【試合詳細】7・4 NJPW STRONG後楽園ホール大会 葛西純&エル・デスペラード&ジョン・モクスリー&ホミサイド 【IWGPジュニアタッグ】フランシスコ・アキラ&TJPvsクラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー 【STRONG無差別級タッグ】後藤洋央紀&YOSHI-HASHIvsゲイブ・キッド&アレックス・コグリン ウィロー・ナイチンゲール&向後桃vsジュリア&テクラ

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『レック Presents NJPW STRONG INDEPENDENCE DAY』
日程:2023年7月4日(火)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,433人(札止め)

▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
オスカー・ロイベ/○YOH/田口隆祐
10分45秒 DIRECT DRIVE→体固め
香取貴大(イーグル)/●トラゴン・リブレ(FREEDOMS)/拳剛(フリー)

▼シングルマッチ 20分1本勝負
●ザ・DKC
7分29秒 Tequila Screwdriver→片エビ固め
[TMDK]○バッド・デュード・ティト

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
●大岩陵平/アレックス・ゼイン/ランス・アーチャー
10分26秒 West Coast Classic→片エビ固め
[Team Filthy]○ジョレル・ネルソン/ロイス・アイザックス/JR・クレイトス

▼シングルマッチ 20分1本勝負
[TMDK]●藤田晃生
8分59秒 NKOTB→片エビ固め
○トム・ローラー

▼タッグマッチ 20分1本勝負
ロッキー・ロメロ/○エディ・キングストン
9分29秒 バックフィスト・トゥ・ザ・フューチャー→片エビ固め
[BULLET CLUB]●外道/KENTA

▼タッグマッチ 20分1本勝負
向後桃(スターダム)/○ウィロー・ナイチンゲール
9分54秒  Babe With The Powerbomb→片エビ固め
[Donna Del Mondo/マフィアベラ]ジュリア(スターダム)/●テクラ(スターダム)

▼STRONG無差別級タッグ選手権試合 30分1本勝負
【王者組/CHAOS/毘沙門】後藤洋央紀/●YOSHI-HASHI
12分18秒  ハイジャック・パイルドライバー→片エビ固め
【挑戦者組/BULLET CLUB/BULLET CLUB WAR DOGS】○ゲイブ・キッド/アレックス・コグリン
※第4代王者組が初防衛に失敗。コグリン&ゲイブが新王者となる。

▼IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/UNITED EMPIRE/Catch 2/2】フランシスコ・アキラ/●TJP
15分36秒 Full Clip→エビ固め
【挑戦者組/BULLET CLUB WAR DOGS】クラーク・コナーズ/○ドリラ・モロニー
※第72代王者組が初防衛に失敗。クラーク&モロニーが新王者となる。

▼Exciting Encounter 〜刺激的な遭遇〜 Doomsday NO DQマッチ 60分1本勝負
葛西純(FREEDOMS)/○エル・デスペラード
18分34秒 ピンチェ・ロコ→片エビ固め
ジョン・モクスリー/●ホミサイド

葛西&デスペが初タッグでモクスリー&ホミサイドとの血みどろ死闘に勝利!クラーク&モロニー、ゲイブ&コグリンが王座奪取しSTRONG勢が大躍進!ウィローがジュリアを試合後にKO!

第0試合


 オスカーとリブレでゴングが鳴ると、ロックアップで組み合い、膂力で勝るオスカーが突き飛ばす。長身のオスカーが手4つを仕掛けると、リブレは足を踏みつけてロープに飛び低空ドロップキックも、オスカーがショルダータックルで吹き飛ばして両者タッチ。
 田口と香取の対面となるも、ウサギのぬいぐるみを咥えながら出てきた香取に田口は困惑。ロックアップから田口がヘッドロック、ショルダータックル。香取はウサギを咥えながらブーメランアタックを放ち、ウサギを田口に投げ渡した上でドロップキック。香取が追撃を加えていくも、田口は身を挺してウサギを守り、ヒップアタックを発射も香取がアトミックドロップで迎撃。田口は改めてヒップアタックを放ち、ウサギを大事そうに抱えながらYOHにタッチ。
 YOHは串刺しバックエルボーからネックブリーカードロップ。オスカーにタッチ。
 オスカーは香取にチョップ&エルボーを連打し、ボディスラム。田口にタッチ。
 田口はウサギで香取をぶん殴り、ウサギでのサミング、さらにウサギを自身のタイツの中に入れてモゾモゾしてから顔に押し当てる。さらにスリーアミーゴスを狙うが、逆に香取がブレーンバスターで投げて拳剛にタッチ。
 拳剛は田口の顔面へビッグブート。さらにカニバサミでロープに倒して後頭部へのドロップキック。さらにセカンドからのダイビングフットスタンプを発射。田口はこれをかわしてヒップアタックを発射も、拳剛にかわされて自爆。拳剛はロープに飛ぶが、田口は回転地獄ケツで迎撃。田口はYOHにウサギを渡しつつタッチ。
 YOHはウサギを手に持ってランニングエルボーを連打。さらに口に咥えながらフライングフォアアーム。ウサギを自身のタイツの中にしまってからブレーンバスターを狙うが、拳剛が着地してエルボー合戦へと持ち込み、ソバットから串刺しラリアット。リブレにタッチ。
 リブレはYOHにフライング・クロスボディから串刺しダブルニーを連打し、YOHにトレイン攻撃。さらに香取のランニングニー+拳剛のトラースキック。続けてリブレがフィッシャーマンズ・スクリューからヨシタニックを狙うが、田口がカットし両軍入り乱れる展開に。YOHはリブレにトラースキックを発射も、リブレがかわしてトラースキック。さらにヨシタニックを狙うが、YOHがショルダースルーで切り返してトラースキック。さらにDIRECT DRIVEで叩きつけて3カウントを奪った。

<試合後コメント>
田口隆祐&YOH&オスカー・ロイベ
YOH「(※ウサギを口にくわえたまま、ウサギ跳びで何か叫びながら通過)」
田口「今日から、ウサギ伝説が始まるんだねぇ~。感慨深いよねぇ。YOH、始まるんだねぇ。プロレス専門誌ならではの鋭い視点で斬り込んでくる、週刊プロレス・市川さん、何かありますか?」

──だいぶウサギにご執心でしたけど、気に入っちゃいましたか。
田口「気に入ったんだねぇ。気に入ったから……あとはオスカーに締めてもらおうかな」

オスカー「バカげたコメディみたいだった。ニュージャパン・ストロングスタイルがアメリカから来るのに、あれは何だ? ウサギ? 明日に集中するよ。JR・クレイトスと闘うのが楽しみだ。彼は大きくて背も高い。闘志もある。頑張って勝てるようにするよ」

