竹下幸之介が元同門の彰人を新技で破り優勝宣言!「1試合1試合何かを得て勝ち上がっていきたい」

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 DDT最強決定トーナメント「KING OF DDT 2021」が6月10日、東京・新宿FACEで開幕。優勝候補の一角である竹下幸之介が1回戦で解散したオールアウトの元同志である彰人を新技で下して、2回戦ではサウナカミーナの同門・MAOと対戦することになった。

 彰人のグラウンドでの関節技攻撃を耐えた竹下は10分過ぎ、ザーヒー、エルボー、ローリングエルボーをたたき込み、最後はキャメルクラッチの体勢からチキンウイング・フェースロックを決めてギブアップを奪った。

 竹下は「トーナメントなので“絶対に優勝するぞ”という気持ちを持ちながら、前回優勝したときとは違って、1試合1試合何かを得て勝ち上がっていきたい。あえていうなら相手の土俵で闘った上で勝ちたい。そんなテーマが僕のなかにあって。僕の今の調子のよさや勢いはホンモノだと思っているので、今日も自然体で何も気負いはせずに新宿FACEに来て彰人さんと向かい合いました。最後は新技なんですけど、僕のオリジナル。年末に秋山(準)選手に負けてから、年明けぐらいに作った。この『KING OF DDT』を見越して、今日までずっと取っておいた新技。効くか分かんなかったので、まず今日試し打ちしてみて、秋山さんの前に次に立ったときに出そうかなと思っていたんですけど、全然極まらなかったら無理なので。トーナメントはこれを武器に上がっていこうかなと思います」と自信満々で優勝の二文字を口にした。

 2回戦では、この日、高尾蒼馬を雪崩式みちのくドライバーⅡで破ったMAOとの対戦になるが、竹下は「サウナカミーナ対決なので、勝ち上がることは前提で、2回戦4試合のなかの一番を目指して闘いたい」と必勝を期した。MAOは「サウナカミーナから追放されたくない一心の勝利であります。最初にサウナ部に“MAOも呼んでみたら”と言ってくれたのが竹下さんだし、しっかり勝つことで竹下さんに恩返ししたい」と気合を入れた。

 また、そのほかの1回戦ではHARASHIMAが大石真翔を、火野裕士が坂口征夫を制して、この2人が2回戦で対戦する。

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