【試合詳細】9・28 スターダム後楽園ホール大会 岩谷麻優&中野たむvsジュリア&朱里 ジャングル叫女&小波&DEATH山さん。vs刀羅ナツコ&鹿島沙希&夏すみれ 林下詩美&渡辺桃&AZMvs彩羽匠&門倉凛&星月芽依

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『5★STAR SPECIAL in KORAKUEN』
日程:2020年9月28日(月)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:407人(コロナ対策限定人数)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○里歩(AEW)
5分11秒 クロス・フェースロック
[STARS]●羽南

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[Queens Quest]●上谷沙弥
9分32秒 プラン・ビー
[大江戸隊]○ビー・プレストリー

▼STARS vs DDM タッグマッチ 20分1本勝負
[STARS]スターライト・キッド/●飯田沙耶
9分59秒 炎華落とし→片エビ固め
[Donna Del Mondo]○舞華/ひめか

▼TCS vs 大江戸隊 キャプテンフォールマッチ 30分1本勝負
[TOKYO CYBER SQUAD]○ジャングル叫女/小波/DEATH山さん。
12分30秒 反則
[大江戸隊]●刀羅ナツコ/鹿島沙希/夏すみれ(フリー)

<1人目>
○DEATH山さん。
5分44秒 変形横入りエビ固め
●鹿島沙希

<2人目>
○刀羅ナツコ
6分35秒 昇天→片エビ固め
●DEATH山さん。

▼クイーンズ・クエスト vs マーベラス 6人タッグマッチ 30分1本勝負
[Queens Quest]林下詩美/渡辺桃/●AZM
20分36秒 エビ固め
彩羽匠(Marvelous)/門倉凛(Marvelous)/○星月芽依(Marvelous)

▼横浜ダブル前哨戦 タッグマッチ 30分1本勝負
[STARS]△岩谷麻優/中野たむ
30分0秒 時間切れ引き分け
[Donna Del Mondo]ジュリア/△朱里(MAKAI)

岩谷vs朱里&ジュリアvsたむの横浜決戦はともに時間無制限戦へ!彩羽が詩美より先に赤ベルトへ挑戦決定!星月がハイスピード王者AZMから金星!

第1試合


 里歩と羽南のシングル戦は、両者なごやかな笑顔で握手してからゴング。
 試合開始とともに両者めまぐるしいロープワーク戦を見せ、アームドラッグの応酬からクリーンブレイク。組み合おうとする里歩をガットショットで怯ませた羽南はコーナーへ振って串刺しドロップキックからフォールも、里歩はブリッジでするりと抜けてフットスタンプ。さらにヘアホイップからフェイスクラッシャー、鎌固めと痛めつける。

 羽南がロープブレイクすると里歩はロープに飛ぶが、羽南はカウンターの払腰。さらにボディスラムからの腕十字に捕らえ、里歩はなんとか足を伸ばしてブレイク。羽南は里歩の右腕へのフットスタンプを見舞ったり里歩のエルボーをビッグブートで撃ち落としたりと腕への集中攻撃を見舞うが、里歩はスクールボーイから入る逆片エビ固め。羽南がこれをロープに逃れると619からダイビングフットスタンプを放つも、羽南はこれを回避してドロップキック。さらに大外刈で叩きつけ、続けて投げ技を狙うが里歩はクラッチを切ってクロス・フェースロック。羽南は体を起こして上から潰してフォールし、キックアウトした里歩へビクトル投げ。さらにロープに飛ぶが里歩はカウンターのジャンピングニーを叩き込み、クロス・フェースロックで絞り上げてタップを奪った。
 里歩は倒れ伏す羽南に歩み寄ると握手を交わし、優しく頭をなでてから退場していった。

星野唯月あいさつ


 第1試合終了後、この日の大会で中野たむとラストマッチを行う予定だった星野唯月がリングへ上がり、持参した手紙を朗読してファンにメッセージを伝えた。

星野唯月
「皆さんこんばんは、星野唯月です。本日ここ、後楽園ホールにてラストマッチを行う予定でしたが、あと少しというところで大きく体調を崩してしまい、欠場させていただくことになりました。楽しみにしてくださっていた皆さんへ、心よりお詫び申し上げます(深々と頭を下げる)。デビューの少し前から原因不明の体調不良に悩まされており、その都度治療に励んで参りましたが、回復の目処が立たず、やっと病名が分かった頃には、信頼し、相談に乗っていただいていた先輩方はみな引退し、誰にも相談できないまま気付けば私は誰も信頼できなくなってしまっていました。それから体調が悪化する一方になってしまい、練習に出られない日々、プロレスが怖くなってしまいました。私が今患っている病気を改善していくためには、今いる環境……つまりスターダムを離れる以外に方法がありません。よって私、星野唯月は、本日この場をもちまして、スターダムのリングを下り、選手活動を終了させていただきますことをご報告させていただきます。『もったいない』という言葉をたくさんいただきましたが、もったいないかどうかはこれからの自分にかかっていると思います。プロレスラーは誰にでもなれることじゃない。そんなプロレスラーになれたことを、心から誇りに思い、これからの人生、誰よりも幸せに過ごそうと思っています。いままで本当にありがとうございました。2020年9月28日、星野唯月」