拳剛&香取貴大&ドラゴン・リブレ
拳剛「YOH選手、YOH選手。確かに、確かにシビれましたよ。次はシングルマッチなんか、どうですか? また新日本さんのリングでもいいですし、何ならダムズのリングに来てもらっても大丈夫ですよ。いい返事、お待ちしてます。ありがとうございました!」
香取「田口! 田口、俺のウサギ返せ、コノヤロー!」
ドラゴン・リブレ「せっかくの新日本のリング、結果残せなかったけど、まだ俺には明日があるんで、明日必ず勝ってみせます。そして俺はもう一つ、ここに来た理由があって、やりたい選手が1人います。高橋ヒロム選手、僕とよかったら戦ってください。よろしくお願いします」

第1試合


 第1試合開始前には、ロッキー・ロメロがリングに上がり、「コンバンハ!後楽園ホール!オヒサシブリデス!3年前に誕生したNJPW STRONGがついに日本にやってきた。新日本ファンは3年間NJPW STRONGがやってくるのを待っていただろう?今夜はアメリカのストロングスタイルを楽しんでほしい。ようこそ!NJPW STRONG INDEPENDENCE DAYへ!」と挨拶。

 ティトがコーナーに詰めて逆水平チョップを放つも、DKCがかわして逆水平チョップを連打しソバットから回転エビ固めを狙うが、ティトが振り払ってぶっこ抜きジャーマンを狙う。DKCはアームドラッグからティヘラ、さらにブーメランアタック式アームドラッグと身軽な動きを見せる。
 さらにロープに飛んでラリアットを放つが、ティトが真っ向から受け止めて雄叫び。ならばとDKCが浴びせ蹴りを放つが、ティトがキャッチして振り払う。DKCはスワンダイブ式の攻撃を放つが、ティトがキャッチして放り捨て、延髄斬りからぶっこ抜きジャーマン。
 ティトはコーナーに詰めて逆水平チョップ&エルボーを連打し、ショートレンジラリアット。さらにDKCを逆さ吊りにして股間を踏みつけながらコーナー上でポーズを決め、ロープに顔面を押し付けてからエルボードロップ。続けて軽々とかついでリフトアップスラムからセントーン。なおも顔面を踏みつけていくが、DKCが下から足を絡め取ってヒザ十字を狙う。決まり切る前にティトが余裕を持ってブレイクも、DKCがバイシクルキックから逆水平チョップを連打しロープに飛んでローリングボディアタック。
 DKCはコーナーに上ってライダーキック。さらに喉元への空手チョップを連打し、ファイナルカット式空手チョップ。さらに串刺しバックエルボーを見舞っていくが、ティトが追走して串刺しラリアット。さらにティトがブルーサンダーボムからSSDで突き刺して3カウントを奪った。

<試合後コメント>
バッド・デュード・ティト
「(※叫びながら登場)ワォ! 新日本プロレス! 俺に会えてうれしいか!? 俺に会えてうれしいのか!? 日本に来てから長い9ヶ月が経った。だが、TMDKがここで暴れているあいだ、俺はアメリカにいたんだ。TMDKとして暴れてやったさ。今年は俺たちを妨げるものは何もない! あのパフォーマンスを見たか? ティト式スクリュードライバーでヤツの首をヘシ折ったのさ、ベイビー! オー・マイ・ゴッド!TMDKの2023年はここから始まる。コーラクエンホールは日本生まれの一部のヤツにとっては大事かもな。だが、バッド・デュードのプロレスラーにとっては、ただの火曜日だ。(※カメラマンに向かって)どけ!」

ザ・DKC
「ヘイ、ティト! バッド・デュード(悪いヤツ)・ティトか。DKCのことを、特にここ日本では決して俺を無視することはできないぞ!俺は常に闘う、常に全力で闘うんだ! 俺はDKC!そして俺の炎は永遠だ! ヘイ!」

第2試合


 大岩とネルソンの対面となると、ネルソンがゴングとともにエルボースマッシュ&リョップ。さらにコーナーに詰めていくが、大岩がかわしてアームドラッグからフライングショルダー。さらにボディスラムで叩きつけてボディプレス。ゼインにタッチ。ネルソンも下がってアイザックスにタッチ。
 ゼインはアイザックスの攻撃をひらりとかわしてダブルニードロップ。さらにランニング・シューティングスター式セントーン。コーナーに上げて雪崩式の攻撃を狙うが、クレイトスが足払いをかけてリングに落とし、アイザックスがダイビングエルボー。アイザックスがネルソンにタッチ。
 ネルソンはアイザックスとダブルのアトミックドロップから交互にニーキック。ネルソンが逆水平チョップで吹き飛ばしてクレイトスにタッチ。
 クレイトスはコーナーに押し付けながらチョップ&エルボー。さらにアイリッシュウィップから投げっぱなしブレーンバスター、マウントエルボーの連打からぶっこ抜きブレーンバスター。3人でポーズを決めてからアイザックスにタッチ。
 アイザックスはぶっこ抜きジャーマンを狙うが、ゼインが振り払ってサイドバスターの構え。アイザックスが許さず投げっぱなしジャーマンも、ゼインが着地してローリングギロチンドロップ。両者タッチ。
 アーチャーとクレイトスの巨人対決となると、アーチャーが自身の首筋を指さして打撃を要求。エルボー&チョップの打ち合いとなり、クレイトスがエルボー連打も、アーチャーがニーリフトで撃ち落とす。クレイトスはアーチャーをコーナーに振ってジャンピングエルボー。さらにクレイトスがコーナーに振ろうとするが、赤コーナーから大岩が手を伸ばしてブラインドタッチ。
 クレイトスがロープスローしようとするのをアーチャーが振り返してボディスプラッシュ。さらにアーチャーが大岩をボディスラムでクレイトスの上に投げ落とす。赤コーナーサイドは青コーナーサイドをそれぞれコーナーに振ってトレイン攻撃。さらにアーチャーがゼインをクレイトスの上にチョークスラムで投げ落とそうとすると、ゼインがひねりを加えてムーンサルト・プレス。クレイトスは技を受けながらもゼインをキャッチし、そのまま持ち上げてボディスラム。雄叫びを上げるクレイトスの背後から大岩がスクールボーイもカウントは2。
 ゼインがアイザックスをフランケンシュタイナーで場外に排除し、大岩がクレイトスに吶喊するも、ホップアップ式フェイスバスターで迎撃しネルソンにタッチ。そして場外のゼインらにウルトラタイガードロップ。
 大岩とネルソンの対面となり、大岩がエルボー連打からドロップキック。さらにガットレンチ・スープレックスホールドもカウントは2。大岩が逆エビ固めを狙うが、アイザックスがカットしてローリング張り手からラッシュバレー。ネルソンが変形オスカッターを叩き込みカウント3を奪った。

