我闘雲舞2.22板橋大会 里歩&「ことり」vs.ブリバト、さくらvs.真琴、豊田&山田vs.光留&米山
チョコを渡しそびれて板橋大会
日時:2015年2月22日(日)
開場:17:00 開始:17:30
会場:東京・板橋グリーンホール
観衆:196人(超満員)
▼第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○初日の出仮面(YMZ)
5分29秒 ダイビング・初日の出エルボードロップ→片エビ固め
●北沢ふきん
▼第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○趙雲子龍(新北京)
7分4秒 足4の字固めを掛けたら思いの外痛かったため→ギブアップ
●DJニラ(フリー)
▼第3試合 シングルマッチ 10分1本勝負
●帯広さやか
5分53秒 センセイ固めII
○コマンドボリショイ(JWP)
▼第4試合 タッグマッチ 15分1本勝負
豊田真奈美(フリー)/●山田太郎(666)
12分13秒 飛びつき腕ひしぎ逆十字固め
○佐藤光留(パンクラスMISSION)/米山香織(YMZ)
▼第5試合 シングルマッチ 20分1本勝負
●さくらえみ
13分18秒 アラベスク
○真琴
▼第6試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○里歩/「ことり」
12分29秒 そうまとう→片エビ固め
SAKI(LLPW-X)/●MIZUKI(LLPW-X)
成長した姿を見せたブリバト!メインに相応しい好勝負の末に里歩&「ことり」勝利!
真琴がさくらに初勝利し、わだかまりが解消!光留と米山が同期・同い年タッグ結成
オープニング
オープニングに会社のメンバーを10人呼んできてくれたファンが居るという告知がさくらよりされる。
第1試合、勝ち星に恵まれないふきんに、技を出すときに隙がある選手ということで初日の出仮面がブッキング。
第3試合はJWPで歓声を受けたさくらがすでに満足しているというが、なんとその試合を観てそのまま我闘雲舞に来てくれたファンが存在。
第4試合、華子が怪我で欠場し米山が緊急参戦。米山は佐藤光留と同期かつ同い年。しかし問題はそこではなく、対戦相手の豊田真奈美は佐藤光留を知らないという……
そしてセミファイナルは3年半ぶりに真琴とさくらがシングルマッチ。道を分かち、色々と因縁がある二人だがどのような試合になるか。
メインイベントは「ことり」&里歩vs.ブリバト。両者アイドルタッグであるため、どのような試合になるのか注目があつまる。
全選手が入場し帯広が選手を代表し挨拶。帯広は「もうすぐ春ですね! ご来場ありがとうございます! 私事ではありますが、第3試合でですね、JWPのコマンドボリショイ選手とシングルマッチをさせていただきます。帯広初めてのシングルマッチなんですね、昔デビューして1年目の夏にですね、ボリショイ選手とはタッグであたったきりなんですね。やっとシングルマッチをさせていただけることになりました。そんな帯広、今何ができるのか考えました。考えたところでしかし答えは出ないのです。試合をしてみなければ答えは出ないのです。答えが出ないということは、帯が勝つ可能性は0%ではないのです。帯が何を出来るのか、挨拶もそうです、試合で100%ではなく……108%ぐらい出すことが帯のできることなのです! 第1試合からメインイベントまで熱い声援をよろしくお願いします。そして我闘雲舞には一つ儀式があります!」とあたふたしながら説明を行い、いつもの掛け声で我闘雲舞がスタート!
