“異能派戦士”ハイパーミサヲが引退を撤回し結婚発表!東京女子史上初の“人妻レスラー”が誕生
青山学院大学文学部出身で、最近は「仕事本」や「週刊朝日」にも寄稿している異能派の文化系女子プロレスラーであるハイパーミサヲが、20日の新宿大会で逆プロポーズを敢行。お相手の一般男性から、さらに逆々プロポーズと婚約指輪を渡されて快諾し、東京女子プロレスでは初となる“人妻レスラー”が誕生した。
ミサヲは当初、スーパー・ササダンゴ・マシンとのシングルマッチが予定されていたが、東京女子では最大規模のビッグマッチとなったTOKYO DOME CITY HALL大会(11月7日)をやり切った上、「デビューから5年というきりのいい年」ということもあり、唐突に引退を発表。さらにササダンゴの提案で恋愛リアリティー番組っぽい企画「ヤメロレッテ」で引退試合を相手を選ぶこととなり、短歌の審査などを経て、辰巳リカに決定。
辰巳との魂のこもった引退試合は、ミサイルヒップを食らってフォール負けを喫した。試合後、ミサヲは1年前から会社には20年での引退を告げていたといい、飛躍する東京女子で「自分のようなスタイルはふさわしくないんじゃないか」と悩んでいたが、「引退する年がコロナ禍ですべて止まってしまった」と心境を吐露。
その上で引退を撤回したミサヲは、「引退したら結婚を申し込もうとしていた」として、株式会社サイバーファイトの社員で、DDTプロレスで広報を務める歌代孝正氏を呼び込み、「プロレスラーをやったままで結婚してくれませんか」と逆プロポーズ。これに歌代氏は正式なプロポーズで返答し、婚約指輪を左手薬指にはめた。
バックステージでミサヲは「この決断が正しかったのかよくわからないですけど、これが私の旅。旅の継続も旅の終わりも私が決める」と述べると、「これからは思う存分、結婚ハラスメントでもしたい」と幸せたっぷりに語っていた。
なお、「世界に愛と平和が訪れるまで無期限の引退撤回」としたミサヲは結婚を機に、これまで非公表としていたプロフィールを公開。身長165センチ、90年1月3日生まれ、O型で、茨城出身と明かした。