<試合後コメント>
大岩陵平
「あー、クソ! こんなニュージャパン・ソウルで戦える機会、滅多にないのに、このチャンスを逃してしまった。ランス・アーチャーと組んで、アレックス・ゼインと組んで、ここまでぜいたくな試合は今までなかったのに。あー、クソ! もっと強くなんないと」

アレックス・ゼイン&ランス・アーチャー
「このボーイズたちとタッグを組むのは初めてのことだ。だからな、言い訳はなし。向上あるのみ。言い訳せずに改善していくしかない。クレイトス、俺はソースが好きだ。良いソースだ。少なくとも少しだけ柔らかくなってきた。ちょっと味もしてきたぞ。次回はおまえを生きたまま食べてやるよ。イタダ……」
アーチャー「(※去ろうとするゼインを引き留めて肩を抱きつつ)ジャパン! オマエらの声が聞こえる! オマエらの声がはっきりと聞こえるぞ! 俺たちはオマエらの望むものが聞こえる。 そしてオマエらはそれを手に入れるだろう。今日は道でぶつかっちまう日だった。だがそんなことは起こりえる。俺たちはそれを乗り越え、前に進み続けるのだ。明日こそが真の誕生の日、モンスター・ソースのデビューだ! 何故ならモンスター、アレックス・ゼインのソースが世界中の皆、そう、オマエの顔にかかるのだから! ソースが来れば、皆が試し、皆がダウンするだろう。(※ゼインに向かって)行くぞ!」

ジョレル・ネルソン&ロイス・アイザックス
アイザックス「これで日本もジョレル・ネルソンと俺がどんなヤツなのかを知っただろう。トム(・ローラー)は前から知られていたが。これが“ウェストコーストレッキングクルー”だ。ついに俺たちは日本に来た。俺もパートナーと一緒に日本に来られたんだ。去年も素晴らしくFILTHY TIMEを過ごせたが、(ジョレル・ネルソンがおらず)自分の一部が欠けたような気もしていた。でも今はすべてそろった。2人でここにいるんだ。皆に期待してもらいたい。明日のタナハシとの闘いも期待してくれ。彼はレジェンドと呼ばれるだけの理由がある。イシイもしかるべきレジェンドだ。しかしそれでも俺たちは動じない。俺たちは常にベストを尽くすのだから。TEAM FILTHYは常にガンバッテだ。TEAM FILTHYに期待してくれ! このジョレル・ネルソンについて、何が凄いのか話そう。彼がどんな時にも期待のドラフト1位指名選手としてトップティアに名前が挙がるのには理由がある。初めてのコーラクエンホールで、ピンフォール勝ちした。たいしたもんだ! さすがウェストコーストレッキングクルー!」
ネルソン「長い、長い間、この身体から多くの血を流し多くの涙を流した。何度も何度も、この業界で続けていくかを自問自答した。たとえパートナーと離れ離れになろうが、この2人の強さは変わらない。ウェストコーストレッキングクルーが日本で試合をするのは当然のなりゆきだった。そしてそれを試合で証明した。何度負けようが、俺たちはそこから学ぶ。常に向上するんだ。ロイスと俺は長くここにいることになるだろう。NEVER無差別級6人タッグ王座やSTRONG無差別級タッグ王座、IWGPタッグ王座、いずれにせよ、俺たちはすべてを手に入れる! これまで長い間待っていたんだ。前はThe One Percentと名乗っていたが、今はウェストコーストレッキングクルーだ。世界レベルのタッグチームの真の姿をこれから皆、目にすることになるぞ!」
アイザックス「腹が減った、食事だ(※と言って、控室へ)」

第3試合


 ゴングが鳴ると、小刻みなキックで牽制するトムに対し、藤田は素早い低空タックルを狙っていく。トムは余裕を持って対応し、上を取りつつ離れ際にローキック。
 藤田がリストロックにとらえていくも、トムがカニバサミで倒してアンクルロック。藤田は苦戦しながらもロープを掴む。
 一旦距離を取るも、トムがローリングしながら藤田の足を取って再びアンクルロック。藤田は悲鳴を上げながらもロープエスケープ。
 トムはエルボー連打で膝をつかせてミドルキックも、藤田がキャッチして足関節を狙う。トムは藤田を引き寄せてクラッチし変形DDT。トムがバズソーキックをクリーンヒットさせ、足を踏み鳴らしてからPKを発射も、藤田がキャッチ。トムが飛びついて胴締めフロントネックロックも、藤田がコーナーにぶつけて脱出。
 藤田はコーナーエルボー連打から逆水平チョップ。トムが即座にジャンピングハイキックで反撃し、パワーボムを狙うが、藤田がショルダースルーで切り返してドロップキック。藤田はエルボー連打からロープに振るフェイントからバックを取ってジャーマンを狙うが、振り払ったトムが振り向きざまのローリング張り手。トムはコーナーに振って串刺しスピアーを発射も、藤田がかわして逆水平チョップからドロップキック。藤田がブレーンバスターからダブルリストロックに捕らえるが、トムが立ち上がってローキックを打ち込んでいき、スクールボーイで転がしながら足を取ってニーロック。藤田は張り手連打で怯ませて下から蹴り上げて脱出。
 トムは串刺しスピアーから旋回式スパインバスター。さらにPKを叩き込むも、藤田が肩を上げて張り手を叩き込んでオコーナーブリッジを狙うが、トムが下からスリーパーホールドに捕らえる。藤田はロープを目指すが、トムがカミゴェからNKOTBを叩き込んで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
トム・ローラー
「ちょっと待って。あいつは少し良くなったな。1年前にフジタと対戦したとき、フジタは日本の新日本プロレスでの、俺の最初の相手だった。去年の『G1(CLIMAX)』の前のことだ(2022.7.16札幌)。俺は3分でヤツを倒したよ。だが今夜はもっとかかった。あのキッズは、ザック・セイバーJr.とよくつるんでいるからな。TMDK、あいつらのファンじゃないが、フジタのリング上での洞察力とスキルのファンではある。(※拍手して)さすがだ、フジタ、おめでとう!俺自身については、あそこで得たものに関してはよろこばしいかもしれないが、自分のキャリアの進み方についてはあまり満足していない。正直に言うと、俺は7月4日(アメリカの独立記念日)にここにいられてうれしいよ。だが、今年の残りもここにいたかった。『G1』にも参戦したかった。すべてのツアーに加わりたいし、これまでの365日もずっとここにいたかった。20年前からずっと、ここにいたいと思っていたんだ。ここ新日本プロレスに来るのには“たったの”18年かかっただけさ。ヘイ、すぐにはスローダウンしないぞ。ここでやらなければいけないことが山ほどある。率直に言って、俺のキャリアは格闘技のトップで20年以上も闘ってきたものだが、ここ新日本プロレスでのプロレスのキャリアは始まったばかりだ。新日本であるかどうかだが、ヘイ、俺はAEWの『禁断の扉』に出場するはずだったんだ。俺はペイパービューに1週間前に出ていたはずだった。だが、俺の対戦相手、アダム・コールがインフルエンザに罹っちまった。ヤツは最後の最後で(試合を)降りた。そして、何が起こった? ガッカリしたさ。メチャクチャになったよ。これまでの人生で最大のチャンスを逃しちまったんだ。だが、俺は取り返すつもりだ。だからこれを見ているヤツらみんな、お前がレポーターであろうと、レスラーであろうと、お前が誰であろうと、“フィルシー”トム・ローラーがお前のケツを狙いに来ると知っておけ!」

