小峠篤司が14選手参加のジュニアランブル戦を制し“桃の青春”で王座取りを宣言!「次のNOAHジュニアを創り上げていくのは俺たちだ!」

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 4日、東京都・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『N-1 VICTORY 2020 ~NOAH NUMBER ONE PRO-WRESTLING LEAGUE~』が開催され、小峠篤司がNOAHジュニアランブル戦を制した。

 先月23日の後楽園ホール大会では、“FULL THROTTLE”のリーダーであった小峠篤司が同ユニットを裏切って原田大輔とのタッグ“桃の青春”を復活させ“STINGER”の小川良成&HAYATAが持つGHCジュニアタッグ奪取を宣言するばかりか全ユニットへ宣戦布告。
 小峠と入れ替わる形でYO-HEYがFULL THROTTLEへ加入するなどNOAHジュニア戦線が混沌とする中、この日はNOAHジュニア総勢14名が参加するランブル戦が開催された。


 30秒ごとに新たな選手が入場してくるという試合形式上、各選手たちは同ユニットの仲間が複数揃うまで大きな動きを見せず戦局は硬直。緊迫した空気がリングを包む。
 原田が小川との対決を望む中で小川が早々に試合放棄して退場したり、11日の大阪大会で鈴木鼓太郎の持つGHCジュニア王座への挑戦が決まっている覇王がジャックナイフで3カウントを奪ったり、全陣営が結託してNOSAWA論外を袋叩きにしたりと波乱が波乱を呼ぶ展開のまま終盤戦にもつれ込むと、最終入場者の小峠が原田とともに怒涛の猛攻撃を開始し僅か5分あまりで半分以上の選手たちが失格となるなど局面が大きく動く。
 大原はじめらFULL THROTTLEの面々が小峠&原田に敵意を剥き出しに突っ込んでいき、YO-HEYが原田を道連れにOTR。最後は因縁の小峠とHAYATAの2人残りとなり、HAYATAのムーンサルトプレスを剣山で迎撃した小峠がコウモリ吊り落としからのムーンサルトプレスで3カウント。

 14選手の頂点に立った小峠は「NOAHジュニア総出のランブル戦、勝ったのは俺や!次、大阪でジュニアタッグのベルトSTINGERから俺たちが取ってNOAHジュニア、しっかり創り上げます!」と覚悟を叫び、「次のNOAHジュニアを創り上げていくのは俺たちだし、STINGER一強の時代は次の王座戦で終わる」と革命を宣言。
 隣に並び立つ原田は「勝ちたかった」と悔しさを口にしつつ、「中途半端に出てきやがって。やる気無いんか知らんけど。俺は許さんぞ」と試合放棄した小川への怒りを見せた。

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