第1試合
両者元気に握手。なぜかレフェリーは田村。初日の出がポーズを決めたところでふきんが背後から急襲。だがショルダータックルで倒すと初日の出エルボー。これを避けたふきんがコーナーに走らせ串刺しヒップアタックからヒップアタック連発。倒れた初日の出に弓矢固め。
逃れた初日の出とエルボー合戦。ふきんがエルボー連打で追い込むが、初日の出が初日の出パンチでグーパンチをボディに叩きこむと、バックブリーカーからやり投げのようにコーナーに頭から串刺し。そのままふきんがコーナーにもたれかかると、初日の出は初日の出スプラッシュからフォールも2。
初日の出はスナップメイヤーからミドルキックを正面から叩き込み初日の出エルボー。だがこれを避けたふきんがヒップアタックで倒しフォールも2。
初日の出はバックを取るも、ふきんがこれを逃れる。だが初日の出はビッグブーツ2連発から初日の出バスターを狙うが、これをふきんが首固め。キックアウトされるとロープに飛んでヒップアタック。さらにテディベアでフォールも2。
初日の出が肩にかつぐがそれをふきんは着地し丸め込む。初日の出のラリアットを逆さ押さえ込みでふきんが丸めこむが2。さらにふきんはスクールボーイで丸め込むが2。
初日の出は前蹴りから初日の出カッターを狙うが、ふきんはエルボーで返しロープに飛ぶ。初日の出は追走式のラリアットから初日の出バスター。フォールもこれは2。
改めて初日の出エルボーを投下するとなんとこれがヒット。自分で驚く初日の出だったが、改めてふきんをコーナー下にセットするとコーナーに上る。
初日の出は「初日の」まで言うと言い切らずにダイビング・初日の出エルボードロップを投下しブーイングを浴びながらも3カウントを奪った。
第2試合
趙雲は試合が始まると蟷螂のように威嚇。そのままニラを場外に落とすと場外フットスタンプを投下。趙雲はリングにニラを戻すと、ニラはほぼ死に体。
横になって動かないニラに趙雲は強烈なフットスタンプ。ニラは咳き込み動けない。高笑いを上げる趙雲は「組織を裏切ったらこうなる運命だ。お前らも、組織を裏切ったらどうなるか、よく見ておけ」と語るとニラは血糊を要求するが、レフェリーは「ないです」と困惑。
趙雲は気功でニラを吹き飛ばそうとするが、ニラはそれを受け止めるも耐え切れずに吹き飛ばされる。
改めて中央で力比べ。素直に捻り上げられるも、レフェリーが困惑して何もしないためニラと趙雲が責める。
ニラは「膝が!」と突然喚き出すが、そこへ趙雲が近づきコーナーに振る。これを逆にニラが振り返しDJタイム。趙雲が避けてニラをコーナーに串刺しにすると、気功をはなちこれがニラに直撃。
ニラはロープにもたれかかるが、これに趙雲はコーナー上からの619を叩き込む。横たわるニラに趙雲はコーナー上に登りダイビングフットスタンプ。これを避けたニラがシャイニング子泣きじじい。しかしこれを趙雲はレフェリーの膝に載せ替えると、ビッグブーツを叩き込もうとするがニラはドラゴンスクリュー。そして足4の字を狙うがやり方がわからずあたふたする。なんとか足4の字に成功するが、趙雲は「こんなものか!」とかけられている足4の字の足首を捻りニラはタップした。
第3試合
ボリショイは帯広のテンションに「うるさい」と困惑。バックの取り合いからボリショイがマウントポジション。そのまま足首を取りにかかりさらに丸め込んでフォールも2。返した帯広にフロントスリーパーをしかけるが、抜け出た帯広を下から蹴り上げ逆エビ固めを狙う。だがエビのように跳ねた帯広はそのままロープへ。
ロープに帯広をふるが帯広はドロップキックで迎撃。さらにドロップキックをうちこむと、気合を入れてチョップ。チョップ合戦になり、打ち勝ったボリショイが前蹴りからロープに飛んで走りこむが、これを避けた帯広がドロップキックを叩き込みコーナーに乗ると飛びかかる。これを避けたボリショイが、ロープワークで翻弄する帯広をロープワークで追いかけ腕固めで捕らえる。
ロープを掴んだ帯広を投げようとするが、こらえた帯広がダブルチョップで倒しフロントスープレックスホールドも2。帯広がミサイルキックからフォールも2。
再度帯広がコーナーに上るも、ボリショイは強烈なビンタから首投げで落とすと、走りこむが帯広は帯広マジック。これを返されると帯広は改めてバースを狙うが、ボリショイは胴締めスリーパー。何とか抜けた帯広はバックをとるが、ボリショイはバックエルボー。だが離さない帯広。その帯広の足を踏んだボリショイに、とうとう離した帯広へボリショイはアッパーから619を叩きこみフォールも2。ボリショイはセンセイ固めIIでとらえギブアップを奪った。