 星野が会場の四方に向けて深々と頭を下げて挨拶すると、ロッシー小川がリングへ上がり、星野へ餞別を贈呈した。

第2試合


 前回の後楽園ホール大会で突如リングに乱入する形でスターダムマット復帰を電撃アピールしたビーと、かつてビーが裏切ったQueens Questへビーと入れ替わるように加入した上谷の因縁戦。
 ゴングとともに上谷が突っ込んでスクールボーイ、バックスライド、回転エビ固めと丸め込みでの速攻を狙うが、ビーは冷静にキックアウト。ビーが上谷にストンピング連打で仕返ししていくが、上谷はコーナーに押し込んでエルボー連打。エプロンに逃れたビーを追撃しようとした上谷だったが、ビーはトップロープ越しにジャンピングハイキック。
 ビーはサッカーボールキック、ビッグブートと蹴り技で上谷を吹き飛ばし、コーナーエルボーから高速ブレーンバスター。ビーが「カモ~ン!カミタニ!」と鼻歌交じりの挑発をすると、上谷はエルボー連打で反撃も、ビーはニーリフトからのスイングネックブリーカー。ビーはVトリガーを狙うが、上谷は側転+バク転でかわしてドロップキック。さらに串刺しジャンピングニーから再びドロップキックを今度は2連発。続けてダイビングクロスボディを見舞うもビーは下から丸め込む。

 両者正面からエルボーの打ち合いとなるも、ビーは強烈なエルボーで上谷を吹き飛ばして変形肩固め。上谷がブレイクするとビーはレッグロック・スープレックスを狙うが、上谷はこれを振り払って顔面へビッグブートをめり込ませる。

 上谷はバク転ダブルニードロップから逆片エビ固め。ビーがロープブレイクするとロープに飛ぶが、ビーはカウンターのVトリガー。続けてカミゴェを放つが、上谷はこれをキャッチして振り払い、フライングニールキックからランニングシューティングスタープレスを発射。さらにキークラッシャーの体勢も、ビーが振り払ってビッグブートからバックドロップ。さらにロープに飛んでVトリガー。決めにかかった一撃だったが返されてしまい、ビーは歯噛みして悔しさを顕にする。ならばとビーはプラン・ビー(レッグロック・スープレックス・ホールド。BとBeaのダブルミーニング)で叩きつけてカウント3。

 倒れ伏す上谷へ、渡辺桃を始めとしたQQの面々が駆け寄る中でビーがマイクを取る。

ビー「勝者はこのビー・プレストリー!ビー・プレストリー、イチバーン!ヘイ、カミタ~ニ?ショッパイ!スゴーイね!(笑)ヘイ、モ~モ!モットォ、ショッパ~イ!(笑)ヘイ、カミタニ。カエリナサイ」
桃「どっちがしょっぱいか横浜で決めてやるよ!」
ビー「アリガトー!マタネ~?(観衆へ)」

第3試合


 両軍入場すると、キッドと飯田が握手を求めて歩み寄るが、舞華&ひめかは無視。すると十分に距離を詰めたSTARSの2人が同時にドロップキックを放って奇襲し、試合開始。
 キッドが舞華にスリングブレイド、飯田がひめかにドロップキックを放って分断すると、キッド&飯田が十字ロープワークで翻弄しながらひめかにドロップキックを見舞っていき、キッドがフットスタンプ。
 飯田とひめかの対面となると、飯田がコーナーでマシンガンチョップを打ち込み、ドラミングしながら雄叫びを上げるが、これに苛立ったひめかがボディスラムで叩きつけて舞華にタッチ。
 その後、DDMはボディスラムを一発放つごとにタッチを回し、計6発のボディスラム。そして舞華の背負投にひめかがランニングニーを合わせる連携攻撃からダブルのブレーンバスター。ひめかは逆片エビ固めで腰にダメージを与えてからアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げるが、飯田は暴れて脱出し、カサドーラの形で組み付いてアームドラッグ。さらにドロップキックで追撃してキッドにつなぐ。
 キッドは人工衛星ヘッドシザースホイップでひめかをコーナーまで放り投げ、加勢に来た舞華もコーナーで重ねて2人へまとめて串刺しドロップキック。そして2人まとめてヘッドシザースホイップで投げ捨て、「一発喰らえ!」とその場飛びムーンサルトで2人へ同時攻撃。そしてキッドはひめかへフライングクロスボディを放つが、ひめかはこれをキャッチしてバックフリップで叩きつけ、ショルダータックルで吹き飛ばして舞華にタッチ。
 舞華はボディスラムから脇固めに捕らえ、キッドの回避運動に合わせて形を変えながらじっくり絞り上げる。これを飯田がカットすると、キッドはコルバタで舞華をロープ際に投げ飛ばしてから619を放つも、舞華はこれを回避し、ロープ際に立つキッドへ貫通ビッグブート。さらに舞華はブレーンバスターを狙うが、持ち上げられた反動を使ったキッドがDDTで突き刺し、飯田にタッチ。