藤田晃生
「(※インタビュースペースへ座り込み)トム・ローラー、アンタが初めてな、日本に来て、試合をして、1発目(の相手)も俺だった。あんときはな、北海道か?あれから約1年。俺はTMDKに入り、お前の首も必ず待ってろ。(※立ち上がり)まだまだ! 止まんねぇぞ、この野郎!!」

第4試合


 エディは2011年に大阪プロレスで初来日し、今回は12年ぶりの来日。
 エディとKENTAの対面でゴングが鳴ると、ガンガン前に出てくるエディを軽くいなしたKENTAが一度も触れ合うことなく外道にタッチ。場内からはブーイングが起きる。
 エディはロープを上げて外道をリング内に誘うが、外道は「下げさせろ」とロッキーへの交代を要求。エディがロッキーにタッチ。
 ロッキーと外道の対面となり、ロックアップからロッキーがリストを取るが、外道がサミングからナックル。ロッキーも腕をぶんぶん振り回してからのサミングで仕返しし、エディにタッチ。
 エディはロッキーとのダブルショルダータックルからブレーンバスター。ロッキーにタッチ。
 ロッキーが外道に強烈なナックルを叩き込むと、外道が必死の命乞い。ロッキーが詰め寄ってくると、外道が場外に放り出して場外戦へ。場外ではエディとKENTAが殴り合い、外道がロッキーにサミング。外道はロッキーをリングに上げて首絞め攻撃からKENTAにタッチ。
 KENTAはロッキーへボディエルボーからナックルを叩き込み外道にタッチ。
 外道はコーナーでロッキーの顔面を踏みつけ、KENTAがサミングで追撃。外道は、エディに見せつけるようにキャメルクラッチ with サミング。KENTAにタッチ。
 KENTAはロッキーにバックドロップを狙うが、ロッキーが一回転して着地。KENTAの追撃を外道に誤爆させ、ニーアッパーを叩き込んでエディにタッチ。
 エディは外道とKENTAを同時に相手取って逆水平チョップを連打。さらに2人をコーナーに重ねてマシンガンチョップ。さらにKENTAにマシンガンチョップからエクスプロイダーを見舞い、バックドロップを狙うが、KENTAが振り払ってエルボー。エディも逆水平チョップで反撃し、真っ向からの打ち合いに。エディはラリアットを放つが、KENTAがビッグブートで撃ち落としてDDT。外道にタッチ。
 外道は、チンクラッシャーからトラースキック。しかし、エディはノーダメージをアピール。外道が再びトラースキックも、エディはノーダメージの様子で立ち上がる。外道が命乞いを始めると、KENTAが背後から一撃。ロッキーが入ってきてKENTAと外道にフォーエバーラリアットからダブルラリアット。場外に逃れたKENTAを追っていってラリアット。
 エディは裏拳を発射も、外道はこれをかわしてトラースキック。さらにトラースキックを発射も、これをキャッチして振り払ったエディが裏拳を叩き込んで3カウントを奪った。
 試合後、ロッキーがSTRONGのベルトをリング上に持ち込みKENTAに見せつけるが、エディはロッキーの手をすっとKENTAに向けてベルトを返却。翌日の王座戦に向けて正々堂々の闘いを誓った。

<試合後コメント>
ロッキー・ロメロ&エディ・キングストン
ロッキー「これこそコーラクエンホールのパーティーだな! これがNJPW STRONGだ。俺がCMLL世界ヒストリック・ウェルター級王座のロッキー・“Azcar”・ロメロだぞ! そして我が良き友人を紹介しよう。“マッド・キング”、次期NJPW STRONG無差別級王者のエディ・キングストンだ。あとはご自由に!(※と言って、先に控室へ)」
キングストン「俺が初めて新日本プロレスの試合を見たのは13歳の時だった! あの日! 13歳のあの時から! 俺の目標はここに来ることだった! 俺を根気よく育ててくれた母と父のために新日本のリングに立つのが、13歳の時からの夢だった! KENTA! 明日の夜、対決だ! 長年にわたる痛み、苦闘、失意と闘うことになる! オマエは太刀打ちできないだろう! だが俺は違うぞ! 明日の夜、会おう!」

KENTA
「(※STRONG無差別級とDEFYの2本のベルトを肩にかけて、ビデオカメラマンに)久しぶりだな。うーい(※と、片手でハートの半分を作る。カメラマンが残り半分を出すと)いや、ハートじゃねぇんだよ。ハートの指も特徴ねぇな。ふざけんな。(※2本のベルトを掲げて)見てこれ。何から話そうかな、俺、今日。(※改めて2本のベルトを掲げて)まず見てこれ、2冠。DEFY。知らねぇだろ、知らねぇかもしんねぇけど、『どこのベルトだよ!』っての掲げてるヤツ、いろいろ今まで思ってたんだけど、やっぱりチャンピオンになったってことはその団体の顔になんなきゃいけないわけだから、宣伝していかないとね。日本でまだ知らない人がいるならば、この団体を広めていくのがチャンピオンとしての役目だから。俺がベルト獲った試合、いつでも見れるから。相手、17歳! 自分の子供でもおかしくないだろ。17歳相手に、俺ベルトでぶん殴ってんの、42のオッサンが! その試合見て? 大人げないから。勝ったし、2冠ベルト。似合ってる?(※カメラうなずく)
で、もう気付いてるか知らないけど、(※髪に手を当てて)髪切った! 髪切った! (※ビデオカメラマンに)気付いた?(※カメラうなずく)さすがに気付く?
何で切ったかっていうと、しかも短く切りたかったんだけど、バッサリいくつもりだったんだけど、土壇場になってビビっちゃって。長めに切っちゃった。許して。
髪の毛洗うと、すごいの、抜け毛が! 長いと。知ってる? 伸ばしたことない? すごいの、ホントに。長いことにどうのこうのよりも、抜けてくことに『ハゲるんじゃないか』っていう恐怖が勝っちゃってんの。別に俺、ハゲを悪く言ってるわけじゃないからね。「太ってるな」は柔らかく言えるけど、ハゲはちょっと……ハゲの人は『ハゲ』って言われてどう思うんだろうな? 聞いてみたいけどな。それを聞いたら、まるで俺がその人を『ハゲ』って扱ってるようになるから、聞くに聞けないよね。(※記者の一人に)どう思……(笑)。
それはいいんだよ。この2ヵ月とかさぁ、すごい動きあったじゃん。『G1 CLIMAX』も発表されたり、何かPPVもあったりいろいろあったじゃない。そんな中俺さ、2冠にはなったものの、取り残されてる感じあったから、『G1』で、何か新世代がどうこうとかいろいろあるけど、今年の『G1』ね、俺、いろんな意味で主役もらってくから。覚えとけよ。分かった?
とにかく明日。このベルト守って、チャンピオンのまま『G1』に臨むから。それでいけるかいけないかで、だいぶデカいから。チャンピオンのままいくから。
結局最後、何が言いたいかっていうと、『太ってる』はイジりやすいけど、『ハゲてる』はイジりにくいってこと!」

