【試合詳細】4・10 アイスリボン道場マッチ 藤本つかさ&Yappyvs雪妃真矢&トトロさつき 世羅りさ&鈴季すずvs宮城もち&テクラ 春輝つくしvs藤田あかね 松屋うのvs真白優希 春輝つくしvsぶどう

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『アイスリボン1108』
日程:2021年4月10日(土)
開始:14:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:44人

▼エキシビションマッチ3分間
春輝つくし
1-0
ぶどう(練習生)

▼シングルマッチ 10分1本勝負
○松屋うの
8分37秒 かつドン→片エビ固め
●真白優希

▼シングルマッチ 10分1本勝負
○春輝つくし
7分41秒 直伝ラ・マヒストラル
●藤田あかね

▼タッグマッチ 15分1本勝負
[百火涼乱]世羅りさ/○鈴季すず
14分53秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラ
●宮城もち/テクラ

▼タッグマッチ 20分1本勝負
藤本つかさ/●Yappy
13分35秒 アイシクル・バック・トライアングル
○雪妃真矢/トトロさつき

雪妃が最後のリボンタッグ前哨戦で藤本に勝利!百火涼乱が連勝し世羅はFantastICE防衛に向け弾み!悪魔と化したつくしがぶどうを泣かせあかねとの久々のシングルで激勝

エキシビジョンマッチ


「ぶどうをボコボコにする!」と公言したつくしは試合前から自らのコーナーにパンチ、蹴りを打ち込み気合十分。エキシ前、ぶどうの差し出す握手の手も蹴り上げたつくしに会場は大ブーイング。さらにコーナーに戻ったぶどうがまた泣き出してしまう。慌ててMIOレフェリーがぶどうをなだめ、「やられたらやり返せ!」と気合を入れる。この言葉に奮起したか、ゴングと同時にドロップキックを放ったぶどうは、さらにスクールボーイ、逆さ抑え込みとつくしを攻めまくる。しかし、ぶどうの髪を掴みマットに叩きつけたつくしは弓矢固めでぶどうからタップを奪う。さらにぶどうをロープに詰めて踏みつけたつくしは反対側のロープに走り、ぶどうに突っ込むが、ぶどうはカニばさみで切り返すと助走をつけてのドロップキックで反撃。さらにドロップキック3連発からエルボーを叩き込んでいったぶどうはバックに回るとつくしの背中に飛び乗ってのスリーパーを仕掛けていく。これを振り払ったつくしは逆エビ固めを決める。今度はタップせずに必死にロープに這って逃げたぶどうは、再度、逆エビ固めを狙うつくしを下から足を交差させながら反転しての丸め込みを決め、さらにドロップキック連打でカバーに入ったところで3分間が終了した。

第1試合


3月27日後楽園ホール大会でトライアングルリボン王座を奪回したうの道場凱旋試合。対戦相手は、前回の道場マッチで藤本を相手に戦闘モードの戦いをみせた真白。試合はグランドの攻防でスタートするが、うのに負けじと真白も腕十字を狙って軽快な動きをみせる。真白の予想外の動きに戸惑ったか、いきなりうのが自らマットに受け身を取ると「来い!」と猪木アリ状態に。お株を奪われた真白は一瞬、目を丸くするが、寝転がるうのの横に自らも受け身を取り猪木アリ状態に。逆に一本取られた形となったうのは真白の腕を狙った攻撃に出る。対する真白はトリッキーな動きで応戦しながら、うのをきっちりとボディスラムで投げ、さらにおんぶスリーパー、コーナーからのクロスボディと真白ワールドを全開。最後は腕十字を狙う真白をうのが下からの三角絞めに決め、真白はロープに逃れると、ロープを背にした真白にうのがスピアー、そしてかつドンでフィニッシュしたが、前回同様、真白の善戦が光った。
試合後、真白は「今日はうのさんと2回目のシングルマッチでした。道場でやるのは初めてですね。ガチャ王の成果を発揮出来たのじゃないでしょうか。あ、聞いてください。明日、SKIPシティ大会なんですけど、私の大好きな山下さんとあかねさんと3人でガチャ王タッグを組むんですよ。イェ~イ!楽しみにしておいてください。」と語り、うのは「(真白は)むちゃくちゃポジティブですね。いいと思います。黄色いTシャツに黄色いベルトの松屋うのでございます。ガチャ王の挑戦、いつでも受けてもいいですよ。(真白が「えーっ!本当ですか?」と目を輝かせる)是非待ってます。明日はジョイアミで本間さんと組みます。自分はずっとベルトが欲しくて、本間さんとベルトを巻いて入場出来ることを本当に楽しみにしています。皆さんも楽しみにしていてください。」と語った。

