【会見全文】12・5リアルジャパンプロレスで我孫子市市議会議員の澤田敦士が2年ぶりのプロレス復帰!新間寿の挑発を受け「柔道着着てすげぇ試合してやる」と啖呵!
- 2019-11-29
- コラム, ニュース
- リアルジャパンプロレス
29日、都内某所にて12月5日に後楽園ホールで行われるリアルジャパンプロレス『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレス Vol.4』についての記者会見が行われた。
会見に登場したのは、新間寿会長、平井丈雅代表、タカ・クノウ、澤田敦士、スーパー・タイガー、間下隼人、LEONAの7名。
まずは平井代表より追加の対戦カードを含む全対戦カードが発表され、新間会長から挨拶が行われた。
新間「私はこの間、デストロイヤー選手の追善興行に行ってまいりましたけども、まあー、選手が50何人いた。なんでこんなに、観客より関係者のほうが多いんじゃないかという思いはしましたけど、デストロイヤーという選手。さっきタカさんと澤田選手と話しましたけども、中央大学の柔道部にいたときに私も力道山道場に私は入門しました。そこで一点集中主義でベンチプレスだけということで、3ヶ月それを続けたことで体型に変化をきたしてきた。力道山先生はそういう指導が非常にうまかった。デストロイヤーの第1戦というのは国技館だったかな武道館だったかな、私も記憶が薄れてきたんだけど、彼が登場したときには、力道山先生と相手側にキラー・コワルスキーがいて、リング上で紹介されたときに握手に行ったら、キラー・コワルスキーがそっぽを向いていきなりリング上でビンタをした。『えーっ!キラー・コワルスキーってやつすごい!』と。ユーコン・エリックの耳を削ぎ落としたというニードロップで有名な選手でしたから。
私は柔道部にいたものですから、よくプロレスの極め技をみんなでやり合いました。キーロックをやってみたり、コブラツイストをやったり、バックドロップをかけたり、それからフロントヘッドロックでスープレックスを投げたり。しかし、一番痛かった思いがある技は4の字固めでした。デストロイヤーの追善のためのリング上で、徳光さんも言っておりましたけども、あの非常に面白い番組でしたけど、多くの人に4の字固めを決め続けてきたっていう。私が異種格闘技戦を始めたのは、思いつきというか、6m40のなかで鍛えに鍛え上げた選手たちが命がけで戦うこのスポーツ、本当に多くの人に見て喜んでもらえることをしようと思い、私は新日本プロレスで19年勤め上げました。クーデターが起こって私は辞めざるをえなくなりましたけども、離れてみて一番凄かったと思うのは、アントニオ猪木というその人でした。
今、佐山タイガーが病気でもってリング上に登場することが出来ません。年とともに記憶は薄れ、ただ、ビデオ、CD、色んなものに私たちがやった記録が、記憶が入っている。それを見ると、ストロングスタイルプロレス実行委員、今、団体がいくつあるか。選手が何百人いるか。この間の馬場さんの遺族が追善興行したときに50数名の選手たちが駆けつけてきて、そういうときの選手は、本当に自分たちの思いできてくれたのかどうか。ただまあ、佐山サトルが出ない、ストロングスタイルプロレスというのは、この間やったところでは、やはりアントニオ猪木の闘魂というものを持ち続けた人たちがうちのリングで戦ってくれるというのは私にとって本当に喜ばしいことです。
今回、私が一番5日の試合で期待しているのは、タカ・クノウさんと澤田敦士さんの試合です。お互い柔道着を着てやりあうのか、それとも柔道vsプロレスで戦うのか。それは当人たちが決めることであって私が決めることではないので。でもこの試合だけはどうしても私は見たいなと。ルスカ猪木戦を見て、あの試合、異種格闘技戦でやったという喜びがあります。ルスカをプロレスに入れたがために、日本の柔道は山下先生が金メダルが取れた。ルスカがあのまんま甘茶ウアで持って柔道をやり続けてオリンピックに出ていたら、山下先生が本当に勝っていたかどうか。こういう柔道というのは日本古来の武道として本当に素晴らしい世界的な武道に発展しましたけども、この頃の柔道を見ていてもまったく面白くない!お互いに組合わないという。組合わない柔道なんてあるのかと。
やっぱりリアルジャパンでは、本当にファンが喜ぶような試合をしてもらいたい。藤田選手も、猪木選手の闘魂を受け継いだ選手。船木もそうだし、多くの人々がアントニオ猪木を目指してプロレスを続けてきてくれた。私の代わりに平井が生まれつつある。平井ちゃん、早く2世を作って、佐山タイガーにからかわれないように、日本の国のためにも跡継ぎを作ってください。プロレスというのは、あなたの力になってると思う。プロレスというのはどこに言っても話題になる。どっかの市役所に行ったって、名刺を出したときに『あ!新間さん!』っていって知ってくれてる人が未だにいる。殿堂入りをしてから、また新たに私にとっては努力すれば報われるんだということが、自分自身で自分が納得するだけのことを本当にやってきたんだなと。冥土に向かってあと何年かというところにきて、本当に偉大な喜びをファミリーは私に出してくれたなと。
