空手世界王者がプロレスの王座戴冠ならず!TikTok99万人フォロワーの美人看護師元空手世界王者・長野じゅりあが初のタイトル挑戦も惜敗

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 27日、東京都・後楽園ホールにて東京女子プロレス『ALL RISE ’23』が開催。乃蒼ヒカリ&角田奈穂がプリンセスタッグ王座の初防衛に成功した。

 “ふりーWiFi” 乃蒼ヒカリ&角田奈穂は今月9日にプリンセス・オブ・プリンセスタッグ王座を初戴冠。初防衛戦の相手は“真拳空勝(しんけんくうしょう)”宮本もか&長野じゅりあに決定した。

 真拳空勝の2人はともに空手をバックボーンに持ち、特に長野は糸東流空手道を学び2006年の世界選手権で優勝した経歴を持つ。
 長野は益若つばささんやゆきぽよさんが所属するエイジアプロモーションに在籍し、看護師という職業を活かした『看護師あるある』ネタなどが人気となりTikTokのフォロワーが99万人を突破。美人空手家、女優、看護師という3枚看板に、さらに女子プロレスラーを加える形で2022年3月に東京女子プロレスでデビュー。デビューから1年半で初の栄冠獲得に挑んだ。


 試合はふりーWiFiが速攻をかけるも、真拳空勝が即座に対応。宮本の正拳突きから長野が裏拳からのハイキックを叩き込む空手連撃。長野が一気に畳み掛けようとするも、ラフファイトにも長けたふりーWiFiが長野を引き込んで集中攻撃で試合の流れを掴む。
 大ダメージを負った長野を救わんと宮本が躍動。角田を相手に真っ向勝負を展開しゼロ戦キックを叩き込んで逆転の目を作り出し、最後は乃蒼と長野の対面に。
 長野は正拳突きや裏拳、横蹴りなどを連打するじゅりあ乱舞からコーナーへ上がって喉元への飛び蹴りを突き刺す。さらに雷から旋風脚を発射も、かわした乃蒼がトラースキックを叩き込み、最後はブリザード・スープレックス・ホールドで3カウントを奪った。

 バックステージに戻った長野は「勝つつもりだったので負けたときのコメントを考えていなかったです。もかさんにアシストしてもらったのに負けてしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、もかさんとだからベルトをかけた闘いが出来たと思っています。ここで終わりじゃないです」と最初はうなだれつつも最後は強い眼差しでコメント。
 初のタイトルマッチであったことと問われると、「最近は緊張しなくなっていたんですけど、緊張しちゃったり力んじゃったりとか、自分の中で反省点があります。そういう中でも皆さんはタイトルマッチで勝ってきていると思うので、練習不足、勉強不足、準備不足だったなと思います。でも、いい経験でした」と感想を語った。

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