来年2・14川崎で伊藤リスペクト軍団がデルフィンと合体し東北出身トリオと激突!
15日の会見で、来年2月14日、カルッツかわさきでスペル・デルフィンと、クリス・ブルックス&伊藤麻希の伊藤リスペクト軍団がトリオを結成し、MAO(宮城出身)、中村圭吾、舞海魅星(ともに岩手出身、東京女子)のチームとミクスド6人タッグで対戦することが発表された。
きっかけとなったのは、伊藤がみちのくプロレス時代の故愚乱・浪花さんのファンで、そのことを某媒体のコラムで書いたところ、それを知ったデルフィンがタッグ結成を持ち掛けたもの。
デルフィンは「伊藤選手とのタッグは楽しそうですね。浪花のファンだと掲載されたのを知ったのは、浪花のお父さんからの情報なんです。メチャメチャ喜んでいました。コロナが終息していたら、必ず会場に来てもらいたい。(伊藤選手には)浪花ムーブして、カニカニエルボーもマスターしてや」とのコメントを寄せた。
ここしばらく、クリスとの伊藤リスペクト軍団としての活動が小休止していた伊藤は「何で、浪花さんが好きかって? クリスのTwitterで知って、好きになってスイングDDTとかやらせてもらってます。師匠のデルフィンさんと試合できて純粋にうれしい。せっかくなので、伊藤のことを弟子にしてもらってもいい。リスペクトでつながってるんで、余裕で勝てると思うけど。浪花さんから学んだのはハッピーになれる試合だから、ハッピーに葬りたい」とコメント。
クリスは「自粛期間中に世の中の皆さんがハッピーになれるよう、動画や画像の投稿をしていた。僕の世代の海外のプロレスファンにとって、日本のプロレスを見る入り口になったのは94年の『スーパーJカップ』が多いと思う。そのなかでも、デルフィンさんは際立っていて、テクニック、見た目、パフォーマンスをもっていて、そこからみちプロや大阪プロレスに興味をもった。僕はあまりドリームマッチを追い求めてないが、この件に関しては別。夢がかなった気がした。MAOは僕と同じように、みちプロの影響を受けて、それを継承してる。それはナカムラ、マイウミにも言える。デルフィンさんと組んで、伝統の6人タッグで東北の若者と試合ができることに意義がある。イトウリスペクト軍団は終わったものだと思ってたけど、イトウリスペクト軍団の一員としてベストを尽す」と話した。
また、伊藤は「(レジェンドとは)タッグより、闘う方が好き。23日の路上(東京ソラマチ・スカイツリー電流爆破)の大仁田厚さん、デルフィンさんも味方。味方から吸収することはあまりなかった。今回デルフィンさんに気を付けて、盗めそうなとこを盗みたい。リスペクトの心があれば何でもできる。(クリスとは)英国と福岡で言語も違うし、デルフィンさんとは歴史も違うけど、リスペクトの心でつながってる。敵をぶっ倒していきたい」と意欲。
最後にクリスが「今現在、2人のダブルムーブがなかった。タッグを組んでるとき、イトウさんの危ないときに助けてる記憶がある。スカイツリーもあるし、何かしら合体技を考えていければ」と言うと、伊藤は「特訓しましょう!」と目を輝かせていた。