さくらが登場し「帯広は肩の負傷で今日まで欠場してたんですよ! その帯広になんてことしてくれたんですか! また欠場したらどうするんですか!」と抗議。ボリショイはうろたえながら「わたしよくわからんかったから、ごめんごめん」と素直に謝る。これを受けてさくらは「わかりました。帯広のことはどうでもいいんですよ。私は昼間のJWPで「ことり」とさくらで後楽園に出して欲しいとアピールしたが、リング上に居た花月は「私には権限がない」と。リングで起きたことがリングで決められずいちいち事務所に持ち帰っていたらドンドンスピードが遅くなるでしょう! プロレス界こんなんでいいの? ということで、JWPさんのトップであるボリショイさんに直接言いに来たんです。さくらと「ことり」を後楽園に出してください!」とアピール。だがボリショイは「私にも権限ないんで」と拒否。
さくらは「JWPはおかしいよ!」と叫ぶが、ボリショイは「普通だよ。出たいと言ってどうぞどうぞって言ってたらJWP破産するよ。後楽園に何人出る? お客さんより多くなっちゃったりして」と正論。さらに生々しくギャラの話になるとさくらは「私もキャリア20年だからそれなりの額もらいますよ。でも「ことり」は子供だからたけのこの里一袋あげてます。まだこどもなんだからお菓子でいいだろ!」と我闘雲舞のギャラを暴露。
これを受けてボリショイは「たけのこの里は置いといて、お客さんがそれを見たいかどうかだよ」と叫ぶと観客は大声援。これを聞いたボリショイは「我闘雲舞のお客さんがこんなに支持してくれるんだから、さくらえみとたけのこの里、もう一個ね、きのこの山やな。JWP精鋭出すから。JWP対我闘雲舞」と3対3の対抗戦が決定。
さくらは「我闘雲舞も8月に後楽園やらせていただきます。JWPの後楽園大会を大いに利用させてもらおうと思ってます! みんなJWP4月後楽園に行くぞ!」と宣言した。
第4試合
豊田真奈美は「誰だよ」と光留に怪訝に。握手するも「目つきが変態」と怯えた様子。
先発は米山と山田。手首の取り合いからハイスピードな攻防へ。これは米山がコルバタで投げ捨てフォールも、お互いフォール合戦となり距離を取ると両者タッチ。
光留は本気を出すと気合を入れるとなぜかコスチュームを脱ぐ。そしてスクール水着にスイムキャップを着用。
手4つから猪木アリの体勢になるが、豊田は「何がしたいんだ!」と叫ぶ。そこへタックルを仕掛けた光留だったが「無理!」と豊田は自軍コーナーに逃げ帰り山田にタッチ。
光留はコスチュームに似合わず腕の取り合いからバックの取り合いへ。山田をロープに走らせると帰ってきた山田に強烈なミドルキック。フォールも2。光留は米山にタッチし、二人でコーナーの山田の顔面を踏みつけていく。
米山は山田にヘアーホイップから、ロープにくくりつけて光留がエプロンでキックを連打。文句を言う豊田に光留はリング上から「来いよ」と股を開きアピール。米山は光留にタッチ。
光留は山田にキック連打からチンロック。さらに背中にサッカーボールキックからフォールも2。光留は米山にタッチ。
ダブル攻撃を狙うが、豊田が二人にミサイルキックを叩き込み場外に落とすと、山田は豊田にタッチし山田と豊田は場外トペ。
豊田は米山にローリングクレイドル。2でキックアウトした米山を豊田は肩に担ぐが、米山はフランケンから丸め込むも2。
米山は豊田をロープにもたれかからせると背後から膝蹴り。更にセントーンを叩きこみフォールも2。米山は光留にタッチ。
光留はガットショットからコーナーに振り串刺しボディスプラッシュ。さらに投げようとするが「重い!」と綺麗に投げられず。それに怒った豊田がグーパンチから山田にタッチ。山田と豊田は合体ブレーンバスターからダブルのエルボードロップを投下しフォールも2。
山田が二人をセットし豊田がムーンサルトからフォールもこれは避けた米山がカット。
山田がセントーンを投下するもそれを避けた光留がサッカーボールキックからフォール。これを返した山田に光留は腕固め。これは山田がなんとかロープをつかむ。光留はバックドロップからPKを叩き込みフォールも2。
山田と光留はエルボー合戦から山田が頭突き。山田は走りこむがこれを光留が飛びつき腕ひしぎ。これで山田がギブアップした。
