【試合結果】9・24 アイスリボン横浜ラジアントホール大会 藤本つかさ&希月あおいvs柊くるみ&つくし 朝陽vsジュリア 【トライアングルリボン】藤田あかねvs世羅りさvs趙雲子龍

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『アイスリボン横浜大会「横浜リボン2018・秋」』
日時:2018年9月24日(月・祝)
開始:12:00
会場:横浜・ラジアントホール
観衆:285人(満員)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○尾崎妹加(フリー)
8分54秒 ダイビングセントーン→片エビ固め
● テキーラ沙弥

▼シングルマッチ 15分1本勝負
●弓李
3分57秒 アイシクル・バック・トライアングル→ギブアップ
○雪妃真矢

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
星ハム子/宮城もち/○星いぶき
10分22秒 ハムロール
松本都/松屋うの/●トトロさつき

▼トライアングルリボン選手権試合 ハードコアリボン15分1本勝負
【王者】○藤田あかね
12分06秒 ラダー&チェア上へのみかんでポン→体固め
【挑戦者】●世羅りさ
※第27代王者初防衛に成功
※もう1人は【推薦者】趙雲子龍

▼シングルマッチ 20分1本勝負
●朝陽
12分59秒 蜘蛛の巣→ギブアップ
○ジュリア

▼タッグマッチ 20分1本勝負
藤本つかさ/●希月あおい(フリー)
19分06秒 ハルカゼ
柊くるみ/○つくし

希月あおいが引退前に思い出のタッグマッチ!トライアングルリボンはあかねが貫禄の防衛!藤本が母校・東北福祉大学でのプロレス授業を行うことが決定!

第1試合


 8月26日横浜文体で妹加を、9月1日『アイスリボン907』大会で弓李を下し、GEKOKU娘を連破した沙弥は2人に対して「もうGEKOKU娘は名乗らない方が良いんじゃないですかね?下剋上されちゃっているじゃないですか。GEKOKUされ娘?」とニヤリ。この挑発に怒りを露わにしたのが妹加だ。「こいつ!ちょっとむかつく!シングルで沙弥のことボコボコにしたいです!」と対戦を要求。シングルでの再戦が行われることになった。序盤は勢いに乗る沙弥がグランドでうまく妹加をコントロール。自分のペースを掴みかけたが、妹加がパワーで猛反撃。グラン・マエストロ・デ・テキーラを切り返し、沙弥の背中にラリアットを連発して振り降ろすと、ベアハッグ、アルゼンチンバックブリーカーで痛めつけ、最後はカウンターのラリアットからコーナー最上段からのダイビング・セントーンでカウント3。妹加が雪辱を果たした。

第2試合


 後輩に負けても特に悔しがることもなく、勝敗よりもプロレスをすることの楽しさを優先してるように見えた弓李に対して、藤本が指名する形で実現した雪妃とのシングル戦。序盤から弓李のペースはいつもと変わらない。途中、相手の口を手で抑えたり、グランドでじっくり攻め込んだりと、いつもの試合運びをみせる。ところが、一方の雪妃はそんな弓李に対してイライラを隠せない。終始、硬い表情で弓李に対すると、膝蹴りを強引な仕掛けで叩き込んでいく。さらに終盤は弓李の攻撃をことごとく切り返すと、最後はあえて弓李のフィールドであるグランドに持ち込み、腕を固めながら、弓李の動きをコントロールし、最後は完璧な形でアイシンクルバック・トライアングルへ。弓李の腕を絞め上げ、開始3分でギブアップを奪った。
 試合後、へたり込む弓李の前に妹加が仁王立ち。マイクを手にすると「きゅーさん、負けて楽しかったですか?私はすごい悔しかった。パートナーのきゅーさんが得意技の関節技で負けて。きゅーさんとタッグを組んでいるのはすごい楽しいし、これからも続けていきたいです。でも、GEKOKU娘っていう名前を掲げている以上、弱いままだと、沙弥みたいに他の後輩からも馬鹿にされるし、今日、私、悔しかったから第1試合勝ったんです!(弓李が拍手。会場、どよめく)でも、きゅーさんはいつもみたいに、最近、負けても試合、楽しかったって言っているみたいじゃないですか。そんなんじゃ、私、きゅーさんについていけないです。先輩なんだから、もっと私のこと引っ張ってくださいよ!かっこいい先輩でいてください!きゅーさんが闘志を燃やすまで、タッグは組めないかもしれないです。」と涙ながらに語った。