第5試合


 ウィローとジュリアの対面でゴングが鳴ると、ロックアップで組み合ってウィローが圧倒的パワー差で押し込む。再びロックアップで組み合い、今度はジュリアが押し込んで離れ際にチョップ。ウィローも逆水平チョップで返していき、組み合ってジュリアがリストを取るもウィローがぶっこ抜いてボディスラム。両者タッチ。
 向後とテクラがスピーディーなロープワークの応酬を見せ、向後がコルバタ式アームドラッグから619を発射も、テクラがかわしてロープに飛びドロップキックを発射も、向後もドロップキックで応戦して空中で相打ちに。テクラがソバットからオクラホマスタンピートで叩きつけ、ジュリアにタッチ。
 ジュリアは向後をヘアホイップで放り捨て、串刺しバックエルボーからコーナーで顔面踏みつけ。さらにスイングネックブリーカーから引き起こしていくが、向後が振り払ってエルボー連打。ジュリアも強烈なエルボーで返してロープに飛ぶが、向後がドロップキックで迎撃して619。ウィローにタッチ。
 ウィローはジュリアにショートレンジラリアットを連打し、串刺しラリアットからビッグブート。ロープに振ってスパインバスターで叩きつけるが、ジュリアが雄叫びを上げながらエルボー猛連打。ジュリアがロープに飛ぶとウィローがすくい上げてファイヤーマンも、ジュリアが蜘蛛の巣に捕らえる。ウィローが後ろに倒れ込んで倒すと、ジュリアがビアンカを狙うが、ウィローが上から潰してカバー。キックアウトしたジュリアがビッグブートを放つも、ウィローは倒れずラリアット。ジュリアは即座に起き上がってビッグブートを見舞い、テクラにタッチ。
 テクラはウィローにビッグブートから蜘蛛の巣に捕らえるが向後がカット。ジュリア&テクラが向後に合体フェイスクラッシャーを見舞って排除するが、ウィローがテクラに豪快なロックボトム。ウィローがコーナーに上っていくと、テクラの追いすがってエルボー合戦。テクラがスパイダーブレーンバスターで放り捨て、ジュリアがミサイルキックで場外へ排除。テクラがプランチャで追撃する。
 テクラはウィローをリングに戻してバズソーキック。オクラホマロールからジャベに捕らえていくが、向後がドロップキックでカット。テクラ&ジュリアが2人でロープに振っていくが、その背後からウィローが2人へダブルラリアット。ウィローが向後をコーナー上で担ぎ上げて向後を2人へ投擲し、向後が串刺しドロップキックからウィローがキャノンボール。ウィローがデスバレーボムからガットレンチ・パワーボムで叩きつけてテクラから3カウントを奪った。

 ウィローがジュリアの眼前にベルトを掲げるとジュリアがビンタ。怒ったウィローがジュリアをKOし、再び眼前にベルトを突きつけて挑発した。

<試合後コメント>
ウィロー・ナイチンゲール&向後桃
ナイチンゲール「いまここで起きたことをライブで観ている人がいるってこと!? モモ!」
向後「(※英語で)私たち、勝ったよ!」
ナイチンゲール「勝ったのね! ワーオ!」
向後「(※英語で)ナイス、タッグチームだったね!」
ナイチンゲール「だね! うまく協力し合ってた、素晴らしいことだと思わない? だけど明日は違うよ、モモ。あなたを味方につけておくつもり。初めての『NEW JAPAN STRONG』のこのベルトのために私とジュリアは闘う。この目の前に立つラブリーな女性を倒したのよ、メルセデス。
そしてジュリア。闘いではどんなことが起こるかわかっている。あなたのホームタウンにいるかもしれないけど、私は怖くはない。私は後退しない。夢であなたを見た。あなたが私の頭の中に入り込もうとしているのはわかっている。深呼吸をしましょう。
(※2人で深呼吸)あなたはもう頭の中には入ってこない。あなたにベルトは渡さない! 木曜日(6日)の帰国の便を取ったし、帰国するときにはこのベルトを自分のカバンに入れることは知ってるから! では明日。ハッピー独立記念日! ワオ!」
向後「(※英語で)ウィロー、明日は勝つでしょ! そうしたら、私が次のチャレンジャーになりたい!」
ナイチンゲール「いいよ!」
向後「(※英語で)もう1度、あなたと闘うわよ」
ナイチンゲール「いいね!」 
ナイチンゲール&向後「イエス!」
ナイチンゲール「オーケー、水の時間ね。本当に暑いわぁ」

ジュリア&テクラ
ジュリア「クッソ!!なんだよあの巨漢はよー!? デカすぎねぇか!? なにあれ…!?」
テクラ「クヤシイナァ―! ウィロー、ウィロー、ウィロー! アンタのことはよく聞いてる。たくさん見たよ。クソッ。(※首を押さえながら)痛いよ、星が見えたわ。感謝するよ、アンタが対戦相手で感謝する。
だけど、気をつけろよ。ここにいるマイガール、ジュリアが、明日、観客の中からお前を追い出すんだからな。そして、お前は残念がるんだ。だが、アンタがここに戻って来たとき、1対1でやりたいよ。わかったか? アンタと私2人だけで、いつかね。待ってるよ。(※日本語になり)ジュリア、明日どうする?」
ジュリア「いや、だから、今日ホントに初対戦。だけどさ、前哨戦、新日本さん、組んでくれてありがとうございます。私、これで、明日あいつに勝つ、その方法がわかりましたよ(※と言いながら頭を指さす)。全世界の諸君、ぜひ注目して下さい。ぜってぇSTRONG(女子王座)獲ってやるから。アァァーーーーーーッッ!!(※と叫びながらテクラと肩を組んで立ち去る)」