 飯田は舞華のビッグブートを被弾しながらも怯まずドロップキック3連打。さらにノーザンライトスープレックスの体勢に入るが、舞華は振り払ってラリアットを狙う。飯田はカウンターのスパインバスターで叩きつけ、舞華とのコーナー上の攻防を制してミサイルキック。すかさずキッドが別コーナーからのダイビングクロスボディを見舞ってアシストし、飯田がノーザンライトスープレックスホールドから飯田橋。これを返されると飯田はロープに飛ぶが、ひめかが追走ランニングニーを突き刺し、コーナートップに上がったひめかを舞華が発射するファンタスティックフリップ。
 試合権利を得た舞華がリバーススプラッシュから炎華落としを狙うが、背面着地した飯田は葉月から継承した葉・月ストラル。これを返されると、キッドが救出に飛び込んでくるが、ひめかがこれを排除して場を整え、ひめかが飯田へロックボトムからの炎華落とし(サイドバスターの形から入る変形ファイナルカット)でカウント3。

第4試合


 TCSと大江戸隊が解散をかけて闘うこの試合は、キャプテンが敗北、またはキャプテン以外の2人が敗れた時点で勝敗が決するキャプテンフォールマッチ。TCSのキャプテンは叫女、大江戸隊のキャプテンは夏であることが発表される。

 全選手のコールが終わった瞬間に大江戸隊が奇襲し、6人でリング内外で激しい乱闘を展開。叫女はナツコとリング上でぶつかり合うが、ナツコがショルダータックル合戦を制して叫女を場外に放り出し、叫女の足を場外フェンスに絡みつけた上でイス攻撃。さらにナツコが叫女の足をロープに絡め、鹿島がロープを使ったレッグブリーカーで追撃する。
 ナツコは叫女をリングに戻すと、ヒザへのストンピング、ギロチンドロップからマフラーホールド。これは小波がカットし、タッチを求めるが叫女はヒザが痛んでタッチに行けず。ナツコと夏は叫女へダブルのブレーンバスターを狙うが、叫女が2人まとめてブレーンバスターで投げ捨て、なんとか小波にタッチ。
 小波はナツコにニーリフトからスライディグキック。救出に来た鹿島をトライアングルランサーで痛めつけてからフィッシャーマンで叩きつけ、DEATH山にタッチ。

 DEATH山と鹿島の対面となると、DEATH山が千豚♪からコーナーに上っていくが、夏が救出に入り、夏+鹿島がダブルのビッグブートからダブルのフェイスクラッシャー。鹿島はダブルアーム・スープレックスホールドからダイビングフットスタンプ。粘るDEATH山へハイキックからmy emblemの体勢も、DEATH山はバックスライドで切り返す。鹿島も起死回生で丸め込み返すが、上下を入れ替えて覆いかぶさったDEATH山がエビ固めでカウント3。鹿島が失格。

 続いて試合権利を得たナツコがリングに飛び込んでくると、DEATH山と小波を2人まとめてスピアーでなぎ倒し、DEATH山にラリアット。ナツコは昇天を狙うが、着地したDEATH山はロープに飛ぶ。しかし場外から鹿島がDEATH山の足を引いてアシストしたためDEATH山はすっ転び、その隙を見逃さずにナツコが顔面ウォッシュからの昇天でカウント3。DEATH山が失格。

 ナツコと小波の対面となり、ナツコの重いエルボーを耐えた小波はソバット、ミドルキック、スリーパーホールドと攻め立てる。ナツコはこれを振り払ってロープに飛ぶが、叫女がエプロンからエルボーを叩き込んでアシスト。小波のミドルキック、叫女の延髄ラリアット、小波のハイキック、叫女のラリアットが立て続けに決まり、叫女が串刺しラリアットを放つが、夏がこれを妨害し、ナツコがフロッグスプラッシュ。これをカットに来た小波を夏がドラゴンスリーパーで絞め上げ、ノーザンライトボムからダブルアームDDT。