第3試合


 文体以来、初めて同じコーナーに立ったらぶりーぶっちゃーず。この日はいぶきを従えてのトリオで試合に臨んだ。親子トリオは都、うのの変則的な動き、さらにトトロのパワーにリズムを乱されながらも10月8日後楽園大会での防衛戦を控えたらぶっちゃがコンビネーションを要所要所で決め、試合の主導権はしっかりとキープ。最後はもち、ハム子の連続ハムロールがトトロに決まり、2人に続けてハムロールを決めたいぶきがトトロから初フォール勝ちを奪取した。
 そして試合後、そんないぶきの元に藤本がニコニコしながら歩み寄った。「そうかいぶきが勝ったか。大きい相手に勝ったね。(トトロより)もっと大きい相手に勝ちたくない?」といぶきに問いかける。「勝ちたいです!」と即答したいぶきに「10月8日、アイスリボン後楽園ホール大会で星いぶき対アジャ・コング!」ととんでもないカードを発表した。口あんぐりのいぶきと発狂したようにリング上でパニックを起こすハム子。しかし、それでも最後にいぶきは「アジャ・コングにも星いぶきが勝つぞーっ!」と力強くアピールした。

第4試合


 9月15日『アイスリボン908』大会で久々に行われた世羅vsあかねのシングル戦は、両選手がバットとボールを持ち込み、2人ならではの攻防を展開。試合は世羅の勝利に終わったが、試合後、あかねが「ハードコア・ルールなら勝てた。」と世羅とのハードコアでの再戦を示唆。これを了承した世羅が再戦の条件としてトライアングル王座を賭けることをあかねに申し出た。残る1枠には元トライアングル王者であり、ハードコアマッチにも長けている趙雲が入った。タイトル戦は、あかねがバット、レゴブロック、(風呂に浮かべるおもちゃの)あひる、世羅がラダー、そして趙雲が中華鍋と棍棒を持って入場。それぞれが凶器アイテムを振り回すあかねのタイトル戦らしいリング内外を戦場にした激しい一戦が展開された。あかねを中華鍋でクッキングしようとした趙雲だが、これを自力で阻止したあかねは、ラダーの上に寝かせた世羅に趙雲を凶器代わりに叩きつける。さらにイスを重ねた上に世羅をみかんでポン。予告通り、世羅からの初フォール勝ちであかねが王座初防衛を果たした。

<試合後コメント>
藤田あかね
「一回目の防衛戦から結構ハードだったと思いますが、昔よく練習を見てもらってた趙雲さんとハードコアの天敵である世羅さんから勝てたことに自信を持ってどんどん防衛戦を重ねて行きたいと思ってます。(世羅からフォールを取った)と言うことは、爆女に挑戦?…しないといけないですよね!こっちが勝手に決めるもんじゃないからアレですけど。爆女も取って二冠になりたいと思います。(今後の防衛戦は)どんどんハードにしていきたいですね。昔のトラウマを甦らせるイガグリとかを使ったりしながら。ハードコアじゃなくてデスマッチっていくまでやってっていいかなと思ってるので、そこまではずっと(ベルトを)持ち続けたいと思います。」

趙雲子龍
「スペシャルメニュー、藤田あかねのオイスター炒め。残念ながらお客さんに提供することは出来ませんでした。次また機会があったら今度は試合が始まる前からしっかり叩いて叩いて叩いて、熟成してからリングの上でクッキングしてやります。そのときは皆さん、一列に並んで美味しい配給を待っててください。再会(サイチェン)!」

世羅りさ
「負けた~!(背中の)テーピングにレゴが残り、めっちゃ痛かった。二冠になる気満々だったんですけど、ちょっと用意が足りなかったかなと思います。趙雲さんとあかねって決まった時点で自分のハードコアといったらなんだろうと思って、ラダーを持って行きましたけど、最終的にあかねのモノを全て使った感じだったので、ちょっと今度は自分で色々用意してまた挑戦させてもらいたいなと思いました。で、何だっけ?爆女?挑戦したいとか言ってますけど、あかねとはシングルで色々やりたいので、一人で挑戦してくるっていうなら考えてもいいかなって思ってます。」

