鈴木鼓太郎がタッグ王座挑戦もパートナーに裏切られ敗北!論外が「人脈ない。俺らと組むしかない」と救いの手!

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 6日、東京・国立代々木競技場第2体育館にてプロレスリングNOAH『NOAH the BEST ~FINAL CHRONICLE 2020~』が行われた。
 2020年最後のNOAHビッグマッチとなるこの大会では、GHCヘビー、GHCナショナル、GHCジュニアヘビータッグの3大タイトルマッチが実現。

 第4試合では小川良成&HAYATAの持つGHCジュニアタッグに鈴木鼓太郎とサルバヘ・デ・オリエンテが挑戦。小川&HAYATAと鼓太郎は元々STINGERの仲間としてともにジュニア戦線で戦ってきたが、10月には度重なる仲間割れから鼓太郎が追放されてしまう。鼓太郎はNOSAWA論外からの杉浦軍への勧誘を振り切り、謎のマスクマンであるサルバヘ・デ・オリエンテをパートナーにGHCジュニアタッグ王座へと挑戦を表明していた。
 しかし調印式では交通渋滞を理由に3人が欠席し、鼓太郎一人が出席となると「すごいイライラしてます。渋滞がわかってるなら早めに出てこいよ。俺がSTINGERに終止符を打ちます」と仲間ですら会見に出席しない現状に不機嫌さを顕にしていた。

 試合開始前に、なぜかNOSAWA論外と仮面の男がリングに入ろうとするが、レフェリーに注意されると本部席に座り試合を観察。
 鼓太郎が小川とHAYATAを二人まとめて相手にし、エルボー連打からのバックブリーカーで蹴散らしていく。オリエンテはルチャ殺法で攻めるが、スピードではHAYATAが、パワーでは小川が上回り圧倒されてしまう。そこを鼓太郎が打撃のコンビネーションでカバーしていき、オリエンテは合体式のジャックナイフやジャベで捕らえていくが、小川が卍固めやサソリ固めで捕らえて流れを引き戻す。
 鼓太郎はHAYATAにダブルインパクト式のアッパー掌底から小川にファンネル。トドメのタイガードライバーを狙うが、そこをオリエンテが裏切りのトラースキックでカットし、さらにHAYATAとのダブルトラースキックからHAYATAがサドンインパクト。続けてオリエンテがDDT式コードブレイカーを叩き込み鼓太郎をKOすると、小川がフォールし3カウント。


 勝利したHAYATA&小川とともに勝ち名乗りをあげたオリエンテは、マスク外すと正体はFREEDOMSの進祐哉!
 だがそこを論外と謎のマスクマンが急襲し、鼓太郎を救出し握手するとバックステージに連れ出す。論外は「お前人脈ないんだから、俺らしか組んでくれる奴いないんだって。俺がNOAHに来た理由の一つ、小川の首を取ろう」と要求。鼓太郎は「半分しか信じてないから。小川の首取るのは俺。それの手伝いをしてもらうだけだ。戦争だ戦争、ぶっ潰してやるからな」と叫ぶ。

 進は「今日からSTINGERに入りました進祐哉です。NOAHには縁がある選手も多いんでね」と挨拶し、小川とHAYATAも握手で歓迎した。

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