【試合詳細】2・4 新日本プロレス後楽園ホール大会 オカダ・カズチカ&ウィル・オスプレイ&SHO&YOHvsタイチ&ザック・セイバーJr.&エル・デスペラード&金丸義信 エル・ファンタズモ&ジェイ・ホワイト&KENTAvs内藤哲也&SANADA&BUSHI

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『釣り★スタ presents Road to THE NEW BEGINNING』
日程:2020年2月4日(火)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,123人

▼シングルマッチ 20分1本勝負
○田口隆祐
8分43秒 オーマイ・アンド・ガーアンクル
●ゲイブリエル・キッド(LA DOJO)

▼シングルマッチ 20分1本勝負
●上村優也
7分47秒 Yes Lock
[BULLET CLUB]○石森太二

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[G.B.H]○真壁刀義/本間朋晃
12分9秒 逆エビ固め
トーア・ヘナーレ/●辻陽太

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[鈴木軍]鈴木みのる(パンクラスMISSION)/●DOUKI
9分1秒 アナコンダバイス
中西学/○天山広吉

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]石井智宏/後藤洋央紀/●ロビー・イーグルス
9分31秒 首固め
[L.I.J]○高橋ヒロム/“キング・オブ・ダークネス”EVIL/鷹木信悟

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[BULLET CLUB]ジェイ・ホワイト/○KENTA/エル・ファンタズモ
18分34秒 go 2 sleep→片エビ固め
[L.I.J]内藤哲也/SANADA/●BUSHI

▼イリミネーションマッチ 時間無制限勝負
○[CHAOS]オカダ・カズチカ/○ウィル・オスプレイ/SHO/YOH
1-0
●[鈴木軍]タイチ/ザック・セイバーJr./エル・デスペラード/金丸義信
※通常のタッグマッチ形式で試合を行い、敗れた選手から退場。最後まで一人でも残ったチームが勝者となる。 試合権利のある選手がトップロープを越えて場外に転落した場合も退場。

<1人目>
●オカダ・カズチカ
11分38秒 オーバー・ザ・トップロープ
○タイチ

<2人目>
○SHO
12分39秒 オーバー・ザ・トップロープ
●タイチ

<3人目>
●SHO
13分35秒 オーバー・ザ・トップロープ
○金丸義信

<4人目>
○YOH
14分44秒 オーバー・ザ・トップロープ
●金丸義信

<5人目&6人目>
●YOH
17分17秒 両者オーバー・ザ・トップロープ
●エル・デスペラード

<7人目>
○ウィル・オスプレイ
23分3秒 ストームブレイカー→片エビ固め
●ザック・セイバーJr.

オスプレイが乱戦を制しザックへ王座再挑戦を要求!KENTAが内藤から強奪したベルトの真上でウルフパックポーズ!中西が天山とのタッグで鈴木軍に快勝!

第1試合


 LAヤングライオンのキッドに田口が胸を貸す形となるシングルマッチ。
 ゴングが鳴ると、田口が足を刈ろうとするもキッドが上からがぶって対応。バックの取り合いから腕の取り合い、田口が足を刈ってレッグロックに持ち込み、キッドはキーロックで対応。田口が上からフォールするもキッドは即座にキックアウト。
 再び向かい合い、腕の取り合いからキッドがヘッドロック、ショルダータックルと攻め込み、ロープに飛んでいくが、田口が背中を押して何往復も走らせていき、田口がドロップダウンしたところへキッドがエルボードロップ。さらに走るが、田口はカウンターのヒップアタックで一撃食らわせ、足へのストンピングからレッグロック。さらに監獄固めに持ち込もうとするが、キッドは下からエルボーで反撃。すると田口は解放して足へニードロップ、レッグドロップと連撃してから再びレッグロック。キッドはなんとか手を伸ばしてロープブレイクを狙うが、田口はその腕もアームロック。
 キッドがなんとかもう一本の手を伸ばしてブレイクすると、田口がチンロックで痛めつけるが、キッドはエルボーで抜け出し、田口のヒップアタックをかわしてボディスラム。コーナーを背にして立ち上がる田口に串刺しエルボーからショルダータックル。さらに逆エビ固めを狙っていくが、田口が下から足を蹴り上げて吹き飛ばす。田口が走るがキッドはドロップキックでカウンターし、逆エビ固め。田口はプッシュアップしてなんとかロープへ。
キッドはストンピングの連打からボディスラムを狙うが、田口が即座に首固め。キッドも首固めで返していき、フォールのシーソーゲーム。これを振り払った田口がヒップアタックで飛んでいき、キッドがキャッチするとオーマイ・アンド・ガーアンクル。これを振り払ったキッドがチョップを入れるが、田口もギタってから「オヤァイ!」とケツイェ。続けてオーマイ・アンド・ガーアンクルで絞り上げるとキッドも無念のタップ。