 ナツコは小波にラリアットを狙うが、小波はバックを取ってスリーパーホールドからのスリーパースープレックス。さらにバズソーキックからトライアングルランサーが決まるも、夏がビッグブートでカットし、救出に来た叫女をランニングネックブリーカードロップで迎撃し、妖乱を狙うも振り払った叫女がラリアット。

 叫女はハンマースロー式パワーボムを狙うが、ここで鹿島が場外から夏へバラムチを投げ渡し、夏はバラムチ攻撃で脱出し、妖乱で突き刺す。これは小波がカットするも、夏は小波をレフリーに投げつけてリングをレフリーの目が届かぬ状態に。ここでナツコが叫女にチェーンラリアットを放つも、これが夏に誤爆。小波がナツコにハイキックを叩き込んで排除すると、叫女が夏へハンマースロー式パワーボム。

 試合は決まったかと思われたが、ここで突如ビー・プレストリーが乱入して叫女を攻撃。さらにナツコがチェーンを使って叫女を絞首刑にすると、悪質な反則行為とみなしたレフリーが試合を止めた。

叫女「TCS、勝ちました……。でも、こんな勝ち、納得出来るわけないじゃんッ!凶器、反則、好きにやればいいよ!その上で完全決着つける方法が1つだけあります。それは、ノールール!10・3横浜武道館、ノールールで完全決着!そこで負けた方が解散!」

 叫女が自身の首に巻き付けられていたチェーンをナツコに投げつけると、再び両軍入り乱れての乱闘となり、最後に叫女がマイクを取る。

叫女「オイ!そこで倍返し!いや……大江戸隊!ナツコ!みんなまとめて!千倍返しだッ!」

第5試合


 両軍が入場すると桃が進み出て「彩羽匠、出てこい!」と挑発。彩羽もこれを受けて立つ姿勢を見せるが、門倉がこれを制すると詩美も桃を制して前に出る。
 そのまま詩美と門倉でゴングが鳴るも、詩美は門倉など眼中にない様子でコーナーに控える彩羽に突っかかっていき、激怒した門倉がエルボー連打からドロップキック。詩美もドロップキックからショルダータックルでやり返すが、門倉は詩美の髪の毛を掴んで引き倒して低空ドロップキックを発射。詩美はこれを回避し、両者距離をとってタッチ。
 AZMと星月の対面となると、両者打撃をかわしながら目まぐるしいロープワーク合戦やアームドラッグの応酬を見せ、星月がドロップキックでこれを制するも詩美が飛び込んできてショルダータックル。AZMは星月をロープにくくりつけて鼻をつまみ上げるシャッターチャンスで屈辱を与え、背中へのドロップキックで追撃してから桃にタッチ。
 桃はサッカーボールキックから顔面を踏みつけ、詩美にタッチ。
 詩美は低空ドロップキックからエルボー連打で攻め立ててボディスラムを狙うが、星月が詩美のつま先を踏みつけて脱出。さらにカニバサミでロープにもたれかかる形で倒してからエプロンを駆けてのドロップキック、リング上で正調ドロップキックを叩き込んで彩羽にタッチ。
 彩羽は鋭いミドルキックを叩き込み、腕を取りながら左右の足でステップミドルキック、水面蹴りで倒してからのPK、顔面にスライディグキックを叩き込んでからの高速ブレーンバスターと連撃。ここに桃が加勢に入り、詩美とともにダブルのブレーンバスターを狙うが、彩羽が逆に2人まとめてブレーンバスターで投げ捨て、門倉にタッチ。

 門倉はランニングネックブリーカードロップからの貫通ドロップキック、さらに逆打ちを狙うが詩美が振りほどいて払腰。さらに大外刈で叩きつけ、串刺しバックエルボーから後頭部への低空ドロップキック。そしてスリーパーホールドで弱らせてからアルゼンチン・バックブリーカーで絞り上げ、バックフリップで叩きつけて桃にタッチ。
 桃は門倉に低空ドロップキックを見舞い、相手コーナーにシュートして彩羽に出てくるよう挑発するが、門倉はコーナーを蹴ってすぐに突っ込んでいき、組み付いて連続スクールボーイ。これをすべて返されるとロープに飛ぶが、桃がカウンターのドロップキックからPK。さらに桃は門倉をロープに振るが、ここで彩羽がタッチロープを握りながらブラインドタッチ。
 桃は門倉へハイキックを放つが、門倉がスライディグでかわすと彩羽が飛び込んできてミドルキック。さらに蹴り合いを制した彩羽がロープに飛ぶと桃はカウンターのハイキックを叩き込むが、彩羽は鈍く重い音が響き渡るフルスイングのエルボーで桃を膝から崩れ落ちさせる。彩羽は桃をコーナーに振ろうとするが、桃が振り返して串刺しドロップキック。続けてQQの3人がエプロンから彩羽へ同時攻撃を見舞い、桃がブレーンバスターからハイキックを放つが、これを回避した彩羽もハイキック。桃がこれをかわすと彩羽は二段式の回転ハイキックを放ち、回避した桃に組み付いてパワーボム。もう一発を狙っていくが、これを桃がBドライバーで切り返し、詩美が飛び込んできてジャーマン・スープレックスでアシスト。桃は蒼魔刀、コーナー上からのダイビング蒼魔刀を叩き込むも、星月がカット。桃はもう一発を蒼魔刀狙うが、彩羽がカウンターのハイキックをクリーンヒット。両者バタリと倒れてタッチを求めていくが、AZMが先に桃からタッチを受ける。