第6試合


 タイトル戦前のベルトチェックの際にゲイブ&コグリンがベルトを奪って毘沙門を殴打しゴングが鳴り、そのまま場外戦に持ち込んで毘沙門をいたぶっていく。
 リングに戻ると、ゲイブがYOSHI-HASHIを羽交い締めにしてコグリンが強烈な逆水平チョップ。ゲイブも逆水平チョップでなぎ倒して顔面を踏みつけ、場内からブーイングを浴びる。
 YOSHI-HASHIとコグリンの対面となり、コグリンがサイドスープレックス。YOSHI-HASHIが怒りのエルボーからトラースキックを発射も、コグリンがキャッチして振り払ってエルボー。さらにロープに振るが、YOSHI-HASHIが低空ドロップキックからスイングネックブリーカーを見舞って後藤にタッチ。コグリンもゲイブにタッチ。
 後藤はゲイブをショルダータックルでふっ飛ばしてからラリアット。コーナーに振って串刺しラリアットからコーナーに上ってダイビング・エルボードロップ。さらに牛殺しを狙うが、ゲイブが着地してエルボー合戦へと持ち込む。互角と見るやラリアットの打ち合いとなり正面衝突。ゲイブが強烈な張り手を見舞ってラリアットを発射も、後藤がかわして張り手から牛殺し。YOSHI-HASHIにタッチ。
 YOSHI-HASHIはゲイブをコーナーに詰めて逆水平チョップ&エルボー。さらにヘッドハンターからカルマを狙うが、ゲイブが着地。すかさず後藤がラリアットを叩き込むアシストを見せ、そのまま激烈一閃。続けて消灯を狙うが、コグリンがカット。後藤がラリアットで排除し、ゲイブに激烈消灯を狙うが、ゲイブが後藤をブレーンバスターで投げ捨て、YOSHI-HASHIの顔面に右ストレート。ロープに飛ぶが、YOSHI-HASHIがカウンターのトラースキックを叩き込み、ロープに飛んでいくが、コグリンがエプロンから捕縛。ゲイブが突っ込んでいくが、YOSHI-HASHIは攻撃を誤爆させ、ゲイブにスクールボーイ。しかし、ゲイブがキックアウトし、場外からコグリンがYOSHI-HASHIへイスで一撃。
 後藤が救援に入って1vs2の孤軍奮闘も、ゲイブ&コグリンがダブルのチョークスラムで叩きつけて排除。さらにYOSHI-HASHIにもダブルのマッスルバスターを叩き込み、合体ハイジャックパイルドライバーで突き刺して3カウントを奪った。

 試合が終わってベルトを手にした後も、ゲイブはYOSHI-HASHIに逆片エビ固めをかけていたぶり、コグリンがベルトでYOSHI-HASHIの頭を殴打。ふらふらと起き上がってYOSHI-HASHIを助けに行こうとしていた後藤の脳天にもベルトでの一撃を叩き込んだ。

ゲイブ「見ろ!俺たちがNJPW STRONG無差別級の新チャンピオンだ!IWGPタッグ王座も俺たちがいただく!」
コグリン「YOSHI-HASHI、後藤、ファーーーッキューーー!!」

<試合後コメント>
ゲイブ・キッド&アレックス・コグリン
ゲイブ「俺たちは言っただろう! 言ったとおりだ。コーラクエンホールでクソビシャモンを倒し、NJPW STRONG無差別級タッグ王座を獲る。見てのとおりだ。で、もうこのことはいい。(※と、ベルトを床に捨てる)忘れろ。次だ。明日、アシタの話だ。IWGPヘビー級タッグ王座戦だな。あのベルトには大きな価値がある。真のレジェンドが巻くベルトだ。ここに立つ2人が、(※STRONG無差別級タッグのベルトを持ち上げ)このベルトと共に並べることになる。(※コグリンに向かって)なあ、アリー、お前はあまりコメントしないが言ってやれ。アイツらにオマエから話してやれ。ここに来るまでの苦労を。破産して金もなく、次の日は千回スクワットしなけりゃいけなかった。俺たちのこれまでを」
コグリン「5年だ。5年かかった。俺とクラーク、エディ(•ソープ=カール・フレドリックス)がLA DOJOとの間に結んだ契約は、俺たちの人生を変えた。クソだった。1日にスクワットを3000回させられて。ほかにもたくさんのバカげたことをさせられた。俺は全部やった。日本に来るのは4回目か? パンデミックのせいで滅茶苦茶だ。この会社のせいで滅茶苦茶だ。俺たちはあらゆることを尽くしたのに! こいつ(ゲイブ)はここに1年半いたんだぞ! 1年半過ごしたヤングライオンなんだぞ! それなのに何だ?」
ゲイブ「今年の『WRESTLE KINGDOM』に呼ばれたか? いいや。『NEW JAPAN CUP』は?いいや。『SAKURA GENESIS』にも出ず。半年も我慢できない! バカ野郎! 俺たちが未来なんだ! 記事になる話題はツジ、ナリタ、ショータで持ちきり。キヨミヤなんてここの所属でもないのに取り上げられて。おかしいだろ! ふざけんな! (※コグリンを指して)ドージョーで3年、俺は2年過ごしたんだぞ! 俺たちが手にすべきものを獲りにいく」
コグリン「本当に意味がわからないよな。俺たちはあらゆることを尽くした。そしてデビッド・フィンレーに従うことにしたんだ。皆をぶちのめしてやる! 見とけよ! これまでの時間があるんだ! 覆水盆に返らず。今日俺たちはベルトを手に入れた。そして明日も手に入れる! 負けることなく全員を殺していく」
ゲイブ「言葉よりも実行。これがMY DOG FOR REALだ」