第2試合


 ヤングライオンの上村がジュニアの強豪・石森に挑むシングルマッチ。
 ゴング前に上村コールが飛ぶと石森は観客席をぐるりと睨みつけ、上村に握手を要求。上村がこの手を払おうとすると石森は寸前で手を引いて空振りさせると、上村が怒りのドロップキックを放って試合開始。
 石森は即座にリングアウトして悠々とリング周りを練り歩いて上村を焦らせるが、リングに上がると上村が突進してエルボーを連打。さらにドロップキックを放つが石森はこれを空振りさせ、背中へストンピング連打からネックロック。上村は逆水平チョップ、エルボーと連打していくが、石森の逆水平チョップ一発でダウンしてしまう。石森は不敵に笑いながらさらに上村へチョップを打たせ、再び逆水平チョップ一発で倒して格の違いを見せつけてからネックツイスト。さらに首へのストンピングを連打してから引き起こし、逆水平チョップ、ネックロックと首への攻撃を集中させ、スリーパーホールドへ捕らえていく。
 上村は起き上がってエルボーを入れて振り払いショルダータックルを狙うが、石森がキャッチしてスリーパーホールドへ。これをバックドロップで切り返そうとする上村だったが、石森が反転してプレス。石森がロープに飛ぶと、上村はドロップキックでカウンターし、串刺しエルボーからブレーンバスター。さらにかんぬきスープレックスを狙っていくが、石森が耐えるとエルボー連打から石森の打撃をかわしてランニングエルボー。間髪入れずに逆エビ固めへと捕らえていく。
石森がロープに逃れると上村は石森をロープに振っていくが、石森はハンドスプリング式オーバーヘッドキック。さらにブレーンバスターを狙うが、上村は首固めで切り返し、さらにスクールボーイ、バックスライドと狙っていき、石森が耐えるとかんぬきスープレックス。さらに上村はジャーマンを狙っていくが石森がバックを取り返そうとするとレッグロールクラッチ。これをキックアウトした石森はその反動で上村の腕を取ってYes Lock。上村が逃れようとするとローリングしてリング中央に引き戻し、さらに絞り上げると上村は無念のギブアップ。

