東京ドームでタッグ王座を防衛したエル・デスペラードがマスター・ワトに「オマエは結果を残さなきゃ何もないんだよ」
1月5日、東京ドームにて新日本プロレス『バルサン Presents WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム』が開催。第2試合では田口隆祐&マスター・ワトが、エル・デスペラード&金丸義信の持つIWGPジュニアタッグ王座に挑戦した。
事前の会見ではワトが「1月5日、東京ドームで鈴木軍の2人から3カウントを獲って、決着をちゃんと付けてからこのIWGPジュニアタッグのベルトを足がかりに、このベルトを足がかりにさらなる頂点を目指したいと思います」と意気込みを語ると、デスペラードが「ワト、俺はお前のことが正直大ッ嫌いだ。対戦相手として相性がどうとかこうとかじゃなくて、お前のセリフには1個も感情を感じない。『ヤらせろ!ヤらせろ!』つって盛りのついた中学生みたいなことばっかり言ってるけど、お前ホントに『ヤらせろ』なんて思ってねえだろ?後先考えない奴がその場のノリだけで感情も乗せないで喋ってる。このベルトを獲って『第1歩』とか『足掛かり』とかそういうことを言ったけど、ベルトである以上、チャンピオンシップのタイトルホルダーなんだよ俺たちは。な?このタイトルを『足掛かり』とかそういう位置づけにするな。獲れてもいない奴が。そういう部分ぜぇ~んぶ引っくるめて、俺はお前のことが大ッ嫌いだ」と公開説教を行っていた。
試合が始まるとワトが序盤から攻め立て場外のデスペにトルニージョ。田口のケツ殺法が光り追い込んでいくが、金丸が田口の動きを止めデスペがマフラーホールド。切り返した田口がロープに突き飛ばし、ワトが619から田口がミラノ作どどんスズスロウンからフォールも2。田口はトドメのどどんを狙うが、切り返したデスペがロコ・モノからピンチェ・ロコで叩きつけ3カウントを奪った。
勝利したデスペは「若さなんてのは時間が経てばなくなっていくんだぜ? そんな武器を武器だと思っちゃいけねぇよ。ワト、オマエは何をした? 何を残した?残すならオマエは結果を残さなきゃ。それ以外のものはないんだから、結果を残さないと何もないんだよ。残念だ」とワトへの興味を無くした様子。
これにワトは「コスチュームが変わっただけだとかああだこうだ言ってるけど、俺はまだ終わってねぇ!俺の青い炎はまだ消えてねぇからな!」と激高するが、田口監督はフォローせずノーコメントを貫いた。