいつも言ってくれるように、『良いライバルが隣にいるっていうのを頭において戦いな』っていうのがホントにそう。そういうメンバーに出会えてホントにCOSMIC ANGELSは良かったって思いました」と語るとたむが感極まって涙。
 白川&ウナギがたむ超えを宣言するとたむも「ワクワクさせてください。ドキドキさせてください」と笑い、全員でV10を目指して防衛ロードを驀進していく決意を叫んだ。

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