第5試合


 8月26日横浜文体で初勝利を飾ったジュリアに対して、未だ自力勝利のない朝陽の感情が、早くも爆発した。「(ジュリアが勝ったのは)6人タッグじゃん。自分だけの力じゃないじゃん。ジュリアさんには負けてねえから、マジで。」と朝陽が切り出せば、ジュリアも「負けは負けなんだよ。あんたは負けてんの。1回も勝ってないの。(文体の時に)あんたがチェンジに行ったんだろ?本当に勝ちたかったら、なんであそこでチェンジに行くんだよ。」と応戦する。終始、バチバチムードの2人に、選手会長の雪妃がシングルマッチを提案。今回の横浜リボンでの一戦が決定した。しかも試合順はセミファイナル。まだ新人枠にある2人のシングル戦だけに、これは大抜擢だ。2人の戦いは試合前から荒れ模様を呈した。
 この日から入場テーマが新しくなることを再三、アピールしてきた朝陽。ところが、この入場曲がかかる前に、先に入場してきたジュリアは花道の奥でスタンバイしている朝陽を急襲。そのまま花道からリングに引き上げてしまった。楽しみにしていた入場曲を阻止された朝陽は精神的なダメージもあり、ジュリアの手荒な猛攻を浴び涙を浮かべる。序盤は一方的なジュリアのペースとなったが、エプロンでの攻防を切り返した朝陽が怒りの表情でジュリアに向かっていった。ジュリアの肘を踏みつけると、ジュリアの手首をねじりながらアームブリーカーを決めていく。さらに張り手、エルボーの応酬からジュリアを丸め込み、クイックフォールを連続して決めていく朝陽。今度は朝陽が有利に立ったが、ジュリアも負けていない。強烈なビックブーツからSTF、さらに朝陽をサイドに抱え上げてスピンを効かせてサイドバスターの形で叩きつける。まさにこの2人ならではの感情むき出しの攻防が展開されたが、最後はジュリアが朝陽をグランドに誘い、前回、スタンディングでトトロに決めた蜘蛛の巣を、グランドで仕掛けていった。首と腕を絞め上げる強烈な複合技に、遂に朝陽がギブアップ。ジュリアが朝陽を下し、シングルでも初勝利をモノにした。そして、この日、結果的に朝陽の入場曲が会場に流れることはなかった。

第6試合


 10月7日に新宿FACEで引退興行を行うあおいにとっては、今回がアイスのビックマッチ最後の参戦。そして、そのあおい本人の希望によって実現したのが、このタッグマッチだ。あおいがアイス所属だった頃に、ICE王座を賭けて対戦したことのある3人をチョイス。藤本とはこの日の会場であるラジアントホールでタイトル戦を行った。あおいにとって思い出深い一戦でもあるICE初戴冠のときの対戦相手がくるみだった。またつくしとは王者、挑戦者の立場を入れ替えてタイトル戦を行い、2人でリボンタッグ王者になったこともある。あおいにとって思い入れの強いメンバーが揃った一戦は、くるみ&つくしのタッグが復活した、このタイミングだからこそ、実現できた一戦でもある。入場から涙を浮かべていたあおいだが、試合ではあおいワールド全開!藤本に“青春ピラミッド”をやらせない、いつもの攻防もあれば、くるみ、つくしに対して細かいテクニックを仕掛けていったり、シビアな展開もあれば、観る者を楽しませる展開もあり、対戦相手のくるみ、つくしはもちろん、パートナーの藤本も、そのあおいワールドにどっぷり浸りながら、その中で自分の個性を出していく。終盤あたりでは、あまりにハチャメチャなあおいのムーブに3選手から「疲れた…。」「もういや!」といった心の声が言葉に出ていたが、それでも最後まで選手、セコンド、観客があおいワールドを満喫した。最後はそのあおいとつくしの攻防となり、丸め込みの応酬の中、つくしがハルカゼを決めてカウント3を奪取。試合に終止符を打った。そして試合後、最初にマイクを手にしたのもつくし。

