モハメド ヨネデビュー25周年記念大会が開催!NOAHのリングでバトラーツを彷彿とさせるバチバチファイト!

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 18日、後楽園ホールにてモハメド ヨネ デビュー25周年記念大会『DISCO BALL』が開催。メインイベントではモハメド ヨネ&池田大輔&日高郁人vs丸藤正道&石川雄規&田中純二による6人タッグマッチが行われた。

 ヨネはデビューした団体である格闘探偵団バトラーツに縁のある選手に加え、NOAHにきて一番刺激を受けたという丸藤を自身の記念試合に入れたという。
 ヨネ&池田&日高は入場すると3人でファンキーポーズをきめ、NOAH選手会を代表して潮崎豪からヨネに花束が贈呈。
 試合が始まると先発は石川とヨネとなり、ヨネがローキックで牽制しながら前に出るも、石川がタックルでコーナーに押し込みボディブロー。強烈なエルボーとボディブローの打ち合いからグラウンドの攻防になり、ヨネが掌底から顔面にドロップキックを叩き込み、倒れる石川の背中にサッカーボールキックと激しい打撃戦を見せる。
 池田と石川になると、お互いバチバチしたエルボーの打ち合いから右ストレートの殴り合い。石川がヘッドバッドを叩き込むが、池田が右ストレート2連発で倒しスリーパー。なんとか抜けた石川とお互い右ストレートが交差し両者ダウン。
 丸藤と日高がプロレスらしい攻防を見せ、最後はヨネが田中をラリアットからのキン肉バスターで叩きつけて3カウントを奪った。


 石川はヨネに花束を贈呈し「彼は入り口が藤原組でしてね、ほんとにほそっちい高校生が来たんです。その時もう一人ごっつい男来てたんですよ。そいつが来た時は藤原さんに挨拶に行った時に藤原さんがちょうど喫茶店で飯を食う前で腹が減ってイライラしていて、来るなお前!って門前払いで。その後ちょうどヨネが藤原さんが食べ終わった時にヨネが来て、おめーでけーじゃねーか入れという、そういうはなから運を持ってました。普通に考えたらごつい方とったかもしれないですけど、彼にとって運が悪かったのは藤原さんがクソ腹が減っていた。運が良かったヨネは満腹でいいタイミング。そんな昔がありましたけど、その後ヨネは頑張りましたよ。ほそっちい体で頑張って頑張って。体もアフロもあんなにでかくなってね、心からおめでとうと言いたいですね」とお祝い。
 やられた田中は「自分がバトラーツ入った時には日高さんおられて、ヨネさんおられて、大塚さんおられて、すぐ近くで色々お世話していただいた先輩でして、バトラーツ辞められて、自分がNOAHさん上がらせてもらって新たにご縁が出来て、今回25周年、自分九州におるんですけど九州から呼んでいただいて、恩返しのつもりでやってやろうと思ったんですけど逆にやられてしまって悔しかです。これからもご縁続くと思いますので、これからもよろしくお願いしますと、色んな意味でお願いしますとお伝えしたいです」と丁寧にコメントした。

 最後にヨネは「池田さんがNOAHのリングに上って石川さんとバチバチやってるのが不思議な感じです。バトラーツの後楽園ホール大会がフラッシュバックするような。そういうことが起こりうるのがプロレスなんだなと。プロレスには絶対はないんで。何もなかった自分がプロレスラーになれたのは母親のおかげ。母親のために何も出来ない自分で、体一つで稼げるのはプロレスだと思ってプロレスに夢を持って飛び込みました。でも夢と現実はぜんぜん違う。超人ではないから、やっぱ怪我もする。25年、ホントがむしゃらに突っ走ってきましたけど、それって実は親を苦しませてただけなんで、ちょっとつらかったです。でも、見てください。今日お客さん、こんなにたくさんお客さん集まってくれました。今日来てくれた人は宝です。今までほんとに好き勝手やってしまって母ちゃんごめんね。そしてありがとうございます。まあ落ち着いたら温泉でもいきましょう。改めて今日はありがとうございます。プロレス好きですか!?俺も大好きです!プロレスはほんとに世界で一番最高のエンターテイメントだと思います。それを25年やって来て俺は誇りに思います。まだまだ終わりません。まだまだやるよ。皆さん今日はありがとうございました」と感謝の挨拶をおこなった。

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