“グラドル美女レスラー”上福ゆきが桐生真弥を下しIP王座初V!来年1・4後楽園で“チーム東洋大”がプリンセスタッグ王座挑戦

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 グラドルとしても活動する美女レスラー・上福ゆきがインターナショナル・プリンセス王座(以下、IP)の初防衛に成功。上福は来年1月4日の東京・後楽園ホール大会で、桐生真弥との“チーム東洋大”でプリンセスタッグ王座へ挑戦することが決まった。

 東京女子プロレスが6日、東京・成増アクトホール大会を開催。メインイベントでは上福が保持するIP王座に、タッグパートナーの桐生が挑戦。序盤、桐生は上福のウイークポイントといえる右手の指を攻め、ストンピング、エルボーを連発。上福はビッグブーツ、ドロップキックなどで反撃。その後、壮絶なエルボー、張り手の打ち合いになったが、上福はあえて桐生の攻めを受けて立つ場面もあった。さらに、桐生はランニングエルボー、エルボードロップ、逆エビ固めで必死の攻め。上福は変型卍固めで逆襲も、逃れた桐生はスパインバスターを一閃。これを返した上福はビッグブーツ、ドロップキック、フェイマサーとたたみかけ3カウントを奪取し、同王座の初Vに成功した。

 試合後、桐生は「一生懸命上福さんにぶつかっていったけど、やっぱり負けてしまって悔しい」と吐露。上福が「目標とか壁は自分で上って、自分で破壊しなきゃ。自分でかなえなきゃいけない。ときには、こうやって切磋琢磨して、お互いに向上したらいいんじゃない。ふだん自己主張とか言わないんで、みんなに自分で言いたいことはないの?」と振ると、桐生は「上福ゆき! オマエ、前回の成増(10月3日)、欠場したよね。大切なベルトへの挑戦権の試合。あの闘いできてないよね。ほったらかしになってて悔しくない?」と返答。上福は「悔しいです。真弥に迷惑かけた」と言葉に詰まった。

 そして、桐生が「私はもう1回挑戦したい!」と言うと、上福が「私も真弥ともう1回挑戦したい」と応じて、プリンセスタッグ王者組で、実の姉妹の「爆れつシスターズ」(天満のどか、愛野ユキ)を呼び寄せた。

 上福の「私たちで挑戦させてください!」とのアピールに、天満は「いいよ。挑戦してくれてありがとう。ずっと防衛戦やりたかった」と、愛野は「真弥の気合伝わったし、上福さんのチャンピオンとしての強さはわかってる。大事なところでやるみたいな縁があると思ってるから、心は決まっています」と受諾。天満は決戦の場を1・4後楽園に指定して、4人はガッチリ握手を交わした。

 最後に上福は「姉妹はもうベルト巻いて、すごく強くなってるけど、私たちだって、あの頃の成増より強くなってる。あっちは姉妹だけど、ウチらは東洋大創立者、井上円了の子どもみたいなもんだから、ほぼ兄弟。これは兄弟と姉妹の闘いになるね」と締めくくった。

“チーム東洋大”は10月3日の成増大会で、「爆れつ」と同王座次期挑戦者決定戦で闘う予定だったが、上福が右手薬指を骨折し同大会を欠場したため、この一戦が流れてしまった経緯がある。その後、「爆れつ」は11月7日の東京ドームシティホール大会で、白昼夢(辰巳リカ、渡辺未詩)を破って同王座を奪取しており、立場を変えて、幻と消えていたタッグ戦が実現する運びとなった。

 バックステージで桐生は「挑戦して負けて悔しかったけど、全力出して、全部受け止めてくれた。タッグの件はモヤモヤしてた。井上円了さんが見守ってくれると思う。恥じない試合をしたい」とコメント。上福は「私の人生初の防衛戦、なんとか防衛した。タッグ組んで、1・4でがんばると決めました。(桐生は)ふだん自分から発信しない。私が引っ張るみたいになってるけど、このままでは成長できない。いつも代弁者はできない。自分で言いたいことを言って成長していけば、私も成長していける。(井上円了に)恥じないOGになりたい」とコメント。

 一方、王者組の天満は「東洋の2人、ベルト懸けて闘って、試合することでお互いに感情ぶつけ合って、気まずくなるのか、絆が深くなるのか。絆が深まったみたい」と分析。愛野は「挑戦は散々してきたけど、防衛戦は初。真弥があんなにがんばる姿初めて見た。上福さんとは大事なとこで何度も当たったけど、防衛したい」と力を込めた。

 また、12日の成増大会で、坂崎ユカ、瑞希組VS辰巳、渡辺組のプリンセス・オブ・プリンセス王座戦(1・4後楽園で実施)の前哨戦が行われることが決まった。

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