つくし「あおいさん、こうやってアイスリボンのビッグマッチでおはようございますって挨拶出来るのも、試合が出来るのも最後だと思うと凄く淋しいです。あおいさんにたくさん練習を見ていただいて、たくさん叱っていただいて、たくさん褒めていただいて、たくさん相談ものっていただきました。何も恩返しが出来ないままって思ってたけど、今日あおいさんに勝てたことが恩返しだと思います。アイスリボンのビッグマッチでのラストに対戦相手として選んでくださって本当にありがとうございました。あおいさん、大好きです!」
くるみ「あおいさんと初めて会った日が、自分がアイスリボンをまだお客さんとして観に行ってた時で、あおいさんと会って、プロレスやらない?ってあおいさんに(会場に)行くたびにずーっと言われてて、でも自分は、嫌だ、絶対やらない!って言ってたんですけど、でもこうやって自分が今デビューしてプロレスして、あおいさんと試合出来たのも、あおいさんが声をかけてくれたからだと思います。本当にありがとうございます。そして、つくしとのタッグで(あおいの)アイスリボン最後のビッグマッチ…本当に今まで組めてなかったけど、つくしとまた今日再スタートできて本当によかったと思います。ありがとうございました。自分たちはこの調子で10月8日の後楽園ホール大会、らぶりーぶっちゃーずの持つリボンタッグのベルトを絶対獲ります。あおいさんから勝ったからには自分たちがベルトを獲ってあおいさんに見せに行くので楽しみにしててください!」
あおい「2年9ヵ月前にアイスリボンを辞め、この横浜ラジアントが最後のアイスリボンで、つっかともここで防衛戦やったし、プロレスをハタチで1回休んで3年ぶりに復帰したときも、すぐこのラジアントで試合させてもらいました。勝手に辞めてった人間をここまで温かく迎えてくれるのはアイスリボンの空気だなって思うし、私がその頃いた選手がみんなアイスリボンの看板を一人一人が背負って頑張っているからこそ、誇りを持ってプロレスをやっているからこそ、私がフリーになっても繋がれていたのかなって思います。まだ今日がアイスのリングが最後じゃありません。29日、ほとんど全員掛けが待っていますので、その時にもっとやれることをやり、今日もやりきったけれども、全部を出し切ってプロレスに後悔なく、自分は引退をしようとしています。私のプロレス人生にアイスリボンがなかったら絶対にここまで来れてなかったので、アイスリボンには感謝の気持ちでいっぱいです。29日は感謝の気持ちと一人一人への思いを噛みしめてリングに立ちたいと思いますので、最後までよろしくお願いいたします。」
藤本「私がプロレス界に入った時に、あおいさんが欠場していた先輩で、試合も観たことがなくて、あの時凄く口うるさく返事をしなさい、礼儀はこうしなさいっていう風に言われて、最初は凄く嫌でした。口うるさい人で凄く怖かったです。私がプロレスを続けるって宣言したときに、プロレスを続けることを決めたならアイスリボンの恥にならないようにと言われたことを凄く覚えてるし、プロレスには楽しいことしかないのって言われたこともずっとずっと覚えてて、今私はそれを後輩たちに伝えています。あおいさんがいなかったら礼儀を覚えることもなかったし、ものを両手で渡すこともなかったし、本当にプロレス以外にこともたくさん教えてもらったので、感謝してます。最後私を隣に選んでくださって本当にありがとうございます。またアイスリボン遊びに来て下さいね。」
あおい「いつでも行きます!」
藤本「ありがとうございます。あおいさんの引退が10月7日、その次の日はアイスリボンの後楽園大会です。本来ならば私はICE×∞のチャンピオンだし、そこで防衛戦をやることを期待されているかもしれません。でも、私は後楽園でタイトルマッチは行いません。私には時間がない。なので、後楽園は好きな選手と好きなことを思いっきりやらせて欲しいです、新しいことをしたい。その相手は…(※リングサイドに目を向ける)世羅。(※世羅がリングに上がる)世羅とシングルマッチがしたい。私には時間がない。この意味が世羅は分かるよね?どうでしょう?」
世羅「そうですね。とても分かります。なので、シングルマッチ是非お願いします。そして、楽しみましょう私とのシングルマッチ。よろしくお願いします。」

