【試合詳細】2・6 アイスリボン道場マッチ 藤本つかさ&松屋うのvs雪妃真矢&山下りな 世羅りさ&鈴季すずvs宮城もち&トトロさつき テクラvs星いぶきvs春輝つくし 藤田あかねvs真白優希

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『アイスリボン1098』
日程:2021年2月6日(土)
開始:17:00
会場:アイスリボン道場
観衆:60人(満員札止め)

▼シングルマッチ 10分1本勝負
○藤田あかね
9分36秒 テキサスクローバーホールド
●真白優希

▼トライアングルリボン 15分1本勝負
○テクラ
7分54秒 ハルカゼ
●星いぶき
※もう1人は春輝つくし

▼タッグマッチ 15分1本勝負
[百火涼乱]世羅りさ/○鈴季すず
13分0秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラ
[建設関係トントントン]宮城もち/●トトロさつき

▼タッグマッチ 20分1本勝負
●藤本つかさ/松屋うの
17分53秒 スプラッシュマウンテン→エビ固め
[Rebel&Enemy]雪妃真矢/○山下りな(フリー)

ICE×∞王者藤本を次期挑戦者の山下がスプラッシュマウンテン葬!宅建取得のトトロがもちとのタッグ建設も百火涼乱相手に惜敗!テクラが掟破りのハルカゼでつくしを挑発!

第1試合


あかねvs真白の初シングルマッチ。いつものように「来い!」と力比べを要求して手を挙げる真白に、あかねは表情ひとつ変えずに、その手をがっちりと捉えて力いっぱいひねり上げる。早くも悲鳴を上げてのたうち回る真白を、あかねは踏みつけ、背中に張り手と、攻め手を緩めない。追い込まれた真白は距離を詰めるあかねを制すると「あかねさん、ガチャ王に興味ありますか?」と執拗に誘う。根負けしたか、あかねが「興味はあるけど…。」と返すと、真白はコーナーに置いてあった自分のガチャ王ベルトをあかねの腰に巻き、愛媛のガチャ王に認定。さらにコーナーからのホワイトクロスボディをその場で教え、「飛んできてください。」とあかねに指示する。その言葉に乗せられて飛んだあかねだが、真白はこれをきっちりとかわして反撃に出る。セコンドについて大阪のガチャ王・山下のアシストも受けながら、なんとかあかねの攻撃をしのいだ真白は、タイムアップギリギリまで粘るも、最後はロープ越しの真白にあかねがタックルをぶち込み、倒れた真白をテキサスクローバーに決め、ギブアップ勝ちを飾った。

試合後、真白は「藤田あかねさんを愛媛のガチャ王に任命しました~!イェ~イ!ガチャ王軍団がいっぱい増えてきましたね~。ベルトも一緒に作りたいなと思っています。」と語り、あかねは「まさか10分ギリギリまでいくと思ってなくてビックリしたんですけど、凄い打たれ強くなってて、凄い楽しかったです。これからは愛媛のガチャ王として四国にガチャを広めていきたいと思います。そしてメインとトライアングルの試合を見ていて、前哨戦羨ましいなと思ったので、またちょっと違うベルトを狙って頑張っていきたいなと思います。」と語った。

第2試合


2月23日横浜リボンでIW19王座戦を行うつくしとテクラの前哨戦第4ラウンド。1月30日『1096』大会ではテクラがつくしから、2月3日P's Party第66戦ではつくしがテクラから、それぞれ直接フォールを奪うなど、お互いを十分に意識した戦いを展開する2人は、今回、いぶきを入れてのトライアングル戦に臨んだ。試合前から心理戦を仕掛けたのはテクラ。不敵な笑みを浮かべて入場してきたテクラがレザーコートを脱ぐと、テクラが着ていたのが、つくしのコスチュームだった。ざわつく会場に入場してきたつくしに、テクラはロープを開けて招き入れる。テクラのコスチュームを見て、明らかに顔をこわばらせたつくしだが、テクラの心理戦には乗らずにリングイン。ゴングが鳴った直後も両手をマットにつき「フットスタンプして来い!」とつくしを挑発するテクラ。つくしはこの挑発も無視し、あくまで正攻法でテクラに向かっていく。いぶきとのダブル攻撃も決めるなど、テクラに集中攻撃に出たつくしだが、そこはトライアングル戦。序盤こそ共闘していたいぶきがつくしに攻撃を仕掛けていく。三つ巴の攻防となったものの、つくし、いぶきをまとめて女郎蜘蛛に決めるなど、要所要所でかき回していくのはテクラ。最後はつくしのハルカゼを踏ん張ってこらえると、いぶきとの丸め込み合戦を制すると、なんといぶきに掟破りのハルカゼを決めカウント3を奪取。試合後もニヤニヤとつくしに迫るなど、王座獲りをしっかりとアピールした。