第3試合


 G.B.Hが入場すると先に入場していた辻が真壁へ突っかかっていき、本間がこれを受けて立つ形で進み出る。いきり立つ辻を制してヘナーレが先発で出ていき、ハカの雄叫びを上げると本間も同じ形でこれに応え、手4つから競り勝ったヘナーレがショルダータックルでぶつかっていくが、本間はこれを耐えてさらにヘナーレにショルダータックルを促す。ヘナーレはショルダータックルでなぎ倒して辻にタッチ。
 辻は真壁へ挑発し、真壁がこれに応えてタッチを要求。真壁と辻はロックアップで押し込み合い、真壁がパワーで勝ると辻はヘッドロックに切り替える。真壁はこれを力づくで振り払うと辻はショルダータックルで真壁を吹き飛ばし、さらにボディスラムを狙うが、真壁が逆に軽々とボディスラム。真壁は自軍コーナーに辻を連れ帰ってエルボーを連打してから本間にタッチ。
 本間は辻をバックエルボーでなぎ倒し、さらにエルボー、ハンマーパンチと打撃を連打して真壁にタッチ。
 真壁は辻が起き上がるたびにガットショットを入れていき、コーナーに押し込んでショルダーを入れ、ボディスラム。本間にタッチ。
 本間は辻にエルボーを見舞い、辻がエルボーで返して真壁にアタックをかけていくが、本間が逆水平チョップ。辻は歯を食いしばって耐えるが、本間の連撃に倒れ、さらに本間がロープに振っていくが、辻はドロップキックでカウンターしてヘナーレにタッチ。
 ヘナーレは本間と激しいエルボー合戦を展開し、ヘナーレがニーリフトからのスピンキック。さらに串刺しラリアットを狙うが、本間がこれをかわして組み付き、ブレーンバスターを狙う。ヘナーレは猛る本間を無理やりぶっこ抜いてブレーンバスターで叩きつけ、さらにスピアーを狙っていくが、これをかわしてショルダータックルでなぎ倒し、小こけしを入れて真壁にタッチ。
 真壁はヘナーレにショルダータックルから串刺しラリアット。さらにコーナーに上ってテンカウントパンチからノーザンライトスープレックスを狙うが、ヘナーレが振り払い、ラリアットを狙う真壁を担ぎ上げてバックフリップ。辻にタッチ。
 辻は真壁にショルダータックルでぶつかっていき、真壁が耐えるとエルボー連打からコーナーに振って串刺しジャンピングエルボーからショルダータックルでなぎ倒す。さらに辻は旋回式ボディスラムで叩きつけ、逆エビ固めへ。しかし真壁は余裕のプッシュアップですぐにロープへ。
 辻はエルボー連打も、真壁は余裕の表情でエルボーを返していく。辻はさらに連打し、真壁がロープに飛ぶとスピアーでカウンターして再び逆エビ固め。真壁が足の力だけで跳ね飛ばすと、辻はメゲずに怒涛のエルボー連打。いつまで続くか分からぬ連打に真壁は膝をつくが、辻がロープに飛ぶとカウンターのラリアット。フォールに入るがヘナーレが必死のカット。本間がヘナーレをロケットこけしで排除すると、真壁は辻を引き起こすが、辻は首固め、スクールボーイと丸め込みを狙っていき、さらに組み付いていくが、真壁がエルボーを振り抜くと辻はガクリと膝をついてしまい、真壁はそのまま逆エビ固めへ。辻は奮起してプッシュアップするが、真壁がさらに腰を落として非情な反り上げを見せると辻は悲鳴を上げながらタップアウト。

第4試合


 今月に引退を迎える中西が同じ時代を駆け抜けた天山とのタッグで鈴木軍と対峙する一戦。
 中西が入場し、みのるの眼前でポーズを決めて挑発するとみのるがガットショットを入れて奇襲。DOUKIが天山を痛めつけていくと中西がこれを救出し、天山がモンゴリアンチョップ、中西が逆水平チョップを入れ、2人でダブルのショルダータックルから天山がヘッドドロップ、中西がボディプレス。
 天山とDOUKIのマッチアップとなると、天山がヘッドバッド、逆水平チョップと入れてロープに飛ぶが、みのるがエプロンからキックを入れてぶら下がり式の腕十字。これを反則カウント4で解放するとそのまま全員入り乱れての場外戦へと発展。
 DOUKIが天山をリングに戻してフォールし、これを返されるとみのるにタッチ。
 みのるは天山にローキック連打からエルボー。天山もエルボーで返していくが、みのるのフルスイングエルボーがクリーンヒットして天山は倒れ込む。みのるは天山を引き起こしてエルボー連打し、ロープに飛ぶが、天山はマウンテンボム。
 中西に代わると、逆水平チョップでみのるを追い込んでいき、みのるは「来いやオラ!」と両手を広げる。中西はさらに逆水平チョップを連打し、さらに腕を掴みながらの逆水平チョップ連打からスピアー。さらに雄叫びを上げての野人ラリアットをみのるに叩き込み、アルゼンチン・バックブリーカー。これはDOUKIが顔面かきむしりでカットするが、中西はDOUKIをヘッドバッドで蹴散らす。その隙にみのるが背後から忍び寄りエルボーを叩き込むと、不意を突かれた中西が膝を付き、DOUKIと2人でストンピング。さらにDOUKIがロープに飛ぶが、中西はこれをキャッチしてみのるに投げつける圧倒的なパワーを見せ、天山にタッチ。
 天山はDOUKIへモンゴリアンチョップを連打してコーナーに追い込み、串刺しラリアット。さらにブレーンバスター。さらにアナコンダ・スラムでの追撃を狙ったところでみのるが入ってきて天山へトレイン攻撃を見舞い、DOUKIのスライディングキック&みのるのサッカーボールキックのコンビネーションが炸裂。中西をみのるが抑えている間にDOUKIがスワンダイブ式フットスタンプも、中西がみのるを振り払ってカット。
 みのるがイスを持ち出し、レフリーの目がそちらに向いている間にDOUKIが鉄パイプを持ち出して天山に襲いかかるが、天山はニールキックでこれを撃退し、アナコンダ・スラムで叩きつけてからアナコンダ・バイスに入るとDOUKIはたまらずタップ。

