6・1後楽園での飯野対AKIRAのEXTREME戦は超難解な「セクシームービースタールール」!

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 DDTプロレスが5月26日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、6月1日、東京・後楽園ホールでの王者・飯野“セクシー”雄貴VS挑戦者・AKIRAのDDT EXTREME選手権が超難解な「セクシームービースタールール」で行われることが決まった。

 まずは両選手が登壇し、調印書にサインを入れたが、飯野は例によってペンを舐めて記入。同王座戦は王者がルールを決められるが、ここで、AKIRAが「ルールを聞いてない!」と問いただした。飯野は「アイ・アム・セクシースター! ヒー・イズ・ムービースター! セクシームービースター!」と発し踊り始めた。

 今林久弥GMが帯同した男色ディーノに通訳を求めると、「セクシースター(飯野)がここにいる。ムービースター(AKIRA)がここにいる。その2人が試合となると、セクシームービースターしかない。これは日本の文化のために作品として残さないといけない。それをしっかり映像作品として収めるためにセクシームービー界の大御所マック羽鳥を召喚しなきゃ。一つの作品として仕上げてしまおうというルールだ。羽鳥の撮りたいシーンをちゃんと再現しないと決着つかない」と、1度聞いただけでは理解しがたい難しい説明を展開。

 ここで、今林GMが「AKIRAさんを誰だと思ってるんだ? 代表作を知ってるのか? 『仮面ライダークウガ』のズ・ザイン・ダ。映画『いかレスラー』のたこレスラー役だぞ。TBSのゴールデンタイムのドラマに出てたくらいの飯野とは格が違う!」と激怒し突っ込むも、ディーノは主張を変えず。

 かみ砕いて解説すると、映像作品としても後世に残すべく、セクシームービー監督として著名なマック氏(タノムサク鳥羽)がリングサイドで試合を観戦。決着は3カウント、ギブアップ等の通常のプロレスルールと同様となるが、監督の欲しい画、つまり試合前に指定されたいくつかのシチュエーションを再現してからでなければ決着とはならず。仮に3カウントを奪っても、マック監督の指定するシーンが再現できていなかった場合、無効となるというなんとも厄介なルールだ。

 ルールを聞いたAKIRAは首を傾げながらも、「EXTREMEはルールがキテレツだと聞いてたけど、今まで自分がやってきたプロレスのキャリア、役者としてのキャリアを合わせてもってすれば、俺にとって絶好のチャンスだと思ってます。頑張ります」と意気込んだ。

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