世界を目指すジュリアがSTRONG女子王者のウィロー・ナイチンゲールにKOされるも「あいつに勝つ方法がわかりました」

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 4日、東京都・後楽園ホールにて、『レック Presents NJPW STRONG INDEPENDENCE DAY』が開催され、STRONG女子王座をかけて闘うウィロー・ナイチンゲールとジュリアが前哨戦で激突した。

 2020年8月、コロナ禍の中で誕生した『NJPW STRONG』は新日本プロレスが製作しているアメリカのプロレス番組。LA DOJOの選手のみならずアメリカの実力者が集い、“もう1つの新日本プロレス”、“アメリカの新日本プロレス”と呼ばれるまでに成長。新日本のリングでも各タイトル戦線に常に絡み続けるなど強い存在感を放っている。
 今回は、NJPW STRONGが日本初上陸し、4日&5日の2DAYSで後楽園ホール大会を実施することに。

 この日は、翌日にSTRONG女子王座をかけて闘うウィロー・ナイチンゲールとジュリアの前哨戦が実施。
 スターダムの中心選手であるジュリアは、自らの海外進出への足がかりとしてウィローの持つSTRONG女子王座へ挑戦表明。
 ジュリアは「なんとかゲール?なんとかチンゲール?なんかニヤついた外国人が持ってるよりも、ジュリアがもった方がベルトに権威がつくんじゃねーかって話」と挑発的なコメントを残すと、ウィローとSTRONG女子王座決定トーナメントで闘った向後桃が「もっと彼女に敬意を持って!ウィローをナメんなよ!」とジュリアに掴みかかったことから因縁が生じ、この日の前哨戦ではウィロー・ナイチンゲール&向後桃vsジュリア&テクラのタッグマッチが組まれた。


 試合は、ジュリアがウィローを強く意識して吶喊していくが、ウィローは圧倒的なパワーでジュリアを制圧。向後とテクラがスピーディなファイトを展開してリング上をかき乱す中、ジュリアはウィローにのみ狙いを定め続ける。
 ジュリアは蜘蛛の巣やビアンカなどのサブミッションで仕留めにかかるものの、ウィローは体格差を生かして押しつぶしたり、強引に振り払ってラリアットを見舞うなど大暴れ。コーナー上で向後をリフトアップして2人へ投げつけるなどの膂力を見せつけ、最後はウィローがテクラにキャノンボールからBabe With The Powerbomb(※ガットレンチ・パワーボム)で叩きつけて3カウントを奪った。
 
 ウィローがジュリアの眼前にベルトを掲げるとジュリアがビンタ。怒ったウィローがジュリアをKOし、再び眼前にベルトを突きつけて挑発した。

 バックステージに戻ったウィローは、「初めての『NEW JAPAN STRONG』のこのベルトのために私とジュリアは闘う。闘いではどんなことが起こるかわかっている。あなたのホームタウンにいるかもしれないけど、私は怖くはない。私は後退しない。夢であなたを見た。あなたが私の頭の中に入り込もうとしているのはわかっている。あなたはもう頭の中には入ってこない。あなたにベルトは渡さない! 木曜日(6日)の帰国の便を取ったし、帰国するときにはこのベルトを自分のカバンに入れることは知ってるから!では明日。ハッピー独立記念日!ワオ!」と防衛に自信を見せ陽気に退席。

 対するジュリアは「クッソ!なんだよあの巨漢はよー?!デカすぎねぇか?!」とぼやきつつも、「私、これで明日あいつに勝つ方法がわかりましたよ。全世界の諸君、ぜひ注目して下さい。ぜってぇSTRONG(女子王座)獲ってやるから」と、前哨戦を経て勝利の鍵を見つけた様子を見せた。

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