<試合後コメント>
中西学&天山広吉
天山「ニシオくん!ニシオくんよ!カモ~ン!センキュ~!」
中西「ありがとうございました!」
天山「ありがとう、ホントすみません。今日はあんなクソ野郎ども相手だったからね。まあニシオくんがガッツリ暴れてくれたから」
中西「いやいや」
天山「ホンマはニシオくんに取ってほしかった。アルゼンチンでね。思い切りアイツらの腰をしばいて折ってほしかったですけど、でも今日は勝利を収めました。まあ明日・明後日もまた後楽園ありますよ」
中西「またお願いします」
天山「残り少ないですけどね、頑張りましょう!」
中西「はい!お願いします!」
天山「ありがとうございました!」
中西「とにかく前面に俺が出ます!ハイ!」

第5試合


 CHAOSとL.I.Jの対抗戦かつNEVER6人タッグ王座、NEVER無差別級、ジュニアヘビー級王座など様々な王座戦への前哨戦となるこの試合。
 因縁のEVILと石井でゴングが鳴った瞬間から2人はショルダータックルでぶつかり合い、EVILがこれを制するとエルボーで追撃していくが、石井がロープに飛ぶと鷹木が、EVILがロープに飛ぶと後藤がエプロンからのキックでカットし、6人入り乱れてリング内での乱闘に。
 これを制したCHAOSが後糖に変わると、後藤がEVILに串刺しニールキックからバックドロップを狙うが、ふたたび鷹木がこれを妨害し、ヒロムも入ってきてヒップトス、ショルダータックルで追撃。鷹木とEVILがダブルのショルダータックルで後藤をなぎ倒し、EVILはヒロムにタッチ。
 ヒロムは逆水平チョップ連打から串刺しラリアット、さらにスライディングキックとスピードで翻弄し、チョップやストンピングなどで猛攻を駆け鷹木にタッチ。
 鷹木は後藤に首投げからスライディングラリアットの体勢に入るが、コーナーに控えた石井へアタック。後藤は打撃戦を挑んでいくが、鷹木はこれを振り払いEVILとともにダブルの攻撃を狙うが、後藤はEVILへエルボーから鷹木へブレーンバスター。石井にタッチ。
 石井と鷹木はショルダータックルでぶつかり合い、互角と見るや足を止めてのエルボー合戦へと発展。石井が連打で優勢となるも、鷹木はバックエルボーでカウンターしてロープに飛ぶ。石井はこれをパワースラムでカウンターし、鷹木の顔面をちょんちょんと蹴って挑発。鷹木は石井の顔面を鷲掴みにしてコーナーに押し込み、顔面にビンタ&ナックル。石井も鷹木を睨みつけながら立ち上がり、コーナーに押し込んでチョップ。「オラ!返してみろ!」と挑発すると鷹木もリバースしてコーナーに押し込んでの打撃を見舞っていくが、石井もさらにリバースして鷹木の顔面を殴打。さらに額を突き合わせながら鷹木を挑発していくと、鷹木は「お返しだ!」と串刺しラリアット。さらに左右のエルボーを放っていくが、石井はバックドロップ。さらに鷹木のラリアットをラリアットで撃ち落とすが、鷹木はレフトハンドラリアットで叩き伏せ、両者タッチ。
 ヒロムとロビーの対面となると両者エルボーで打ち合っていき、ヒロムがロープを使っての顔面蹴りからショットガンドロップキック。さらにTIME BOMBを狙うがロビーはこれを振り払ってコーナーへと振っていく、ヒロムがリバースするとゼロ戦キックからパルスドロップ。さらにコーナーへと登ってワープ4.5を放つが、ヒロムがこれを回避しEVILがラリアット、ヒロムもラリアットで追撃し、TIME BOMBを狙うがロビーはこれを回避してスピンキックからプレスドロップを狙うが、ヒロムが振り払うとターボ・バックパックから裏足4の字。これは鷹木とEVILが必死のカットも、後藤と石井がラリアットで二人を排除。CHAOSがヒロムにトレイン攻撃からロビーが足への619、さらにヒロムの足へのスワンダイブ式ミサイルキックを放ち。さらに引き起こそうとするが、ここでヒロムが下から電光石火の首固め。これで3カウントが入った。
 試合後、鷹木は石井と後藤へそれぞれのベルトを掲げて見せ、決戦への自信を見せた。