今日、私は最後に言いたいことは、5日に出る選手たちにお願いしたいことは、この試合が例えば1000人、1500人、そういう人達の前でどういうふうに自分たちの試合を見てもらって、ファンが喜んでくれて、罵声を浴びせるのか、拍手を贈られるのか。罵声でも勲章ですよ!トランプ大統領はどこに行って大統領選に出るために勉強したかって、ジェシー・ベンチュラというWWFに参加した選手がいました。これは悪役でした。彼のところに行ってスピーチの練習、それから、マスコミの質問に対する返答やなんか、WWF、WWEで自分自身が経験したことを今、トランプ大統領は世界に発信している。
WWEというのは、プロレスというのは、世界各国のスポーツの番組の中では、視聴率から全てにおいてもナンバーワンなんです。プロレスというリングの中で、人々に自分の試合をやることが思い出に残るような試合をしていただきたい。こういう思いで私は5日の日に試合を見に参ります
続いて、関根“シュレック”秀樹とのシングル戦を控えたスーパー・タイガー、現王者・元王者らが集う6人タッグマッチに出場する間下隼人が登場し、それぞれ意気込みを語った。
間下隼人
「リアルジャパン、間下です。自分の希望とは違ったカードにはなってしまったんですけど、すごく意味のあるチャンスだと思っています。現チャンプ、元チャンプ、実力者の集合になっているので、そろそろ自分も目指す先をしっかり立てていかないとなと思っていたので、ここでバッチリ結果を残してですね、頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。ファンの皆さん、新間会長、佐山総監、平井代表、皆さんが喜んでくれるような試合をやりたいと思っていますので、よろしくお願いします」
スーパー・タイガー
「先日、会見で思いを話しましたが、まだマスコミさんに話していないことを。明日11月30日、プロレス団体ではないんですけど、プロレス+というイベントで、新木場1stRING、そこのメインイベントで日本を代表して海外に来年旅立つ黒潮“イケメン”二郎選手とメインイベントでシングルマッチで戦うことになりました。これは私にとってリアルジャパン、12月5日の前哨戦としてもすごく意味のある戦いだと思っています。今回シュレック選手は格闘技の選手。そこから上がってくるプロレス、私自身キャリアの方では勝っていますが、格闘技としてただ一辺倒な戦いをしては、関根選手には分が悪い部分があるので、黒潮“イケメン”二郎という選手を私自身しっかりと飲み込んで、その上でプロレスの部分でシュレック選手にしっかりと叩きつけたいと思っております。以上です」
続けて、先日のドラディションで1年3ヶ月ぶりに復帰を果たし、鈴木秀樹とのシングル戦が決まったLEONAが登場して試合への覚悟を語った。
LEONA「ドラディションのLEONAです。先日の25日、先月ですね、ドラディションで1年3ヶ月ぶりにリングに戻ってくることが出来ました。結果はやはり、プロのリング、非常に厳しいものでした。現在の自分のいる位置というものが自分の中で身にしみて感じたドラディションの2連戦だったと思います。そして自分の中でもう一度プロレスのリングの中で再スタートを切る中で、こうしてまたリアルジャパン、ストロングスタイルプロレスの中で自分の試合が組まれたということは、自分の中ですごい意義があることで、特別に感じるものもあります。
今回鈴木秀樹さんとのシングル。これまで同じ道場に通って練習をしたということはありますが、鈴木さんとはタイミングが、違うタイミングの入門ということもあり、リングの上で対戦という形で触れ合うことはこれまでありませんでした。鈴木選手のリングでの強さ、そしてレスリングに対する信念、そしてその日の僕に対する気持ち、そういったものを自分のファイトを通して正面から鈴木選手にぶつけたいと思います。当たり前のことを言葉にするかも知れませんが、痛み、感情、怒り、そして喜び、そういった感情をプロレスのリングで対戦相手にぶつける。
これが今自分に出来るファイトの最善であり、やらなくてはいけないことだと思います。もう一度真正面からプロレスに向かい合うこのタイミングにこの対戦カード。自分にとって意義のあるカードとして、当日は思い切りプロレスをしたいと思います。よろしくお願いします」
――鈴木選手はヨーロピアンレスリングを習得していてLEONA選手のバックボーンと近いものがあります。しかし、この試合は勝ち負けのカードではないと思われがちだと思います
「もちろん、キャリアであったり、鈴木選手が今まで獲得してきたタイトル、そういったことからも今あった言葉っていうのは、もしかしてファンの皆さんの観点からの正直な受け止め方なのかも知れません。
でも、先月27日、ドラディション大阪でライガーさんときっと最後になるかも知れない対戦をして、そのときに、そういう先輩であったり、自分よりもキャリアのある選手と向かい合うときに遠慮であったり、そういったものをするべきではないと。感情であったり、怒りであったり、気持ちであったり。もちろん技術もですけど、それをぶつけてこそプロレスだと。攻撃であったり言葉であったり、そういうもので自分自身も心に感じるものがありました。だからこそ、この多胎愛、もちろん自分は勝ちを放棄するとか、諦めるとかそういう気持ちを持たずに、本当に正面からプロレスのリングの上で勝負したいと思います」