第7試合


 怒りのTJP&アキラがゴングを待たずにドロップキックで奇襲し、客席上段へとなだれ込む激しい場外戦となる中でゴング。
 劣勢に追い込まれるTJP&アキラだったがなんとか盛り返し、リング内に戻してコナーズに合体コルバタ。さらにモロニーにはコンビネーションキックを叩き込んで雄叫び。
 改めてアキラとモロニーの対面となり、TJPがアキラを肩車して合体攻撃を狙うが、コナーズがTJKPのヒザ裏へのエルボーを叩き込んで体勢を崩させ、モロニーがアキラにスパインバスターからフットスタンプ。さらにTJPにサミングからのランニングエルボー。
 アキラとコナーズの対面となり。アキラをコーナーに詰めて串刺しタックル連打からショルダースルー。笑顔でブーイングを煽ってからエルボードロップを見舞い、モロニーにタッチ。
 モロニーは高速ブレーンバスターを見舞ってコナーズにタッチ。
 コナーズは串刺しスピアーからモロニーと2人でトレイン攻撃を狙うが、アキラがコナーズをブートで止めてコナーズに低空ドロップキック。さらにモロニーを踏み台にコナーズにミサイルキックを見舞い、モロニーにはカサドーラ式フットスタンプを見舞ってTJPにタッチ。
 TJPはモロニーにダイビング・フォアアームから串刺しバックエルボー。コーナーでの顔面ウォッシュを見舞い、カットに来たコナーズも重ねて2度目の顔面ウォッシュ。場外へ逃れた2人へ、TJPが肩車したアキラを投擲。アキラが2人をセントーンで押しつぶす。さらにTJPがスワンダイブ式DDTで突き刺し、ピノイ・ストレッチ。カットに来たコナーズへはアキラが飛びついてフロントネックロックで動きを止めるが、コナーズが振り切って強引にカット。
 アキラがコナーズを高速エクスプロイダーで投げ捨て、モロニーにトラースキック。さらにTJP&アキラとダブルトラースキックを見舞って2人でロープに飛ぶが、コナーズがTJPにパワースラム、モロニーがアキラを場外へと放り捨て、コナーズ&モロニーがTJPにサンドイッチ式のスピアー。さらに2人で合体攻撃を狙うが、アキラがカットし、TJPを踏み台にモロニーに飛びついてカナディアンデストロイヤー。さらにコナーズにはアリウープ。さらにアキラがスピードファイヤーを叩き込み、場外のモロニーにトペ・スイシーダ。さらにコナーズに2/2を決めるもカウントは2。
 TJPはコーナーに上ってマンバスプラッシュを発射も、コナーズがかわし、モロニーが延髄斬り。サンドイッチ式スピアーを発射も、アキラがTJPを救出し、モロニーのスピアーがコナーズに誤爆。しかし、モロニーがアキラをドリラ・キラで突き刺してKO。コナーズがTJPをNO CHASERで突き刺し、最後はFull Clip(※モロニーのブレーンバスターにコナーズがダイビング式スピアーを合わせる)で3カウントを奪った。

 コナーズ&モロニーは2人でベルトを股間に擦り付けたり、マットに置いたベルトにカクカク腰を振って見せるなど冒涜行為を働き、ブーイングを背に受けながら退場していった。

<試合後コメント>
クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー
※二人ともパイプイス持参で登場。
モロニー「ああ、時間の問題だったろ? この数週間、なぜ俺がUNITED EMPIREに加わったのか知りたくないか? クソったれ。オイ、俺は男の時の刻み方を知ってるんだ。TJP。少しずつ時を刻んでいる。あいつ(アキラ)はいくつだ?」
コナーズ「若すぎるな」
モロニー「若すぎる? マザー○ァッカー、まだ20代前半か。首や頭に血管を浮きだたせてイタリア語で俺たちに話しかけ、言う資格のないことを言ってやがる」
コナーズ「ただ言いたいのは、ミスター・ドリラ。あのバカ共を投げ捨ててくれてありがとうな。Catch2/2だけじゃなく、UNITED EMPIREのやつら、あのパンク野郎どももだ。クレイジーなことだが、教えてやろう。モロニーがこの会社に入ってどのくらいだ?」
モロニー「もうすぐ2ヵ月だ。こんなものを手に入れたことはないよ。初のブリティッシュ、マザー○ァッカーが、このベルトを手に入れたぞ! ハハッ!」
コナーズ「まあ落ちつけよ。だが、俺がおまえに感謝したいのは。おまえは既にこの状況から抜け出していて、ほとんどのやつらは知らないが……今日は、俺がこの会社と契約して5年目、5年のアニバーサリーなんだ」
モロニー「ビールをおごるぜ」
コナーズ「だがこんなバッドボーイズ(ベルト)を捕まえるのに5年もかかったんだ。そして俺はこの男を2か月前に迎えに行った。見てみろ、俺たちが今何をしているか。タッグを組むのは初めてのことだ。だが、俺たちは世界で最も凄いタッグチームを倒した。何に気づいたかわかるか? 
俺はいつもこのベルトを見ていて、これは俺の一番の女になると気づいて、掴んで初めて抱きしめた。一度も触ったことがなかったんだ。いまハグしてキスして、何に気づいたかわかるか? これは俺の一番のビッチじゃない。これは残酷だ。おまえは残酷だ。毎月残忍さを持って試合をしてもいいか?」
モロニー「楽しすぎるな」
コナーズ「ああ、最高の楽しみだ。野蛮なやつらは好きなだけ作ることができる。そいつらを包んでおこう。なぜなら、この男は俺とは違うものを引き出してくれる。こいつはドリラで俺はスリラーだ。俺は煙草を持っていて、俺はコーラだ。バニラのことを話しているんじゃないぞ? そしておまえも俺たちとリングに上がりたいと思うんだ。大量のマザー○ァッカー・キラーと進むんだぞ」
モロニー「毎回は捕らえられないようなクソを決めたんだ。俺のために日にちを決めろよ。ゴールドを持ってくるか、死体を持ってくるかだ。両方はどうだ、ベイビー! ハハハハハ! Catch2/2は死にやがった。わずか数週間で俺たちが何を成し遂げたか見てみろよ」
コナーズ「俺はクラーク・コナーズ。こいつはドリラ・モロニ―だからだ!」
モロニー「こいつは俺の犬だ!」
コナーズ「(※モロニーと手を合わせ)バーン!」
コナーズ「(※クルーに向かって)邪魔だよ、どきやがれ!」

フランシスコ・アキラ&TJP 
アキラ「(※以下、イタリア語を交えてコメント)ウァー!!(※英語になって)もし負けても、それがゲームの美しさだよね? いつも勝てるとは限らない。あいつら! この試合のようにだ! だが、ここで終わりじゃない。ここで終わりはしない! 俺たちはCatch2/2だ、証明して見せる。
新日本プロレスのリングに上がるたびに、俺たちが最高であると証明するんだ! 今日はそうではなかった。やつらがベストだった。だが大丈夫、大丈夫だ! フォーカスする必要がある。集中だ。もう一度Catch2/2で。次はなんだ? チャンピオンシップ、No.3だろう!?何かが来ている、来ているんだ!!」
TJP「1度やる。1度やるのは大変なタスクだった。2度やる。2度やるのはほとんど無理なタスクだった。一握りの人間しか2度はできない。それを3度やる? わかるもんか。だが原点に戻る時期に来ているのかもしれない。俺たちが最初に捉えたものを見つける時かもしれない。初心に立ち戻る。自分自身を再発見し、もしかしたら別の何かが見つかるかもしれない」
アキラ「Catch2/2は死なない……」
TJP「決してな」