第6試合


 あらゆる因縁渦巻くL.I.JvsBULLET CLUBの対抗戦。BULLET CLUBでKENTAのみ個別で入場すると会場獣が大ブーイングに包まれ、内藤の入場時には普段以上の内藤コールが沸き起こる。内藤がリングインしてポーズを決めると、KENTAがその目の前に立って内藤の姿をファンの視界から遮り、さらにブーイングが起きる。
 内藤とジェイでゴングが鳴ると、ジェイは内藤の動きをそっくり真似て挑発していき、内藤はKENTAに出てくるように要求。すると「出てこいKENTA!」というコールが沸き起こり、ジェイはKENTAにタッチ。
 「KENTAは帰れ!」コールが起きると、KENTAは内藤と組み合う素振りを見せながらも何度もリングアウトして無気力試合を演出し内藤を挑発。そして再び内藤と向き合う素振りを見せつつ、全く触れ合わずファンタズモにタッチ。すると内藤も何もせぬままBUSHIへタッチ。
 ファンタズモはBUSHIへナックルから顔面かきむしり、さらにロープにブッていくが、BUSHIはフランケンシュタイナーで切り返す。これをファンタズモが一回転して着地するとBULLET CLUBの面々が入ってきてトレイン攻撃からジェイ&ファンタズモのコンビネーションネックブリーカーが炸裂。ここに内藤が入ってくるとKENTAがビッグブーツで蹴り出し、全員入り乱れての場外戦へ。
 ファンタズモがBUSHIをリングに戻すと、コーナーからBUSHIを逆さ吊りにし、普段は石森とともに決める股間に飛び乗って痛めつける攻撃をジェイとともに繰り出す。
 ジェイに代わってフォールするも反則攻撃からのフォールからは認められず、仕方なくバックエルボーからのフォール。これを返されるとKENTAにタッチ。
 KENTAはBUSHIをロープに振ってキチンシンクから、内藤の目を見開きながら拳を突き上げるポーズを取って挑発。さらに自軍コーナーへアイリッシュウィップで叩きつけてファンタズモにタッチ。
 ファンタズモはセカンドロープに飛び乗ってからBUSHIの背中をひっかき、3人でBUSHIコールを煽って挑発。ジェイとファンタズモがBUSHIをロープに振っていくが、BUSHIは2人まとめてフランケンシュタイナーで放り捨て、SANADAにタッチ。
 SANADAはジェイへエルボー連打から低空ドロップキック。KENTAへドロップキック、さらに飛び出してきたファンタズモへパラダイスロック。救出に来た外道がロープを跨いだ瞬間にロープを蹴り上げて股間を痛打すると、ジェイの突撃をかわして足を刈り、パラダイスロックを狙っていくが、ジェイは下から蹴り上げて距離を取りレフリーを盾にして隙を作ってからネックブリーカー。さらにブレードバスターを狙っていくが、SANADAが耐えると逆水平チョップ。さらにブレードバスターを狙うが、SANADAは背面着地してドラゴンスリーパーへ。ジェイがこれを振り払おうとするとバックドロップで叩きつけ、両者タッチ。
