プリプリ王者・山下実優が沙希様との蹴撃戦を制しV2!「最高の状態でチャンピオンとして、トーナメントで優勝したい」

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 東京女子プロレスが6月26日、東京・両国KFCホールで「Stand proud」を開催。プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優が、NEO美威獅鬼軍の沙希様を破って、同王座2度目の防衛に成功。山下は7月22日に東京・新木場1stRINGで開幕する最強決定トーナメント「Ameba presents 第8回東京プリンセスカップ」での優勝を誓った。

 山下はこれまで沙希様に1度も勝ったことがなく、6月17日、後楽園でのプリンセスタッグ王座戦でも敗れたばかりで、チャンピオンながら、どうしても負けられない試合となった。

 意外にもクリーンに握手で始まった一戦は、両者とも一歩も引かない壮絶な蹴り合いに発展。10分過ぎ、山下はリターンクラッシュからアティテュード・アジャストメントにいくも決められず。さらに山下は雪崩式アティテュード・アジャストメント、後頭部へのクラッシュ・ラビットヒートをたたき込むも沙希様はカウント2でキックアウト。沙希様は強烈な張り手の連打、ハイキックから三角絞めで絞め落とそうとするも、山下は強引に持ち上げてマットにたたきつけて阻止。三角絞め地獄から抜け出した山下はSkull kickを一閃。その後、ハイキックの相打ちとなったが、山下が正面からクラッシュ・ラビットヒートを見舞って3カウントを奪取した。

 山下は「私にとって、沙希様は本当に悔しい気持ちにさせられた一番の相手です。そんな相手にベルトを懸けたうえで勝てたのは、すごくうれしいです。初勝利です。この頼もしいパートナー(伊藤麻希)の応援のおかげ、お客さんの応援のおかげで防衛することができました。チャンピオンである私に限界なんてないんだよ!」とマイク。

 バックステージで山下は「沙希様はやっぱり強いなって思いました。ここで決められるなってところでラッシュをかけられたので、化け物かよって思いました。沙希様とはベルト懸けても、普通のシングルでも何度でもやりたい。憎たらしい相手ですけど。今日は勝ったけど、まだ1回なので。まだまだやりたい」とコメント。

 そして、「東京プリンセスカップ」に言及した山下は「トーナメントには出場したいですね。一番達成できてない部分でもあるので。最高の状態でチャンピオンとして、トーナメントで優勝して、その先に何を求めるかは優勝してから。トーナメントはかすりもしたことないので。チャンピオンとして、しっかり優勝を目指して頑張りたい」と話し、苦手とされるトーナメントでの初制覇を口にした。

 一方、2冠達成がならなかった沙希様は「あのペリカンさん。また、ワタクシが気が向いたらダンスして差し上げてもよくってよ」と不敵に語った。

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