実の姉妹レスラーユニット“爆れつシスターズ”がタッグ王座獲得!「ねーちゃんがいなかったら勝てなかった」
7日、東京都・TOKYO DOME CITY HALLにて、東京女子プロレス『WRESTLE PRINCESS』が行われ、“爆れつシスターズ”天満のどか&愛野ユキがプリンセスタッグ王座初戴冠を果たした。
この日のセミファイナルでは、プリンセスタッグ王者の“白昼夢” 辰巳リカ&渡辺未詩に実の姉妹タッグである“爆れつシスターズ”天満のどか&愛野ユキが挑戦。
白昼夢は昨年11月のDDT両国国技館大会で王座戴冠を果たし、今年1月の初防衛戦ではのどか&ユキの挑戦を受け、未詩がユキから勝利。その後は1年以上王座を保持してきた。
試合が始まると、未詩が体格を生かしたパワーファイト、リカがドラゴン殺法で挑戦者組を圧倒。
中盤には集中攻撃を受けたユキだったが、のどかの献身的なサポートを受け、愛と炎のフルネルソンやサイドスープレックスで反撃の狼煙を上げる。終盤に入るとのどかがユキと未詩の1vs1の場面を作り出すべくリカをキルスイッチで排除。ユキが未詩のレーザービームやティアドロップ耐え切ると、のどかとのダブルインパクト式爆れつブルドッグを炸裂させ、最後はUBV(ダブルアーム式サイドバスター)で3カウント。
敗れた白昼夢は、バックステージで泣きながらうなだれ、リカは「真っ白ですね。私達の体の一部だったベルトが離れていっちゃいました。空っぽです」と顔を伏せる。そして未詩は「今すぐは無理でも前向きに考えられる時が来るように頑張るしか無いなと思います。白昼夢はこのままでは終わりません」と言葉少なに去っていく。
1月の雪辱を果たした爆れつシスターズは2人で抱き合いながら「勝ちました~!」と勝鬨を上げると、妹のユキが「1回負けてしまった記憶はどうしても残るので、ホントに勝てるのか、超えられるのか不安だったけど、最後は自分たちを信じて頑張れてよかったです。ねーちゃんがいなかったら勝てなかった。全部ねーちゃんのおかげ」と涙のコメント。
そして姉ののどかは「長い長い、長い道のりでしたけど、やっと1つの山を超えられました。けどまだ1つなので、これから誰とでも何度でも試合がしたいです。大爆れつ時代のスタートにします」と胸を張った。