【試合詳細】5・6 アイスリボン道場マッチ 尾崎妹加&テキーラ沙弥vsつくし&ジュリア 藤本つかさ&星いぶきvs星ハム子&バニー及川  雪妃真矢vs藤田あかね 弓李vs鈴季すず

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『アイスリボン959」
日程:2019年5月6日(月・祝)
開始:14:00
会場:アイスリボン道場
観衆:106人(満員)

▼シングルマッチ 10分1本勝負
○弓李
7分50秒 フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド
●鈴季すず

▼シングルマッチ10分1本勝負
△雪妃真矢
時間切れ引き分け
△藤田あかね

▼絆トーナメント一回戦 時間無制限1本勝負
藤本つかさ/○星いぶき
15分14秒 ダイビングボディプレス→片エビ固め
星ハム子/●バニー及川
※これにより5月18日道場マッチにて 藤本つかさ&星いぶきvs弓李&ミヤティコ戦が決定

▼絆トーナメント一回戦 時間無制限1本勝負
尾崎妹加(フリー)/○テキーラ沙弥
10分38秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラ
●つくし/ジュリア
※これにより5月18日道場マッチにて 尾崎妹加&テキーラ沙弥vs柊くるみ&Yappy決定

絆トーナメントで藤本&いぶき、妹加&沙弥が一回戦突破!迷いを捨てたあかねが三冠女王・雪妃とシングル戦でフルタイムドロー!

第1試合


横浜プロレスまつり明け、令和初の道場マッチは弓李vsすずのシングル初対決からスタート。レフェリー世羅の、ややすず寄りのレフェリングを牽制しつつ、序盤戦は弓李がいつもの強制開脚&前屈攻撃や口や鼻を塞ぐゆさぶり攻撃へ。すっかりペースを持って行かれたすずだが、ドロップキックの連打を皮切りに、スピーディな丸め込みの連続攻撃で反撃に出る。しかし弓李の独特の間合い、試合ペースを崩すことはできず、最後はジャーマンを狙ってバックに回ったすずだが、これを切り返した弓李がライトニングスパイラルからフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドを決め快勝した。 試合後、すずは「結果は負けてしまったんですけど、弓李さんのいろんな関節技の入り方とか、フィッシャーマンとか、すごく勉強になったので、今日は試合してくれてありがとうございました。そして世羅さん!絆トーナメント、頑張って優勝しましょうね!」と会場後方にいる世羅とトーナメントへ気合を入れた。

弓李は「すずは会うたびに弓李さんは顔が小さいですね~とか言ってくれて、すごいありがてえなあって思ってます。今日はありがたさと若さをいただいた気がします。絆トーナメントは不安しかないですけど、どなたかミヤティコさんの情報が分かる方、教えて頂けたらありがたいです。」とまだ見ぬミヤティコへの不安を語った。

第2試合


精神的な迷いも晴れ、再スタートを切ったあかね。その第1戦の相手は三冠女王の雪妃。あかねが調子を戻したことで、この2人の攻防ならではのどつき合いが随所で見られる激しい一戦となった。よけることなく相手のチョップを胸を張って受け合う意地の張り合いが会場を沸かせ、終盤、パワーで畳み掛けようとするあかねに、カウンターの蹴りに出る雪妃。両者一歩も退かないまま、あっという間の10分タイムアップとなった。

試合後、あかねは「ユキとは半年ぶりぐらいのシングルだったんですけど、やっぱり10分じゃ足りないね。今日勝ったら、何かしらのベルトに挑戦しようと思っていたんですけど、絆トーナメントが始まったので、自分は朝陽といっしょに頂点に勝つことだけを考えていきたいと思います。この辺の(と周りを見回して)薄っぺらい友情とは違うんで、頑張ります!」と前向きに語り、雪妃は「10分短い!っていうのは私たち散々わかってたはずですね。今さらながら。でも10分のダメージじゃないですね、今日は。元気になったあかねさんと戦ってみて、とても興味が沸きました。またやりたいあかねさんと。(あかねに)絆トーナメント終わった暁には選び放題ですよ(とベルトを示す)。18日が雪と墨…(名前を付けたうの)彼女のセンスはわからないですけど、この黄色いベルト(=トライアングルリボン)、うのと戦うことが決まっています。絆トーナメントという名前がついているだけに、皆さん、絆を作って臨む、そしてそれを築き上げるトーナメントだと思うんですよ。私とうのの間には多大な不安が残る。やっぱりベルトを持っている以上、勝ちを譲るわけにはいかないので、タッグしながらもタッグパートナーとも戦うつもりでいます。」と語った。

第3試合


タイトル保持経験選手とタイトル獲得未経験選手がタッグを組んでの10チーム参加トーナメント。1回戦第1試合は実の母親のハム子に強烈なエルボーを見舞い、幼い頃から慕う藤本とのタッグを選んだいぶき。チーム名は『Heaven Star』。そして練習生の頃、優しかったことを理由にハム子とタッグを組んだバニー。こちらのチーム名は『BRB(ボンレスバニー)』藤本vsハム子の同期対決、いぶきvsバニーの初対決、そしてハム子vsいぶきの親子げんかと、見どころの多い一戦が実現した。藤本&いぶきは序盤からバニーに集中攻撃を仕掛ける。バニーのフォローに回るハム子だが、対するいぶきの強烈なエルボーが襲い掛かる。意地でも倒れ【アイスリボン】5月6日「アイスリボン959」対戦カードないハム子は強引なラリアットでいぶきを吹き飛ばすが、そのいぶきを藤本がしっかりとフォロー。いぶきをうまくコントロールしながら試合を支配していく藤本の戦略のうまさが光る一戦となった。最後は藤本がハム子を場外でけん制する間に、粘るバニーをいぶきがダイビングボディプレスで沈めた。

