皇治の那須川天心戦アピールに榊原CEOが「皇治選手に一方的に振り回され過ぎ。プロレスじゃないんで」
9日、ぴあアリーナMMにて開催された『RIZIN.22-STARTING OVER-』に皇治が来場。那須川天心との対戦を強引に決定した。
皇治は7月18日の会見にてK-1から離脱しRIZINに参戦することを発表。「タケぽんと天心がモタモタしてるんやったら、天心先にとったろうかなって思ってます」と那須川天心戦をアピールしていた。
この日会場に現れた皇治は「最高のK-1から団体の壁を崩すために最高の団体RIZINにきた皇治ですこんにちわ。RIZIN最高ですね。MMAも最高で立ち技負けてられへんなと思いました。男の挑戦は賛否両論あっていいと思います。こんな世の中やから全勝で上がってきてる天心くん、心からリスペクトしてます。でもこんな世の中だからこそ、ボロボロになって賛否両論ある俺が不可能と言われてることに挑戦して、この世の中を元気にしたいと思ってます。このボロボロな俺が年内にこの神童を泣かしたろと思ってます」と天心をリングに上げて挑戦表明。
これに天心は「別にいいですけど相手になんのかなっていうのが正直なところで(笑)。皆さん試合が見たいのか、こういった会見が見たいのかわからないですけどしっかりとなにも言わせないようにして倒してやろうかなと思ってます。コロナウイルスが色々大変ですけど、またこうやってお客さんが入ってきて試合ができるのは格闘家として嬉しいですし、用意してくれる団体さんも勇気あると思うんで、その代表の選手としてしっかりと今後も背負って格闘技を盛り上げて、僕には時間がないんで突っ走っていこうと思います」と余裕のコメントで挑戦を受けた。
これに関して榊原信行CEOは「ほんとに皇治選手に一方的に振り回され過ぎだと思うんですけど、プロレスじゃないんでね。色んな人に喧嘩を売りながら僕らの思惑と違う事を発言して、マスコミの皆さんもそうだしSNS上も含めてだいぶかき回されてるなという感じではあります。腹も立つんで、いつもいつも都合のいい言葉ばかり言ってるんで、決着がつく舞台は作って年内にはいきたいと思います。ちょっと一回(別の選手と)試合しといてと思うのか、化けの皮が剥がれる前に天心とやりたいと思うのか、皇治に聞いて下さい。ほんとそのへんちょっと話したいと思います」と、皇治のビッグマウスに苦労する様子を見せた。