試合後光留は豊田に一回でいいからとシングルマッチを要求し土下座までするが、豊田はそれを逃げ切り変態との初遭遇は終了した。
ハル・ミヤコ来場
ハル・ミヤコがリング上に登場。「ここでバッドニュースIWAジャパンは無期限活動休止。目覚めることのない眠りにつきました。今日ここに来たのは一人のレスラーに言いたいことがある。ミス里歩、カムヒア」と里歩を呼び出す
ミヤコは「IWA三冠ベルトは、IWAの20年の歴史と魂が詰まったもの。アンダスタンド?」と問いかけると、里歩は「イエス。ノープロブレム。私は、このベルトを、17歳の私なりにもっともっと価値を高めていくつもりです。そんなことより、最近UMA軍団はどうしてるんでしょうか?最近上がってないので、今度是非上がっていただけないでしょうか? アンダスタン?」と逆に問いかける。ミヤコは「イエス、ノープロブレム」と答えUMA軍団の我闘雲舞再出撃が決定した。
第5試合
真琴は握手を要求するがさくらは握手をせず。中央で力比べ。これは真琴が押し勝つ。バックの取り合いから真琴が手首を取りグラウンドへ。そのまま腕を極めていく。これを抜け出たさくらが真琴の胸に強烈なチョップからヘアーホイップ。中央で逆エビ固めを狙うも、足の力でさくらを投げ飛ばした真琴がコーナーへさくらを押しこむも、さくらは真琴の顔面をコーナーに叩きつけるとさくらえみ70kgからダブルアーム背骨折り。再度さくらは真琴に逆エビ固めを仕掛けるが、真琴は腕立てアピール。さくらは真琴をはなしフットスタンプからロープに振ろうとするも、真琴がこれに耐え逆に振ろうとする。さくらもロープを掴み耐えるが、真琴はニーリフト。しかしさくらはすぐに真琴の髪を掴み引き倒すとロメロスペシャル。さくらはそのままロープに真琴を叩きつけ、場外に落ちた真琴へ走りこむ。真琴は場外からトペを発射しようとしたさくらの顔面を蹴り上げると、エプロンに飛び乗り無気力キックからさくらを肩車してエプロンにフェイスバスター。
真琴はさくらをリングに投げ入れるとランニング式のキックをボディに叩き込みW・W・ニー。フォールも2。
真琴はダブルアームで投げようとするもさくらはリバース。だが真琴はすぐに走り寄るがさくらはフロントネックロックでとらえ旋回式フロントネックブリーカー。
再度仕掛けるとさくらえみ70kg。これを足を伸ばしカットした真琴は、再度放たれたさくらえみ70kgを避けコーナーに登る。だが正面にさくらが上り、雪崩式のブレーンバスター。さくらはコーナーに登るが、真琴が下から肩に担ぎ正面のロープに落とすと、ロープに飛んで走りこむがさくらはダブルアームでキャッチし背骨折り。
さくらは再度コーナーに上りリバーススプラッシュも剣山で迎撃した真琴が串刺しスピアーから改めてスピアーを叩きこみフォールも2。
真琴はフィッシャーマンの体勢になるが、これに耐えたさくらに真琴はブレイジングチョップ。コーナーでブレイジングチョップ連発から走りこむも、さくらはトラースキックからダブルアームバスター。
さくらは真琴にアイスドライバーを狙うも真琴はリバース。これをさくらは丸め込むも2。さくらは「もらった」とラ・マヒストラルを狙うが、これを抜けてロープに飛んだ真琴にさくらはドロップキック。さくらは真琴にムーンサルトプレスを投下しフォールも2。さくらは真琴を起こすとバックドロップを狙うが、暴れた真琴が強烈なエルボー。これにさくらは強烈なチョップで返し打ち合いへ。真琴はニーリフト。 さくらが強烈なビンタ。これに真琴は強烈なエルボーから走りこむも、さくらがブレイジングチョップ。これにビッグブーツで返した真琴。しかしさくらがバックを取りバックドロップ。気合を入れた真琴がビッグブーツを叩きこむもこれを避けたさくら。走りこむさくらに真琴はスピアーを叩き込みフォールも2。
走りこんだ真琴にさくらは低空ドロップキック。さくらのラ・マヒストラルを丸め込もうとした真琴をさくらが丸め込んでフォールも2。
さくらの逆さ押さえ込みを切り返した真琴がそうまとうを叩き込み。動揺したさくらに真琴がアラベスクで3カウント奪った。
真琴は「さくらさん! 今日、さくらさんから、フォールは奪えましたが、まだ、あなたに勝ったと思っていません。三年、三年半前、あなたの出した課題、覚えてらっしゃらない方もいらっしゃると思いますけど、自分はその課題から逃げてしまいました。でもそれではいつまでたっても前に進めないと思うので、今から腕立て100回やります」とリング上で小さい腕立てを100回行い、さくらと握手をして三年半のわだかまりを一つ解消した。