 AZMは四つん這いの彩羽を踏み台に飛び上がってコーナーに控える門倉&星月にジャンピングエルボー。さらにコーナー上から彩羽の腕を取りながらの旋回式ギロチンドロップから変形ボーバックブリーカーも、彩羽は足を伸ばしてロープブレイク。彩羽はミドルキックで反撃していくが、桃&詩美のダブルのフラップジャックにAZMがRKOを合わせる合体攻撃が炸裂し、AZMがミスティカ式腕固めも星月がカット。

 彩羽はコンビネーションキックからフライングニールキックを見舞い、カットに来た詩美へ門倉とともにダブルのトラースキック。さらに門倉が詩美へキャノンボール、彩羽がAZMへスワントーンボムを見舞う華麗なNEW TRA連携を見せると、一回転しながらのジャンピングハイキックを叩き込み、星月にタッチ。

 星月は怒涛のドロップキック7連発からボディスラムで叩きつけ、連続フォールでAZMを消耗させる。さらにAZMのハイキック、水面蹴りもかわしてエルボー連打で反撃し、コーナーに振っていくもAZMはブーメランアタック式のミサイルキックで迎撃。ここに詩美が飛び込んできて星月を払い腰で叩きつけると、AZMがバズソーキック。さらにQQの3人でトリプルドロップキックを叩き込むと、AZMがダイビングフットスタンプ。AZMはロープに飛ぶが、これを待ち受けていた星月がスモールパッケージで丸め込み、AZMのキックアウトに合わせて十字架固め、エビ固めと連続丸め込み。ここへ桃が飛び込んできてカットのためにはなったバズソーキックがAZMに誤爆。これを勝機とみたNEW TRAの2人が飛び込んでくると、門倉のフラップジャックに彩羽がトラースキックを合わせる連携攻撃でアシストし、星月がジャックナイフ式エビ固め。これを返したAZMはハイキックからバックスライドも、後転して抜け出した星月が飛び上がって全体重をかけながらのエビ固めで押さえ込み、ハイスピード王者・AZMから3カウントを奪う大金星を挙げた。

彩羽「スターダムのファンの皆さんこんにちは!Marvelousプロレスです!星月芽依、皆さん負けると予想していましたよね?勝ちました!」
星月「勝ったぞぉ~っ!」
彩羽「QQ……桃ちゃん、強くなったな。でも、この言葉、欲しくないだろ?今ウチが勝ったから言えるんだよ。またいつかね、いつか。楽しみにしてるよ。そして、1つ言いたいことがあるんだよね。林下詩美さん?えっと、次、岩谷麻優さんvs朱里さんの勝者と、試合をするとか、しないとか。するとかしないとか、っていう話ですけど……すいません。リーグ戦優勝したのは分かります。でも、その前に、その前に約束していたのは自分なんですよ。岩谷麻優vs彩羽匠……いや、でも赤いベルト取れるかな麻優さん、今のままだと。それが不安ですけど、次、自分行かせてください。林下詩美は、その次。もしかしたら、自分と試合になるかもしれないけど、自分が先に約束してたんで、そこんとこよろしくお願いします」

詩美「次、岩谷麻優vs朱里の勝者と、私の試合前に、彩羽さんが先に挑戦をしたいと。……まぁ、でも言いたいことはわかる。先に岩谷麻優に勝ってるんですもんね?じゃあまあ、順番は……譲ってあげますよ。約束は守った方がいいからね?まぁ、私はあとから岩谷麻優、もしくは朱里、もしくは彩羽匠さんと赤いベルトをかけて試合させてもらいますので。最後は私がおいしいところを持っていっちゃいますので、精々その3人で赤いベルトの価値を、どんどん私のために上げておいてください」

AZM「もういいかな?……星月芽依選手!なかなかやりますねえ?もしよければあなたとシングルマッチでもっと味わいたい!もしよろしければ、次期ハイスピードチャンピオンの挑戦者になっていただけますでしょうか?」
彩羽「言ったれ言ったれ」
星月「芽依はぁ、よく『AZMさんに似てる』って言われるんですよね」
AZM「似てるぅ?」
星月「似てます、似てます(笑)挑戦するのもいいんですけど、やっぱり芽依は……タッグで、やりたいです」
AZM「……まあまあまあ!それを決めるのはね、ロッシ-小川と長与さんなので楽しみにしててください」