試合後、バニーは「今日、初めて道場マッチで試合をさせていただきました。今までレフェリーとしてリングに立っていたので、風景が違う感じもしてたんですけど、実際、試合をさせていただくとそっちに集中しちゃうので、ゴングが鳴る前までの不思議な感覚はなかったですけど、ハムさんにいっぱいアシストしていただいたんですけど、最後のダイビングボディプレス返せませんでした。まだ練習足りないなって思いました。ただ横浜3連戦あって、3日間続いたのが自分にとって勉強になったなと思ったので、これからもまだ勝ちは遠いのかもしれないですけど、早く勝てるようにしたいと思います。」と語り、ハム子は「バニーが何もできないのはわかっているんですよ。だから私が頑張らなきゃ1人でも頑張らなきゃって思いました。バニーとの絆はまだまだかもしれないんですけど、後輩を引っ張らなきゃっていう、私、最年長でキャリアも長いんですけど、やる気を思い出させてくれたっていうか、もう負けちゃって次はないんですけど、これからの試合に活かしていきたいなって思いました。今日、一番負けたくないクソ…クソガキって言おうとしたんですけど、この悔しさをどこかで晴らしたいと思います。」と語った。
そのあとに出て来たいぶきは「プロレスって本当に楽しいし、幸せだーっ!」と絶叫。「今日で10連戦目、ラストだったんですけど、いつも以上にプロレスが楽しいし、幸せに思った時間でした。星ハム子、見たかーっ!お前の前で勝ってやったぞーっ!11日、(シングルマッチで)お前に勝って北海道(の自主興行)やらせるからな!覚えとけ!」と打倒、ハム子を誓い「つっかさんとは3、4歳からつっかさんといるので、絆は深いと思います。なので優勝したらディズニーランドに行くぞーっ!」と叫ぶが「いいよ、でもいつでもいけるから(優勝したら)他の願い事叶えてあげるよ。何か違うの考えといて。」と藤本がフォローした。

第4試合


1回戦第2試合では沙弥vsジュリアのバーニングロー対決が実現した。ジュリア&つくしはチーム名の『スパンキーズ』どおり、ビックブーツ、エルボーを打ち込む激しい乱打戦で勝負を仕掛ける。ゲリラ戦のような2人の波状攻撃に苦しんだ妹加&沙弥の『Let’s モリモリ!』だが、令和に入ってから負け知らずの沙弥の勢いが『スパンキーズ』を徐々に切り崩していく。そして沙弥が「私が引っ張る」と宣言したように、妹加を巧みにリード。スロースターターの妹加のパワーをいいタイミングで引き出し、試合の流れを掴んでいく。最後も沙弥がジュリアのビックブーツをつくしに同士討ちさせ、そのタイミングを逃さずにグラン・マエストロ・デ・テキーラでつくしをピンフォール。1回戦をきっちりと突破した。

つくしは「顔が痛い…なんかこの怒りはジュリアさんに対してじゃなくて、自分に怒ってます。嬉しかったんです、いっしょに組みしょうって言ってくれたの。今日もし勝って優勝できたら、リボンタッグのベルトに挑戦したいなって思ったぐらい、自分はジュリアさんに対して強い気持ちがあったからこそ、今日、負けた自分が不甲斐ないなと。こんなこと、思ったことないんですよ、いつも。なんか友情とか絆とか、21年間、友だちがいなかったから、よくわからなかったんですよ。今からでも遅くないと思うので、絆と友情の築き方を自分なりに現わしていきたいし、トイレに行くときも、お風呂に入る時も寝るときもいっしょにいたら、もっともっと絆は深まると思うので、自分はジュリアさんのストーカーをします。」と宣言。これに対してジュリアは「ごめん。(顔)痛いですよね。かかと入りましたよね。でもストーカーはストレスなんでやめてもらっていいですか?自分もつくしさんのこと、大好きなんですよ。本当につくしさんとは絆はあると思います。怒らないでくれて良かったなっていうのが一番の気持ちです。沙弥さんはタッグ頑張ってください。私はシングルを獲りにいきます。そしてここでタイトルマッチしましょう。」と語った。
また『Let’s モリモリ!』は「沙弥さんが勝ってくれました~!宣言通り、引っ張ってもらっちゃって、先輩なのに不甲斐ないなって感じなんですけど、勝ちは勝ちですからね。これからも『Let’s モリモリ!』で決勝まで行って勝ち続けます。」(妹加)「『Let’s モリモリ!』ですよ!これからは私たちが『Let’s !』って言ったら、お客さんが『モリモリ!』って言ったら、きっと馴染んでくるよね。笑っている場合じゃないと思います。ジュリアとはタイトルマッチは決まっているので、これからもバチバチやりましょう!」と語った。

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