第6試合
先発はSAKIと「ことり」。開幕「ことり」がドロップキックからロープに飛び乗るが、これを落としたSAKIがロープワークからミドルキック。これをスクールボーイで「ことり」が丸め込み両者距離を取る。
里歩がMIZUKIにヘアーホイップを狙うが、側転で逃れたMIZUKIがボディアタック。これを返した里歩もクロスボディアタックからSAKIを落とし「ことり」とダブル攻撃を狙う。だがSAKIが出てきてMIZUKIのボディアタックからダブルのフェイスバスター。これで里歩を捉えポーズを決めるが、「ことり」がカットしMIZUKIを投げていく。「ことり」は里歩にタッチし、里歩はMIZUKIをジャイアントスイング。だが軽かったからかすごいスピードで周り3回で里歩も倒れる。里歩はブリッジ式のレッグロックから「ことり」にタッチ。
「ことり」はMIZUKIにエルボーを仕掛けるがそれを避けたMIZUKIが丸め込むが2。MIZUKIはSAKIにタッチ。
SAKIはショルダータックルで「ことり」をコーナーに押し込むと逆コーナーに振って串刺しエルボー。さらにボディスラムから出てきた里歩もボディスラム。そしてMIZUKIと合体式のボディプレスから連携攻撃を叩きこむとダブルのブレーンバスターを狙う。「ことり」はそれを耐え二人を次々一本背負いで投げると里歩にタッチ。
里歩とSAKIはエルボー合戦。里歩がドロップキックで倒し投げようとするも、逆にSAKIがブレーンバスターで投げコブラツイストを狙う。これが決まるが里歩はすぐに丸め込んでフォールも2。里歩は「ことり」にタッチ。
SAKIは「ことり」を吊鐘式に固めローリングクレイドル。これを返した「ことり」が卍固め。そのまま丸め込み、「ことり」はコーナーにSAKIを叩きつけエルボーから、逆コーナーに振ろうとするが、逆に振ったSAKIが「ことり」にフェイスバスター。
SAKIはボディスラムからリバーススプラッシュ。これを避けた「ことり」と里歩が合体ランヒェイ。これをMIZUKIがカット。
「ことり」は正面から走りこむが、これをキャッチしたSAKIが正面にバスター。ドロップキックを叩きこみ両者タッチ。
ドロップキックの相打ちから丸め込み合戦。これを里歩がフロントスープレックスホールド。2で返したところをフェイスロックで捉えた里歩。これはSAKIがカット。
里歩はコーナーに登ると「ことり」とダブルのフットスタンプ。これを避けたMIZUKIが里歩にカニバサミクラッチ。里歩が返すが、MIZUKIが正面から組付きフロントネックロック。だがこれを里歩がそのままスープレックスで投げ、カットに来たSAKIは「ことり」が一本背負い。そこへ里歩と「ことり」はダブルのダイビングフットスタンプ。
里歩はMIZUKIにそうまとうを発射するが、避けたMIZUKIがドロップキックからエルボー連打。MIZUKIはロープに走りこむも里歩がジャンピングニーで迎撃し、改めてそうまとう。これで3カウントを奪った。
エンディング
6人組のアイドルユニットになったガトームーブが登場となるが、その前に趙雲子龍による演舞が行われた。
趙雲は「本日の開場時間が17時、言われたのが59分と。用意出来たのはこれだけでした。皆様が着替えてる間をつなげという指示とともに告知をしろと言われています」とCDの告知を行う。
作曲がさくらえみではない初の曲となる新宿スモールモンスター(里歩の入場曲)がリングで初披露。
最後にさくらがしめようとするが、真琴が「今日はさくらさんに勝ちましたが、我闘雲舞のトップに勝ったわけではないと思っています。我闘雲舞のトップは里歩様、あなたです!里歩様あなたのベルトに挑戦させてください」とアピール。里歩は「約9年前に真琴さんのデビュー戦の相手をさせていただいたんですけど、あの時1分ちょっとで負けたことを覚えてないのでしょうか?でも、そんな9年を経て、こうしてタイトルマッチができるなんて、感慨深いですね。3月26日新木場1stRingで、IWA三冠のベルトを掛けて試合をしましょう」と応じた。
<試合後コメント>
真琴
――三年半ぶりのシングルマッチでした
「一番大きいのはさくらさんからフォールを奪ったっていうことですよね。ほんとにこの間の我闘雲舞市ヶ谷大会で初めてさくらさんから勝ったんですね。自分プロレス9年ぐらいやってるんですけど。で、今日シングル初勝利、まだ夢のようです」