 星月はキョロキョロと会場を見回し、本部席のロッシー小川を見つけると深々と頭を下げる。そして彩羽は照れる星月を真ん中に据えて記念撮影をして退場していった。

<試合後コメント>

彩羽匠&門倉凛&星月芽依
彩羽「今、Assembleとか色々ありますよね。団体が集結してやるっていうのに。まあそこにね、次の10月1日、スターダムの名前がなかったし。ホントはね、赤いベルトの価値をどんどん上げて、自分、上がろうと思っていたんですよ、いいところを見て。でも、(岩谷が)リーグ戦優勝できなかったというのを聞いて、『ちょっと待てよ!価値下がってるじゃねぇかよ!』とか、そういうこと思ってTwitterに書いたら、渡辺桃選手が噛みついてきてこういう経緯になったんですけど。確かにスターダムお客さん入ってますよ。盛り上がってますよ。でもね、リング上の試合、プロレス、今見てくれましたよね。結果がすべてじゃないですか?」
星月「勝ちましたぁ!スターダム初参戦!自分はずっとハイスピードっていう言葉にはすごく敏感になってて、AZM選手がハイスピードのベルトを持っている、そしてチャンピオンのAZMさんと今日試合が出来て、でも自分、全然負けてなかったと思います。タッグで組みたいですね」
門倉「なんか、SNS見たらなんか、みんな『匠さん、匠さん』とか、なんかね?小川さんもSNSやられてて、『注目している選手がいる』みたいな書いていたんですけど、『あぁ、そんなもんなんだ』みたいな。眼中に無いなら無いなりに、ここで爪痕を残すしかないと思ったんで。まあ、一番興味があったのは林下詩美選手?5☆STAR優勝したとか、なんか。ちょっと燃えましたね、ハイ」

――彩羽選手が詩美選手よりも先に赤いベルトに挑戦することになりました
彩羽「ハイ。もう2月の話ですよ、それ。大分時間が経ちましたけど、どうなんですか?赤いベルトの価値高まってますか(記者陣へ)?……微妙な反応ですね(笑)もう、ってことはもう奪うしかないですよ。詩美選手?自分今回試合をしましたけど、体格のいい選手でね。なかなかいい選手なんじゃないかと思うので、詩美選手は岩谷麻優でもなく朱里でもなく、自分を視野に入れておいた方が一番いいのかなと思いますけど」

――赤いベルト挑戦は彩羽選手個人の話だが、今後は団体として再びMarvelousを率いてスターダムに参戦するという気持ちは
彩羽「まあね、ベルト獲ったらね、やっぱ自分が絶対王者になるわけですから、スターダムの。面白い風にどんどんね、選手を上げてもいいんじゃないかなって思います。若い選手みんな頑張ってますし、スターダムの選手が頑張ってないってわけじゃないけど、自分たちもプライドを持ってやっているので、そこを交わらせたらどういうね、面白いことがリングで起きるのかっていうのは気になるので、ベルトを獲ったときには、それを実現させたいですね」

第6試合


 岩谷と朱里でゴングが鳴ると、じっくりとしたバックの取り合いからグラウンド戦となり、足の取り合いからスタンドのヘッドロックの攻防へ。一旦距離が空くとすぐに両者距離を詰めてハイキックを放つも、両者ともに回避。ゆっくりと距離を取り、両者タッチへ。
 ジュリアとたむは互いに正面からエルボーを打ち合うが、たむが怒涛の連打を見せてロープに押し込むが、ジュリアもニーリフト、串刺しブートと反撃してコーナーに振るが、たむはブーメランアタックで反撃。ここに岩谷が飛び込んでくると、岩谷のミドルキック、たむのネックブリーカー、岩谷のサンセットフリップ、たむのダブルニードロップからサンドイッチドロップキックの連携、さらにたむが側転ダブルニードロップからサッカーボールキック3連打を叩き込んで岩谷にタッチ。
 岩谷もサッカーボールキックで続き、ボディスラムからスリーパーホールド。ジュリアが足を伸ばしてロープブレイクしヘッドロックにとらえていくが、岩谷はすぐに振り払って強烈なエルボー一閃。崩れ落ちるジュリアを横目にたむにタッチ。
 たむがジュリアの顔面を蹴りつけていくとジュリアは組み付いてバックドロップを狙うが、たむが抵抗を見せるとDDTに切り替え、低空ドロップキックで追撃してから朱里にタッチ。

