“フェリス卒の美女レスラー”雪妃真矢が王座防衛も団体に激怒!「私のことを仲間だと思わなくて結構です」
24日、アイスリボン後楽園ホール大会『RE:BORN』が開催。メインイベントでは雪妃真矢の持つICE×∞(シングル)王座に藤田あかねが挑戦した。
雪妃はフェリス女学院大学英文科を卒業し、女優としても活動している文武両道の女子プロレスラー。昨年はアイスリボンのシングル&タッグ&3WAY王座を奪取し三冠王者となっていたが、昨今『雪妃がベルトを持っていることに飽きた』と言って挑戦してくる所属選手たちや、『マンネリ。燻ってる中堅が多い団体』と挑発するエネミー軍(山下りな&ラム会長)に不満を募らせていた。
そんな中、若手の頃に雪妃を支えた先輩の藤田あかねが挑戦を表明。藤田は海外遠征も数多く行っており、ハードコアを得意としている選手だけに荒れた試合になることは間違いない。
しかし試合が始まると先に仕掛けたのは雪妃。場外乱闘でイスを顔面に叩き込み、これで藤田が額から流血。リングに戻ると藤田が雪妃のチョップやキックを受けきっていき、流血した額でヘッドバッド。これで怯んだ雪妃をパワーボムやアメリカンオレンジドライバーで叩きつけていくが、雪妃も紫閃光を叩き込んで流れを引き戻すと、最後はタイガードライバーから御神渡りで動きを止め、スノウトーンボムを投下し3カウント。
防衛したにも関わらず浮かない顔でマイクを持った雪妃は「つらい時期を支えてもらって、私を鼓舞してくれた藤田あかねがなんで今日雪妃真矢に負けたんですか!私は、勝ったのに、防衛したのに、悔しくてしょうがないですよ!今のままのアイスリボンで安泰だと思ってるんだったら間違いですよ。今日をもってアイスリボンの選手会長辞めます私。山下とラム会長、なんか好き勝手言ってくれたよね?中堅が凝り固まってるとか自分達が刺激与えるとか、二人は藤本つかさの頭獲りたいって言ってたんですよね?そういうふうに藤本の頭獲りたいって気概あるやつも今のアイスリボンにはいないんですよ・・・私は同調する部分があるんです。なので、是非とも合流させてください。(所属選手に)私のことをアイスリボンの仲間だと思わなくて結構です」と、アイスリボンに不満を爆発させて外敵への合流を宣言。
唖然とする会場だったが、リングに柊くるみが現れ雪妃の背後から乱暴に蹴りつけると「アイスリボン今のままでいい?よくねーって思ってるんだよ。お前ら二人(エネミー軍)今日負けてんだろ?何一緒に記念撮影とかしちゃってんの?おい、雪妃、お前のそのベルト、挑戦させろ」と挑戦表明。
これを雪妃が受諾し、3月14日の後楽園ホール大会で王座戦が決定した。
19歳ながらキャリア10年の生え抜きレスラー柊くるみが、アイスリボンの威信をかけて“エネミー王者”からのベルト奪還に挑む。