試合後、いぶきは「先週と今週、トライアングルリボンが組まれて、名古屋リボンではなんと、ラム会長から自分がスリーを獲りました~!ラム会長はトライアングルのチャンピオンですよね、今。自分もトライアングルにちょっと興味があるので、会長に勝ったんでいきたいなと思っていま~す。」とトライアングルリボン王座への挑戦をアピール。一方、つくしが「テクラは何を考えてるのか分かんないなと思いました。知らない方もいると思うんですけど、(テクラが着ているコスチュームを指さし)これ、自分が昔着ていたコスチュームをロッカーに入れてたんです。それを勝手に着て来て、これも心理戦なのかなって自分は思うので、イライラしてたらテクラの思うつぼなので、ここはキッチリ、プライドと意地と実力で、このベルト2月23日必ず防衛したいと思います。」と語れば、テクラは終始、笑みを浮かべながら「今日一番楽しかった。つくし、あなたの顔が大好き。あ、違う。あなたの怒っている顔が大好き。私がチャンピオンになったら、あなたの怒っている顔が、きっと見られるでしょう。」と不気味に語った。

第3試合


1月31日名古屋リボンに続き、世羅&すずの百火涼乱が登場。対するはもちとトトロ。トトロが難関と言われる宅地建物取引士の資格を見事に修得し、一方のもちも「測量ができる!製図が書ける!」と公言し、建設関係トントントンと名乗ってのタッグを結成し、さらにもちは「百火涼乱を道場の壁に埋め込む!」と不気味な予告入りでの一戦となった。そんなもちをゴングと同時に急襲した百火涼乱だが、建設タッグもアイストレインで反撃すると、場外にすずを誘い出し、2人ですずを肩口に抱え、予告通り、場外の壁にめがけて行くが、これは世羅が必死に制止。リングに戻った後も勢いに乗る建設タッグだったが、前回の名古屋大会からコスチュームも新調し、タッグとしての目標を持ちつつ動き出した百火涼乱はその勢いをしのぐと、最後は動くこと雷霆の如しを狙いトトロに抱え上げられたすずが空中で切り返してのウラカン・ラナを決めると、続けてグラン・マエストロ・デ・テキーラを決め、宅建士からカウント3を奪った。

試合後、トトロが「改めまして、プロレスラーでもあり、そして、宅地建物取引士になりました、トトロさつきです。そして…。」ともちにマイクを向けると「はい。測量が出来る人、宮城もちです。」と語り、2人でポーズ。そのあとトトロは「今日は私たち、建築関係トントントンで組ませて頂いたわけですけど、試合を楽しむことはもちろん、これからもプロレスラーとしてもっともっと上を目指していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。」と語った。そして世羅は「よく分からないタッグと対戦して、私たちもよく分からないまま戦ってしまいました。2月の後楽園なんですけど、私はFantast ICEの防衛戦が青木いつ希が決まってまして、ルールが、通常の技でフォールに乗った場合は2カウント。凶器を使用しての攻撃は3カウントで勝負が決まるということで、ギブアップなし、レフィリーストップなしにしたいと思っているんですが、私2カウントルールをやったことがないんですよ。だから、凄く不安なんです。あと1回ありますよね、後楽園ホールまでに(試合が)。出来たら来週辺り2カウントルールの試合を1回組んで頂けると嬉しいです。」と次回2月13日道場マッチでの2カウントフォールマッチを希望。すずは「この間の名古屋に引き続き、百火涼乱で勝ちました。新コスも今日が関東初お目見えで凄く気に入ってるんです、このキラキラのコスチューム。百火涼乱でこれからもどんどん勝ちを狙っていきたいなと思います。そして、自分2月20日後楽園ホール大会では宮本裕向とのシングルマッチが決まっているので、宮本裕向さんと何度も試合をしている世羅さんに色々と弱点を聞きたいなと思います。」と語った。