 朱里はたむをハーフハッチスープレックスで叩きつけてからの腕十字。たむがブレイクするとPKを放つも、たむはこれをかわしてヘッドハンターで反撃し、岩谷にタッチ。
 岩谷はドロップキックからコーナーに振るが、これを振り返した朱里が串刺しバックエルボーからサッカーボールキック2連打からのPK。さらにヒザ十字に捕らえ、岩谷がロープブレイクするとジュリアとともに岩谷の顔面を踏みつけてジュリアにタッチ。
 ジュリアはスイングネックブリーカーから朱里とともにダブルのビッグブート、ダブルのバックドロップと続け、ジュリアがエルボードロップ。さらにジュリアが岩谷をロープに絡めながらスタンド式のチンロックで捕らえ、そこへ朱里がエプロンからミドルキックを連打。
 代わる朱里は岩谷をクロスヒールホールドに捕らえ、ロープブレイクされるとジュリアにタッチ。
 岩谷は膝立ちになりながらエルボーを放ち、ジュリアは両手を広げて余裕の表情で受け止めスリーパーホールドへ。これをブレイクされると朱里にタッチ。
 朱里は岩谷をコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、岩谷は素早くエプロンに逃れてから組み付いてスクールボーイ。起き上がり際にバカタレスライディングキックを見舞い、たむにタッチ。
 たむは朱里にソバットを見舞い、反撃のハイキックをスウェーしてかわしてRKO。さらにハイキックを狙うが、朱里がバックを取ってバッククラッカーで反撃し、ジュリアにタッチ。
 ジュリアは倒れたたままのたむへ「た~むちゃ~ん?」と呼びかけながら頭を踏みつけていくが、これに顔色を変えたたむは強烈なエルボーで反撃し、そのまま両者足を止めてのエルボー合戦へ。ジュリアが連打で優勢となるとたむはソバットを見舞い、ミドルキックを放つもジュリアはこれをキャッチしてグラウンドに持ち込もうとする。たむが即座にはなった阿吽もジュリアは回避し、STFに入るが、これは岩谷がカット。ジュリアはDDTからファルコンアローで叩きつけてグロリアス・バスターを狙うが、たむが振り払ってスピンキック。さらに怒涛の左右のビンタ連打でジュリアをぐらつかせるも、ジュリアは鈍く重い音が響き渡るヘッドバッドでたむを怯ませて蜘蛛の巣へ。

 たむはこれを振り払うとバックドロップ。ジュリアもバックドロップで返し、コーナー上で蜘蛛の巣を狙っていくが、岩谷がカットし、岩谷の蹴り上げにたむがジャーマン・スープレックスを合わせる合体攻撃。場外に出たジュリアへたむが、一方で岩谷が朱里へプランチャの競演を見せる。
 たむはジュリアをリングに戻してバイオレット・シューティングを叩き込み、コーナーに上げて雪崩式ジャーマンを狙うが、ここに朱里がカットに入り、ジュリアと朱里が裏摩周。大の字になるジュリアとたむをよそに岩谷と朱里がハイキックを打ち合い、どちらもクリーンヒットして4人で大の字に。

 岩谷と朱里の対面となると、エルボーの打ち合いからミドルキックの打ち合いとなり、朱里が岩谷を吹き飛ばして両手を広げて余裕のアピール。起き上がった岩谷がミドルキックを放つと、朱里はこれをキャッチして再びクロスヒールホールド。これをたむにカットされるとサッカーボールキック、PKを交互に叩き込んでからサソリ固め。これをブレイクした岩谷はスリングブレイドも、即座に起き上がった朱里がランニングニーからジャーマン・スープレックス。ホールド。さらに山折りを狙うが、岩谷はドドンパで切り返してPK3連打。

 朱里が雄叫びを上げて耐えると、岩谷はバズソーキックからジャーマン・スープレックス。ホールド、ムーンサルトプレスとラッシュをかけ、必殺のドラゴン・スープレックスの体勢も、朱里は振り払ってハイキック。これを返された朱里はランニングニー、山折り、バズソーキックと続け、2発目のバズソーキックは岩谷がかわしてスクールガール。これをたむにカットされるとダブルアームDDTで岩谷を突き刺すが、フォールに入ろうとした瞬間にフルタイムドローを告げるゴングが鳴り響いた。

 試合後も岩谷と朱里はエルボーで打ち合い、セコンド陣が総出で二人を引き剥がす。両陣営が落ち着いたところでジュリアがマイクを取る。

ジュリア「おい、STARS。やるじゃねぇかよ。30分引き分け。横浜では30分引き分けなんて許されねぇんだよ!ねぇ?30分引き分け……引き分けは……。いや、横浜は最終決着戦でしょ?赤白、時間無制限でやるのはどうでしょうかね?朱里さん、時間無制限でやってやりましょうよ!」
朱里「じぃかんむせぇげぇ~ん?いいじゃん!引き分けで逃げられないようにしたいよね~。ねえお客さん!」
たむ「勝手に試合時間決めてんじゃねーよ!……でも、ジュリア。初めて気が合ったかも。いいよ?いいじゃん。引き分け無しの、時間無制限。完・全・決・着だよっ!」