――三年半前との違いは
「違い、違いは、さくらさんはやっぱりお年を召されてるのか、前よりちょっと、弱くなったんじゃないかなって。自分はまだまだ、まだ若い方だと思うので、もっとレベルアップしていきます」
――腕立て100回をクリアしましたが、やはりあそこで一つ遺恨をなくしておこうと
「そうですね、でもなんか言い訳みたいになっちゃうんですけど、家ではもっと余裕でできたんですよ。もう、さくらさんを見返すにはこれしかないと家でひたすらやってて、家ではもうちょっと余裕でできたんですけど、試合後だったんで息が切れちゃいました。でもやりきることに意味があったと思うので、いいですよね?」
――さくらさんが作られた団体で真琴さんが居ない団体に我闘雲舞はなりますが、今こうして新しい選手が入ってきているこの団体に関してはどう見ていますか?
「すごい、可愛い、ポップな感じですよね。見ててすごいキラキラしてて、色とりどりで、さくらさんだけがちょっと目にうるさい感じなんですけど、とても素敵な、とても温かくて憧れのリングです」
――道を違えている間に、さくらさんはアイドルデビューをされました
「噂には聞いてたんですけど、アイドルってものがわからなくなりました。自分一応自称アイドルレスラーって名乗ってて、それと自分も同じようなものかもしれないです」
――大会終了時には里歩選手のもつIWA三冠にも挑戦表明をしました
「はい! 里歩様は、自分と同期で、自分のデビュー戦里歩様に、75秒だったのかな?負けてしまった記憶がありますが、それは9年前のことなので、絶対、勝ちます」
さくらえみ
「さくらえみです。新曲スモールモンスター出ました、そちらの衣装になります。よろしくお願いします。真琴選手についてですが、実はこれが私が嫌われる所以だと思うんですが、真琴と離れた原因だったりとか、離れてからのこととか、実は一切覚えてないし、追ってなかったんですね。とたんに興味を無くしたと言ったら良くないかもしれないですけど、まあ自由に頑張れみたいな感じだったんですが、真琴はずーっと覚えてたんだなと思って。その自分の時の気持ちも、その時さくらが何を言ったかとか、そういうものを言い方悪いですけど根に持ってるというか、どうしても無くならないんだなというのを実感しました。今日試合をしてみて、ほんとあたりも強くなっていたし、真琴がどんなところで試合してるのかっていうのはぶっちゃけ全部は追えてないんですけど、すごく力強くなっていることと、感情がすごく爆発してたなと思いました。その後に笑っちゃったのが、腕立て100回というのが昔ありまして、腕立てを100回出来なかったら他団体に出稽古行かせないよってなったら、真琴はいえですが誰々さんも出来ないので自分はやる必要ないのではないでしょうか?とか、いろんな言い訳をつけてやらなかった。その時はそれが逃げた、とは自分では理解できなかったと思うんですけど、今日逃げたんだと言って、試合後にですよ!さくらと試合をした後に腕立てをしたというのは面白かったし、覚えてなくてゴメンネという気持ちもあるし、こういう所を大事にしなきゃいけないんだなと思いました。真琴とこれからどういうことがあるのかわからないんですけど、里歩と真琴が向かい合った時に、多分三冠のベルトを持ってたとか、新木場とかそういうきっかけじゃなくて、そういうきっかけがあったからかな?そういうシングルだと思うんですね、さくらと真琴で三年半あって、わ〜結構長いドラマだなと思ったら、真琴と里歩はまさかの9年 ?だとはほんとに思わなくて、新木場はすごく楽しみです。
そして、JWPさん、今日はたまたま欠場選手が出て自分が参戦させていただくという事になったんですけど、8月の後楽園ホールをお客さん入れるためにも、やっぱり多くの人に見てもらわなきゃいけないということで、自分はどうしても「ことり」を見てもらいたかったんですね。「ことり」が8月に後楽園初進出というのはすごく夢がある話かもしれないけど、それよりも前に後楽園を経験して、どんどんどんどん多くの人に見てもらいたいし、彼女と同世代、同年代の選手が色々なメディアに取り上げられてるのを見て私はすごい申し訳ない、情けない気持ちでいっぱいだったので、「ことり」でびっくりさせるぞJWPという感じです。ちょっとギャラのこと言ってたんですけどほんとにもうたけのこの里ときのこの山でバッチリだと思います!
