内藤哲也がG1 CLIMAX制覇の飯伏幸太へ「焦った方がいいぜ」と苦言!
4日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『Road to DESTRUCTION』が行われ、内藤哲也が今大会に出場しなかったG1 CLIMAX覇者・飯伏幸太へ苦言を呈した。
この日は、9月22日の神戸ワールド記念ホール大会でIWGPインターコンチネンタル王座をかけてジェイ・ホワイトと闘うことが決まっている王者・内藤が“L.I.JvsBULLET CLUB”の構図で前哨戦を行った。
内藤哲也&EVIL&BUSHIvsジェイ・ホワイト&バッドラック・ファレ&外道の6人タッグマッチで行われたこの試合は、試合開始直後から場外乱闘となる荒れ模様から始まり、ファレが圧倒的なパワー、外道が巧みなインサイドワーク、ジェイが笑顔でいたぶる残忍なファイトでBUSHIを集中攻撃する展開となるも、なんとか内藤に繋いでジェイトの対面を作り出す。
内藤とジェイは互いにフィニッシャークラスの大技を封じ合いながら互角の攻防を展開し、最後はリング上で全員入り乱れた混戦の中でEVILが外道からScorpion Deathlockでタップを奪う。
試合後にジェイとのにらみ合いを展開した内藤は、けだるげにバックステージに戻ると「ジェイ・ホワイトの実力はまあ間違いないだろうね。偶然でG1 CLIMAX優勝決定戦まで進めるほど甘いリーグ戦じゃないから。彼の望み通りインターコンチネンタル王座戦も決まったわけですよ。日にちも決まったわけですよ。ということは、そこまでの前哨戦、楽しもうぜ?そしてシングルマッチ、9月22日、神戸ワールド記念ホール。楽しみなのは分かるけど、そこはトランキーロ!あっせんなよ!」とジェイにメッセージ。
そして内藤は「あれ?G1 CLIMAXの優勝者って一体誰だったっけ?あれ~誰だったっけなあ?今日居ないよね?これが彼の意向なのか新日本プロレスの意向なのか、どっちかはわからないけどさあ、こんなのんびり休んでるようだとこの流れの早い新日本プロレス、せっかくのジャンプ台を踏んだにもかかわらず忘れられちまうぜ?彼もインターコンチネンタル王座とIWGPヘビー級王座のダブルタイトルを狙ってるわけでしょ?だったら……彼にはノ・トランキーロ!焦った方が良いぜ?カブローン!」と、この日の大会に出場しなかった飯伏幸太へ現インターコンチネンタル王者として厳しい言葉を投げかけた。