「トリプルメインイベントの1つ目もあり得る」1・4東京ドーム大会でSANADAvs内藤哲也のIWGP世界ヘビー級王座戦が正式決定!メインイベント確約も内藤はトラウマ再発
10日、東京都・飛行船シアターにて新日本プロレスが来年1月4日に開催する『WRESTLE KINGDOM 18 in TOKYO DOME』についての記者会見を実施。SANADAvs内藤哲也のIWGP世界ヘビー級王座戦がメインイベントで行われることが正式決定した。
SANADAはL.I.Jのメンバーとして長年新日本で活躍してきたが、 “脱中堅”を掲げてL.I.Jを離脱し現在のJust 5 Guysに合流。NEW JAPAN CUP優勝&IWGP世界ヘビー級王座を戴冠を果たすなど飛躍を遂げた。
一方の内藤は今年のG1 CLIMAXを制覇し、紆余曲折の末に1・4東京ドーム大会でのIWGP世界ヘビー級王座挑戦権を獲得。2020年の東京ドームで自身が勝利したにも関わらず叶わなかった“ハポン”の大合唱を目標に掲げて王座奪取に燃えていた。
前夜の両国国技館大会にて、SANADAがEVILを下して王座防衛を果たしたことからSANADAvs内藤の対戦が決定。この日の記者会見の場で正式発表に至った。
SANADAは「東京ドームというよりはプロレス界ナンバーワンのイベントのメインに立てるチャンス。誰もが立てるところではないので、そういうところもすごくワクワクしております。あと、ここ近年の新日本プロレス、棚橋、オカダ、内藤……というありきたりなメンバーだったので、ここはSANADAがしっかり勝って、そのありきたりをぶっ壊したいと思っております」と意気込み。
一方、内藤は「俺が一番楽しみにしていたのは、試合順。今日てっきり、『2024年1月4日東京ドーム大会のメインイベントはIWGP世界ヘビー級王座戦、チャンピオンSANADAvsチャレンジャー内藤哲也です』って発表されると思ったんで、その点に関してはちょっと残念っすね」とかつてのトラウマからか会社へ皮肉。
さらにSANADAに対しては「タイトルマッチでちゃんと結果を出しているという点では素晴らしいチャンピオンなのかもしれない。でも、存在感に関してはあまり上がってないような気がします。毎日新日本プロレスを追いかけてるお客様ならまだしも、そうでないお客様に『今の新日本プロレスのチャンピオンって一体誰だと思いますか?』って聞いたときに、俺はぱっとSANADAって名前が出てこないような気がして。ちょっと今のSANADAには荷が重いのかなと俺は思ってます」と切り込んだ。
内藤の皮肉を受けた後にはスタッフが確認作業に奔走しており、質疑応答の途中にこの試合がメインイベントで行われることが正式発表。
しかし、会社不信に陥っている内藤は「この会社はね、ギリギリになっていきなり変えることもあり得るからね。『メインイベントです!』と言ったところで、『いや、ダブルメインイベントにします』『トリプルメインイベントにします』……トリプルメインイベントの1つ目がこのIWGP世界ヘビー級選手権試合かな~?『いや、メインイベントって言ったんだから間違いないでしょう?』って言いかねない会社ですからね。俺はギリギリまで信用しないですよ。なんせ、経験者ですから」と、さらに新日本経営陣に圧をかけた。
『WRESTLE KINGDOM 18 in TOKYO DOME』
日程:2024年1月4日(木)
開始:17:00
会場:東京都・東京ドーム
▼IWGP 世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者/Just 5 Guys】SANADA
vs
【挑戦者/L.I.J】内藤哲也
※SANADAは5度目の防衛戦。