グラドルとしても活躍する長身美女レスラー上福ゆきが桐生真弥とのチーム東洋大で“フワちゃん超え”目指し、プリンセスタッグ王座へのチャレンジ表明!天満のどか&愛野ユキの姉妹コンビと次期挑戦者決定戦へ
13年「東洋大学ミスコンテスト」準グランプリで、グラビアアイドルとしても活動する美女レスラー上福ゆきが、桐生真弥(まひろ)との“チーム東洋大”で、東京女子プロレスのタッグの頂点であるプリンセスタッグ王座に狙いを定めた。
21日、同団体は東京・品川ザ・グランドホールで、「Live with your time」を開催。上福は第3試合で、東京女子ラストマッチとなった白川未奈、桐生とトリオを結成し、天満のどか、愛野ユキ、猫はるな組と対戦。豪快なビッグブーツからファイマサーを決めて、上福が猫から3カウントを奪って白星を挙げた。
そして、メインイベントで行われたプリンセスタッグ選手権戦では、王者組の白昼夢(辰巳リカ、渡辺未詩)に、キャリア2年目の舞海魅星(まいうみ・みらい)、鈴芽組が挑戦。新鋭コンビは舞海のパワー、鈴芽のスピードで必死に食い下がったが、辰巳がトップロープからミサイルヒップを鮮やかにヒットさせ、粘る鈴芽を下した。
V4に成功した辰巳が「危なかった。新進気鋭の2人が想像以上に熱い気持ちでぶつかってくれた。なんとかV4できた。もっともっとタイトルマッチをやりたい。キャリアとか実績とか関係なく、熱い気持ちがあればどんどん挑戦を受ける」とマイク。
これに触発されてリングに上がった桐生が「熱い気持ちがあれば誰でもいいって言いましたよね? 今日タイトルマッチを見てて、私より後輩の2人ががんばってる姿を見て、本当に悔しかった。私も東京女子の中心の一員になりたいと思ってます。ベルトに挑戦させてください!」とアピールし、上福をパートナーとして招き入れた。上福も「東京女子でもっともっとがんばろうと思ったから」とタイトル挑戦に意欲を見せた。
すると、ここで実の姉妹である天満のどか、愛野ユキの「爆れつシスターズ」も現れて、タッグ王座への挑戦を要求した。
この事態に、辰巳は「いい案があります。せっかく2組とも挑戦してきてくれたし、闘って勝った方が私たちとベルトを懸けてやりましょう」と提案し、両チームが了承。これにより、日時、場所は未定ながら、チーム東洋大VS爆れつシスターズによる次期挑戦者決定戦が行われることが決まった。
バックステージで上福は「とにかく東京女子でがんばりたい。東京女子を盛り上げたくて。東洋大OB(OG)で、今一番輝いてるのはフワちゃん。学年1個下で後輩なんですけど、フワちゃんを超えたい。東洋大を使ってでも、東京女子を盛り上げる作戦です。まずは『爆れつシスターズ』!」とコメント。
桐生は「後輩2人ががんばってるのを見て、心を打たれるものがあって。悔しい思いがあって。私はなんでこの場にいないんだろうって。私が行動しなかったというか。自分のなかで、自信がなくて、ベルトに挑戦したいとか、そういう発言することができなかった。今日は勇気を出して言ってみました」と話した。
一方、対峙することになった「爆れつ」の天満は「あの2人で唯一認めてることがあって、大学を卒業してること。あの2人は大卒。私たちは大学中退と、通算8年目。それ以外では、何も負けてるとは思ってない」と、愛野は「上福とは7月にシングル(プリンセス・オブ・プリンセス王座)の挑戦者決定戦やって、強いことは知ってる。何度もタッグベルトに挑戦して負けて。あのベルトに懸ける思いは誰よりも強いと思う。上福、真弥の気持ちをねじ伏せて、私たちが挑戦したい」と自信をみなぎらせた。
王者の辰巳は「ベルトの価値を高めるために、防衛戦をいっぱいして、強い相手を倒して、どんどん(防衛回数を)重ねていったら、私たちの魅力も増すと思ったので。2組も来てくれて、うれしかったんですけど、とりあえず1組とやりたいと思うので。強い方と、気持ちの熱い方と闘いたい」と語った。
チーム東洋大の2人は、大学では同期生にあたり、上福は173センチ、桐生は166センチとともに女子選手としては長身。この大型コンビが東京女子に旋風を巻き起こすことが果たしてできるのか?