 KENTAと内藤の対面となると、両者エルボーで打ち合っていき、内藤が連打でこれを制するとヒザへのキックからマンハッタンドロップ、ヒザへの低空ドロップキックから振り子式ドロップキック。さらに変形足4の字固めでKENTAの足を集中攻撃していくが、KENTAは余裕の表情で「来いオラ!」と挑発。内藤が腰を上げて反り上げていくとKENTAは苦悶の表情を浮かべ、這っていってロープブレイク。
 内藤はKENTAを冷たい目で見下ろし「来いよ」と顔面やヒザを踏みつけていき、KENTAをコーナーに上げるが、KENTAは顔面ひっかきから内藤の顔面をロープに打ち付けるスイングDDTからダイビングラリアット。さらに「な~い~とっ!な~い~とっ!」と内藤コールを煽り、突っ込んできた内藤をフロントネックロックに捉えてグリーンキラー。さらに後頭部へのランニングニーからブサイクへの膝蹴りも内藤はこれを回避。KENTAはミドルキック連打も内藤はエルボーで無カルチ、KENTAのPKをかわし、さらにKENTAのビッグブーツをかわして軸足へ低空ドロップキック。BUSHIにタッチ。
 BUSHIはKENTAへミサイルキックからブレイクダンスで起き上がり、SANADAとともにKENTAへトレイン攻撃。さらにL.I.J3人でサンドイッチ低空ドロップキックをお見舞いする。BUSHIはKENTAにブレーンバスターを狙うが、ここにファンタズモが入ってきてカット。これはSANADAが蹴散らすも、ジェイが入ってきてSANADAにブレードランナーを狙うが、SANADAが耐えて目ジックスクリュー。さらに場外のファンタズモへBUSHIがトペ・スイシーダで飛んでいき、内藤がKENTAに向き直ると即座にBUSHIも戻ってきてコンビネーションドロップキック。続けてBUSHIが飛びついてコードブレイカーを狙うが、KENTAがキャッチして叩きつけるとGAME OVER。これをカットされるとPKからのgo 2 sleep。これで3カウントが入った。

 KENTAは内藤の持つIWGPヘビー級およびIC王座のベルトを強奪して掲げて見せてからリングに並べて置き、その直上で3人はウルフパックポーズを合わせる。会場は大ブーイングに包まれた。

<試合後コメント>
KENTA
「気をつけ!礼!着席!今日はテツヤのターンだぜ。おい、どんなことをこのニュージャパンワールドのカメラの前で語ってくれるのか楽しみにしてるよ。テツヤ、それからまーだ未だにTwitterとかやってる、今日もいっぱいいた。臭そうなやつらがいっぱいいた。ソイツらが『オイ、口だけかよ!試合で見せてみろよ!』……はぁ?黙っとけよ。なあ?『2月9日!テメーらを黙らすスゲー試合をしてやるからな!』とか言うと思う?言うわけねえじゃん。勝ちゃいいんだよ。勝てば!お前らが望むものは俺が望むものじゃないから。お前らが望まないものが俺の望むもの。お前らに俺のプロレス人生コントロールされてたまるかよ!『いい試合しろ』?『すげぇ試合してみろ』?余計なお世話だよ!俺のプロレス人生にお前らは何も関係ねえんだよ!黙って見とけよ。なあ?まあそんな奴ら含めて結局俺が何を言いたいかと言うと、なんだかんだ言ったって東京建てオリンピックの前にWi-Fiの問題とかゴミ箱とか色々、公共で使える充電のプラグとかそういうの一々これからちゃんと設備充実していかないと、外国人いっぱいきて大変なことになるよってこと!」

