G1 CLIMAX選外のYOSHI-HASHIが開幕戦第0試合でのG1出場権争奪バトルロイヤルを提案!
17日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『KIZUNA ROAD 2019』が行われた。
メインイベントでは、オカダ・カズチカ率いるCHAOSと鈴木みのる率いる鈴木軍が10人タッグのイリミネーションマッチで対決。
前日のG1 CLIMAX出場選手発表を受け、選外であった鈴木みのるはこの日も大荒れ。オカダがロープブレイクしてもヒールホールドを外さず、あまつさえレフリーに暴行を働いたとして一番に失格となってしまう。
そしてNEVER無差別級戦線で火花を散らす石井智宏とタイチが互いを意識してバチバチとぶつかり合い、さらに今月25日の仙台大会でザック・セイバーJr.の持つブリティッシュヘビー級王座に挑戦することが決まっているYOSHI-HASHIも気を吐いた。
大暴れするランス・アーチャーがオカダ、YOH、SHOと落としていき、石井がランスを落とすもののタイチが急襲し脱落。CHAOS軍で残り1人となったYOSHI-HASHIは残るタイチとザック相手に孤軍奮闘し、タイチをサポートするセコンドのDOUKIともども蹴散らしてOTTRで失格に追い込むと、ザックと真っ向から対峙。変形コブラツイストで絡みつくザックを力技でエプロンまで落とすとザックのスリーパーホールドをチンクラッシャーで切り返し、得意の逆水平チョップで場外に叩き落として死闘を制した。
マイクを取ったYOSHI-HASHIは「おい!ザック・セイバーJr.!お前がオイ!試合前、俺のことをすげぇおちょくってくるだろ。そんだけお前がオイ、次のタイトルマッチ、余裕で勝てる自信があるとすれば!お前の!G1 CLIMAXの!エントリーも!一緒にかけて戦え!」とザックになんのメリットもない条件を突き付けてザックを挑発。怒って殴りかかってくるザックをラリアットでKOし、YOSHI-HASHIはザックのブリティッシュヘビー級王座のベルトを掲げて余裕を見せつけた。
バックステージへ戻ったYOSHI-HASHIは、ザックから王座とともにG1 CLIMAXの出場権を奪い取る決意を語るも、「俺が思うに、今回選考から漏れた人いるでしょ?仮に俺が勝って俺だけ出たらその人達は不満でしょ?俺が仙台でもしアイツに勝ってアイツの出場権をいただくとしたら、今度のダラスでのG1 CLIMAXの開幕戦、第1試合前のバトルロイヤルで決めたら良いんじゃない?不満ある人が出て。俺はそう思うけどね。どうだろうか」と提案し、呆気にとられる報道陣を尻目に涼しい顔で去っていった。