PANCRASE310の前日計量で石井逸人が「瀧澤選手の意識を飛ばしてケージを降ります」と勝利に自信!八田の試合はキャッチウエイト戦に
11月9日正午、都内新宿区において、『PANCRASE 310』(11月10日・新木場スタジオコースト)の前日計量が行われた。
メインカードでは、セミファイナルの曹竜也(闘心)が計量をパス出来なかった。ストロー級52.2㎏契約のところ、最終計量でも53.5kg。ただし、ルール上の試合可能許容範囲5パウンド以内で、対戦相手の八田亮が試合を受諾したため、キャッチウエイトとして試合を行うこととなった。
そのほかの選手は無事にパスした。
▼第1試合 ミドル級 3分3R
中村勇太(T-Rex Jiu-Jitsu Academy/83.4kg)
VS
一慶(フリー/83.4kg)
中村「リベンジ」
一慶「練習でやった事を一つでも多く出します」
▼第2試合 フライ級 5分3R
中村龍之(Lotus世田谷/56.85kg)
VS
杉山廣平(SPLASH/56.8kg)
中村「差を付けて返り討ちにします」
杉山「リベンジです、連敗中の中村選手にもベストを尽くしてもらって、僕がフィニッシュします」
▼第3試合 ライト級 5分3R
岸本泰昭(総合格闘技道場コブラ会/70.65kg)
VS
松岡嵩志(パンクラスイズム横浜/70.1kg)
岸本「自分らしい厳しい試合して勝ちます」
松岡「KO」
▼第4試合 フェザー級 5分3R
田中半蔵(FUN’S/66.1kg)
VS
コンバ王子(HMC Japan/65.65kg)
田中「しっかり勝って復活します」
コンバ王子「田中選手は、僕が格闘技始めた頃から見ていて闘いたかった選手なので、倒して他のランカーにアピールします」
▼第5試合 ストロー級 5分3R
井島裕彰(GUTSMAN/52.5kg)
VS
アダム・アントリン(AMERICAN KICKBOXING ACADEMY/Antdawgs MMA/52.05kg)
井島「心と身体をしっかり作って来ました。日本の団体に育ててもらった意地を見せます」
アントリン「2020年TOKYOオリンピックの年にチャンピオンになるのが夢だから、明日は勝つよ」
▼第6試合 バンタム級 5分3R
大橋悠一(P’sLAB大泉/61.45kg)
VS
ユ・スヨン(BON Jiu-Jitsu Academy/60.95kg)
大橋「怪我もなく、コンディションはとても良いです。いつもは試合前にかぜを引いてしまったりするんですけど、今回はそういうこともなく、いい感じに調整できました。
相手の試合はいくつか見ました。寝技も打撃もできますし、強い相手を連れて来てくれたなという感じで、燃えています。今日、初めて向き合ったんですけど、いい筋肉してるなあっていう感じでした。でも、圧力とかオーラみたいなものは特に感じなかったです。
相手の映像を見る中で、得意な形っていうのを見つけました。特に2つ得意な形があるようなので、そこからエスケープする練習をして来ましたね。あとは、自分の得意なところ、動けるように練習して来ました。
NBTのあと、前回の試合(今年5月、ディションバイ・バキトベック戦)だけで、今年はまだ1試合しかしてなくて。いい勝ち方はできたんですけど、早く終わっちゃった(1R41秒、TKO勝ち)ので、見に来てくれた人に「早いよ!」って言われちゃって(笑)。今回は、しっかり3R闘って、完全に勝って、この1年かけて強くなって来たという実感を感じたいです。そして、このままの調子を崩さずに、慢心せず来年に向けて頑張って行きます。20代最後の試合、最高の形で締めくくります!」
ユ・スヨン「練習の成果を見せます」
▼第7試合 アトム級 5分3R
沙弥子(リバーサルジム横浜グランドスラム/47.6kg)
VS
ホン・イェリン(DK GYM/47.2kg)
沙弥子「試合間隔がかなり空きましたが体がきっと覚えてるし、仲間と自分を信じてパンクラスを楽しんで最後は勝ちたいです」
ホン・イェリン「準備して来た事を出し切ります」
▼第8試合 セミファイナル キャッチウェイト 5分3R
八田 亮(ストライプル オハナ/52.45kg)
VS
曹 竜也(闘心/53.5kg)
※曹が体重オーバーのため、ストロー級戦からキャッチウェイトに変更。
八田「ALL GRAPPLING、一本勝ち以外は勝ちじゃない」
▼第9試合 メインイベント バンタム級 5分3R
瀧澤謙太(EX FIGHT/60.85kg)
VS
石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A/61.3kg)
瀧澤「秒殺」
石井「瀧澤選手の意識を飛ばしてケージを降ります」
(写真・文/佐佐木 澪)