第8試合


 ゴングを待たずに殴り合いが始まり、場外戦となる中でゴング。
 場外ではデスペラードがモクスリーを竹刀で一撃。葛西はホミサイドにスチールバケツのフタで一撃。客席上段までなだれ込んでの殴り合いへと発展していき、モクスリーがフォークでデスペラードの顔面をえぐっていく。
 闘いがリングに戻ると、葛西がホミサイドの額をノコギリで切り裂いていき、フォークボードを持ち込んでリバースタイガードライバーを狙うが、ホミサイドがショルダースルーで葛西をフォークボードの上へと落とす。ホミサイドが葛西の額にフォークを突き刺して流血させ、モクスリーがデスペラードをフォークボードの上にボディスラム。さらに2人で葛西&デスペラードの額にフォークを突き刺してグリグリとえぐっていく。
 モクスリーはデスペラードをフォークボードの上にバックドロップ。さらにホミサイドがチェーンで葛西を殴打し、首を絞めて拘束。モクスリーがデスペラードをパイルドライバーで突き刺してダブルアームバーで捕縛し、ホミサイドがデスペラードの脇の下にフォークを突き刺していく。
 ホミサイドがデスペラードの急所にフォークを付き立て、モクスリーが足4の字固め。デスペラードとモクスリーが殴り合い、モクスリーがロープに飛ぶが、デスペラードが低空ドロップキックを見舞って葛西にタッチ。
 葛西とモクスリーが殴り合い、モクスリーが串刺しラリアットを見舞えば葛西も串刺しラリアットを見舞ってブレーンバスター。さらに葛西が再びノコギリを持ち込んでモクスリーの額を切り裂き、リングの下から十字架カミソリボードを持ち出す。
 モクスリーは葛西の額に噛み付いてバックドロップ。葛西もモクスリーをバックドロップで叩きつけ、カミソリボードにシュートしようとするが、モクスリーが振り返して葛西が頭からカミソリボードに突っ込む。モクスリーはさらにショットガンドロップキックでカミソリボードに叩き込み、カーブストンプ。さらにデスライダーを狙うが、葛西は振り払ってエルボー合戦へと持ち込む。モクスリーはスタナーを叩き込んでホミサイドにタッチ。
 ホミサイドはモクスリーとの合体攻撃を狙うが、葛西がラリアットでなぎ倒してデスペラードにタッチ。

 デスペラードはホミサイドにランニングエルボーを連打し、スパインバスター。ホミサイドが場外に放り出してトペを狙うが、デスペラードが場外からスチールバケツで殴りつけ、ギターラ・デ・アンヘル。さらにトレインラリアットからデスペラードがスパインバスターでセット。葛西がコーナー上からパールハーバースプラッシュ。さらにデスペラードがピンチェ・ロコで突き刺すも、モクスリーが必死のカット。
 モクスリーは1vs2での殴り合いを挑んでいくが、葛西がトラースキックからの延髄斬りで動きを止め、デスペラードがバックドロップ。葛西がモクスリーの頭に竹串の花を咲かせて場外に排除。
 デスペラードはリング中央にスチールバケツをセットし、その上へのピンチェ・ロコを狙うが、ホミサイドがデスペラードのマスクを引き裂いて怯ませ、急所蹴り。さらにホミサイドが投げようとするが、デスペラードが急所蹴りでやり返し、リバースタイガードライバーからロコモーション式でスチールバケツの上へのピンチェ・ロコを決めて3カウントを奪った。

デスペラード「さすがにこんだけのレジェンドの中に混ざると、多少の緊張はあるな。ホミサイド、あんたレジェンドだ。ありがとな。やっぱ最高だ!あそこ(バルコニー)から葛西さん突き落としただけあるぜ。今日は無くて良かったっす。いやいやいや、デスマッチだとか、ハードコアだとか、血が出るだとか、そんなことはどうでもいい。とにかく、俺はこれにリスペクトがあるんだ。ありがとう、ホミサイド。ありがとうございました、葛西さん。こんな最高のシチュエーションなんで、僕が締めたいんですけど、やっぱ葛西さんの締めを聞きたいですよね!?葛ッ西!葛ッ西!(※観衆とともに葛西コール)」

葛西「デスペ!やっちまってから言うけどよ、キング・オブ・スポーツ!新日本プロレスのリングでこんなことしてアリ?(笑)しかしだ、しかしだ、賛否あると思うけど、今のお客さんの歓声聞いて、俺っちは新日本プロレスのリングで、この試合アリだと思ってるよ。おい、デスペよ、最高に超刺激的で気持ちのいい夜だったよ。人間ってのはよ、気持ちいいこと経験しちゃうと、もう1回ってなるんだよね(笑)おいデスペ!どこのリングでも良い。もう1回お前と組んで超刺激をもらいてーんだ。どうだ?」

(※もう1回!コールが起きる)

デスペラード「もう1回じゃないでしょ。もっとお願いします!呼んでいただければいつでも行きます。でも今は、明日のシングルマッチのことで頭いっぱいなんで。モクスリーはよそ向いてて勝てる相手じゃないんで、今日いただいた刺激、このままそっくり持って、明日もう1回アイツのことぶちのめしてやりますから。その後、自分ができる限りの刺激的なお返事を、ご用意させていただきます」

(※葛西とデスペラードが握手を交わした後に互いに笑顔で中指を突き立て合う)

<試合後コメント>
エル・デスペラード
「(※左脇腹を押さえながらインタビュースペースにつくと、記者陣を見渡して)何かやっぱいつもより記者多いなぁ。カメラ多い気がするぞ。それだけ刺激的なカードだったってこっちゃ。いいことだ。見てる人とか、『これのどこがSTRONGだよ』って言う人もいるかもしれないけど、そういう意味じゃまぁ、STRONG色は薄かったかもな。でも一応、俺もMOXも向こうでやらせてもらってるんで、そこはすんませんね。俺のワガママを通させてもらったんで。明日はモクスリーとシングルマッチ。満身創痍は向こうも一緒だろう。条件は一緒。あとは根性比べだ。確かに、向こうは全試合が大会場かもしれないけど、こっちだってな、会場がデカかろうが小さかろうが、この10日間ちょっと、世界中回って死ぬ思いしてきてんだ。葛西さんは『死ぬ気で、なんてっつーのは忘れろ』っておっしゃってたけど、正直言って気ぃ狂いそうな日程だったぞ。それでも俺はここにいるんだ。絶対オマエに勝つ」

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