第2試合


ぶどう相手に大人げない戦い方でブーイング浴びまくりだったつくしは、あかねに対しても試合前から挑発的な態度を見せる。あかねはカウンターのタックルでつくしを吹っ飛ばすと、つくしに掟破りの手の甲へのフットスタンプを狙うが、これを逃れたつくしはしっかりとあかねの手の甲を踏みつける。さらにはりつけドロップキック、コーナーでのパロ・スペシャルと体格差をしのぐ攻めを仕掛けていく。逆にあかねはウエイトを活かしての逆エビ固め、フライングショルダー、オクラホマ・スタンピードとつくしのトリッキーな動きを封じにかかるが、最後はあかねの変形キャメルクラッチを反転してのエビ固めで切り返したつくしが、これをカウント2でキックアウトしたあかねを直伝ラ・マヒストラルに決め、きっちりとカウント3を奪った。
試合後、あかねは「つくしさんとは久しぶりのシングルだったんですけど、昔はもうちょっと小悪魔みたいで可愛かったはずなんですけどね。今は完全に悪魔です。次にシングルをすることがあれば正義が勝つところを見せたいと思います。明日はさっき真白が言った通り、山下と組んで、不安しかないんですけど、ガチャ王国の発展のために、明日は山下と力を合わせて、真白を守りつつ、勝っていきたいと思います。」と語り、つくしは「何回やっても悪が勝つんですよ。そして、今日ぶどうちゃんとエキシをしたんですけど、女子プロレスの厳しさというのを伝えられたんじゃないかと思うので、デビューするのが凄く楽しみです。明日は必ずつっかさんと2冠になって利府のリングに立ちたいと思います。」と語った。

第3試合


4月11日SKIPシティ大会でのFantastICE王座戦を前に世羅とテクラが最後の前哨戦に臨んだ。前回の道場マッチに続き、再びすずとの百火涼乱を結成した世羅に対して、テクラのパートナーは4月18日利府リボンで世羅とのシングルマッチが決まっているもち。まさに世羅包囲網を結成しての一戦となった。これまでも試合のたびにあの手この手で世羅を挑発してきたテクラは、この日も世羅&スライムTシャツで入場すると、試合前にリング上でポーズを決める世羅とすずの前に横長の用紙を広げると、そこには世羅の切り抜き写真が満載されていた。その手作り世羅ポスターに世羅もまんざらでもない表情を見せたが、テクラはこのポスターを世羅の前でビリビリに破いてみせた。これに世羅が激怒。ゴングを待たずに世羅がすずと共にテクラ、もちに襲い掛かり、乱戦模様で試合がスタートした。中盤には世羅がもちを挑発的に攻めていく。これにもちも張り手で応戦するが、無表情で強烈な張り手を返した世羅はコンバインでもちを絞め上げる。さらにブレーンバスターを狙った世羅だが、もちはこれをDDTで切り返すと、張り手、背中へのパンチ連打でテクラにつなぐ。ここでリングインしたテクラが躍動する。スピーディな動きで世羅を惑わせながらしっかりとペースを握っていった。世羅もファルコンアローを決め反撃に出るが、テクラはカウンターの蹴り、スピアーでしのぎ、互角の攻防から試合はもちvsすずへ。積極的に攻めを連発するすずに対して、もちもリバーススプラッシュからメタボリックサンドを狙うが、これをすずがウラカン・ラナで切り返す。なんとかカウント2でキックアウトしたもちだが、すずはここでグラン・マエストロ・デ・テキーラを決めると、きっちりとカウント3を奪取してみせた。
試合後、もちは「先週私は利府で世羅とシングルがしたいと言いました。なぜかと言うと、何年か前にベルトを賭けて対角に立ってもらって本領発揮できないまま世羅に負けてしまいました。本領が発揮できずに凱旋試合を戦ったことが心残りで仕方なくて、先週利府で組んでくださいということを伝えたんですが、やっぱり対角に世羅がいてシングルやるんだなって考えたら、数年前のことを思い出して本領が発揮できずに、しかもキャリアの若いすずからあっさりスリーを獲られるという、不甲斐ない結果を残してしまいました。今日自分らしくいくつもりだったので、負けるビジョンっていうのが全然想像できなかったので、出口が見つからないです。それでも明日のSKIP大会は普通に行われるので、こういう時って簡単に足下をすくわれたりするので、今日帰って頭冷やして、切り替えて、明日からまた自分らしく戦っていけたらと思います。」と最後まで硬い表情で語った。
一方、テクラは「世羅、世羅、世羅、世羅~最近、世羅のことだけを考えていました。しかし、世羅も私のことを考えるでしょ?私はあなたの頭の中に入って、頭に怪我をおわせましたね。世羅の身体は強いですね。心も強いかな?それを明日見てみましょう。」と不気味に語った。
この2人と対戦する世羅はテクラには「残念ながら心も強いんだよ。お前なんかに乱される精神持ってないんで。どうぞ、なんでもやってください。確かに最近テクラのことを考えすぎて夢にまで出て来てうぜぇなって思ってたけど、でも、夢の中でも世羅はテクラを血まみれの状態にして勝ってるんですよ。だから私はもう勝つ姿しか想像できない。お前なんかに負けない。明日、楽しみましょう。」と語り、もちには「そして、もちさん。言うこと何もないと思ってたんですけど、今日の不甲斐なさを見て一応言っとこうかなと。4年も前のこと何気にしてんすか?4年前の世羅が怖かった?今の世羅はどうですか?怖いですか?ああそうでしょうね。4年前よりは確実に優しさは捨てました。優しい世羅なんてもういないです。4年前より確実にボコボコにしてあげようと思ってますけど、本領発揮できずに負けた?じゃあなんだったんだろうな?あのベルト戦。本領発揮できないようなヤツとベルト戦をした世羅はなんだったんですか?なんでそんなヤツと、そんなヤツの凱旋試合にベルト賭けて戦わなきゃいけなかったんですか。今回テクラに獲られる可能性はあるかもしれないけど、もし、ベルトを持ってたとしても、そんなお前とはベルト戦やりたくない。せいぜい本領発揮できるよう、来週までに身体作っといてください。(と言ってマイクを投げ捨てる)」と厳しい言葉を並べた。
そしてすずは「世羅さん、マイクは投げないでください。もう壊さないでください。百火涼乱、先週に引き続き2連勝ということで、今日は時間ギリギリでしたが、しっかりもちさんからスリーカウント獲りました。なんでこんなに自分に意地でも獲ってやるという気持ちがあったかと言うと、実は百火涼乱で組んでる時に2回もちさんに負けてるんですよね。1回はタイトルマッチで、2回とも自分が負けてるので、自分は百火涼乱でもちさんと当たることがあれば、(フォールを)獲ろうって思ってたので、今日はしっかりスリー獲れたんで最高です。百火涼乱どんどんどんどん確立していってるなと思っております。世羅さんのことばっかり見てるから獲られるんですよ。ず~っと試合中も世羅世羅世羅世羅。目の前にすずがいるのに、世羅世羅世羅世羅。だから獲られるんだ。世羅さんは強いからな!そして明日のSKIPシティはあのたん、すずたん、そして、トトたん。たんたんたんタッグでガチャ王国潰すぞ~!」と語った。