第7試合


 タイチとオカダの対面でゴングが鳴ると、ジリジリと距離を測り合うもタイチは何もせずにデスペラードにタッチ。
 デスペラードはオカダに突っ込んでいくが、オカダはボディスラムからトップロープ越しのローリングサンダー。YOHにタッチ。
 YOHはエルボー連打もデスペラードは顔面ひっかき。ここにSHOが入ってきてコンビネーション低空ドロップキックを決め、金丸が入ってくるとダブルのドロップキック。YOHはデスペラードにエルボーからロープに振ろうとするが、逆にデスペラードが振替し、金丸がエプロンからキック。両者距離を取り、オスプレイとザックの対面へ。
 オスプレイはザックの突撃をリープフロッグでかわそうとすると、ザックはその足を取って関節を狙う。これをオスプレイが振り払おうとするとアームドラッグに入るも、オスプレイは側転して着地。さらにハンドスプリング式オーバーヘッドキックを放つオスプレイの足をザックがキャッチしてアンクルロックに入ろうとするが、ここでカットからの全員入り乱れての場外戦へ発展。タイチはテレビカメラのコードでオカダの首を絞めあげていき、金丸とデスペラードがオスプレイを袋叩きに。
 ザックがリングに放り込まれたオスプレイの顔面をブリグリと踏みつけてからタイチにタッチ。
 タイチはオスプレイを自軍コーナーに押し付け、4人で顔面踏みつけ。さらにチョーク攻撃で抑え込んでいき、喉元をロープに押し付けてさらにチョーク攻撃。金丸にタッチ。
 金丸はジャンピングDDTで突き刺し、デスペラードにタッチ。
 デスペラードはオスプレイの顔面にビンタを入れ、オスプレイがエルボーで反撃すると顔面かきむしりから自軍コーナーに押し込んでザックにタッチ。
 ザックはオスプレイを引き起こすが、オスプレイは雄叫びを上げながらエルボー。ザックはボディブローからオカダにタッチを求めるが、ザックがオスプレイの足をキャッチ。オスプレイは残る片足でスピンキックを見舞い、オカダにタッチ。
 オカダはザックのエルボーをかわしながらランニングバックエルボー。ここに金丸とデスペラードが入ってくるが、2人を誤爆させデスペラードにスイングネックブリーカー。ザックに串刺しバックエルボーからDDTで突き刺して見せ、さらにボディスラムを狙っていくが、ザックがおぶさる形でスリーパーホールドへ。オカダはコーナーに叩きつけてこれを外し、リバースネックブリーカーを狙うが、ザックが腕を絡め取って着地しヒジへニードロップ。タイチにタッチ。
 タイチはオカダへ串刺しアックス2連発からバックドロップを狙うが、オカダが抵抗するとジャンピングハイキック。そしてパンタロンを脱ぎ捨ててオカダへ天翔十字鳳を狙うが、オカダはこれを回避してツームストンパイルドライバーの体勢へ。タイチはこれを着地するとミドルキックを放ち、オカダのエルボーをかわしてハイキック。さらにアックスボンバーを狙うが、オカダはカウンターのドロップキックからレインメーカーを狙う。タイチがこれをかわして組み付き、ショルダースルーでオカダを場外に落とそうとするが、オカダがエプロンに着地すると天翔十字鳳でオカダを脱落させる。
 SHOとタイチの対面となると、タイチがSHOへタイチ式ラストライドの体勢でオーバー・ザ・トップロープを狙っていくが、SHOはエプロンに着地して奈落式ブレーンバスターを狙う。タイチがエプロンに着地するとSHOは即座にリングに戻って低空ドロップキックでタイチを脱落させる。
 金丸とデスペラードが即座にSHOをオーバー・ザ・トップロープさせようとするが、YOHがカットに入り、2vs2の構図へ。SHOが金丸の突撃をかわしてエプロンに着地して奈落式ブレーンバスターを狙うが、デスペラードがカットし、その隙に金丸がウイスキーミストをSHOに発射。SHOが落下して脱落。
