諏訪魔&石川修司が“害獣”黒潮“イケメン”二郎&宮原健斗を破り世界タッグ王座防衛!チャンピオン・カーニバル&最強タッグ制覇の七冠王達成を宣言!
30日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2020 SUMMER ACTION SERIES 2 ~ReOStaff株式会社 presents~【最終戦】』が行われ、諏訪魔&石川修司が宮原健斗&黒潮“イケメン”二郎を相手に世界タッグ王座防衛を果たした。
現在、全日本プロレスには黒潮“イケメン”二郎、芦野祥太郎らEnfants Terriblesの面々など元WRESTLE-1の選手たちが数多く参戦するようになっており、新たな風が吹き始めている。
現在、全日本の象徴たる五冠王(三冠ヘビー級王座+世界タッグ王座)の諏訪魔は、芦野には三冠王座をかけての対戦を経て一定の評価を下したものの、イケメンに対しては不快感をあらわに。イケメンの長過ぎる入場や試合中の過剰なアピールなどを指して「アイツの試合は『戦い』じゃなく『余興』だ。全日本を食い荒らす害獣は駆除する」と意気込む。
しかし、イケメンも「俺、自分のポリシーでこういう戦い方をしているんです。強いだけのプロレスはみんなやろうとしているじゃないですか。だから俺はそうじゃないスタイルをやっているだけ」と反論し、自身がしっかり時間を取って練習を重ねているというチェーンレスリング戦を挑むことを宣言していた。
試合序盤に諏訪魔とイケメンが対峙すると、イケメンは最初こそくねくねと動くコミカルな動きを見せるものの、その直後には諏訪魔と対等に渡り合うグラウンドレスリングテクニックを披露。苛立つ諏訪魔&石川はイケメンのジャケットを無理やり脱がせようとするが、そこに隙が生じて宮原のブラックアウト&イケメンのイケメンスラッシュを同時に叩き込む連携が炸裂。
イケメンは諏訪魔と額を突き合わせながらエルボー合戦で真っ向勝負し、諏訪魔のジャーマン・スープレックス、ラリアット、バックドロップを耐えて意地を見せるが、諏訪魔のラストライドが決まると肩を上げられずカウント3。
敗れたイケメンは号泣しながらジャケットを脱ぎ、「負けたらジャケットを着る」と約束させられていた宮原がそのジャケットを羽織った。
そして、9月12日から開幕するチャンピオン・カーニバル(CC)へ出場する選手たちが上がり、三冠ヘビー級王座を持つ諏訪魔を意識しながらバチバチと視殺戦を展開。先月に三冠を防衛、この日は世界タッグを防衛して絶好調の諏訪魔はCC制覇も含めた“六冠王”となることを宣言し、恒例の「全盛期だ、オイ!」のコールで大会を締めた。
バックステージに戻った諏訪魔は、「アイツは全日本プロレスでやっていくんならジャケットなんか脱いでやった方がいいんじゃないのか?ジャケットに頼る必要はないと思うんだよ。その方がアイツは効く技いっぱい持ってるよ。スピードもあるし、支配する部分もあるんだから。脱いでやれよ。それがオレからのリクエストだよ」とイケメンを評価。
そして、諏訪魔はCC制覇だけでなく世界最強タッグ決定リーグ戦も制覇する“七冠王”となるビジョンを語った。