 10月8日後楽園での藤本vs世羅のシングル戦が決定した。

エンディング


 エンディングでその中心に立ったのは8月26日文体でアイスリボンのスーパーバイザーに就任した豊田真奈美。

豊田「本当、プロレスって面白いですよね。スーパーバイザーとして、一発目のお仕事をしに来ました。みなさん女子プロレスを全盛期に戻したいですよね?(選手に向かって)やってくれるよね?(その反応にうなずいたあと)全盛期に相応しい会場を押さえてきました。来年9月14日横浜文化体育館。(今年)やったけど満員じゃないだろ。ここにいるお客さんが友達100人連れてきたら文体に入りきらない。100人必ず連れてきてください。そうしたら超満員で文体じゃ収まりきらないから、もっとデッカイところでする。その実績があればもっともっと大きい会場が出来ると思うので、皆さん必ず友達100人連れてきてください。女子プロレスを本当に盛り上げてください。よろしくお願いします。」

 早くも来年の横浜文体でのビックマッチが決定した!

<試合後コメント>
くるみ&つくし
つくし「あおいさん、アイスリボンビッグマッチラスト参戦で、対戦相手が自分でいいのかなって本当悩んだんですけども、あおいさんがそう言って下さって本当に恩返しが出来たなって、あおいさんにはお世話になりっぱなしだったので、アイスリボン退団してからも連絡取ったり相談のってもらったりして下さったので、勝てたことが本当に恩返しだと思います。」
くるみ「あんまりあおいさんが引退するって実感が沸いてなくて、試合決まった時も実感がないまま今日試合して、でも、試合終わった後に本当に引退しちゃうんだなって気持ちが出て来て、今日(自分は)最後だったので、あおいさんとの試合が。でも、めっちゃ楽しかったです。(つくしに)楽しかったよね?」
つくし「楽しかった!あんなウザいあおいさんに会えるのも最後かと思うと。」
くるみ「控え室でもね…。」
つくし「ウザいからね(笑)。でもまたアイスリボンに遊びに来てくれるって言ったので、それを楽しみに、ウチらがベルト巻いた姿も見せたいし。ベルト獲ってから、つくし、くるみの新しい物語がスタートすると思うので、ベルト姿をお見せできるように頑張りたいと思います。」

――1年ぶりにタッグを組んでみての感触は?
つくし「懐かしいなと思いました。自分これがしっくり来るなって。あおいさんが言って下さったからホール前に組めたと思うので、頑張らないとなって。連係もバッチリだったし。もっともっとクオリティを上げて行きたいなと思ってます。」
くるみ「なんか本当に久々だったんで、大丈夫かなって不安はちょっとあったんですけど、大丈夫だったんで、この調子でいけばベルト獲れると思うので。」

――チーム名のTHIS IS ICERIBBONも復活?
くるみ「復活はないですね。また違う名前で考えられたら…。ベルトを獲ったらにしますか。ベルトを獲ったらまた新しいタッグチーム名を発表したいと思います。」