第4試合


2月20日後楽園ホール大会でICE×∞王座戦を行う藤本と山下、同日、リボンタッグ王座戦を行う雪妃とうののダブル前哨戦。1月31日名古屋リボンでスプラッシュマウンテンで藤本から初フォール勝ちを奪った山下は、今回、自ら参戦を希望しての前哨戦だけに気合は十分。試合はうのvs雪妃、藤本vs雪妃の顔合わせを経て、藤本vs山下へ。いきなり藤本の顔面に蹴りを叩き込んだ山下はコーナーに藤本を詰めてチョップ、ナックルを連続して打ち込んでいく。さらに藤本の蹴り足をキャッチした山下は豪快なボディスラムを決める。なんとかカウンターのドロップキックを決め、うのに交代した藤本だが、名古屋の敗戦ショックが残っているのか、山下攻勢の印象を残した。うのに対してもパワー全開でぶちかましていった山下は試合を優位に進めながら雪妃に交代。雪妃に蹴りとうのの関節技の攻防から、うのがあえて胴着を脱ぎ、雪妃にチョップ合戦を挑むシーンを経て、この試合2度目の藤本vs山下が実現。山下の蹴りを藤本がかわし、山下も藤本のサッカーキックをかわすと、山下のラリアットをかいくぐってかわした藤本がカウンターのドロップキック、さらにミサイルキックをヒット。インフィニティを狙うが、これをこらえた山下がバックフリップで叩きつけ、サソリ固めへ。必死にロープに逃れた藤本は、ロープワークの流れからカサドーラ、サッカーキック、そしてロープに詰めての踏みつけと、山下の勢いを止めに行く。しかし、ロープに飛んだ藤本をエプロンにいた雪妃が捕まえると、そこに山下がラリアットを叩き込む。さらにバックドロップを決めた山下はコーナーからの大文具ボディプラスを狙う。これを剣山で逃れた藤本。うのが山下にスピアを決め、藤本が串刺しドロップキックからダイビング・ローリング・ネックブリーカー、そして極楽固めへ。これががっちりと決まり、山下を失神寸前まで追い込むも、たいようちゃん☆ボムを狙ったところで、雪妃がハイキックでカットに入る。息を吹き返した山下がエルボー合戦からグランドスリーパーで藤本を絞め上げる。うのがカットに入り、雪妃と山下をまとめてスピアに決めるが、藤本と2人で山下をロープに振るも、山下が2人まとめてのラリアットで粉砕し、スプラッシュマウンテンを狙って藤本を抱え上げる。これを高角度回転エビ固めで切り返した藤本がツカドーラを狙うが、これは山下が潰して丸め込む。キックアウトした藤本はソバット、延髄斬り、そしてインフィニティを決めるが、雪妃がカット。雪妃をうのが場外に蹴散らし、その間に藤本がたいようちゃんボムを狙うが、これをこらえた山下は藤本を逆さに抱えたまま、リバースの人でなしドライバーの形でマットに突き刺した。藤本に雪妃がバズソーキックを決め、さらに山下がサイドキックをヒットさせる。追撃のラリアットでカバーに入った山下だが、これはうのがカット。そのうのを雪妃が場外に落とすと、山下は再び藤本を抱え上げ、今度は完璧な形でスプラッシュマウンテンで叩きつける。文句なしのカウント3を奪い、山下が王者・藤本から2連勝。試合後も藤本を押さえ込み、ポーズを決める山下にうのが襲い掛かると、これに雪妃が激怒。マイクを手にすると「なんだ、松屋うの、おめぇ。試合終わってから噛み付いたって遅ぇんだよ、バーカ。」とうのにダメ出し。「試合終わってんだよ。そっちが先に噛み付いたんだろ。」と言い返すうのだが、「山下に噛み付いてどうすんだよ。お前の相手こっちにいんだろうがよ。噛み付く相手間違ってんだよ、ボケ。」と吐き捨てた。これに山下も「お前のそういうズレてるところ、後楽園でよ~く出ると思うよ。そこ注意した方がいいんじゃない?」とうのに語ると、ニヤリとほほ笑み「藤本さん!名古屋に引き続きスプラッシュマウンテン気持ちよく決まりました。勝ちました~!今までみたいに追い詰めて、テンパっている山下を楽しむ余裕がありますか?私は今、この状況凄く楽しいです。後楽園またよろしくお願いします。」と語り、勝ち名乗りを受けてリングを降りた。メイン後の座談会でうのは「今日も前哨戦をしてみて、ますますRebel&Enemyが嫌いになりました。ますます怒りがこみ上げてきたし、ますます憎たらしさがこみ上げてきました。あと2週間。まだ2週間。捉え方はあるかもしれないですけど、この2週間で出来ることをして、必ず後楽園ホール大会でギブアップを獲ってベルトを奪いたいと思いました。」と語り、藤本は「山下りなにどうやって勝ったらいいのか分からない。スプラッシュマウンテンを食らうと10秒くらい身体が動かないんですよ。威力がハンパないです。食らった瞬間、身体が動かなくて負けてしまうと思ってしまったんですけど、意識だけはあったのでスリーを聞く瞬間に、山下の顔をジッと見つめてやろうと思って、ず~っと見てました。憎たらしかったです。とりあえず今はディズニーランドに行ってスプラッシュマウンテンに乗りたいです。」と語った。

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