タイチが飯塚高史から受け継いだアイアンフィンガーフロムヘルでオカダ・カズチカをKO!「冬の札幌、なんか起きんのお前ら楽しみにしてんだろ?」
6日、東京都・大田区総合体育館にて新日本プロレス『NEW YEAR DASH!!』が行われ、タイチが飯塚高史から受け継いだアイアンフィンガーフロムヘルでオカダ・カズチカをKOし反則負けを喫した。
この日のセミファイナルでは、オカダ・カズチカ&YOSHI-HASHI&ウィル・オスプレイ&ロビー・イーグルスvs鈴木みのる&ザック・セイバーJr.&タイチ&ランス・アーチャーという“CHAOSvs鈴木軍”の構図となる8人タッグマッチが実施。
試合は序盤にはオスプレイ&ロビーが息の合ったコンビネーションで攻め込んでいくが、鈴木軍はラフファイトで怯ませてから袋叩きにするという悪の連携で対抗。ロビーやYOSHI-HASHIが集中攻撃を受ける展開となるが、4日&5日の東京ドーム大会の激戦で消耗の激しいオカダは助けに行けず。
終盤にようやくオカダにタッチが回るが、攻撃のたびにガチガチにテーピングされた首をつらそうに押さえるオカダを見た鈴木軍はここぞとばかりに集団戦を挑み、CHAOSの面々も応戦してリング上は乱戦に。ここでタイチがオカダに急所蹴りからアイアンフィンガーフロムヘルを叩き込むと、これを見たレフェリーは試合を止めた。
試合後もタイチはオカダを痛めつけ、タイチ式ラストライドの体勢に入るが、ここで突如みのると因縁が生じた現IWGP US王者のジョン・モクスリーが入場曲に乗って乱入してくると、みのるがこれに応戦しリング上は大混乱。オカダは致命的な一撃を逃れた。
バックステージに戻ったタイチはアイアンフィンガーフロムヘルを撫でながら「冬の札幌、なんか起きんのお前ら楽しみにしてんだろ?から今日はコイツが勝手に動いたんじゃないか?」とニヤリ。
さらに「オカダ、俺は知ってんだよ。2日やった夜の中で誰よりもボロボロで疲れ出てんの。簡単に勝てそうだな!今のお前だったらな!絶好のチャンスだ。(IWGPヘビー級王座の)オカダにはリマッチ権あんだろ?それを俺が力づくで奪ってやる。そしたらその先見えてくる。それでどうだオカダ。悔しいだろ?俺みたいなザコにナメられて。相手してやるよボロボロのお前をな!」と無冠となったオカダに宣戦布告し、上機嫌に去っていった。