第4試合


翌日のSKIPシティ大会でのリボンタッグ戦を前に雪妃と藤本が最後の前哨戦に臨んだ。藤本が先発に出るのを見た雪妃も先発に出ようとするが、「任せてください、選手会長!」とこれを制しトトロが先発を買って出た。藤本がロックアップからヘッドロックに移行したところ、これをバックドロップに決めたトトロは、終始、ウエイトとパワー全開の豪快ファイトを爆発した。雪妃を呼び込むと、2人で攻撃するかと思いきや、その雪妃を倒れている藤本の上にボディスラムで叩きつけ、2人重なったところにボディプレスを決めたり、雪妃がSTOを狙うと、そこにタックルを叩き込み、雪妃のSTOのアシストというよりも、雪妃ごと吹っ飛ばしてみせたりと、雪妃が戸惑うほどの暴走ぶり。トトロの奮闘もあって、試合は雪妃チームが流れを掴み、最後は雪妃とYappyの攻防へ。Yappyの右腕を徹底的に攻めまくった雪妃はYappyがチョークスラムを狙って持ち上げようとするところをこらえると、ハイキックを叩き込み、棒立ちとなったYappyに飛びついてテイクダウンさせると、ポジション移動をしながらアイシクル・バック・トライアングルでフィニッシュした。
試合後、Yappyは「腕痛いな~。ユキさん、明日SKIPシティだよ。そのこと考えて。ユキさんの敵は自分じゃないから。明日はアックスボンバーできますか?ガンバレ、ガンバレ。明日は細い&セクシーと細いタッグですね。アックスボンバーできます(と言いながら右手でマットを叩き、痛がる)。」と語り、藤本は「いよいよ明日、私が、そしてつくしが、2冠になる日です。ただならぬプレッシャーを感じております。明日、2冠になったその次の週には念願の利府リボンです。(言葉をつまらせる)…宮城県がこういう状況で正直開催が難しいかなって思っていました。どんな判断を下されようが従おうと思って、不安に過ごしていました。こういう状況ではありますが、町の方から、コロナ対策を万全にした上で開催しましょうという声をいただきまして、来週私たちは利府町に行ってきます。必ず2冠になって利府町に念願の利府町に自分の勇姿を見せたいと思っております。」と涙ぐみながら語った。そしてトトロは「私も地元の此花区で試合をしたことあるから、地元で試合をするのがどれだけ大事かって知っているので、藤本さんの地元で試合できるのが嬉しいんです。利府大会、絶対成功させましょう。そして、選手会長!選手会長!選手会長のユキさんとタッグ組むの久しぶりだったんですよ。1年以上ぶりなんですよ。前に組んだときより連係もバッチリだったと思うので、私の成長も感じ取ってもらえたと思います。感じ取ってもらえますよね?なので、これからもよろしくお願いします。そして明日、あのたん、すずたん、トトたん、たんたんたんの3人で、ガチャ王国潰してやる~!」と語り、雪妃は「利府大会に(藤本に)ICE×∞のベルトを持って行かせてたまるかと思ったんですけど、私は獲れなかったんで、2冠で行きたいと思いを込めた利府大会と思ってるけど、2冠では行かせません。すいませんが、私はしっかり防衛したいと思います。」と翌日のSKIPシティ大会でのタイトル防衛を誓った。

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