で、我闘雲舞後楽園に関してなんですけど、まだなんにも決まってないです! ほんとは、今日の板橋を札止めにして新木場を札止めにしてってドンドン行かなきゃいけない中で、まだ今までどおりの板橋大会、新木場大会しかできてないと思うので、アイドルライブも増えていきますし、他団体参戦もちょこっと増えるので、8月はみんながあたりまえにやってる後楽園かもしれないけども行きたいあの場所へということで、皆さん是非8月13日我闘雲舞後楽園、そしてそこまでの道を全部追いかけてください! ありがとうございました!」
里歩
――メインで現役アイドルレスラー対決となりました
「ブリバトは、日に日に強くなってるって上から目線で嫌なんですけど、やるごとに毎回楽しくなっていくので、なんか今できることを全部出してくれたと思うし、こっちも今思ってるものを全部出しきれたので、別にアイドルとか関係なく楽しく試合が出来ました」
――試合後には真琴がベルトに挑戦表明もしてきましたが
「真琴さんは、9年ぐらいプロレス同期でやってるんですけど、デビュー戦の記憶しかないんですよシングルやった記憶が。だから、先が全然見えなくてわかんない状態なので、すごく楽しみでもあり不安でもありますが、IWAは我闘雲舞が今持ってるというか守ってきたベルトなので、やっぱり外には出したくないって思いが強いです」
――実際道が違えてからの真琴さんは意識してましたか?
「でもどこかでやっぱり、あったんですけど、またこうして再会することになって、すごいなんか、会うたびに楽しくて一緒にやってきたから。だから、その、なんだろうな?今真琴さん意識はしてましたねどっかでやっぱり」
――昔とコスチュームもファイトスタイルも変わった今の真琴を見て率直にどう思われてますか?
「率直に、でもデビュー戦の頃の真琴さんって頭なので、すごくなんか、力強くなってなんか、筋肉とかもあるので、強くなってて、正直怖いですね」
――それでも負ける要素は無いと
「ないです。自分には我闘雲舞があるので。守らなきゃいけないと思ってます」
――ハル・ミヤコさんからベルトの重さを問われ、守っていくと発言していましたがチャンピオンとして改めて
「やっぱりIWAは今活動休止されてますけど、このベルトを使って、もっともっといろんなとこにアピールできると思うし、もっともっとベルトの重みをどんどん自分が上げていきたいと思います」
――アイドルとして、デビューライブはオトカルランドで1000人規模の開場でやられていましたが、久々に新宿FACEという500人以上の箱でのライブとなりますが
「緊張しますよ(笑)プロレスのところに行って、自分たちがアイドルとしてしか活動しないっていうのはすごく不安すぎるんですけど、でも思いっきり楽しみたいと思います」
――本日里歩選手の入場曲であるスモールモンスターをリング上のライブで初披露ともなりましたが
「なんか、自分の入場曲だからお客さんも知ってくださってるので、なんかノリやすいって声も聞こえるのでそういう点では嬉しいですね」
――今年は8月に後楽園もありますが
「後楽園は、すごく楽しみなので単純に。だからそれまで、もっともっと我闘雲舞を有名にして、思いっきり楽しい興業にしたいと思います!」