岩谷「白いベルト、盛り上がってて、いいね。でも、赤いベルト、今日……ドM心に火が点きましたぁ!うぇっへへ……もっと、たくさん蹴って蹴って蹴って、いじめてくださぁ~い!うふふっ♪時間無制限、楽しみ……でぇす♪」
朱里「いいよぉ?そのドM心に応えてあげようじゃん。いっぱいいっぱい、蹴ってやるよ。覚悟しとけ!」
岩谷「ドSが勝つのかドMが勝つのか……何言ってんだ自分……(笑)まあ、横浜大会、10月3日!面白い試合になることは間違いないんで、是非皆さん見に来てくださ~い!ありがとございましたぁ~!」

(岩谷とたむが退場していき、退場したゲートの奥から岩谷のえづく声が聞こえてくる)

ジュリア「……なんか、取り残された。締めますか?ねぇ?いいよね?行っちゃったから、Donna Del Mondoで締めましょう。というわけで、決まりですね」
朱里「決まった」

(舞華、ひめかもリングへ上がる)

ジュリア「横浜武道館、10・3は、白、赤、時間無制限の最終!完全決着戦ということで。2人(舞華&ひめか)もキッチリベルトとってDonna Del Mondoがベルト総取りしましょう。そして、10・3、Donna Del Mondoに新しい5人目の仲間が増えるので、お・た・し・み・にっ♪(4人揃って手で作ったOKマークを頬の横に添える)それじゃあ、舞華、ひめか、朱里、ジュリア……我々、世界に弾ける女たち!Donna Del Mondoから一瞬たりとも目を逸らすな!アリーベ・デルチ!またな!」

<試合後コメント>

ジュリア&朱里
ジュリア「ふふっ……」
朱里「あっはっはっは!」
(二人で顔を見合わせながら大笑い)
ジュリア「ヤバっ……きもちい……気持ちいいわ。ヤバい。スターダム、きもちぃ……」
朱里「気持ちいいねぇ。最高の気分。最高の前哨戦。岩谷麻優……ドM?いやぁ~、楽しみだねぇ?ドSの時間を存分に出せて。そしてドSだと思ってるけど、自分、ドMの一面もあるんで、どっちにも対応出来ちゃう。だから岩谷麻優ちゃんがドMなら、ドSの私を存分に見せたいと思う」
ジュリア「いや、しっかり、白はね、自分はきっちりたむから防衛して、そのままメインで岩谷麻優ボッコボコにしてるところをこの目で見させてもらうよ」
朱里「自分がこの腰に赤いベルトを巻く姿をみんなにお届けしたいと思ってるから」
ジュリア「たむもね、あたしがシンデレラ優勝してから長いこと、長いこと……いや、なんだか色んなこと言い合ったり、やり合ったり、振り返ってみれば『馬鹿じゃねぇの?』って思うけど、それが最高に気持ち良くて。最終決着戦……ここで終わっちゃうのか。たむとはもうおさらばか。寂しいけど、アイツに地獄を見せて、潰れたトマトにでもしてやるよ。それで?ゴッテスも、赤も白も、すべてのベルトをDonna Del Mondoで総取りして、スターダムをDonna Del Mondoが支配してやるよ」
朱里「いやぁ~面白くなるねぇ~!楽しみだぁ」
ジュリア「帰りますかぁ!」
朱里「帰ろう!」
ジュリア「飯食おう。シャワー浴びてぇ……」

岩谷麻優&中野たむ
たむ「大丈夫ですか?」
岩谷「大丈夫か大丈夫じゃないかで言ったら、大丈夫ではない。まあ今日引き分けて、勝つことは出来なかったんですけど、まあ、赤いベルト、横浜、タイトルマッチ、時間無制限になったので時間気にせず、闘えるんで、やられてもやられてもやり返す、岩谷麻優の本領発揮出来るんじゃないかなって思ってます。ただ、やっぱり1発1発の重みがデカいですね。今日はタッグだったんで、たむに助けてもらったところはあるんですけど、次、シングルマッチ1vs1の闘い、思う存分キックを味わいたいと思います」
たむ「宇宙一カワイイ顔がボコボコ(笑)でも、初めてジュリアと気が合っちゃいました。時間無制限、引き分けなしの完全決着。横浜武道館の天井を天国として仰ぐのは、ジュリアと私どっちですかね。麻優さん、2人で天国見ましょうねっ♪」
岩谷「最高じゃん!赤白、絶対巻こうね!」
たむ「来週は、赤白味です」
岩谷「うひゃあ!ゾクゾクするぅ!」

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