試合に勝利した“筋肉少女帯”大槻ケンヂをジャガー横田がCRYSISに勧誘!
26日、後楽園ホールで開催された『アイスリボンマーチ2017』にて、大槻ケンヂが教祖を務める新興宗教オレ教と松本都が教祖を務める新興宗教崖のふち教が宗教戦争を行った。
松本都は杉本彩が社長を務めるオフィス彩所属のアイドルでありながら2008年にアイスリボンでプロレスラーデビュー。その後事務所を飛び出し、昨年までポニーキャニオン所属のアイドルグループ『ブラックDPG』として活動も行いながら、葛西純とのタッグチームではベルトも奪取しプロレス団体『崖のふちプロレス』旗揚げも行うなどプロレスラーとしても活躍。崖のふちプロレス自体は2016年6月に解散しアイスリボンに出戻りしていた。
だがしかし、2月25日のアイスリボン道場マッチにて突如出家を宣言し『新興宗教崖のふち教』の設立を唱えた松本都は、3月17日に行われた『新興宗教崖のふち教 旗揚げ集会』でグラビアアイドルの鎌田紘子さんとタレントでフォトグラファーの美月リカさんによるバンド『宗教法人マラヤ』と宗教戦争を行い敗北。これに納得行かない都に宗教法人マラヤの美月が「ババア、3月26日後楽園ホールはボス連れてくるからな!」と大槻ケンヂの来場を発表し、さらにオレ教にはジャガー横田と藤田あかねが入信し崖のふち教の葛西純&松本都とタッグマッチを行うことが決定した。
筋肉少女帯の『僕の宗教へようこそ』を入場曲に大槻ケンヂが入場すると「オレ教と崖のふち教の宗教戦争ということだけど、俺はただ女子プロレスラーと2ショットチェキが撮りたいだけの一般の女子プロレスファンなのよ。普通に見てたいのよ!客の分際をわきまえさせろ!この邪教崖のふち教をぶっ潰して、俺様は一人の女子プロレスファンに戻るのよ!ジャガーさん!藤田さん!あのおむつをはいたような女をやっつけてくれ」と信者に指示し試合は開始。
場外乱闘になると都があかねを机に寝かせて場外ダイブ、リングに戻れば空き缶の上に葛西があかねをボディスラムとハードコアな展開に。ジャガーもイスの山に葛西をジャーマンで叩きつけ、あかねもバットをフルスイング。最後はリングに寝かせた脚立の上に、あかねが都をみかんでポンで突き刺しオレ教を勝利に導いた。
勝利した大槻は「プロレスに宗教ネタを持ってきちゃダメですよ。それにもう今なんとか学園のほうが問題になってるから遅いよ」と都を公開説教。ジャガーは「崖なんとかはわかんないけど、私CRYSISという男子とのコンビで今やっている。だから、オレ教飽きたらいつでも来て」と大槻ケンヂと藤田あかねを自らのチームに勧誘した。
全てが終わりリング上に一人になった都は「私は見ての通り今日で全てを失ってしまいました。なので、今決めたことがあります!私、松本都は本日を持ってラッパーになります!ありがとうございました!」と叫び、唖然とする会場を尻目に笑顔で消えていった。