そして、かつてIGFで活躍し、現在は我孫子市市議会議員2期目の当選を決め、2年ぶりのプロレスラー復帰を果たすこととなった澤田敦士が登場。タカ・クノウとともに試合への思いを語った。
澤田敦士
「プロレス界の皆様、お久しぶりでございます。澤田敦士でございます。この2年間で2年ぶりの試合ということになります。平井さんに、いつですかね。この間。電話しまして、選挙も終わって、おかげさまで当選できた。そこで『平井さん、私の席を佐山先生のところで作ってください』と話をしたら、二つ返事で平井社長は『分かりました!』と言っていただきました。そこで組んでいただいた試合でございます。
プロレス、2年ぶりということで、今の自分というのが未知なところはありますが、とにかくプロレスに帰ってきたということを皆さんにご報告したいなと。そして私を見ていただければ。プロレスを通じて世間に発信できるように、プロレスが世間にしっかりと板につくようにですね、そういった意味で私はまたプロレスに戻ることが出来ました。それに関しては感謝をしています。とにかく頑張るとしか言えません。頑張ります。またプロレス界の皆さん、よろしくお願いします」
タカ・クノウ
「まず、澤田先生、2期目の当選おめでとうございます。澤田選手は2年ぶりの試合ということで心配なことがあるんですけど一つは、事前のコメントにも挙げたように、ファイターとして勢いの合った選手ですから、そこが錆びついていないかどうかという。どうせ当たるんであればバチバチやりたいっていう気持ちはすごくあるので、そこがまず心配な部分ですね。僕は本気で行きますんで、もし怪我をされた場合、それ以降の公務に差し支えがあって、私が公務執行妨害として挙げられないかってことがちょっと心配ですけども、そうなるような激しい試合をしたいと思っています」
――沢田選手、この2年間のブランクの中でプロレス界への復帰は心にありましたか?また試合に向けたコンディションはいかがですか
「コンディションに関してはね、我孫子市で子どもたちに柔道を教えたり、柔道の普及をしていますので、そういっためんでは。そりゃあねえ、IGFがあったときとはクエスチョンマークがありますけど、自分がやってきたことは大丈夫だろうと。そもそもねえ、やる前から負けること考える馬鹿はいませんからね!とにかく試合に出るってことはそういうことですよ。しっかりと、大丈夫だから出るってことです。
まあ、プロレスは引退したわけじゃないですから、そこは皆さんのご想像におまかせしますので、そこはとやかく言うことじゃないと思います」
――試合の際には道着を着用して行うのでしょうか
沢田「今ココで言うことじゃないのかなと、僕はそう思います」
(新間が横槍を入れる)
新間「自分で出るんだったら、レスラーで出るのかさ、2年間のブランクがあるんだったら、タカさんだって柔道着着て出てんだから、『柔道着着て俺もやってやる』って気持ちにならないのか」
沢田「それはその……今ここで言うことじゃないのかなと……」
新間「言えばいいじゃない」
澤田「……じゃあ」
新間「『猪木ルスカ戦以上の試合やってみます』くらい言えないのか」
澤田「それは言えます」
新間「言ってみればいいじゃない」
澤田「柔道家として私は柔道で日本一の経験もしています。タカ選手が柔道着を着てるんで、だったらそこでやってやろうじゃねえかと。柔道着着てくるよ。いま新間会長からもそういうお言葉ありましたから、そこは腹くくってやりますよ。腹くくって、いい試合なんてする気はありません。すげえ試合してやりますから見ててください」
平井「決まりました。澤田敦士選手も柔道着を着て試合をするということになりました」
タカ「……私が脱ぐかも知れないじゃないですか。どうなるか分かんないですよ?(笑)」
澤田「迷わず行けよ、行けば分かるさ。とにかくね、マスコミの皆さんにはね、見ていただければ。そしてプロレスの試合に出ることもそうですけど、我孫子市の名前を上げることも目的の一つですから。よろしくお願いします!」
タカ「もう全て、リングの上で見ていただければ」
『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレス Vol.4』
日程:2019年12月5日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
関本大介/間下隼人/岩崎孝樹
アレクサンダー大塚(AO/DC)/崔領二(ランズエンド)/将軍岡本(フリー)
▼シングルマッチ 30分1本勝負
タカ・クノウ(フリー)
vs
澤田敦士(フリー)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
日高郁人(ZERO1)/大文字崇(ランズエンド)
梶トマト(2AW)/伊香保京介(ランズエンド)
▼シングルマッチ 30分1本勝負
スーパー・タイガー
vs
関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)
▼メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負
【第14代レジェンド王者】藤田和之(はぐれIGFインターナショナル)
vs
【挑戦者】船木誠勝(フリー)
※試合順は後日発表