獣神サンダー・ライガーが東京ドームでラストマッチ!「天国にいる橋本真也に『俺もレスラー生活終わったよ』って言いたい」

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 5日、新日本プロレス『バンドリ!Presents WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム』が開催。第1試合では、『獣神サンダー・ライガー引退試合 獣神サンダー・ライガー&佐野直喜with藤原喜明vs高橋ヒロム&リュウ・リー』の試合が行われた。

 前日の4日には『獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク&藤波辰爾&ザ・グレート・サスケwith エル・サムライvs佐野直喜&田口隆祐&大谷晋二郎&高岩竜一with小林邦昭』の試合が行われ、ライガーと繋がりがあるレジェンドたちが集まりライガーを送り出した。
 この日はライガーが熱望した佐野とのタッグで、新日本ジュニアの未来であるヒロムとリーと対戦。

 ライガーはヒロムをロメロスペシャルで捕らえていくが、ヒロムはセコンドの藤原喜明に見せつけるように脇固めで絞り上げる。ライガーは掌底から垂直落下式ブレーンバスターで叩きつけ、佐野がリーをソバットで排除する。しかしリーがランニングニーで佐野を場外に出すと、ヒロムがライガーへ掌底からのTIME BOMBで叩きつけて3カウントを奪った。

 マイクを持ったライガーは「平成元年、この東京ドームでプロレスラー獣神サンダー・ライガーは生まれました。そして今日!この東京ドームで、プロレスラー、獣神サンダー・ライガーは、終わりました!31年間、応援、していただきまして、ありがとうございましたー!」と満員のお客さんに挨拶。

 バックステージに戻ったライガーは「僕が下した引退という決断は間違ってなかったなと思いますし、これからの新日本プロレスみんな大変だぞ~って思います。ヒロム選手が最後に『俺がこの新日本プロレスのジュニアをもっとデカくする』って耳元で言ってくれたので。もうあとは放送席から『スゲーッ!!』って言っときますよ(笑)。ファンの皆さまが『まだやれるじゃない!』『もったいない!』『辞めないで!』ってそういう声を発してくれた。それが僕にしてみれば100点満点の引退試合だったなと思います。それから、天国にいる橋本真也選手に『俺もレスラー生活終わったよ』って言いたいですね。色んなレスラーが僕の前にいてくれました。エディ・ゲレロ、マレンコ、ブライアン・ピルマン、ペガサス、そういった選手も祝福してくれてるんじゃないかと思います」とコメント。

 ライガーの引退セレモニーは東京ドームでは行われず、翌日の6日に大田区総合体育館にて行われる。

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