<試合後コメント>
藤本つかさ&希月あおい
あおい「いや~アイスリボン楽しい、本当に楽しかった。リングに上がるだけで本当に楽しかったです。」
藤本「泣いてた人は誰ですかねぇ?」
あおい「(笑)。最初は自分が色々思うことがありすぎて、なんかそれが本当になくなってしまうんだって思うと淋しいし、でもこうやってつっかがいることはもちろん、つくし、くるみも頑張ってくれてるので、アイスリボンの未来は本当に明るいと思うし、プロレスは面白いことしかないから、面白いことをして、楽しいことをして、自分たちも楽しんで、もっとハッピーに頑張ってってください。」
藤本「本当その通りですね。あおいさんがウチの家に泊まりに来たり、いつ帰るのかな?と思いながらソファでずっと寝てたりとか、先輩を超えた存在になってくれたので、引退してからは是非お友達としてウチに入り浸ってください。」
あおい「もちろん、行きます!合い鍵とか勝手に作って(笑)。アイスリボン凄い楽しいし自分も引退したら観たいなって思いましたし、プロレスって楽しい。今が一番楽しい私。みんなまだまだ出来るから自分は後悔なく引退まで走れたらなって思ってますんで、最後までよろしくお願いします。青春…。」
二人「ピラミッド~!」
藤本「(試合では)出来なかった~!本当に出来なかった~!」
あおい「ありがとうございました~!(藤本は)青春終わってるので(笑)」
藤本「でもあおいさんが引退した次の日は後楽園大会なので、私たちはまずはそこに向けて動き出します。そして豊田さんが文体を取って来て…ちょっとスーパーバイザー最初から飛ばしすぎじゃないですかね。(世羅選手との試合は)ルールも当日発表にしたくて、私のやりたいこと、世羅としか出来ないことをやりたいって思ってます。謎に包まれた発言だったり、世羅とのシングルの意味合いとかも本当に謎だらけで申し訳ないのですが、でも私を信じて試合を観て頂けたらなと思います。」

――試合順はメイン?
藤本「メインはタッグのタイトルマッチですね。(自分と世羅の試合は)第一試合にします。(第一試合にすることも)意味があります。私の発言は全て意味があります。全て謎かけです。なので後楽園ホールに答え合わせをしに来て下さい。(私に時間がないという発言は)それはそのままの意味ですね。世羅は分かっているので、だからこそ受けてくれたんだと思うし、シングルを楽しみましょうっていうのも時間がないからっていう、そういうことです。これも謎かけです。」

――エンディングのリング上で後楽園では重大発表をすると言ったが
藤本「それも関係あります。後楽園で本当に重大発表をさせて頂きます。」

※試合後のインタビュー後、藤本が「今日発表したいことを忘れてました~!」と改めて報道陣を集めて会見を行った。

藤本「5月に仙台リボンを行った時に、夢を二つ掲げました。一つは東北福祉大学、私の母校で試合をすること、そしてもう一つは仙台サンプラザで試合をすること。その一つがなんと叶います!10月17日、私の母校である東北福祉大学で授業の一環としてアイスリボンの大会をさせて頂くことになりました。なので私がプロレスを通して学生たちに伝えるという形で授業プロレスですかね。それをやらせて頂きます。私の夢が一つ叶ったので、10月17日にお見せしたいと思います。また福祉大のご厚意でアイスリボンのファンの方を抽選20名ご招待します。応募方法だったりはメールで抽選という形にさせて頂きますので、追ってリリースさせて頂きます。リングを持ち込んで、福聚殿という凄い大きい体育館があって、私はここで入学式や卒業式をしました。東北福祉大学って(生徒が)何千人もいるので、何千人の前でプロレスをして、そしてスカウト活動もして行きたいと思います」

――授業プロレスとは?
藤本「試合を通して福祉大生に何かを伝えるという、それを授業の一環としてやらせて頂く形です。」

――今回の件はとんとん拍子に進んだのか?
藤本「前に朝活と言って、朝の6時から講演会の講師をさせてもらったことがあるんですよ。そこで東北福祉大学の副理事長と知り合いの方がいて、OGが頑張ってるからと紹介して頂いて、福祉大にコスチュームで挨拶に行って、そしたらもう、そこでとんとん拍子で、こんなに頑張ってるんだったら福祉大でやろうよと言ってくださって、実は私の弟も福祉大出身なんですけど、仲介してもらって実現に至りました。お出かけプロレスという形で行きたい。運動が福祉大って有名なんですね。ゴルフだったりとか野球だったりとか。金本選手も福祉大ですし、大魔神佐々木選手も福祉大ですので、スポーツが得意な学校なので、部活をやってる人たちは強制参加という形らしいんですよ。そこでプロレス教室をやろうと思ってます。」

――改めて授業プロレスに向けての抱負は
藤本「念願の東北福祉大学、私の母校で試合をすることが決まりました!プロレスをやっていると夢がどんどん叶っていくので、その姿を在校生にも見て欲しいし、夢を持って生きていこうっていう、そういうものを訴えかけて試合をしたいと思います!」

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