ベルトを男性器に見立てるお下劣王者が大ブーイングの中で王座防衛

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 9日、東京都・両国国技館にて新日本プロレス『カンタン酢 Presents DESTRUCTION in RYOGOKU』が開催。クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニーがIWGPジュニアタッグ王座の2度目の防衛に成功した。

 新日本プロレスは、10月に入ってからIWGPジュニア王座に挑戦予定のリオ・ラッシュ、IWGPジュニアタッグ王座に挑戦予定のケビン・ナイト、STRONG無差別級タッグ戦を行う予定のアレックス・コグリン&ゲイブ・キッド&ヒクレオ、さらにはジェフ・コブと主力外国人選手が相次いで体調不良を訴え欠場するという非常事態に見舞われていた。

 心配の声が集まる中、ナイトが無事に復帰。予定通り【王者/BULLET CLUB WAR DOGS】クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニーvs【挑戦者組/JET SETTERS】KUSHIDA&ケビン・ナイトのIWGPジュニアタッグ王座戦が実施された。


 WAR DOGSがゴングを待たずに奇襲をかけるが、JET SETTERSは苦戦しつつもKUSHIDAが得意の腕攻めに引きずり込み、ナイトもその驚異的な身体能力を活かした軽業で奮戦。
 終盤にはナイトがKUSHIDAごとモロニーを雪崩式フランケンシュタイナーで放り捨て、必殺のスパイクDDTまで決めるもコナーズが必死のカット。KUSHIDAがハンドスプリングエルボーを発射するも、キャッチしたモロニーがドリラ・キラ。あまりにもえげつない角度で突き刺したため場内からは悲鳴が上がる。
 ナイトが慌てて救援に来るも、モロニーがホップアップしたところにコナーズが空対空スピアーを突き刺して撃墜。身動きが取れないKUSHIDAにFull Clipを決めて3カウントを奪った。

 WAR DOGSの2人はベルトを男性器に見立てて振り回したり、尻を拭いたり、サーフボードに見立てながら踏みつけたりと凌辱の限りを尽くし大ブーイングを受けながら退場していった。

 モロニーは「俺たちは最高のジュニアタッグチャンピオンだ。このベルトを過去に持った男たち、タイガーマスク、モーターシティ・マシンガンズ、ヤングバックスなどいたが、俺たちほどじゃない。ここにいる俺たちはたった今、あらゆるものを破壊し、ベルトを持つ最高の男になったのだ!それがわからないヤツは誰であろうと叩きのめしてやる!」と咆哮。
 コナーズも「そうだ、わかるか?俺たちは本物。THAT'S A DOG FOR REAL」と呼応した。

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