 YOHが入ってくると、金丸とデスペラードがトレイン攻撃。金丸がビッグブーツから突っ込んでいき、YOHがこれをかわしてオーバー・ザ・トップロープを狙うが、金丸はこれを回避してウイスキー瓶での殴打を狙う。YOHはこれをかわしてトラースキックからオーバー・ザ・トップロープさせて金丸が失格。
 デスペラードはYOHの背後からオーバー・ザ・トップロープさせようとするが、YOHがこれをかわしてショルダースルーでデスペラードをオーバー・ザ・トップロープ。しかし金丸がレフリーの気を引いてこの場面を目撃させず、デスペラードの失格は認められず。
 レフリーに猛抗議するYOHへデスペラードが再びリングに入って襲いかかるが、YOHは飛びついてDDT。さらにYOHがブレーンバスターを狙っていくが、デスペラードは耐えて着地し、YOHにスピアー。さらにデスペラードがギターラ・デ・ムエルタで叩きつけ、ピンチェ・ロコを狙うが、これを振り払ったYOHが首固め、バックスライドと続け、さらにフランケンシュタイナーを狙うが、デスペラードは耐えてパワーボムの体勢へ持ち上げるが、YOHが暴れると2人同時にオーバー・ザ・トップロープして堕ちていきYOHとデスペラードが失格。
 オスプレイとザックがそれぞれ1人残る形となり、両者は正面からエルボーの打ち合いに。オスプレイが強烈な一撃でザックを吹き飛ばし、さらにロープに振ってドロップキックを放つが、ザックはこれを回避して自爆させ、ジムブレイクスアームバーの体勢へ。これをオスプレイが決まり切る前に抜け出し、スワンダイブ攻撃を狙っていくが、ザックはこれをビッグブーツで蹴落とす。オスプレイは落下したかに見え、ザックは勝利を確信するが、オスプレイはつま先だけでロープに引っかかって落下を免れており、スワンダイブ式のフライングフォアアーム。さらにオスカッターを叩き込むが、これをザックが三角絞めへ。オスプレイはこれをパワーボムの形で持ち上げてオーバー・ザ・トップロープさせようとするが、ザックが暴れたため体勢を崩して2人でトップロープを超えてエプロンに着地。2人はエプロンでキックの打ち合いとなり、これを制したオスプレイがザックをリングに放り込んでシューティングスタープレスを投下もザックはキックアウト。するとオスプレイはトラースキックで追撃してからヒドゥンブレイドを放つが、ザックはこれを読んでおり、オスプレイの腕をキャッチしてジムブレイクスアームバー。これをオスプレイが反転させてフォールに入ると、キックアウトに合わせてオスプレイがサマーソルトキックから延髄斬り。フォールに入ろうとしたところでザックが下から丸め込みを狙うが、オスプレイはこれを先読みして上からプレスし逆にフォール。これを振り払ったザックがランニングPKを放つがオスプレイはこれをキャッチして振り払い、ストームブレイカーを狙っていくが、ザックはバックスライドで切り返し、さらにバックエルボーを放っていくが、オスプレイはこれをキャッチして持ち変えるとストームブレイカーで叩きつけ、ザックから3カウントを奪った。
 試合後、SHO&YOHと金丸&デスペラード、タイチとオカダ、ザックとオスプレイと互いに意識する相手と睨み合った。

オスプレイ「コウラクエン!タノシカッタデスカ~!?タノシカッタデスカ~ッ?!OK!OK!OK!札幌ではザックに負けてしまったが、もう敗北はこりごりだ!もう絶対にザック・セイバーJr.に負けることはない!だからこそ改めてここで挑戦したいと思う。もう一度、もう一度やって奴に勝ってみせよう。ブリティッシュヘビー級王座をかけたタイトルマッチでだ!全力を尽くすよ!アシガトゴザイマシタ!」

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