大仁田厚がFMW-E旗揚げ戦で爆勝もミスター・ポーゴの愛弟子シャドウWXの火炎攻撃受け半失神!第2弾8・15大阪での地雷爆破デスマッチで決着戦へ

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 “邪道”大仁田厚が率い、爆破に特化した新団体「FME-E(エクスプロージョン)」が7月4日、神奈川・鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で旗揚げ。メインイベントの「有刺鉄線電流爆破+バリケードマット地雷+電流爆破バット+電流爆破テーブル~地獄のデスマッチ~」は大仁田が2回被爆しながらも、地獄から生還し爆勝した。

 今年3月に米AEWで行われた電流爆破デスマッチ(ケニー・オメガVSジョン・モクスリー)を会場やインターネット配信で見た全世界のファンから、大仁田のもとに「オーニタのホンモノの電流爆破が見たい」とのメッセージが殺到。その反響のすごさに、大仁田は爆破に特化した新団体の設立を決意。旗揚げ戦は世界に向けてネット配信され、そのうちの6割が北米の視聴者だった。

 過去に例を見ない数々の爆破アイテムが設置された地獄のデスマッチは、大仁田、リッキー・フジ、藤田ミノル組が、アブドーラ・小林、宮本裕向、怨霊組と激突。のっけから、大仁田と激しくやり合った小林は有刺鉄線電流爆破に振って、大仁田が早々に被爆。その後、小林は大仁田の左腕にフォークをメッタ刺しにした。

 続けて、小林と宮本が電流爆破バットのサンドウィッチ攻撃で、大仁田は大ダメージ。それでも立ち上がった大仁田はエプロンで毒霧からDDTを見舞って、小林が場外に設置されたバリケードマット地雷ボードに転落。そのすさまじい煙でリング上は視界不良の状態に。そんななか、大仁田は電流爆破テーブルの上で机上パイルドライバーを怨霊に決め、3カウントを奪取した。

 だが、ハッピーエンドでは終わらなかった。試合後、故ミスター・ポーゴさんの愛弟子であるシャドウWXが現れて、「8月15日、大阪で挑戦者を募集してるらしいじゃないか。やろうじゃないか。1991年、大阪でやった地雷爆破デスマッチ。誰とやったか分かってるよな。俺の半分に、その方の血が流れてるんだ。挑戦受けろ!」とアピール。そして、やおらエプロンに上がったWXは大仁田に師匠ばりのビッグファイアーを噴射。勝利の余韻に浸ることもできず、大仁田はしばし失神して暗転。

 FMW-Eでは8月15日に大阪・花博記念公園鶴見緑地特設会場で旗揚げ第2戦を行う。大阪といえば、91年5月に万博記念公園で、大仁田とポーゴさんが史上初の有刺鉄線バリケードマット地雷爆破デスマッチを行った伝説の地。8・15大阪大会でも地雷爆破デスマッチが30年ぶりに行われる予定で、大仁田とWXによる決着戦が急浮上した。

 試合後、大仁田は「バカバカしいと思う人もいるかもしれないけど、支持してくれる人もいる。2、3日中に発表しますけど、男女共同参画じゃないけど、女子も全面に出ていい。いいスタートが切れた」と話した。さらに、「WXにまたがれた。人の髪を燃やすなよ。大阪で闘いたい? 本人がやりたいと言うなら前向きに考える」とコメントし、WXの挑戦表明を受けて立つことが濃厚になった。

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